2017年09月22日

「サクラクエスト」#25(終)

 うん、PAらしいラストだったと思う。苦いけど希望も感じさせる前向きな結末。



 やはり予想通り町おこしチームは離散するのだけど、それはそれぞれに新しい明日を目指した結果としての光景。こういう形での離散はアリだと思う。特に由乃はどうするんだろうと思っていたら、地域起こし請負人として、次の「地方」へ向かうことになるとは。ラストシーンを観た時に「ああ、こう来るのか」とちょっと驚いた。

 ラストの会長の横断幕とか、こっちが忘れてる話を思いがけないところで再登場させる展開は「うまいなあ」と思ったし、大抵の地域起こしってこういう風に特に何も劇的な解決は起こらないのですよね。そういう意味では、とことんリアリズム。

 ただ、実際のPAは、かなり大きな成果を挙げたわけだし、その経験を実際にドラマ化する方が面白かったかもしれない。萌えをネタに地域起こしをするときは、担当者だけが暴走して、周囲がポカーンとか、いろいろと面白い場面があったはずなので。

 今回アニメ化されたストーリーは、多くの地域起こしがそうであるだろうという、失敗と挫折の連続みたいな話。特にカタルシスとかない。むろん、地域を動かすむずかしさとか、結構映像にしにくい話をよくぞここまでじっくり書いたものだと思うし、見事というほかないのですけど、エンタメとしては、あまりにも鬱屈が強すぎた気も。もう少し、要所にカタルシスはあってもばちは当たらなかった気もします。

 ただ、誠実な展開は、それはそれでよかったです。まあ、売れないことは最初から仕方ないと思ってもらうしか。ただわたしは讃えたいと思います。本当、おつかれさまでした。まさに北陸の雄・PA、これからも期待しています。
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2017年09月21日

「徒然チルドレン」#12(終)

 静岡のSF大会で久々に再会したとき、韓国の朴さんが「割と好き」と言っておられましたね。確かに独特のさわやかなおかしみがあって大変に良かった。15分という尺もぴったりでしたしね。これ30分やったらダレてまうでしょ。



 そして最終回は、「球技大会」と「夏が始まる」という、キャスト総出演に近い長めのストーリーで最終回らしさを盛り上げてくれました。そして、最後まで見てみれば、このアニメ版の主人公は、千秋と香奈という夫婦漫才コンビが主人公だったんだなあとつくづく感じた幕切れでありましたね。結末は「ああ青春だなあ」という感じ。まさに。今までふざけたり茶化したりして肝心の瞬間をごまかしてきた千秋が、最後の最後に腹をくくって決めてくれました。ああ、こういうカタルシスもあるんだ、とちょっと驚き。

 この展開と、もう一組のすれ違いカップル、菅原&高野を同時並行で描くのもなかなかうまかった。それぞれの形で落ち着いたのも大変キレイな締めでしたしね。

 それはそうと、特にラブコメやらない元気少女・パティが最後のエピソードで異様な存在感発揮してたんはどういうことなんだろう。原作では彼女メインのエピソードもあるらしいけど。この子の相方になるのは誰だ。啓介? 2期あるといいなあ。
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2017年09月20日

「喫茶安元〜アナログゲームはじめました」#10(終)

 というわけで最終回。というか、本当にこの日早朝から深夜までかかって一気に撮ったのね。おつかれさまでした。時計の針が一周とか言ってるから、12時間以上かかったんやなあ。そりゃそうだ。プレイに時間のかかるゲームもありましたし。休憩とか入れたら、どんなに速く回しても1本1時間が精いっぱいでしょう。



 しかしこれ、最終回の予告もアップされんかったなあ。なんでこの3本だけアップされたのか謎。版権とかうるさいのかもしれないけど、海外のナンジャモンジャはOKだったわけだし。そして、今回最終回の題材は日本のゲームである「ラブレター」。本当何で? ですよね。

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 タイトルから予想する甘い内容とは大違いで、かなりの頭脳戦が強いられるゲーム。これほどの作品がラストに持ってこられるとはかなり過酷でありますね。

 「騎士」1点「道化」2点「僧侶」3点「魔術師」4点「将軍」5点「大臣」6点「姫」9点のカードを山から引いていくゲーム。「騎士」は誰か特定の人のカードを当てられたら、その人を退場させられる。「道化」は誰か特定の人のカードを見られる。「魔術師」のカードは特定の人の持ち札を捨てさせられるなど、ひとつひとつのカードに性能があり、常に2枚持って1枚を引いてアクションを起こす方式。山からカードがなくなったらその段階で残っている人が札を見せ合い、一番高い点のカードを持っている人の勝ち。

 2012年ボードゲーム大賞にも輝いて、「ラブクラフトレター(笑)」などアナザーバリエーションも多数生まれたヒットゲームらしいんですが、初見で見ていると、かなりややこしく混乱します。アマゾン評を見ていてものめりこむ人といまいち乗れない人がいるようで。ある程度やりこむと楽しいらしくて、そのへんの手管の見事さは、さすが安元さんたちではありましたね。

 もちろん1枚しかない「姫」を引いて最後まで守り通せば勝ちなんですが、今回見たプレイの場合、1ターン目にはなかなか出てこなかったり、2ターン目はいきなり出たりと、結構振れ幅が大きくて難しい。ちょっと上級者向けなのかも。

 しかし創作アナログゲームをほとんどやったことのない人間からすれば、これだけ楽しませてくれれば本当に満足ですよ。あっちゃんのナレーションも最高にクールでしたし。特に「姫」を守れるか、という2ターン目の緊迫感は見事で、お互いのブラフも含めた駆け引きを詳細に解説してくれるあっちゃんには感謝。もちろん台本がいいんでしょうけど、それがスッと頭に入るのは、あっちゃんのナレーションがうまいからで。いやはやプロですなあ。

 たぶん、サンテレビもここまでウケるとは思っていなかったはず。ぜひ2シーズン目も検討してほしいところ。他人がゲームをやるところを見るのがこれほどたのしいとは予想外でしたし。長時間のまとめ撮りに耐えたみなさん、本当におつかれさまでした! しかしあっちゃんはまとめ撮りやったんやろうか(^^;
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2017年09月19日

「Re:CREATORS」#22(終)

 やっぱり最後は後日談でしたね。結局、キャラを増やしすぎて交通整理ができなかった印象。一人いなかったことにされてる人もいるし。それにしてもタイトル回収のひねりのなさがひどすぎる。誰しも考えるオチだろうこれ。



 世評ほど主人公が元凶とは思いませんけど、でもいらないですよね、このキャラ。導入部にちょっと出てきて、あとはフェードアウトしていってもよかったぐらい。最初はまだよかったんですけどね。

 そして全体に、被造物たちよりも、クリエイターのおっさん・姉ちゃんたちの存在感が素晴らしく、そのおかげで最後まで観れた印象ですね。特に松原さんは中年の苦悩出しまくりで大変に良かった。本当、彼が主人公でよかったと思うんですよ。ものかきの大変さについて、いろいろ背負ってる感が一番出てたのは松原殿と駿河のねーちゃんだった気がする。

 逆に人間の側は青少年じゃなくて大人のプロをずらっと揃えた方が、被造物との落差が出て面白かったんじゃないだろうか。それを若い視聴者の共感を呼ぼうとして無理やり少年を主人公に据えたもんだからおかしなことになった。松原さんが言ってる通りまさに「プロはそんな甘いもんじゃない」のですよ。それで視聴者の総スカン食らってりゃあ世話はない。もしどうしても出したいのであれば、セツナと恋仲だったのに裏切ったとか、もっと大きな因果が必要であったでしょう。

 ところどころ面白い部分はあったし、アクションもなかなか良かっただけに、最後は延々説明大会になってしまったのが本当に残念。しかしオリジナル作品って本当にバクチなんですね。
posted by てんちょ at 00:56| 大阪 ☀| Comment(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月18日

「プリンセス・プリンシパル」#11

 なんと最後の最後で途方もなくこちらの予想を超えてきましたよ。しかしこういうじっくり見返したい回が台風情報だらけでカオスになってるのはなんとかしてほしい。



 とにかく誰と誰が入れ替わっているのか、誰が誰を騙しているのか、視聴者が分かっていると思っていた関係性を一気に突き崩すラスト。これはまさに最終回の責任重大。ただ、プリンセス暗殺指令とか言って「アンジェが代わりに犠牲」という安易なラストをあっさり飛び越えてきましたから、最終回、これは期待できるんじゃないかな。なにしろ王国の植民地兵が革命の狼煙をあげるというとんでもない大クライマックスを保障するヒキ。

 これは次週、離散したチームが再結集して活躍する展開になりそう。それで、たぶんもうひとひねり、誰かが誰かを騙してて、それが全体を締めるオチとなるはず。いやーこれはすごいすごすぎる。

 ただ惜しむらくは、本当に壁が崩壊して物語が終わってしまいそうだということ。まあ、ポスト冷戦の世界で、チームが再活躍する展開も期待したいところではありますが。ともかくも、まずは最終回にむけて期待とともに待機。今の所ストーリー上では完全にこちらの予想を超えてきてるので、大丈夫じゃないでしょうか。最終回はちせ殿の活劇みたいですねえ再び。
posted by てんちょ at 01:13| 大阪 ☁| Comment(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月17日

「メイド・イン・アビス」#11

 今週は音もすごかったけど、美術がすごい。ナナチのマリモかコケ玉のようなアジトとか裏の花畑とか、なんか「おお」とつぶやいてしまう迫力でした。



 なんか異形の生態系が、ナウシカの腐海を思わせて懐かしくも美しく感じましたよ。最近はありもののファンタジーが盛況だったので、こういう作りこまれた異世界ってちょっと少なくなってましたね。やはり、アニメならではの強みも発揮できるわけだし、もっと作られていい。

 しかしナレハテというのはそういうものでしたか…… 第六層の上昇負荷、精神ではなく物理的な人間性を喪失させるのか。こわすぎる。いつの間にか不定形の邪神みたいな姿になってまうとは。ひょっとして、ナナチの相棒のミーティって、リコのカーチャンの変わり果てた姿とか?

 残るはあと2回(3話)、本当に終わるんやろか。このペースだと、ナナチが仲間に加わるところで終わりかねえ。しかし後が気になって仕方ない。なんとか最後まで作品化してほしいものですが。原作はあとどれぐらい続くのかしら。
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2017年09月16日

「マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝」で西明日香出演!

 スマホゲームはやるつもりもないんですが、なんと「まどか」のゲーム版にあっちゃんが出演とのことで、これは一大事と報告だけ残しておく予定。



 純美雨(チュン・ユイメイ)なる中国少女だそうで。カンフーとかやってまう上に麻雀とかやるとか。ちなみに相方のあやっぺも出演してクッキング系魔法少女胡桃まなかだって…… クッキング系ってなんだ(^^;



 2人とも「まどか」出演はうれしい限りなんですが、なんか色物キャラですなあ。個人的にはスマホゲーってどうしてもなじめないので、ディスクで出してほしい。

 あと、「てさ部」のゲーム版も出る予定だったと思うんですが、あれ、どうなったんだろう…… まあダテコー監督が逃亡したから、ナシになったんやろうなあ。手打ちは済んだはずだから、出せばいいのに。
posted by てんちょ at 02:20| 大阪 ☁| Comment(2) | 西明日香 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月15日

「サクラクエスト」#24

 あーとうとう次回最終回か。国王はなんか達観してるので、たぶん残らなそう。



 ただ、なんとか合併を回避して、間野山の名を残す、町の人たちが自分たちで始めようという手ごたえを得る、というあたりで着地点ですかね。ちょっと地味だけど……

 なかなか盛り上がらないのはリアリズムでいいんだけど、物語としての起伏にも欠ける形になってしまったのはどうにも残念。そううまくはいかない、というのはわかるんだけど、それでも起伏はつけられたと思うのですよね。なんかドバッと一時的に客が来るけど潮が引くように人がいなくなる、とかいう事態は、日本中で実際に起こっていることなのだし。

 そういう失敗を繰り返す中で、だんだんコツをつかんでいくということなのだろうし、それがメリハリともなったはず。実際の地域起こしの大変さを肌身に感じすぎているがために、もっとリアルにもっとリアルにと寄せすぎた気はします。

 それでも実際に飽きずに見られたのは、メインの国王と臣下たちがかなり丁寧に作りこまれていたからでしょうね。ただ、作劇的なバランスはあまりよくなくて「?」と思う場面がしばしばありました。今回の祭りのシーンのあっさりぶりなんてまさにそうですよね。え、なんのためにここまで延々引っ張ったのよと。

 じいさんたちがドクのギブスつけて神輿かつぐとか、シュールすぎて、もうちょっと伏線張っておけば笑えたのに、ともったいなく感じましたよねえ。本当もったいない。
posted by てんちょ at 00:52| 大阪 ☁| Comment(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月14日

「Re:CREATORS」#21

 次回最終回だそうですよ。なんか泣かせにかかってんなあと思いつつ、しらじらとしてしまったのは、延々とキャラ三人の一人語りが続いたから。そういうのは、演出が破綻した状態ということでしょう。



 つまりきちんと「動画」として画面構築ができず、ポエムじみた説明セリフでなんとか雰囲気だけでも盛り上げようという方向に逃げざるを得なかったのは、いろいろなものを積み残して沈没してしまったから。なんか卒業式のエール交換みたいだなあと思いながら観てました。そしてこれ、相当にダレてる、というか退屈ですよ。

 アルタイルの人格が完全に変わってしまってるし、謎の百合エンド、誰が泣くんだろうこの唐突な展開に。

 設定はものすごく面白かったし、いいアイデアだと思ったんですよ。でも、広げすぎた風呂敷をタイムオーバーで畳めなかった印象。やっぱりまみかの唐突な死と葬式イベントの開催あたりから、視聴者と制作陣の意識のズレを感じざるを得ませんでした。いや、そういうものを描く作品だったの? と。

 みんな言ってますけど、おちゃらけた総集編が一番面白かったというのは、はっきり言ってヤバい。というか、この方向性にたぶん解決策があったと思うのに、番外編扱いで振り捨ててしまったのは誠にもったいない限りでした。潤さん演ずる外道クリエイターはなかなかのインパクトでいいテコ入れになり得たと思うのに、結局最後はただ立ってただけでしたね。せっかく潤さん怪演ぷりを見せてくれたのに。

 最終回、どうするんだか。「撤収」ムードがひしひしと感じるクライマックス。これが失敗作のオーラかぁ。本当に残念でならない。 
posted by てんちょ at 01:25| 大阪 ☁| Comment(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月13日

「喫茶安元〜アナログゲームはじめました」#9

 来週最終回だそうです。つまり全10回、1日で撮り切ったのか! なんでハンパなところでゲストが交代したんだろうかと思ったけど、スケジュール的に2人で分けるしかなかったのね。



 まあ、全10回だろうなとは思ったんですよ。サンテレビのページに載ってるゲームは全部で10本ですからね。しかし昨年に一日で一気に撮り切ったとはどこまで低予算なんだか。しかも製作委員会方式ってみんなどんだけカネないの! ゲームカフェ借りてやってるわけだからスタジオも借りてないし、ほぼお金はかかってないはずなんだけど。

 ただ、ここまで面白いとは本当に予想外だった。今回も安元さんの私物だそうです。「キャンディチェイサー」。こういうのをみると、この企画は安元さんの持ち込みで、乗ったのがサンテレビだけだったんだろうなあと思った次第。とはいえ、尻上がりに評判が高まっているので、第二期も期待できるのでは。

キャンディチェイサー.jpg

 これ、アマゾンでも売ってないし、ネットではほぼ完売状態。そういうものが「面白いぞ」と煽られるとかえって困る(^^;
 これで発売元が増刷とかしてくれるといいんですけどねー ふつう新規のカードゲームってどうしてもルールが複雑なんじゃないかと思ってしまうんですが、実はこのゲームものすごくシンプル。「スパイフォール」といい「ナンジャモンジャ」といい、安元さん好みのゲームってかなりシンプル系が多いですね。
 こうやってブログで説明すると、すごく簡単に説明できるので「おお簡単なんだ」と改めて実感できる。

 要は双六なんですが、自分のコマの色を知られたら負けというゲーム。だから、調子に乗って自分のコマだけ動かしていると察せられて負けてしまう。つまり適当に他人のコマも動かしつつ、気取られないようにしなければならない。サイコロはプラスマイナス1〜3マス。双六の盤は9マスしかないにもかかわらず、みんな言ったり来たりするので、なかなか上がれない。
 そして、ゴールにたどり着いてもまだ勝ちとはならない。そこでゲームはいったん締めとなりますが、皆で「密告タイム」。カードをやり取りして怪しいと思った相手に「あなたは〇色でしょう」と密告カードを突きつける。当たればその人の勝ちとなりますが、負ければその時点で負け確定。そして最終的に逃げ切れば、ゴールした人の勝ち。

 安元さんも言ってましたが、勝負はあくまで密告タイム。自分がゴールするよりもむしろ……という駆け引きが勝負どころとなるわけです。最後三マスの攻防はなかなか見応えがあり、頭脳戦を大いに楽しむことができました。

 このあたり、会話がめっきり減ってしまうので、あっちゃんのナレーションの勝負どころ。最後三マスを

「とってもデリケートゾーンなんです♥」

 とか、あっちゃん、わざと言うてるやろ(^^; 最後の最後まで来て、「好きなこと言わせてもらいます」感が出てきました。いやナレーションがそれでいいのか。

 そして最終回は「ラブレター」。えっそれどんなゲーム??
posted by てんちょ at 00:00| 大阪 ☀| Comment(0) | 西明日香 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする