2018年09月12日

「邪神ちゃんドロップキック」#10

 え、どうしたの思ってしまうほどの、ぺこら不幸回。たとえぺこらでも、こういう風に一方的に理不尽にやりこめられることはなかったんだけどなあ。そこがよかったのにこの作品。



 しかもぺこらがせっかく貯めた全財産を、転んだ拍子に募金サギの募金箱に投げこんでしまう、とか特にまったく面白くないんだけど。いや原作にあるのかもしれんけど、つまらなそうな作品は容赦なくスルーするのがこの作品のいいところだったのに。ゆりねがサギ師たちをボコるぐらいの改変はあってもよかった気がする。

 まあ、それでも、最後の改変はちょっと良かったかな。ガードマンとして後輩を守ってボコられるシーンは、原作はガチ凶器だったのにピコピコハンマーになってて、にもかかわらず重傷を負って病院にかつぎこまれたという。ギャグマンガなのにガチで血まみれになってたらシャレになんないので、こういう「本当は違うけどマイルドな形で見せる」という演出もあってもいいのかなと思います。

 あ、そういや今回は邪神ちゃんは特にひどい目には遭いませんでしたね。個人的には、遭ってくれた方が面白いんだけど。まあ次回最終回らしいんで、いろいろ派手にキメそうな予感。ちょっと楽しみ。
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2018年09月10日

「少女☆歌劇レヴュースタァライト」#9

バナナ、挫折回。うーんなんというか。



 あれだけ衝撃を与えたバナナ回があっさり撤回。いまさらここまでベタな形で「現実に帰れ」と言われてしまうとなんだかなあですよ。

 それよりもなによりも、バナナ役の声優さん、これだけの長ゼリフを言うと、茫然とするほどの下手ぶりを露呈してしまっている。いや、難しい芝居ということは認めるけれど、これはアカンでしょ。一番シリアスな緊迫感が求められる場面で、ここまでの棒って。

 まあ、全体にみんなあまりうまくはないけど、これはちょっとなあ。ステージ版の俳優にそのままやらせるというのは一見誠実に見えますが、なんか空回りしてしまったなあという印象。どうにも残念です。

 そしてえーと。ひょっとして全10話で最終回??
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2018年09月09日

「終物語 ひたぎランデブー・下」

 なんというかその、ガハラさんの愛嬌が感じられて、なかなかよい回ではなかったかと思います。特にこうやって本来の形に分割されてみればなおさら。OPEDがカットされてひとつながりにされてしまっていると、随分印象変わるなあ。



 無表情ですまして非道なことをしれっというのも、彼氏への甘えであり、そうやってギリギリの線で煽ってくるのもガハラさんらしいなあと思います。一見彼氏を尻に敷いているようでいて、メチャクチャ依存している、しかもすごく無表情に言うのであまり重さを感じない、という「プロだな」感の出た発言には、いろいろと圧倒されたものですよ。

 でもまあ、こういうリアルな女性が描ける人は信頼できるというか。西尾維新って、ものすごく空虚なキャラとかも平気で書く人なので、そのあたり頭の中どうなってるんだろうとは思いますけど。

 ただ、この回は前半でしれっと次回の前振り、それで本シリーズの最強キャラ・忍野扇が出てくるわけでありまして。バトルはしないけど最強感満点のこのキャラ、これはこれでやっぱ好きなんですよね。ガハラさんとはまったく違いますけど。筒先がブラブラした甘えんぼ袖というあざとい姿をしながらラスボス感あふれるふてぶてしさを見せてくれるという。言動は別に普通なのに、どこかしぐさが悪役っぽい、という演出もおもしろいところ。

 そしていよいよ次回から扇エビソードですね。おそらく初披露のOP・EDも期待したいところです。
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2018年09月08日

「天狼 Sirius the Jaeger」#9

いやもう、なんというか、涼子お嬢様の根性と悪運に乾杯! という感じでしょうか。もう涼子が主人公でいいよこれ。



 世界の命運を賭けて主人公たちが奔走している脇で、ひたすら自分の恋のために突っ走る恋愛バカお嬢様・涼子。しかも、それであさっての方向へ走ることなく、ちゃんと脱落せずについてきているのが立派というかなんというか。

 ふつう、こういうキャラは主人公陣営の足引っ張り要員として便利に使い倒されるものなんですが、涼子は普通に強いのでそれはナシ。ただ動機だけがおかしい強い系キャラという。こういうのは本当にあるようでなかった。ある意味、ストーリー的にはあまり新鮮味のないこの作品において、一番斬新なのがこの人かもしれない。だって世界が滅びるかもしれない時に、家も義務も放り出して恋に走る! しかも肝心の思い人は自分のことを恋愛対象と思っていないどころか、そもそも恋愛に関心がない!

 本当にもったいないですよ。涼子を中心に組み立てていれば、この作品、観た事もない斬新な作品に仕上がっただろうに。いや売れるかどうかは知らんけどね(^^; 

 ただ、ネットで涼子が大人気なのはわかる気がする。ここまで一直線のバカキャラは女性では珍しい。でも動機が恋とあってはあるかもねとある程度説得力が出てしまうのが面白いところです。今回も思わぬ形でユーリと急接近して「あっ、はっ、何しゃべればいいのっ、ユーリさん無反応!」とパニクってるお嬢様が痛々しくも微笑ましいというかなんというか。

 まあ、ユーリの場合は、恋愛よりも自分のことに必死すぎるだけで、別に他に思い人がいるわけではないので、案外ちゃっかり掴まえそうな気もしないでもないんだけど…… 涼子のことを見ているだけで、クライマックスに退屈はしなさそう。まあ、がんばってほしいです。

 というわけで、いよいよ対決モードの高まる次回へ。
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2018年09月06日

「プラネット・ウィズ」#9

 たいてい、こういう熱いアニメは「暑苦しい」としか感じない方なんだけど、これは本当に「おお! 熱い」と共感できる展開にちゃんとなってました。なかなかできることじゃない。ジャンプじみた空疎な体育会系バカじゃなくて、充分に痛みと苦悩を受け止めた上での決意が描かれていたからでしょうね。しかも「エヴァ」のように、ためにする苦悩でもない。そりゃあ、こんな立場に置かれたら誰だって辛い。そういう、ちゃんと共感できるものになっていて、なおかつ前向きな心意気を忘れない。そこがこのアニメの良さなんですよね。

 

 しかも完全な悪役はおらず、みんなそれぞれの立場が、納得のできるものであるという。今回は、いったん封印派が勝利してしまうけど、楽園の民によって主人公だけが守られ、最後の最後で逆転が起きる。でもそれも主人公補正なズルではなくて、主人公の呼びかけに呼応した人々が目覚めるという、よく考えられたものになっていました。こういう「ちゃんとしてる」感は、今時のいい加減なラノベとは一線を画しているのですよね。

 今回のラストなんて、主人公が「出てこい! 封印派の親玉!」とか少年アクションのお約束めいた臭いセリフを吐くんだけど、これがたまらなくジーンとくる熱い展開になっているという。そこは少年マンガの王道を行くようでいて、きちんと大人の苦みも踏まえたものになっている。だって、閣下は結構先生のことが好きで、復活してくれて、実はうれしくてしょうがないわけなんだから。

 さて、だとしたらどう決着がつくのがあるべき姿なのか。普通に考えれば「月の裏の龍を倒して終わり」なんだろうけど、そんな取ってつけたようなものではないんだろうなあ。逆に言うと、封印派と穏健派の対立関係が解消される道を探ることが、求められるべきなんだろうし。ただ、そんな地味な外交交渉ではなくて、熱いアクションでどう決着つけるのか。ちょっとクライマックスが楽しみです。
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2018年09月05日

「邪神ちゃんドロップキック」#9

 回を重ねると、ゆりねの只者じゃなさが際立ってくるという。ヒマつぶして悪魔を召喚してしまう傑物はやはり違いますなあ。それで、キャラとしてそれなりに説得力があるあたりがなんかすごい。



 で、今回はとても珍しいことにミノスのメインエピソードなんてものもあったりするのですが、あまりに単純なキャラすぎて広げようがないのか、始まったとたんに終わってしまうという。まあ小見川千明にしっくり来るキャラだなあとは思いますが。下手だヘタだと言われつつも、こうしてそれなりに合ったキャラを獲得し続ける彼女ってある意味ですごいのかもしれない。

 この作品が非常に安定しているのは、割と各キャラの力関係が変わらないので、モヤモヤせずに気楽に観られるということでしょうね。どうしても作り手と受け手の思惑はズレがちなので、ここまで気持ちよく見られる作品はなかなかないわけですが。ゆりねが常に最強で、でも傲慢にはならず、一番マトモな常識人で、でも被虐趣味を持つアナーキーなところがあって、しかしそれが発動されるのは、クズキャラである邪神ちゃんに対してだけという。ぺこらにヒドいことしてたら、これほどの人気は出なかったろうなあ。

 私知りませんでしたけど、この原作者さん割とマニアックな18禁の人なんだそうで。ただ、読者を引かせるぐらいのすさまじい作品を描いてきた人だからこそ、読者の期待を裏切らない職人技なこういう作品も書けるのかもしれませんね。

 今期は本当にヒットが望めそうな作品が少ないですが、個々の事例を観るとなかなかの秀作もあったりするのですよね。なんとかペイラインは超えてくれるといいなあ、とても楽しめているだけに。
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2018年09月03日

「少女☆歌劇レヴュースタァライト」#8

 予想通り、今回はひかりのエピソード。これで99期生メインキャストの物語は一巡したことになるのかな。まあ、もはや主人公が誰だったか忘れてしまう勢いの展開ではありましたが。これ群像劇だったのか。



 なんか展開的には、まさかのループ展開が噛ませとなり、再び予定調和の方向に回帰したようにも見えますが。どうなるかな。ちょっと残念といえば残念なんですけど。これじゃあ、ウテナのリメイクに近くなってしまう。

 まあそれでもキリンがオーディションを行っている理由は、ようやくちょっとだけ明かされた感じでしょうか。そこは少し面白かったかな。ただ、なんでキリンなのか、だれが背後にいるのかまで明かされることになるのかは不明。ウテナがあそこまで意味不明なインパクトで押し切った後だけに、この程度のことでなんとかなるのかと一抹の不安がよぎります。

 ただ一人のベテラン声優であるみもりんが当てられている理由は、まあ今回のエピソードで少しわかったかな。

 ちょっとパターン化してしまっているのが問題といえば問題なんですけど、少しでも意外な方向に振ってくれるとうれしいかなあ。あと3分の1。でも、もうちょっと気になってたまらないような展開だとよかったんだけどなあ。
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2018年09月02日

終物語「ひたぎランデブー」上

 なんだかんだいってガハラさんが大好きなので、こういうエピソードは、見るだけでニヤニヤしてしまうのでした。



 このOP映像は、比較的量産型美少女めいてますけど。ガハラさんの魅力的なところは、男子に都合の良い女子ではないってところに尽きます。だから「アララギくん、デートをしなさい」とか、いきなり高飛車に言い始めてしまうガハラさんのマイペースぶりをみていると、それだけでなんだかうれしくなってしまうのですよ。いや、なにがって、やっぱり世の中のリアルな女の子ってこうでしょう、という感じの高飛車でワガママで不条理で無茶苦茶なのだけど、そこが妙に魅力的でもあるという。

 今回見ていて思ったのは、アララギさん、ガハラさんの不条理な発言に振り回されているようでいて、しっかりツッコミを入れて会話を成立させているのは結構立派。結構男女関係で大事なのは会話を成立させる能力だと思うので(マジ)。だからこそ、あり得ない乙女キャラな羽川さんではなく、ガハラさんを選んだんだろうなあ、アララギくん。

 結構羽川さんとガハラさんの間では微妙な距離感と休戦協定が保たれてますけど、かなりあやうい。だからこそ本命彼女としては揺さぶりたくもなるわけで。「羽川さんみたいなヘアスタイルの方がアララギくんは喜ぶんじゃないかと思ったのよ」と、かなりドキッとする挑発的なことを言ってのける。それに対するアララギさんの返しは「重すぎるよ!」だもんなあ。彼女に対しても容赦なくツッコミは入れつつ、信頼関係は失わない、そんなさじ加減が、アララギさんのツッコミ上手な技芸を感じるし、ガハラさんはそこにホレたんだろうなあと思います。

 まあ、われわれ素人がとてもたどり着ける境地ではないですけどね。
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2018年09月01日

「天狼 Sirius the Jaeger」#8

 いやあ早いですねえ。もう8話。前回で一行は離散したかに思わせておいて、結局は南樺太に集結しそうな予感。



 それにしてもやっぱり笑ってしまうのは、相変わらず後先考えずにユーリの後を追っかける涼子お嬢。ああ、やっぱりというか、つくづくみんなの期待を裏切らないキャラだ。なんかこうなってくると、一番愛すべきキャラは涼子という気がしてくるのですから不思議なもんです。まあ実際、男に都合のいい女子キャラが多い中にあって、恋したら一直線、あらゆる障害を乗り越えて突き進む、しかも主人公のお荷物とはならず結構強い。こういうキャラはありそうでなかった。しかし涼子さん、ユーリの行先はロンドンじゃないぞー そういうどこかトンチンカンなところもまた憎めないいいキャラであります。まあ、なんとなく騒動に巻き込まれて、そのまま樺太に行ってしまいそうな雰囲気ですけどね。

 あと、予想外だったのが、涼子パパまで娘を追っかけるという展開。いや、やっぱり親子だわあんたら(^^; 

 まあなんだかんだいってあと3分の1なので、エフグラフとの眷属との対決がさっそく始まりましたね。今度は白樺の林の中でのアクション。なんか「ダーカーザンブラック」の第二部みたくなってきた。あれは三部が見たかったなあ……

 もうこうなると、「匣」がなんなのかでストーリーのシメが生きるかどうか決まってきそうですね。毎回盛りだくさんのアクションは問題ないので、それをきちんと束ねて閉じる外枠が用意できるかどうか。まあ、信じるしか(^^;
posted by てんちょ at 00:39| 大阪 ☁| Comment(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月30日

「プラネット・ウィズ」#8

 なんかどんどん話が進んでいくのに、観ていてまったく混乱せず、むしろ次はどうなると手に汗握ってしまうのは本当にすごい。見事な出来栄えというべきですね。



 今回なんて温泉回でお色気要素もあったりするのに、それがさもしいウケ狙いという感じになっておらず、ごく自然に作品の中に納まっている。紅華があまりにも堂々としているから、製作サイドに卑屈な印象を抱かずに済むというか。こういう細かい演出のツメが、全体としてちぐはぐさや絵空事的なつまらなさを除去することに成功しているんでしょうね。

 そして、今回もふんだんにアクションはあるけど、主人公は戦わず、紅華と虎居さんという意外な組み合わせでバトルが展開するという。のぞさん委員長が、なかなか好感度をあげる行動をしてくれるし、基本的にこの作品、露骨な悪役はいないのですよね。あえていうなら一番の「善」を標榜している龍とたかしが実際には悪だという。

 それでもお互いの理想と現実の突き詰め方を巡って争いにならざるを得ないところが大いに納得させられるし面白い。実際、最近のロボットアニメが苦戦していたのは、敵役の設定に苦労していたからですよね。隣の某国とかは論外として、宇宙人とか怪獣とか、いずれにしてもウソっぽくなりがちなわけで。

 今回の紅華のエピソードとか見ていると、封印派につくだけの理由は十分にあって、それは人間の弱い部分をみてしまった結果として
イヤでも納得させられる。ただ、それで陰々滅滅となりがちなのが最近の作品傾向だったわけで、これだけさわやかな爽快感ある感触を保ち続けているのは、まさに監督と原作者の手柄。マンガ家にネームを切らせてそれをもとにオリジナル作品を作る、というのは、案外ありそうでなかったアイデア勝ちなのかもしれません。既に発表されている作品だと、そこに従うかどうかでもめる結果になるわけですが、今回の場合は、作家にもチームに入ってもらっていますから、事情に合わせて修正していける強みがある。これ、今後のオリジナルアニメの方法論として、案外使えるかもしれません。

 そして物語は、月の裏側で眠る龍との対決へ…… ますます目が離せません。
posted by てんちょ at 00:01| 大阪 ☀| Comment(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする