2017年05月19日

「月がきれい」#6

 この春アニメは実にオリジナルが強いですね。観ている11本中なんと5本がオリジナル。最近オリジナルの惨敗が続いていただけに、この快調ぶりは大変にうれしい。

 

 しかし三角関係かハーレムか、というぐらいに歪なラブコメが全盛の中にあって、一対一のしかも同い年の少年少女の淡い恋模様をこれだけさわやかに描いてしまうというのはなかなかです。

 結構イジイジとすれ違いを引っ張るのかと思いきや、案外あっさり付き合うことを決めて、でもなんとなく「どうしていいかわからない」という展開がかえって新鮮ですねえ。

 しかしここに来て「わたし、彼のこと好きになっちゃったかも」と親友から告白される展開に。ああ、昔そういう少女マンガよくあったなあ。友情と恋愛の板挟み。友情も大事、という気持ちはわかるんですが、お姉ちゃんが「いやいや、速攻で絶交でしょ!」と叫ぶ指摘の方が説得力ありありですね。友情のために彼氏あきらめる、なんて聞いたことないもんなあ。「あきらめるために告白する」って友人も、まあ気持ちはわからんではないけど、こじれるだけだから。第一、された方はどういう反応すればいいのよ(^^;

 そして少年の方は、出版社から一本釣りの連絡が。今時純文学志す真面目な少年を脅してラノベに引っ張り込もうとは悪い編集者やなあ。どうせ食えないなら純文学の方がよくないか。作家人口少ないし、若年世代でやってたら注目受けるし。
 本人はがっかりしてたけど、こういう黒い引き抜きがあるってことは脈ありって思っていい。逆に「才能ある」のね。ただ、純文学で即デビューできるかというと、やっぱいろいろ足りないんだろうなあ。「惜しい」から「いける」までどうやって持って行くか、結構悩むことも多いだろうけど、ガンバレと言いたくなりますよ。こういう文学少年、今でも結構いるんだろうから。
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2017年05月18日

「正解するカド」#6

 ワムって作り方が分かっても成功率0.01%なのか(^^; まあそれでもフリーエネルギーで温暖化どうすんの問題は放置されたままですが。



 品輪博士だけが作れる理由は、「知能は高いが精神構造は子供のままだから」って、釘宮さんキャラ、スベってるギャグじゃなくて伏線だったのか(^^; それはそれで新鮮だけど、なんか釘宮さんが気の毒だ。

 とはいえひとまずワムは捨て置かれ、今回のエビソードはカドの大お引越し計画が持ち上がるというエピソード。いやこれはスケールがでかくてよかった。こういう使い方だとCG表現が生きますよね。本当にギャグみたいにころがしながら狭山湖を目指すという展開には笑ったけど、大真面目に測量しながらゴロゴロと転がしていくと、妙に壮大な雰囲気が出てきてジーンとしてしまいました。謎の感動。

 まあこういうのこそは「SFは絵だ」というやつなんでしょうねえ。ランドスケープ的な景観の中を異次元立方体が転がっていく超現実的展開はSFならではの景色ですもん。河川敷で小学生が見上げてるとか、電車の中からサラリーマンがスマホで撮ってるとか、そういう印象的な絵作りがすばらしかったです。

 ある意味前半の山場としていい着地点だったんじゃないでしょうか。しかしこれで次回は総集編かあ……ちょっとさみしい。
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2017年05月17日

「リトルウィッチ・アカデミア」#19

 いろんなキャラ回を積み重ねてきて、いよいよ大本命ダイアナ回。ある意味で裏の主人公ですからね。



 この作品が面白いのは、あくまでライバルキャラが斬られ役ではなくて、作品世界的には一貫してライバルの方が光の当たる所にいるのですよね。ところがアッコの方が思いもかけないようなところから着々と経験値を積んでいき、気が付けば脅威となり得る存在感を獲得している。

 とはいえ、成績的にはまったく勝負にもならず、一般生徒からは自分の地位が脅かされていることは気付かれもしていない。しかし才能があるからこそ、アッコの直情的な異才に気付いてしまう。もちろん、それが自分には努力しても獲得できないものだということも。

 そこが軽蔑とも憎悪とも敬意ともつかない、微妙な距離感になっているということなのでしょうね。2クール続けてきた甲斐は確かにあって、そうしたアッコとダイアナの微妙な距離感はすごくよく感じるようになりました。非常にいいなと思うのは、この関係性が一方通行なのではなくて、アッコもまたダイアナに敬意と対抗心を感じていること。そして今回、ダイアナがルーナ・ノヴァを辞めると聞いて、後先考えずに引き止めに行ってしまうあたりが、いかにもアッコだなあと思います。特に勝算もないというのに。そして、アッコの直情的な行動は、予想もつかないような結果を産むけれど、なんだか変に予想外な形で事態が解決してしまう。

 とはいえそこは大詰め、ダイアナが抱えている「家柄」と「後継」という問題は突っ走ってなんとかなるようなものではなく、ひとまず以下次回と持越し。現段階ではどうやってこの難題をアッコが解決するのか、星は増えるのか。さっぱりわかりませんが、まあ次回はびっくりするようなことになるのだろうから、心して待ちましょうかね。
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2017年05月16日

「アトム・ザ・ビギニング」#4〜5

 うーん…… 土曜日はできれば一本止めたいのですが、どれもなかなか面白くて困っている状態。ただこれはどうかなあ。今のところ積極的に離脱するほどひどいわけでもないけど、どこか首をひねる要素があちこちにあるのも確か。



 そしてその原因は、本広克行と藤咲淳一というダメ脚本の役満のようなコンビの影がちらついているせい。佐藤竜雄の演出は手堅いので今の所なんとか見るに耐えないほどひどくはなっていませんが、あちこちで時限爆弾がカチコチ言ってる状態。

 たとえば、4話で散々あちこちに翻弄されるメモリーカードですが。こういう展開だと普通は主人公コンビの手元に偶然転がりこんで、思いがけない情報を得るヒントになったりしますよね。でもうどん屋台の店先に気付かれないまま放置されていて、落としたテロリストの片割れが回収してた。いや、じゃあ、ここにあった意味って何? 散々引っ張った展開が無意味だったって、素人の脚本じゃないんだから。

 しかもその片割れテロリストは5話でそのメモリカードのプログラムを使ってテロを実行してしまうわけで、メモリーカードが手元にあったことをまったく知らないまま巻き込まれる天馬&御茶ノ水コンビはいい面の皮、というか伏線がまったくかみ合っておらずお互いのサブエピソードが完全に無意味化している。

 藤咲淳一という人は、こういう初歩的な素人じみたミスをガンガン犯す人でして、なぜいまだにこんなに仕事に恵まれているのか理解に苦しむ。手がけた作品すべて意味不明な駄作と言っていいです。なぜかヒットしているのもありますが、意味がよくわかりません。

 そして今回一番雑というか、ひどい扱いを受けたのが堤茂斗子でしょうね。引っ越し依頼をしておきながら、ただ放置されて深夜まで待ちぼうけを食らった……って、そんないい加減な脚本あるか。ふつうならその待ってる間に何かを起こすのが鉄則でしょうに。師匠の押井守に罵倒されまくったというのも分かる。本当、なんでこんな人が脚本書いてるんだろう。

 もうしばらく様子見ますが、折り返し点過ぎてもあかんかったら止めるかもですね。
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2017年05月15日

「エロマンガ先生」#6

 めぐみんメイン回。この作品は女性キャラが「なんかウザそうだなあ」と思わせておいて、いい所を見せて好感度を上げる「落として上げる」作戦が結構うまいです。今回のめぐみんもそんな感じ。



 しかしそれにしてもこの展開のバカバカしさはインパクトあったなあ。「キモオタ小説」と言われた本屋に大量のラノベを買わされためぐみんでしたが、バカ正直に読んであっさりハマっているという。「全部パターン同じでないか」とか「文章スカスカや」とか「下半分真っ白」とか思わなかったんだろうか(^^;

 まあそのあたりはかわいいもんでしたが、紗霧のリクエストで目隠し両手拘束の末にようやく自室に招き入れることを許されるという展開のヤバさに笑いましたよ。うえっへっへっと二ヤつきながら素早くデッサンを進めるエロマンガ先生。藤田茜なかなか好演。師匠のあっちゃんも喜んでいることだろう。そのうちあっちゃんのエロマンガ先生モノマネとか見られそうな予感。

 一歩間違ったらドン引きになりそうな展開をカラッとバカバカしい笑いとして見せてくれるのはなかなか大したものです。まあ、原作はざっくりとしたアウトラインでしかないようなので、それを笑える絵面に仕立てたアニメスタッフが偉いということなのでしょうけどね。
 ポケットにパンツ入れたまま「脱がせてごめんなさい」とめぐみんに土下座する紗霧の絵面が面白すぎる。

 そして後半は山田エルフメインで、主人公の新刊の刊行を前倒しさせようとして、ムラマサ女史に遭遇してしまうエピソード。自分がツンデレキャラだとセリフ言った瞬間に気付くエルフが新しすぎる。普通、ツンデレキャラは無自覚だから面白いわけであって、まさか自覚させる展開が来るとは。

 そして主人公に無意味な対抗心を燃やすベストセラー作家ムラマサ。いや、ベストセラー作家が新人コンペにエントリーしたらあかんやろ(^^;
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2017年05月14日

「ひなこのーと」#6

 というわけであっさり文化祭エピソード終了。ひなこはいかにも大ポカをやりそうでハラハラしていたんですが、思いがけず熱演で大成功。ていうか、いくら私学の女子校で人気女優を顧問に抱えているほど芝居に力を入れているところだからといって、この大ステージはやりすぎ。ほとんど商業劇団レベルやで(^^;



 とはいえ、ゆーきちの眼に狂いはなかったというのはホッとするところではありまして。今回はさすがに結構ゆーきちの出番が多くてうれしい限り。ほとんど全キャラがボケまくる展開にあって、黒柳先生はほぼ唯一のシリアスキャラでして、クールすぎるところが逆に笑いどころかも、という極めて難しい役なんですが、ゆーきちも期待に応えて大熱演してくれていまして、大変にうれしいところです。冷静に考えれば9歳の子役なのに大女優、という絶対にあり得ないような役を声で作り出さなければならないわけで、役作りのむずかしさはひなこどころじゃなかったでしょう。

 ようやく芝居を終え「あーやれやれ」となっているひなこを「やはり私の眼に狂いはなかった」とクールにねぎらい、芸能界デビューを誘う玄人っぷり。いやどんなスーパー大人なんだか。カリスマなゆーきちというのがこんなにもハマるとは意外だし、音響監督さんの大英断には賛辞を送りたいですね。そりゃあゆーきちもびっくりしたことでしょう。メインの女子高生の誰かをやるつもりでオーディション受けたんだろうし。

 そして忘れ去られてしまっていた「劇団ひととせ」ここからスタートするのか。そこに顧問として黒柳先生が入ってくると。なるほど。ただひととせは貧乏アパートの小劇団だから、学校の演劇部みたいにお金はかけられないしどうするの? まあそこも含めて次回からの展開になるんでしょう。新章楽しみです。
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2017年05月13日

「サクラクエスト」#6

 今度は間野山が映画のロケ地に! これは詐欺に違いない!というのは「いろは」でしたが(^^;



 今回はちゃんとやるみたい。普通にスタッフも来て着々と撮り始めます。ただ、人情ものだったはずなのにゾンビの話になってるし…… いくら台本は変わるのが常識ったって変わりすぎやろ(^^;

 三池崇でもここまで即興で変えないと思うぞ。あと、普通は監督の気まぐれとかじゃなくて、現場の環境に合わせてコスト削減のために台本を変えるというのが多いですよね。三池さんの場合は。いまどきこんな風に「インスピレーション来ましたー」とか言う監督おるんかね。

 まあ最近は、地域振興を口実にカネを集めてパーッともっともらしい地味な人情劇撮って、2週間ぐらい申し訳程度に全国数館だけで上映して後は知らん、という感じのご当地映画多いですからねえ。たぶん映画が存在したこと自体、ロケ地の人しかしらない映画ってたぶんいっぱいある。そういう意味では、今回の映画ロケもなーんの反応もナシで終わる、というオチかと思ったんですが。しおりの浮かない顔が気がかり。え、次回へ引っ張るの?
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2017年05月12日

「有頂天家族2」#5

 弁天と二代目の直接対決! ということでなかなかに盛り上がったエピソードでした。



 旧シリーズでは最強の名をほしいままにした弁天でしたが、まさかこんなにもあっさりと転がされるとは意外でしたよ。でも二代目は弁天と結構キャラが被るカリスマ系ですから、この二人が対決、となるとこれはなんか起きるな!と身構えずにはいられない。

 旧シリーズでも恒例だった五山送り火エピソードだけに、ちょっと繰り返し色が強まるかなと心配していたんですが、どうしてどうして。

 今回は意外にも赤玉先生が大活躍。矢一郎と玉蘭の煮え切らぬ縁を煽って進展させるし、二代目にはなかなかの風格を見せつつ応対するし、二代目にあっけなく敗れた弁天には、プライドを傷つけないように慰めつつ奮起を促す。第一シーズンであの情けないアル中天狗だった赤玉先生がここまでいい所を見せるということ自体がうれしい誤算でしたね。

 しかし、およそ負けそうもない人が負けてしまったら、どのように再起を目指せばいいのやら。逆にいうと弁天様、ここからが見せ場とも言えます。ちょっと注目。これだけここまで存在感を見せまくっていた弁天をあっさり打ち負かす存在感と強大さを見せつけるのは結構難しいと思うのだけど、間島淳司さん、やっぱりベテランの味ですね。「これはゾンビ」の相川歩とかやってた頃思い出しますが。あれも少なくとも一作目は、コミカルなフリして結構決めるところは決めるなかなかカッコいいキャラだった印象があります。二期目は知らん(^^;
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2017年05月11日

「正解するカド」#5

 おいおい、これは日本の暴走だろうよ…… 国連安保理でなくても激怒するわ(^^;



 私のようなストルガツキー主義者にしてみれば「異質すぎる存在は観なかったことにして破壊」が正解だと思いますよ。『蟻塚の中のかぶと虫』でマクシム・カンメラーも言ってた。

蟻塚の中のかぶと虫 (1982年) (海外SFノヴェルズ) -
蟻塚の中のかぶと虫 (1982年) (海外SFノヴェルズ) -

 まあ野崎氏がストルガツキーを知らないはずはないので、承知の上で突き進むんだろうけど、実際にはカードを何枚持っているかの勝負になるから、実際にこうしたことが起きた場合は、もう一枚カードを切るはず。ワムを作れますよ〜というのはまさに予想外の驚愕の展開で、ドラマとしては大いに盛り上がる場面とは思うんだけど、実際にこういう外交交渉やったら炎上するから(^^;



 しかし結構中盤まで来ても、ザシュニナの目的がさっばりわからないのが気がかりですね。おそらくはワムをくまなく張り巡らせることで何かをしようとしているんだけど。そのあたりは、後半のポイントとなることでしょう。ワムを使うことで、異方に向けて人類社会の何かが流れ出ていくのだと予想。ただ、それがなんなのか最後までわかんなかったら、気持ち悪くていいなあ(^^;
posted by てんちょ at 00:21| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月10日

「リトルウィッチ・アカデミア」#18

 ひさびさにトリガーらしい悪ノリに満ちた怪作を見ましたよ。ロボットアニメって本来好きじゃないんですけど、これは結構拍手喝采だったなあ。



 アホらしいことこの上ない展開を大真面目に積み上げる情熱、これぞトリガー。もともとほとんどしゃべらずひたすらメカマニア少女だったコンスタンツェは結構好きなキャラでした。なんかスチームパンクなノリがいいではありませんか。

 今回はスチームバンクも超えてどこかバカっぽい痛快ロボットアニメの世界まで行ってしまいましたが。だがそれがいい。ロボットアニメのあざとさをわざわざ強調してみせることで独特のおかしみを出してみせるあたりが魅力なんだろうなあ。

 しかし本人が迷惑がっているのに「絶対に手伝う!」というアッコのハタ迷惑な情熱がいい方向に転がるというのがまたこの作品ならでは。確かに体力と根性だけは誰にも負けてない。しかし今回星は見つかると思ったんだけど…クロア先生の陰謀もいよいよ動き始めました。目が離せません。これはいよいよ。
posted by てんちょ at 03:46| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする