2017年07月17日

「ようこそ実力至上主義の教室へ」#1

 今期最後の新番組がこちら。なんか今期のハズレっぷりを象徴するような作品でしたなあ。担任教師がドヤ顔で「ようこそ実力至上主義の教室へ」と宣言してエンドタイトル、という演出のイタさに頭を抱えましたよ。



 へーえ。ふーんそうですか。授業態度が悪いと生活費が削られると。作者は若者搾取の社会への風刺のつもりなんだろうけど、そもそも高校に入ろうとするとき、そこの運営方針とか先に調べない? とことん秘密主義で隠してるんだとしたら、そんな学校警戒して誰も入らない。刑務所じゃあるまいし。入学後のホームルームで学校の運営方針のパンフが配られ、生徒がみんな「ほぉー」という顔をして聞いていたのにはびっくりしましたよ。いや、じゃあ君らなんのつもりでこの学校選んだのよ。

 生活費として月に10万円振り込まれます、全寮制で外に出てはいけません、でも成績が悪かったり生活態度が悪かったりしたら、その月の振り込みはゼロになります。餓死してください、ちなみにその設定は最初の一か月内緒です、ってたとえ寓話としても、そんな雑な設定信じられるはずがない。

 要するにこれ、殺せんせーの出てこない「暗殺教室」ですね。あっちは似た設定でも非常によく考え抜かれてたということが痛感させられます。こんなもの誰が見るんだろう。ちょっと呆れる。もちろんみません。というわけで、今期の視聴作品は10本ほどになりそう。けっきょくそういうあたりで着地するのかな、またラインナップは改めてご紹介ということで。
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2017年07月16日

「ゲーマーズ!」#1

 あまり期待してなかったんですが、関西毎週木曜日もなんもなしの日々なので。でも意外な展開が待ってました。ちょっと意表突かれたかも。

 

 まあ、この手のオタク部活ものにはかなりウンザリしてたんで、まあダメもとのつもりでエアチェックしてみました。確かに作画はかなり雑。ああ、あまり期待できないなーと思いつつ見始めたわけですが。何の撮り得もないコミュ障の僕に学校のマドンナがお誘いをかけてきて夢のハーレム生活に! という展開になるかと思いきや。なんと主人公は「僕の趣味とは違います」とあっさり断ってしまう。

 あり得ないですよね普通。でも、ゲームをスポーツとしてとらえスポ根的な記録達成に執念を燃やすメンバーの姿を見て「あ、なんか違う」と主人公は引いてしまい、輪に入ることを拒絶してしまう。まあ、それはそれでわからないではない。オタクだからその方面には天才的なセンスがあり……というのともまた違う。あくまで我が道を行くタイプなのですね。

 しかし思いがけず袖にされたヒロインは納得いかず、クラス全員の見ている前で「告白か」と誤解させるような熱烈な勧誘の末にまたしても振られてしまう……って、なんか違うアニメになっとる(笑)泣きながら去っていくヒロインを平然と見送る主人公に、クラス全員の冷たい視線が……

 って、このアニメどうなってしまうんだか。まあひとまず次回も視聴は決定。これで作画がもうちょっと良ければねえ。でも、「このすば」みたいな低予算の味を狙っている可能性もあるので、そこは今後に期待。
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2017年07月15日

「RWBY」#1

 なんか向こうの人たちが、日本アニメの美少女バトルを徹底的に研究して作った、という触れ込みで割と評判がよかった作品。劇場で何回かやってましたね。テレビ放映ということで「じゃあ見てみるか」とチェックしたわけですが。



 実際に見た印象としては「ゲームのムービー画面を延々見ている印象」でしたよ。ちょっと単調だし、キャラクター造形はやっぱりチャラいアメコミ風。そこはまあ仕方ないわけで、文化が混ざり合って新しい何かが生まれていればいいわけですけどね。

 結論から言うと、そこまでのものはないです。ちょっと見ていてつらかった。結局どっちつかずだし、われわれが魅力を感じているのもキャラクターデザインよりはストーリー部分が実は大きいことを痛感しました。

 アクションシーンはそれなりによく研究されてて面白いけど、それだけではダメということですね。ちょっと期待していたので残念。
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2017年07月14日

「NEW GAME!!」#2

 いやー2期は見ないつもりだったんですけどねー今期はあまりにも死屍累々なので見ることになりそう。



 なんだかんだいって丁寧によくできてるし。キャラの作りこみもいい。まあ、そこにプラスアルファが特にないのが問題と言えば問題ではあるんですが。

 2期目はもうキャラが固まってしまっているので、さらにどう展開するかというのが見るポイントではあります。ちょっと厄介といえば厄介ですね。そのあたりは、まあ今後、注目ポイントではありますが。

 火曜日は結構いろいろあるから観れないだろうなと思ってたんですけどもねえ。この作品みたいに写実をちゃんとやるということだけでも結構きちんとしてないとできないんですね。しみじみと実感。なんか本当、プラスアルファがあるといいんだけど。
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2017年07月12日

「18if」#1

 スマホのパズルゲームが原作だそうですが、観たところ、ほとんど限りなくオリジナルに近いですね。あの90年代には伝説だったアニメ監督森本晃司の久々の監督作品。いや総監修なる妙な立ち位置。どうやらコンセプトだけ作って、各話演出に投げる形式らしい。でも結果として、かなり森本カラーの強い作品になってますね。



 なんかねえ。スタジオ4℃設立時には、なんかすごいことが始まる感があったなあ、となつかしく思い出してみたり。でもこの人、今回wikiで見返してみたら、時折思い出したように短編かPVを作るだけで、まとまった代表作といえるものがないんですわ。それなのに、作る作品がなぜかいつも海外で賞取って大ウケするので、忘れられることなく今日まで来てしまった感じみたい。

 ある意味、今回の作品でも、超省エネなタッチしかしてないようなのに、しっかり存在感だけは見せていってる。ズルいや。そういう人なんですねつまり。まあ、それでも無個性化した他の深夜アニメに比べればめちゃくちゃアクが強くて個性的で、これぞ深夜という感じ、しかも5分とか10分とかじゃなくてしっかり30分。ある意味パズル原作という設定をうまく利用している感じですね。

 いっぱい何かを語ろうとしすぎて沈没する作品が多い中にあって、ここまで何も語らない作品もある意味珍しいといえば珍しい。もちろん視聴決定です。ディスクはさほど売れないんだろうけど、また海外でバカ売れして賞なんか取って、箔がつくんだろうねえ。

 それも仕方ない、そういう人なんだってことで。ストーリーも画面デザインも演出も、実にスタイリッシュで個性的。あれ、各話演出に投げてるはずなのに……そこが森本晃司ならではか。
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2017年07月11日

「プリンセス・プリンシパル」#1

 なんと久々に真下テイスト、ガンアクションの系譜を受け継ぐ作品の登場です。キャラクターデザインがあまりにも軽かったんで、さほど期待はしていなかったんですが、なかなか本格派のスパイ活劇で、少なくとも第1話は合格点と言っていいんじゃないでしょうか。



 ロンドンが東西に分割されたパラレルワールドで、王党派と民主派が争う、という構図はなかなかいいですね。そしてスチームパンクなガジェットが満載で、反重力装置が開発されているというアンバランスな世界が面白い。

 大人たちは普通にシリアスなキャラクターデザインなのに、主役の少女たちはいかにも幼女ないでたちというのは少々違和感が強い。おそらくは悲壮感を出すためなんでしょうが、やや冒険しすぎな気がしないでもない。

 ただ、お気楽な正義の味方ではなくて、嘘に固められた非情なスパイの世界を、ハードボイルドタッチで描くという心意気は大いに支持します。これでキャラクターデザインがもっとシリアスだったら言うことなかったんだけどなあ。ただ、このいたいけな少女たちが「嘘よ、嘘よ」と言いながら平然と保護対象者を射殺してしまう展開のシリアスさは大変に良かった。たいていそういうところで甘さが出てしまうものなので、あくまで非情を貫く思い切りの良さは大変すばらしい。

 SFとミステリ・アクションの配分比率もすばらしいし、保険という思いがけない粋なオチも見事でした。とりあえず今期のディスク保存はこれになるかな。ひとまず失速しないことを祈りつつ。なんといってもこれオリジナルなんですから。
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2017年07月10日

「サクラクエスト」#14

 新番組ラッシュが続いていますが、その一方で今期は2クール作品もそれなりにありまして。まあ、だから次々コケても大丈夫といえば大丈夫ではあるんですが。



 というわけでOPも一新。新クールに入ったんだなあと改めて実感します。そして新クールはなんと国王たちの夏休み風景から。いきなりそれかい、という気もしますが、実家で別の田舎を見ることで、地域起こしへの思いを新たに、というところですかね。しかし国王の実家、これどこだろう。茨城?

 そして妹が聞き覚えのある声だなあと思ってたら、あやっぺだった(笑)あいかわらず中学生ぐらいの声は余裕で行けますね。

 そして間野山の方では今はやりの民泊プランを検討する動きが……って、その「安産」軍団なに? という衝撃のエンディング。ずいぶん妙なところでバッサリ行きましたね(^^;
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2017年07月09日

「メイドインアビス」#1

 原作はゲームだとばかり思ってましたけど、なんとアニメとは。なんかなかむらたかし風の個性ゴリゴリのキャラクターデザインはどうかな。まあ慣れたらいいんですが、今後次第かな。



 古くて新しい、底なしの穴に吸い寄せられた冒険者たちという設定は確かに王道でいい。ちょっとゲーム臭いですが、冒険者そのものではなく、その子供世代というあたりがミソですかね。なんとなく宮崎駿っぽいものも感じましたが、これだけ違うキャラクターデザインだと別物として感じられるのはうまいかもしれない。

 いや、実際よーくみるとナウシカとラピュタを足して二で割ったっぽい。ロボットの少年はたぶんラピュタのロボットの役回りですが、ちゃんとしゃべれてでも記憶をなくしているというあたりがオリジナル。王道展開と新味をどう交えていくか、それはこの先次第なので、まあ様子見でしょうか。今期は本当に見るものがなくて困っていまして、金曜日はこれ以外何も残らなそうなので、とりあえず視聴決定。見続けられるといいですねえ。

 よく考えると宮崎駿の垂直世界論理をこの作品も継承しているのですよね。案外マネできそうで難しいのが宮崎イズムなのですがさて。健闘を祈ります。
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2017年07月07日

「ニジ★ステーション!!」Vol.7【ゲスト:堀江瞬・永塚拓馬】

 ニコ動は消えてしまいましたが、Youtubeだとまだ見られることを今更発見。



 なんかこれはこれでひとつの様式美を確立しつつあるなあ。あっちゃんの出る番組は、みんな話題作になるというのはなんかうれしい限り。「ドスケベ富豪オバさん」というのももはや流行語として定着した感すらありますし。

 お笑い好きの西明日香ガチ勢には、佐藤有世がロックオンされた模様で、今回は「もっと有世を売り出そう」という2人の意思を感じでなんかうれしかったですね。あっちゃんは本当に「これぞ」と思った自分以外の声優を積極的に売り出そうとするところがあって、実際それは効果を発揮してる。田丸氏とかゆーきちとか。

 実際、本当は佐藤さんは二人よりも先輩のはずなんだけど、いまいちはじけなかった感があって、ここで存在感を高めるのはいい作戦かもしれない。実際、メインを取る作品のひとつやふたつあってもいいし。ていうか、ダテコー監督は深川芹亜よりもこちらにキャスティングを振るべきだった。今からでも遅くないから、なんか検討してもいいと思う。

 ただ、度胸の良さが魅力だったはずの佐藤さんですけど、ここまでいきなり無茶振りされるとまだまだ慌ててしまうようで、そこは経験を積んでいってほしいところ。ただ、いろんな引き出しはあるようなので、結構面白い展開をしてくれそうと、実は期待してます。あっちゃんも最初からあそこまで突き抜けていたわけではなくて、そこは場数なのですよね。

 あっちゃんの「佐藤有世をニジスタのマスコットキャラにしよう」作戦は、なかなかうまいと思ったし、実際さすがに絵のセンスは見事。しいたけ目とか、ツボを心得た笑いのセンスもすばらしいです。本当に、とことん共演者を立てるのですよねこの人は。その結果、ここ数回わざわざ火傷役を買って出ているという。そこまでしなくても、と思うけれども、それをあえてするのがあっちゃんのいいところ。

 これを機会に佐藤さんの単独番組とかできるといいなあ。

 あ、後輩たちは完全台本でしたね。まあ仕方ないけど「こうやって台本を外していくんだよ」というのを身を持って教えてたあっちゃんは、本当に先輩の鑑だと思う。トークだけで食べていける技術をこうして伝授していけるならば、シグマセブンの宝となるはずだから。
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2017年07月06日

「アホガール」「徒然チルドレン」#1

 ひとつの枠を2作品で等分する。割と今後のありかたとしていい線かもしれません。分割不可まとめ売りの「MANPA」や「ウルトラスーパーアニメタイム」はエアチェック時に不便なので、こういう風に「お好きな方だけどうぞ」とやってもらえると、とてもありがたい。

 案の定、評価は正反対に別れました。まあどちらも15分で助かったという感じですが。
「アホガール」


 こっちは「まだ終わんないのか」と見ながらイライラしてしまった。15分が死ぬほど長く感じましたよ。いやだって、主人公がヒロインをひたすら殴り続けている番組だから、見ていてとてもイヤな気分になるし。確かにまあ図々しい子だなとは思うけど、ここまで本気でブン殴られるようなことはしていない。殴るシーンの作画が本気すぎて、ほとんどDVアニメになってしまってますよ。イラッとするから殴る、ってそれ、DV男の論理。殴られてもヒロインがケロっとしてるんなら、まだギャグアニメとして成立すると思うんだけど、深刻にダメージ受けてるよ! さすがにこれは引く。視聴しません。

「徒然チルドレン」


 「恋愛わんこそばアニメ」と評しているネットの書き込みに爆笑してしまった。まさにその通り。いろんなバリエーション、いろんな組み合わせのカップルコントを延々見せる展開なのですが、割とテンプレートを巧妙に外してくるので笑ってしまう。

 衝撃を受けたのが冒頭の高瀬×神田コンビで、校舎の隅に好きな子に呼び出されて「さあ告白だ」という展開。これだけ男の「うれしい」コメントが積み重なった後だと「あー別に好きな男がいて相談されたんだなー」と察していたら、さにあらず。雪の中、かれこれ10分結論を引きのばして待たされ、凍死しそうになるわ、挙げ句「好きな子いる?」と聞かれ「お前だ」と答えたら相手の告白を横取りする展開になるんじゃないかと悩むという、君らどうにも真面目すぎ。しかしこの展開は新しい。それで「好きな子がいるのかいないのか誰なのか」と延々もめた挙句、翌日に引き延ばして

「明日はちゃんと好きって言うから!」

 とサワヤカな別れのひとこと。これはさすがに吹きました。いや新しい、新しすぎる。というわけで視聴決定第一号はこの作品に。新しいな。あと、鬼畜生徒会長とヤンキー少女のシュールなキスコントも絶品。声優の演技と会話の応酬をうまく生かしているし、低予算でも楽しめる、なかなかの秀作となりそう。期待してます。あっちゃん出ないかなあ。
posted by てんちょ at 00:00| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする