2017年03月18日

「昭和元禄落語心中〜助六再び篇」#11

 やっぱり師匠あかんかったか…落涙。



 とはいえ、そんな師匠のために、旅路に寄り添うのがなつかしい助六とみよ吉。ある意味このメンツで30分まるごとやってしまうのがすごいといえばすごい。やっぱりこの話の主人公はあくまで八雲だってことですね。一応ストーリー自体はあと一回ありますが、これはどうやら後日談となりそう。

 散々苦しんだ八雲が最後の最後で救済を得て旅立っていくというのは、なんかちょっといい話かもしれない。しかもここで、久々の助六の落語がたっぷり披露されるという。やっぱりいいな、これ。声優陣のマジでの落語会とかあってもいいんじゃなかろうか。

 しかも今回のネタはなんと「二番煎じ」ですよ。志ん朝の得意ネタで大好きなんですが、他にかける人は見たことがない。ある意味、明るい芸風の助六にぴったりの作品といえましょう。まさに堂々たる聞きごたえ十分の逸品でありました。これに対して八雲がやるのが大名人にふさわしくない「寿限無」というミスマッチぶり。これぞある意味で次世代へのエールなのでしょうね。八雲なりの。

 そして最終話、成長した信之介を演るのは小野友樹氏らしい。さてどうなるか。楽しみ。
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2017年03月17日

「小林さんちのメイドラゴン」#10

今回もなかなかの力作でした。本当、盛り上がるまで時間かかりすぎだって(^^;



 今回ちょっと「おっ」と思ったのは、初めて桑原勇気のトールがしっかり立ったキャラとして感じられたことですね。今回も中心にいるのはどちらかというとカンナでしたけど、ちょっと引いた位置で存在感見せていたのが、前回との違い。そこは誇っていいと思う。

 ご町内の老人ホーム慰問劇を成功させるまでのドタバタが今回の主筋なのですが、それぞれのキャラの設定が話を転がしていく上でうまく取りこまれているのが実にうまい。例によって才川が萌え死にまくってて、いいアクセントになってました。最後はカンナ乗せて馬になってるし。「痴人の愛」かいな。

 劇の方はカンナ主役、翔太くんサブという感じで、老人たちの心もグッとつかんで盛り上がりました。確かにストーリーはメチャクチャだけど、展開がド派手なので、観ていた老人たちも飽きなかっただろうなあ。クール教信者テイストとオリジナルがいい感じでブレンドされてました。ここに来てようやく、30分が「長い」と感じなくなってきたのはよいことです。
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2017年03月16日

「この素晴らしい世界に祝福を!2」#10

 最後はびっくりするような、これでもかというような超作画の嵐。いやあ愛されてるなあ。まさかここでも魔王軍幹部とやり合う羽目になるとはなあ。



 しかし、みんな結構3期を確信していたと思うので、あれ?という感じで何もなく終わってしまったのには、ガックリした人が多かったようです。もちろん私も。なんかしんみりいい感じで終わるなや! 次回へのヒキを残した終わり方をしてこそのこのすばでしょうに。

 今回大幅にディスクセールスが落ち込んでるならわかるんですが、結構安定したセールスが固いだけに、みんなこれは行けると思てたと思うんですよねえ。私もですが。実際、2期にありがちな失速もなく、むしろ作画的にも尻上がりで、第二シーズンも大いに盛り上がってこの日を迎えたわけで。これで3期がないなんて。

 おそらく2期でここまでテンションを落とさないというか、むしろ盛り上げる形でここまで来た作品も早々ないと思うのですよ。1期2話であそこまで笑いを取ったアクアの「女神パンチ」を、ここで特大のインパクトで見せ切るなんて。本当、とんでもない作品ですね。

 まあ、みんな言ってますが、今期の不満があるとしたらめぐみんの影が少し薄いことなのですが、ここは実は3期に当たる部分でカバーしているらしい。となると、これはやらざるを得ないでしょう。3期。ただ、チームをバラさずに一気に2期へとなだれこんだ結果として、肝心の冒頭に乱れが出てしまったのはちょっと痛かったかもしれない。これはダテコー監督の「てさ部」でもそうでしたよね。どちらもそれをネタにしてみせたのはえらかったけど。

 ともかくもこの作品は長く続けてほしいし、メインキャスト4人にとっては代表作と言っていいものでしょうから、少し後になってもいいので、ぜひとも3期告知期待してます。ともかくもおつかれさまでした!
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2017年03月15日

「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」

 なんかびっくりするほど不評なのか、近所の映画館はあっという間に終わってしまった。というわけで、慌てて都会の映画館へ。



 例によって画面はキレイだしCGも映えるのですが、なんか最近のバートンにありがちな空っぽ感がこの作品もずいぶん感じてしまう。「ビッグアイズ」は久々に出来が良かったんだけどなあ。今回は自分の本領に近いぶん、いつものノリでルーチンな作り方をしてしまった可能性が高いということかもですね。

 近年の作品で顕著に目立った「勝ち組の高慢」ぶりはあまり感じなくて、そこは良かったんだけど、なんか特に前半は眠くて困りました。なんかバートンもパターンにハマりつつある感が否めない。本当「だから何だ」感が否めないというか。クライマックスの闘いもイマイチひねりがないし、かつてのような世の中への恨みに満ちたまなざしというのはなくなってしまったかもなあ。バートンも大人になってしまったということです。まあ、これからも新作が出るたびにブツブツ言いながら観ることになるのでしょうけど。
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2017年03月14日

「プリパラ」#137

 周回遅れになってしまいましたけど、まあグランプリファイナルまで行ったのですこしまとめて。



 やっぱり最後はライバル同士での頂上決戦で、それはもうすさまじいしのぎ合い、というのを「いいね」の追加入札で見せていく、というのはちょっと面白かった。最終的にらぁらたちが勝つんだろうな、というのはわかっていたとしても、この見せ方は王道でなおかつしびれる緊張感をもたらしてくれました。最後3ミリかあ。すごいな。

 まあこれが効いたのも、前の回でライバル同士のこれまでを振り返るエピソードを置いてきたからで。半分ぐらい総集編と言えなくもなかったけど、これは意味のあるものだったと思いますよ。

 そして、コーデは割れない、というオチかと思いきや、あっさり崩壊、三人は晴れて神アイドルに……という展開かと思いきや、ああそういうオチか! それでジャニスがデビューしてしまうなんて設定もあったのね。それはまたうまいことやったな。いい伏線だったと思います。んーとあと3回? なかなか盛り上がる展開になってまいりました。
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2017年03月13日

「リトルウィッチ・アカデミア」#10

 ホレ薬を巡るドタバタ回。いや、なかなかいいもんですね。アッコもちょっとかわいらしい一面見せたりもして。



 まあ定番といえば定番なんですが、途中からアンドリューはハチの効果効いてるのか若干ウヤムヤになってました。つまりホレ薬ネタはお互いがお互いを意識するためのきっかけとして小道具に使われるということですよね。それが受動的な「薬」ではなく、勝手に動き回るハチに仕立ててみせたのがこの作品のアイデアということでしょう。なかなかうまくやったなと思いましたもの。

 実際、アッコがハチを叩こうとパーティ会場を飛び回るシーンは、この作品ならではのアクションの魅力に満ちていたし、アッコの魅力たる身体能力の高さを示すという意味でもいい内容になっていたんじゃないでしょうか。

 個々のキャラがそれぞれの持ち味を出していたという点でも良かったですよね。スーシィの黒い味は結構好きだし(それで憎めないのがいいところ)、クララも結構いいところ持って行っていた感じ。チャラ男かと思っていたフランクが結構見る目持ってるな、というのも驚きでしたよ。

 やっぱり1クールってせわしない。2クールでやることで、これだけふくらみが出せるんやなあとしみじみ思いました。
posted by てんちょ at 23:44| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月12日

「ACCA13区監察課」#9〜10

 このあたりまで来て、ようやくこの作品がどういう話なのかわかった感じ。いわば利用される側から見たスパイものみたいな感じですかね。ちょっと変わった雰囲気が面白い。



 なるほど、原作は既に完結していて、だからこれだけ入念に伏線を張った展開ができたわけですね。手の内がはっきりしてみれば「お見事」というほかない。ただ、あまりにも「何を目指しているのかわからない」展開が続いたので、かなり離れてしまった視聴者も多かったと思います。実際、これ埋没してそうだしなあ。

 ここまでがんばって観た視聴者にご褒美、という感じでうれしくはありますが、なんかもやっとした展開がずっと続いたのは落ち着かなかったですね。ようやく9話である程度謎解きという感じだったわけですから。もうちょっとミステリらしい展開を見せてくれれば、ここまで霧の中な展開にはならなかった気もするのですけどね。

 あと2話、まあクーデターがどう着地するか、というあたりで締めなのかな。ここまで来たら注視して待ちたいところです。
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2017年03月11日

「昭和元禄 落語心中〜助六再び篇」#10

 いろいろと見せてくれますねえ。今回はラジオの中継を聞いている人たちとか風景を交えて見せるという工夫。そう、落語は音だけで聞かせる場合もあるわけですよね。



 とうとう最後の寄席が燃えてしまって、窮地に陥る落語界。これが敗戦直後の上方落語で起きていた状況なわけですが。若手四天王がいた当時の上方落語界と違って、この世界のエースは与太だけ。これは大変だ。この世界ではテレビで落語も流してくれんのか。夕方と深夜ぐらいはやろうよ。本当(^^;

 そして八雲はというと、顔にひどいやけどを負って、さらに復帰は困難に。しかもこの人はほとんど録音・録画を許してこなかったわけで…… それを考えると、後世に残す、という意味で圓生・米朝が成し遂げたことの偉大さには頭が下がる思いです。本当、これだけの記録があれば、途絶えた噺も復活させられるわけで。それでもようやく小夏と和解して、弟子入りを認めた次第。長かったなあ。本当、彼女にとっては八雲こそがおっかさんのようなものだったわけで。

 今回一番大きく動いたのは、小夏関係のエピソードかもしれない。しかし小夏、2人目生まれるのか……与太とは仮面夫婦だと思っていたので、結構驚いたわ(^^; そして次回でみかこしの信之助も落語家に? このボンボンぶりは、志ん朝あたりの若旦那キャラになってくれるのではと期待。
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2017年03月10日

「小林さんちのメイドラゴン」#9

 衆目の一致するベストエピソードだったようで。しかもこれオールオリジナルエピソードという。すごいなあ。



 まさかここまでハートフルなエピソードに仕上げてくるとも思わなかったし、カンナのかわいさと才川の煩悩ぶりが天丼状態でどんどん盛り上がっていく展開も大変に良いものでした。そして今までクールに一歩引いてドラゴンたちを見つめていた小林が、カンナの運動会に行くためにデスマーチを超えて奮闘する展開はなかなか泣けるものでした。こういうの見てると親子っていいもんだなあと思ってしまうんだけど。もう遅いけどね。

 基本的に、京アニが空回りしないのは、こういう風にきちんとした作りこみが意味を持った時でしょうね。一番それがうまくいっていたのは「氷菓」かな。でも今回もよかった。いつもは「まだおわんないのかな」と思ってしまうほど演出を詰め込みすぎて重量オーバーに陥っているんだけど、今回はたくさんのキャラをうまくさばいて、小ネタの連続で全体として運動会に収斂させているのが実にうまい。

 それと、全体に各声優陣の演技が実にうまいですよね。キャラであると同時に自分自身でもある、という感じの微妙な演技のさじ加減が絶妙、という話は最初のころにもしたと思いますが、今回の小林の男前っぷりは、やっぱり田村睦心さんだからハマるんですよね。そういうキャスティングの絶妙さにも実に唸ったエピソードでした。

 カンナがこれだけ前に出てきたのは原作ではあり得ないことで長縄まりあ嬢のうまさが光ってます。才川の加藤えみりんもうまくキャラを作りこんで前に出てきた感じ。原作ではほとんど印象にも残ってないキャラですよ。

 それだけに、主人公であるはずのトールがただ平板な高い声で、下手ではないけど個性も作れていないのがちょっと残念ですね。桑原由気は、「なりあガールズ」では一番実力を感じたのに。確かにこの豪華極まる面々に対峙していくのは大変だろうけど、最終回までにどうか存在感を出せるようになってほしいなという感じです。彼女にとってこの作品はうまくいけばステップアップになるのだろうし。
posted by てんちょ at 23:55| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月09日

「この素晴らしい世界に祝福を!2」#9

 わあ、もう来週最終回ですよ。なんて早いんだ。



 それなのに今週もアクシズ教ネタと温泉回というかなり呑気な展開。クライマックスどうなるの?

 まあ、ギャグとしては非常に快調で、今回も大いに笑えたわけですが。デュラハンさんがもはやネタ扱い。いやアンタこそこっち戻れや(^^; しかしなんか重要そうなキャラがチラ見せ的に登場しておりまして、これはおそらく魔王軍の幹部かな? ウィズに気付いて隠れていたし。まあこういう伏線があるということは3期もありそう、という気がしますが。

 実際ディスクセールスは今期も余裕で1万枚を突破しそうで、十分に3期合格点でしょう。このままチームを解散せずに、毎年冬シーズンに作り続けていけばいいんじゃないかな。一番の懸念だった2期で期待値が高まりすぎることもなく、肩の力を抜いた展開で気楽に楽しませてくれたわけですし。

 しかしまさかクライマックスでベタな宗教ネタで笑わせにくるとは思いませんでしたわ。精神攻撃で削ってくる難敵ですねアクシズ教徒というのは。しかし次回、笑っても泣いても2期最終話。はたしてどう締めるのやら、期待して待つしかなさそうですね。
posted by てんちょ at 23:59| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする