2017年12月20日

「宝石の国」#11

 なんかきれいに着地しそうな「少女終末旅行」とちがって、こっちはなんとも中途半端なところで終わりそう。これは2期作る気満々かなあ。まあこちらは余裕でゴーサインが出そうなぐらい売れそうなんですが。



 まあ、手描きをわざわざCG化する豪華極まる画面づくりだからこそできるこの濃密な画面。それと、ほとんどストーリーが頭に入ってなかった(笑)不熱心な原作読者にもとてもよくわかる丁寧なストーリー展開とキレのよい演出。

 それにしても、これだけ派手なアクションを前半で繰り出しておいて、後半で「もふもふ」のギャグ展開になるとは予想外。原作こんなシーンあったっけ。ぜんぜん印象に残ってませんわ。中田譲治の先生が「……もふもふが、すごいんだ」とつぶやく場面がずるすぎる。もうこんなん笑ってまいますやん。キャストの豪華さも成功の一因ではありましたなあ。

 しかし、次回最終回って…… すごく中途半端なところで終わりそうだけどいいのか。まあ、それはそれでいい感じの続編へのヒキになるのかなあ。「ワンパンマン」同様、ヒットしたところで、次回作を立ち上げるまでに時間がかかりすぎて立ち消えになんないか心配。
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2017年12月19日

「血界戦線&BEYOND」#11

 とうとうクライマックス。今回は全体をまとめるメインストーリーはほとんどなく、ライブラの面々のサブエピソード集という印象だったのがちょっと残念ですが。これで2クールあれば両立できたのかなあ。まあ、1クールの短距離走だから、これだけ贅沢な画面構成ができたわけで、難しいところではありますが。



 とはいえ、最後はミシェーラで締めというのは、いい判断かと思います。まあレオ君にしてみればミシェーラあってこその自分で、だからこそこの災難の塊みたいな街で精一杯頑張ってこられたわけで。それがいきなり電話してみれば「いまそっちに向かってるとこ。わたし、結婚するから」ときたもんだ。それは精神崩壊するわなあ。

 それにしても、実際のミシェーラは、レオ君の記憶の中のおしとやかなお嬢っぷりとはぜんぜんちがって、ガンガン攻めてくる割とハイテンションガールだったという。うん、記憶なんてそんなもんだ(笑)それはそれでかわいくていいですが。こっちのミシェーラも結構好きですよ。

 しかしそれで兄弟感動の再会で話が終わるはずもなく、ミシェーラの婚約者に取りついていたのは、なんと自身も神々の義眼保有者であるDr.ガミモヅ。レオ君以外にその姿は見えず、一計を案ずる間もなく、ライブラとレオ君の協力関係の手の内がばれてしまう。最大の危機にレオ君はどうする?

 旧シリーズのような吸血鬼総攻撃の大アクションはなさそうですが、これはこれでいい締めになりそう。このシリーズ、各キャラが立っているし、アクションも小気味良い。幸いよく売れているようですから、このままシリーズ継続していってほしいなあ。まあともかくは最終回、期待して待ちますか。
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2017年12月16日

「少女終末旅行」#11

おお、いよいよ次回最終回か。さみしい気分になるなあ。

 

 今回は、ロボ兵器の想像を絶する破壊や、複雑な動力システム、そしてなにより地平線まで埋め尽くされた広大な風力発電所施設と、アニメならではの表現がこれでもかと連打されていたのに感動しましたね。本当、ここまでやってしまうんだ、という感じ。

 派手なアクションがなくとも、登場人物が2人しかいなくとも、ここまで心打つ表現、アニメならではの世界を見せることができる。それをとことん見せ切った心意気には拍手を送りたいです。

 しかしディスクセールスは2期やるほどもはなさそうだし、そもそも残る巻数はあと2巻のみ。こうなると最後までやってほしい気もしますが。2期は15分とか?



 そして週末授業はなんとぬこが教壇に!
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2017年12月13日

「クジラの子らは砂上に歌う」#10

 なんかリターン戦がある模様。とはいえ、あと2話しかないのに、ちゃんと終わるんだろうか。



 なんか視聴者に盛大に嫌われてた「ウザピンク」生きてたようで。まあ、不思議と女性作者って、こういうサイコ系キャラを動かしやすいのか、好んで最後まで使いますよね。受け手側からするとかなりストレスのたまる展開なのでやめてほしいところなんですが。

 このアニメ版より前に舞台劇版もあったようなので、たぶんそれなりにきちんとは終わるんでしょうが、なんとなくモヤモヤしそうな予感がしないでもない。ちゃんと世界観にある程度決着をつけることができれば、かなりの良作とはなる手ごたえは感じるんですけどね。

 あと、非暴力への決意をどう最後にもってくるかも、ひとつの勝負どころかと。非暴力貫けませんでした、だとただ単に「描いただけ無意味」になってしまうので、それはやめてほしいところですけど。難しいことを貫こうとするところに物語の意義があるわけですからね。

 なんか全体に悪役がウザいのが問題ですが。まあ、最終的な評価は完結後かな。悪くはないけど、どうにも評価しづらい作品です。今のところ。
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2017年12月12日

「血界戦線&BEYOND」#10

 クライマックス直前の、バカバカしくも楽しい箸休め回。というか、ある意味で毎回こんなノリでだからこそ楽しいのですけどね。このシリーズ。



 なんとめずらしくもエド君が最後にちょっと出てくるだけ。そして、今回の主役は、これまでほとんど顔を見せなかった、無敵のスナイパーK・Kの「母ちゃんは辛いよ」ストーリー。荒事エージェントとよきママの両立は本当に大変。しかしそれを意地でもやろうとするK・Kに思わず落涙。いや、いいストーリーだわ。

 この手のストーリーのいいところは、小市民とスーパーヒーローを両立しようとする姿を描くことで、どんだけ超人かをも見せてくれるというところ。しかしそれにしても、ついでにスナイパー稼業を完璧にやっつけつつ、息子の授業参観でよきママぶりを見せようとするあたりが、なんとも小市民で良いではないですか。

 ラストは結構子供のしたたかさをも見せてくれるあたりが小粋でいいところです。そして、次回からはいよいよクライマックスの前後篇へ。しばらく堕落王が出てないのがさびしいなあ。最後にパッと見せてくれんかしら。
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2017年12月10日

「少女終末旅行」#10

 どうやら4巻のラストまで行くようですね。実は原作読んだときも「これで完結」と勘違いしたぐらいなので、ちょうどいい切れ目といえば切れ目。



 本当、ストーリーが進むにつれて、どんどん愛おしさが増しているというか、大切な作品になっていってる。こんなにも丁寧にアニメ化してもらえて、原作者はどれほど幸せだろうと思いますよ。

 原作と比較しながら見ていくと、ストーリー展開とか美術は原作を大切にしつつ、より迫力のある形に見せるために、アングルや演出を工夫しているのがよくわかります。会話や物語の展開は、かなり細部まで原作そのままなんですよね。でもカメラアングルをちょっと変えるだけで、空間がワッと広がったりする。これがすごい。

 二人のセリフの重みも、間合いや演出を工夫しながら見せることで、より印象深くなっていますし。

 今回最後に登場する「ぬこ」、原作読んだ時は気付かなかったんですが、そうか、墓地の神様の恰好と同じですよね。ちょっとおおと思ってしまった。そして初めてゲストキャラが次回へ引き継ぎとなります。



 週末授業もなんかエラいことに(笑)
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2017年12月07日

「クジラの子らは砂上に歌う」#9

 いやー一時はどうなるかと思いましたけど、割といい最終回でしたよねえ。え違う?



 しかし世界もある程度明らかにされ、侵略者は撃退され、主人公も記録者として生きることを決意し、クジラの子らは新たな世界へと旅立つ……って、これ完全にストーリー終わってますよねえ?

 次回予告があることにこれほど驚いた作品もちょっとないです。まだ9話かあ。何やるんやろ。まあドヤ顔で虐殺で終わらず、人間の可能性を信じる方向へ結末を持っていったことはほめられていいと思いますが。人間の醜さをことさらにドヤ顔で強調する作品ばかりが目立ってちょっとうんざりしてたので。

 それにしても、オウニとニビのBLっぽいやりとりとか、いやはや、さすが少女マンガ発は伊達じゃないと思いました。こういう瀕死の窮地でのイケメン同士のやりとり、女性陣昔から好きですよね(^^;。

 ただ、ここからまた冒険モノっぽい世界に回帰してくれるのであれば、それはそれで悪くないかなと。
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2017年12月06日

「血界戦線&BEYOND」#9

 後半戦は、怪獣モノ+ミクロの決死圏+友情ストーリーという、わけのわからない展開に(笑)



 これだけ異種格闘ごちゃまぜなストーリーを、手に汗握る展開にしてのけて、なおかつきれいに落として着地させるのは、いかにもこの作品だなあと思います。最終的には、レオ君とトールさんの友情物語としてきれいにまとまっているし。ソニックを生かした後半の展開がなかなか燃える。

 なんで前後篇なんだろう、と思っていたんだけど、話はつながりつつ、雰囲気がガラリと変わるのがミソだったのですね。これはこれでいい。

 逆にマイクロドクターが後半はちょっと影が薄かったですね。なんか一件落着してたのに事務所でくつろいでたし。今後もレギュラーで出てくるの?
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2017年12月03日

「結城友奈は勇者である」勇者の章#2

なんというか展開がえらく展開が早い。だからこその6話構成か。少し慌ただしいですが。



 今回は東郷さんいきなり助けに行って、強引に連れ戻すことに成功。壁を壊したことで、人身御供にさらされてたのか。なるほど。それは結構展開として納得。でも、死ぬぎりぎり前に助け出せた、って都合よすぎない? と思いきや、友奈に不穏な刻印が…

 なんか制作陣は自身満々で「絶対に先の展開は予想できない」と言ってるそうですが。まあ、それはそれでじゃあ驚かせてもらおうやないの、という感じですが。何が伏線になってるかだよなあと思いつつ、園子が大赦に行って新しいスマホをもらってきた、という展開はどうにも不穏。

 ひょっとして、園子がみんなを騙しにかかってない? 東郷さんがえらく簡単に見つかったのもなんかあやしいし…… それはそうとして、やっぱ一期のラストはあれ、関係なかったんですかね。
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2017年11月30日

「クジラの子らは砂上に歌う」#8

 別につまらないわけじゃないんだけど、このなんかモヤモヤする微妙さは何だろうとずっと考えてきたわけですが。



 ああ、これ要するに全50話1年もののラスト1クールだけ唐突に見せられた感じかと最近ようやく気が付いた。1年かけて砂クジラで旅しながらの冒険をじっくり描いて、キャラも掘り下げていった上で、でもあちこちに不穏な伏線が張られていて、最後に虐殺の嵐、となれば、まあ、それはそれでやっぱり怒るかもしれんけど(笑)壮大な手ごたえは出てきますよね。

 なによりも、非暴力を貫く苦悩が、書き込みが少なすぎてまったく伝わってこない。だから、闘いのシーンでの大人たちの戸惑いと苦悩にいまいち深みが感じられない。ウザピンクと視聴者に嫌われた例の狂人キャラも、実にとってつけた印象で、いまさら苦悩に満ちた過去が、と言われても「はあ」ですよね。

 あまりにドヤ顔で不快要素を並べたてると、不快表現そのものよりも、描き手のドヤ顔にうんざりして切りたくなりますよね。これがいわゆるCLAMP症候群。不快要素があること自体が悪いんじゃなくて、視聴者が「えっどうなってしまうの」とひきこまれるようにうまく伏線を配置しないとダメでしょう、ということ。そのあたり、この作品はどうにも雑。

 まあ、ここまで来たら最後までお付き合いしますけど。なんか期待持てそうもないなあ。
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2017年11月29日

「宝石の国」#8

 というわけで、今回フォスは腕を失い、代わりに金継ぎの腕(笑)を得ることになるわけですが…… やーこういう腕だったのか。映像で見て初めて理解した。



 やはりこれ「落語心中」みたいな分割2クールで最後までやるタイプですかね。なんか途中でぶった切られても困るし。原作はぼつぼつクライマックスにさしかかっているし。いろいろ変わりすぎてほぼ別人となったフォス。その過程をこうやっておさらいしていくと、わからなかったことがいろいろと納得できてとても助かりますね。

 何をやってもうまくいかなかったはみ出し者の末っ子が、だんだん自己を失っていくことで地位を固め、世界を揺るがすところまで上り詰めていくという。ある意味なかなかシビアで怖いといえば怖い話。

 それにしても今回のびっしり地平まで埋まった月人とかは、なかなか絵的にもすごい。アニメ版で一番凄みが出たのは月人でしょうねえやはり。本気で怖いので。

 そして今回はなぜか黒澤ともよが特殊EDソングを歌っているという。こんな大人びた歌もできるのか、とちょっとびっくり。
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2017年11月28日

「血界戦線&BEYOND」#8

 それにしても豪華ですな、今回のゲストは子安さんですか。そしてミジンコドクター(笑)スケールがでかいんだか小さいんだか。



 病原菌テロじゃなくてテロリスト病原菌、つまり超危険菌物、ってアホなこと考えるなあ。レオ君が頭抱えるのも無理もない。ちっさいプラモみたいな決戦兵器でテロリストに挑むとか、なんかむかしドラえもんでミニサイズスターウォーズネタやってたときのこと思い出した。アカンベーダ―とかやたら勲章与えたがるレイア姫とか。

 しかし今回の虚弱な被害者リールさんって、大谷育江演じるネジとよく似てますけど、無関係なのかな。テロリスト病原菌に冒されてだんだんムキムキになっていくのだけど、どっかクトゥルーっぽくなっていくあたりが面白い。

 攻撃するほど倍返し、って、なんかウルトラ怪獣でもいた気がするな。なんかこの手の定番ですよね。まあアニメ向きだし、見るほどに楽しい。そしてなんと今回はシリーズ初めての前後編と来ましたか。そういう遊び心満載の展開もまたこの作品ですよね。

 それにしても忘れてましたけど、プローディって藤原啓治さんだった! 久々の復帰なんとか間に合ったって感じですが、それにしても衰えてないです。さすが。
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2017年11月26日

「結城友奈は勇者である」勇者の章#1

 なかなか最初から不穏な展開です。そのっちさんが冒頭からハイテンションでトバしまくる日常回……と思わせておいて、あれ? 誰かいないぞっと。



 まさかそう来るとはなあ、2期では孤独になるのは友奈だとばかり思っていたので、この展開はかなり驚いた。確かに、今回の仕掛けもまた「叛逆」そっくりで、そういうところまで「まどか」をマネなくてもよかろうに、というのは思うのだけど、世界観がまったく違うので、今後も結構驚かせてくれるはずと期待はしてます。

 ただ、明らかに「鷲尾」章いらなかったので、今後6話でなんとかしなきゃいけないというのは結構大変かも。まあ、正編もだいぶん無駄なストーリーがありますから、これでちょうどいいぐらいかもしれませんが。

 今回出てきた「国防仮面」とか見てると、スタッフがあまりなんも考えてないというか、軍国少女をわらいどころとして設定しているのは少々掘り下げが甘い感じ。ネタで使うには少々問題がありすぎるし、キャラの考えの甘さを見せるための伏線としてはどうにも不十分。この世界で「国防」なんて唱えるバカバカしさは強烈なエッジにもなり得るだけに、ちょっともったいないですね。

 さて、それはそれとして、ネタが割れてる世界でどうやって話を続けるのか、というのは「まどか」同様工夫のしどころで、だから似てしまうところもあるんだろうなとは思います。まあ第一話としてはなかなかの出来。今回も大赦が悪役と見せかけて実は…… になるんだろうねえ。考証し甲斐のある展開、今回も待ってます。
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2017年11月25日

「少女終末旅行」#8

 今回は結構哲学してましたねえ。台詞がなかなかに重い。生きてても死んでても二度と会えないのだとしたら、それは自分にとって生きていると言えるんだろうか? その人は存在していないのと同じことなのでは?



 「忘れられないように入れてあるんだ。ここは墓なんだ」

 というちーちゃんのセリフが、結構ずっしりきます。つまり、遺骨すら取っておけなかった時代、遺品をそこに保存しておくことによって、故人をしのんでいたと。おおー重いわ。そして、あのケッタイな石像は、誰一人いなくなった後でも覚えている役割を担うものとして、ここに置かれたと。それが「記憶」か。結構しっかり考えてるなあ。なんか感動してしまった。原作より。

 後半の「らせん」も、同じことを反復しながら進んでいく、という意味でこれこそが人生、とかえらく重いことを言い出す。その一方で、お酒飲んでハシャぐ2人がなんか妙に愛らしかったりもして…… 本当、しみじみいい作品になったなあ。幸せな作品だと思います。



 終末授業、今度はラジオ??
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2017年11月23日

「クジラの子らは砂上に歌う」#7

 で、これ12話なんですよね。舞台公演とかもあったわけだし、一応は完結しているはず。しかしこれどうやって締めるんだろう。



 まあ、舞台劇にするぐらいだから、泥クジラの上ですべてのストーリーが完結するようにできているんだろうなあ。それはいいし、最初に危惧されたほど不快さを煽ってくる展開でもなかったのはまあいいんですが、あのピンク髪の狂人男はやっぱりウザい。少女マンガ系の女性作家って、どうしてもそういうの出したがる傾向がありますよね。そういうのがリアルだと思ってるらしくて。でも、逆に神経を逆なでするばかりだと、視聴者が真面目にテーマについて考える余裕がなくなってしまう。あいつムカつく、ということで頭がいっぱいになってしまうので。

 非暴力と人間の感情をテーマにしているらしいことは分かってきたし、そのあたりをどう着地をつけるか次第なのだろうけど、本当はもう少し壮大な世界を見せてほしかったなあ。実にもったいない。これだけいろいろと料理できそうなアイデアを大量に盛り込みながら、なんか陰気で説教臭い方向へ行ってしまいましたからね。

 視聴者に考えさせるのは大歓迎なのだけど、そのための足掛かりは必要だし、考える視聴者の脚をわざわざ払う必要はないということ。そのへん、相変わらずわかってない人が多いのは本当、残念です。
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2017年11月22日

「宝石の国」#7

 ああ、そうか、フォスは連載を通じて少しずつ自己同一性を失っていく、という話なのか。と今更ながらに気付いてみたりして。



 原作だとこういうざっくりとした全体像がどうにもつかみがたいのですよね。まあ、この読みにくさが味ではあるのですけど。

 今回は原作でも本当モヤモヤしてた冬眠回。やはりアクションに長じたCGの強みが出ますねこういう時は。アンタークチサイトが通常は液体だけど寒くなると再結晶して、とかいう設定は、CGだからこそしっくりと理解しやすい。実際こういう表現てCGは得意ですもんね。

 流氷シーンでのなんか不気味な声がブツブツ聞こえてる展開とかも、映像ならではの凝った演出で、非常にすっきりと分かりましたよ。ああ、そうかそういうことだったのかと。アンタークチサイトが必殺技的な大アクションで流氷を叩き割ったあとフォスに「やってみろ」と振ってフォスが「できるか!」と返す展開は覚えてましたけどね。アクションがすさまじかったぶん、ネタとしても大きく膨らんだ感じ。

 そして次回は雪の中でのバトル。盛り上がりそう。いやそれにしても色の美しさにはほれぼれしますよ。
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2017年11月21日

「血界戦線& BEYOND」#7

 なんとレアなツェッドさん回。と思わせておいて、結構ザップさん回でした。まあ、ダメでクズな先輩ですけど、たまーにこういう時変に見せ場作ったりするのがザップらしいというか。



 割と災難に遭っても涼しい顔で回避してしまう面々が多いライブラの中にあって、苦労人のツェッドさんは、しっかり苦労してました。まあそれでも、結構最強なメンツが頑張ってくれるので、あっけなく解決してしまうのだけど。

 そして今回の敵役はなんと田村ゆかりん閣下。こういうカリスマお嬢が似合う人になってしまいましたよねえ。しみじみ。でもハマり役でした。

 そしてなんだかんだいって、ライブラのためにがんばるレオ君を、みんなが支える感じのストーリーは安定して変わらない。そこがつまりいいわけですよね。まあ、幹事としての苦労を水の泡にしたくない、とか、すごくどうでもいいことに全力費やすあたりが、レオ君もすっかり職場になじんだ感じ。

 しかしこういう強敵には、ザップが力押ししている間にチェインが懐に入る、という正攻法が一番効くのかもですね。いやはや、例によってキャラたちの濃さが物語を牽引する面白さ。本当、この作品ならではですよね。 
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2017年11月19日

「結城友奈は勇者である」特別篇

 ただの総集編なんだけど、一応見てしまった。まあ、ナレーションは新録ですし。



 鷲尾須美の章は、ちょっと「うーん」という感じですね。内容的に特に驚きはなくて、前日譚以上の何かではないし、ほぼ旧シリーズのリメイクに近い印象。わざわざ作るのであれば、何か新しい思いがけない要素を入れないとダメでしょう。特に作る意味は感じられなかった。

 前回は結構ラスト付近がかなり衝撃的で、不穏な終わり方もとてもよかったし。これに対して、鷲尾編はただストーリーをつないだだけ。ただ、今回改めてさらってみると、乃木園子との再会場面が、非常に痛ましく感じられて、そこはよかった。あれだけメチャクチャしたんだなあというのがわかったという意味でも。

 ただ、旧シリーズでも感じたことだけど、鷲尾=東郷が軍国少女としてキャラづけされている意味がどうもわからない。もちろん軍国的狂信がバーテックスに通用するはずもなく、彼女の狂信はまったく滑稽なのですが、ではダメなキャラなのかというとそういうわけでもない。自分の狂信に挫折を覚えるわけでもない。旧シリーズラストの無理心中描写にそのあたりが少し感じられましたけど、伏線としてはあまり生きてないですね。かなり行動に唐突感が感じられる。そういう意味では、前回も今回もやや練り込み不足は変わらない。

 ただ、この二作を踏まえて新シリーズがどう動いていくかは気になるところなので、ちょっと注視したいと思っています。「根性」とか、唐突に出てくる体育会系描写もあまり生きているとはいえないので、そのあたり、伏線としてちゃんと意味のあるものになるか、勝負どころはこの第三エピソードだと思うので、ちょっと注目していきたいと思います。しかし鷲尾エピソード、ぜったいに6話もいらなかったよなあ。せいぜい3話ぶんぐらいで十分では。
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2017年11月18日

「少女終末旅行」#7

 やっぱこういう時は「アニメってすごい」って思う。



 冒頭のパイプの迷路でグーッと引くシーンとか、本当、たまげましたもん。アニメだからこそできるスケール感。今回は特に、この食料工場のでっかさを強調するカット割りが多く、観ていてぞわぞわしました。原作ではついぞ感じたことのない感覚。やはりスケールのデカさを表現する場合、映像というのは本当に強い。特にアニメはひときわそうですよね。

 ハリウッド映画でもCG時代以降はこういうグーッと引きが増えたんですが、やはりどこかわざとらしい。絵と実写を繋ぐ形になるからなんだろうなあ。こういう大パン作画は、アニメ、特に日本アニメのお家芸という気がします。

 パイプに穴が開いて、ようやく本当の道を発見する流れも原作で観た時よりもかなり大きい印象がある。やはり、マンガで表現できるスケール感て限界がありますよね。

 そこからの落差として、後半のクッキー焼くほっこり感がまたいい感じになるわけで。あ、でもしかし、結構まっくらな中で作業してたんやなあというのがなんとなく分かる感じもあり、その寂寥感もまたいい。

そしておまけの週末授業の方は、イモが先生?

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2017年11月15日

「クジラの子らは砂上に歌う」#6

 うんまあ、悪くないんですけどね。なんかイヤーな展開の前兆みたいな気がするのは気のせいですか。



 まあ、安易な暴力の肯定ではなくて、いろいろ設定を考えていることは伝わってくるんだけど、なんかすごい嫌悪感のある惨劇がありそうだなあ。それを予感させるということは、そこを覆してくるんじゃないかというあたりは少し期待が持てますが。

 なんせ今回のタイトルが「明日人を殺してしまうかもしれない」だからなあ。かなりちゃんと考えてる。そこはいい。それでどうやってエンタメとして成立させるかが難しいんだけど、そのあたりうまくいくといいですね。

 まさか今回前兆だけで終わってしまうとは思いませんでしたわ。あ、そういえば、少年たちがつくづくイケメンぞろいで、そのあたり本当に少女マンガだなあと改めて今更ながらに思ったり。そのへんが実は最近の少女マンガの強みだと思うので、もう少し男性キャラを通り一遍ではなく、生かしていければ、面白くなるんではと思ったり。
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2017年11月14日

「血界戦線& BEYOND」#6

 今回は、珍しく誰かのメイン回ではなく、ライブラの危機にみんなで立ち向かう回。とはいえ、一応エド君がミシェーラの眼を直す目途が立たず凹んでいるところに、不屈の精神で危機に立ち向かうクラウスの姿を見て光を取り戻すという割と重要なエピソードだったりします。OPでも出ているミシェーラの絵の意味が初めて解説されるわけですし。たぶんクライマックスに向けて、割と伏線になっていくのだろうなあ。



 あ、とはいえルシアナ先生が久々に登場してくれたのはうれしかったりします。この人、もう一回派手にバトルとかしてほしいもんだ。

 それにしても、個性派ぞろいのライブラではあるけれど、あくまでリーダーのクラウスのカリスマあってこそ成り立っている組織だということが分かるエピソードでしたね。ここんところのサブキャラメイン回ではどうにも影が薄い場面が多かったクラウスさんでしたから、今回は見せてくれましたね。とにかくこじ開けて、一発殴ると。そのらしい感じがたまらない。

 しかし、どんな綿密な陰謀も5秒で片付けるライブラにしては、今回はてこずりましたよね。事務所を乗っ取る、という地味そうでいてなかなか巧妙な作戦が効いた感じ。まあそれでも結局はすべて丸く収めてしまうのが最強秘密結社ならでは。やはり最後のカタルシスはすばらしい。
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2017年11月13日

「宝石の国」#6

 あーそうそう、動けないんだった。とか、すべて見た後に思い出す。私の原作体験って何だったんだ…



 まあ原作ではかなり誰が誰だか状態に陥っていたので、アニメ版の明晰さはある意味で感動モノです。本当、カラーの情報量って大事だなあ。色で分かることってすごく多い。

 原作の最新話と見比べてみたんですが、原作、やっぱ難しいわ。フォスの顔だちからしてまったく違うし、主人公がどんどん変化していってしまって、同定が困難なんて、普通の商業作品ではなかなかないことですよね。思えばこのころ、足が失われるというあたりから伏線は張られていたわけです。

 この世界における個の同一性って何だろうとか考えてしまうし、シンシャの強烈さって、アニメ版でようやく納得できた感じ。これでこそ、ああフォスが執着する理由が分かるという感じですものね。なかなかハイスピードで進んでいるとはいえますが、現在の原作に追いつくまでは行かないんだろうなあ。

 むしろ原作のサブテキストとして恰好のガイドの意味を持っているアニメ版、ここから原作に入る人がもっと増えてくれるといい。個人的にも、いろいろわかんないままスルーしていたこと、忘れていたことを思い出しました。これ、ディスクセールス的にはどんな感じになるんでしょうね?
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2017年11月11日

「少女終末旅行」#6

 もうイシイ登場まで進んでしまったんですねえ、早い。どっかで聞いた懐かしい声だなあと思っていたら三石琴乃! ミレイユではないですか!



 この作品は、本当この世界ならではの「物悲しさ」がよく出たエピソードで、ユーリの「絶望と仲良く」という言葉になんかドキッとしてしまう。絶望というよりは「哀しい」のですよ。

 それでも淡々と生きるしかない、そんなからっぽの世界。まさに終末旅行なんだなあと。結末がわかっていても、飛行機が離陸する瞬間はなんか心震えたし、そういう思いこそが、ヒトを動かし生かし続けるんだなと思ったりもして。

 今回、なんと一気に30分でイシイのエピソードを一気に語り切ってくれました。10分だったらこれはできなかったわけで。やっぱり尺を自在にいじれるのは大きいなあと。

 そして今回の先生はもちろんイシイ。三石さん、やっぱいいわ。



 久々にNOIRが見たくなってしまった。
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2017年11月09日

「クジラの子らは砂上に歌う」#5

 第3話で、典型的なCLAMP展開になった時はどうしようかと思いましたけど、その後そこそこ持ち直した印象。90年代以降の少女マンガによくある説教臭い展開に溺れかけた時はマズいなあと思ったんですが、それも伏線としてなんとか今のところは回収できている感じ。



 とはいえ、本当3話見たときはマジで来週から見るの止めようと思った。クズみたいな人間出しておけばリアルが担保できると思い込んでいる典型的ダメ作品だと思ったから。第1話で本当に久々の異世界冒険ものの王道が見られると思っただけに、失望は大きかったですねえ。

 「メイド・イン・アビス」とか見れば分かりますけど、暗い展開自体がダメだというわけではなくて、きちんと作品内で成立しているか、伏線が張られた上での「ためにする」ものではないショック描写かというのは結構大事。「まどか」以降、なんか残酷なことすれば先進的なのかと間違った理解をしてしまうクリエイターが増えてしまったのはちょっと懸念してます。なんでもちゃぶ台返しすればいいってもんじゃあない。

 ただ、この作品の場合、非常に早い段階でのちゃぶ台返しだったので、それなりに軌道修正できてきているので、まあまだ見るに値するかなという感じです。ちょっと、最初の期待値が高すぎたので、残念でなりませんけどね。  
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2017年11月08日

「宝石の国」#5

 おお、主人公強化回なんてあったっけ(^^;



 主人公が足をつけ替えるエピソードはなんかおぼろげに覚えてたんですが、ああ、こんな話だっけ。こうやって整理された形で改めて見ると、結構王道なアクションヒーローものっぽい感じがしてくるのが不思議です。ヒーローチームの劣等生だった主人公がふとしたことから異形の力を手に入れる、なんてね。

 異形どころか、ワイルドカードですねこれ。原作は何度も言ってますけど、本当に読みにくく分かりにくいのでおぼろげにしか理解してなかったわけで。まあその曖昧さが魅力といえば魅力だったんですが、アニメ版は色がフルカラーで実にくっきりしてて、豪華な声優陣がキャラが立ってるから、すごくわかりやすい。ほとんど別物なんですが、でもストーリーは忠実で、なんだか不思議な気分。

 原作とほぼ同一のイメージなのは、金剛先生と月人ぐらいかなあ。今原作でやってる二重スパイの話とかまで行くんでしょうかね。
posted by てんちょ at 00:27| 大阪 ☁| Comment(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする