2017年09月21日

「徒然チルドレン」#12(終)

 静岡のSF大会で久々に再会したとき、韓国の朴さんが「割と好き」と言っておられましたね。確かに独特のさわやかなおかしみがあって大変に良かった。15分という尺もぴったりでしたしね。これ30分やったらダレてまうでしょ。



 そして最終回は、「球技大会」と「夏が始まる」という、キャスト総出演に近い長めのストーリーで最終回らしさを盛り上げてくれました。そして、最後まで見てみれば、このアニメ版の主人公は、千秋と香奈という夫婦漫才コンビが主人公だったんだなあとつくづく感じた幕切れでありましたね。結末は「ああ青春だなあ」という感じ。まさに。今までふざけたり茶化したりして肝心の瞬間をごまかしてきた千秋が、最後の最後に腹をくくって決めてくれました。ああ、こういうカタルシスもあるんだ、とちょっと驚き。

 この展開と、もう一組のすれ違いカップル、菅原&高野を同時並行で描くのもなかなかうまかった。それぞれの形で落ち着いたのも大変キレイな締めでしたしね。

 それはそうと、特にラブコメやらない元気少女・パティが最後のエピソードで異様な存在感発揮してたんはどういうことなんだろう。原作では彼女メインのエピソードもあるらしいけど。この子の相方になるのは誰だ。啓介? 2期あるといいなあ。
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2017年09月19日

「Re:CREATORS」#22(終)

 やっぱり最後は後日談でしたね。結局、キャラを増やしすぎて交通整理ができなかった印象。一人いなかったことにされてる人もいるし。それにしてもタイトル回収のひねりのなさがひどすぎる。誰しも考えるオチだろうこれ。



 世評ほど主人公が元凶とは思いませんけど、でもいらないですよね、このキャラ。導入部にちょっと出てきて、あとはフェードアウトしていってもよかったぐらい。最初はまだよかったんですけどね。

 そして全体に、被造物たちよりも、クリエイターのおっさん・姉ちゃんたちの存在感が素晴らしく、そのおかげで最後まで観れた印象ですね。特に松原さんは中年の苦悩出しまくりで大変に良かった。本当、彼が主人公でよかったと思うんですよ。ものかきの大変さについて、いろいろ背負ってる感が一番出てたのは松原殿と駿河のねーちゃんだった気がする。

 逆に人間の側は青少年じゃなくて大人のプロをずらっと揃えた方が、被造物との落差が出て面白かったんじゃないだろうか。それを若い視聴者の共感を呼ぼうとして無理やり少年を主人公に据えたもんだからおかしなことになった。松原さんが言ってる通りまさに「プロはそんな甘いもんじゃない」のですよ。それで視聴者の総スカン食らってりゃあ世話はない。もしどうしても出したいのであれば、セツナと恋仲だったのに裏切ったとか、もっと大きな因果が必要であったでしょう。

 ところどころ面白い部分はあったし、アクションもなかなか良かっただけに、最後は延々説明大会になってしまったのが本当に残念。しかしオリジナル作品って本当にバクチなんですね。
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2017年09月18日

「プリンセス・プリンシパル」#11

 なんと最後の最後で途方もなくこちらの予想を超えてきましたよ。しかしこういうじっくり見返したい回が台風情報だらけでカオスになってるのはなんとかしてほしい。



 とにかく誰と誰が入れ替わっているのか、誰が誰を騙しているのか、視聴者が分かっていると思っていた関係性を一気に突き崩すラスト。これはまさに最終回の責任重大。ただ、プリンセス暗殺指令とか言って「アンジェが代わりに犠牲」という安易なラストをあっさり飛び越えてきましたから、最終回、これは期待できるんじゃないかな。なにしろ王国の植民地兵が革命の狼煙をあげるというとんでもない大クライマックスを保障するヒキ。

 これは次週、離散したチームが再結集して活躍する展開になりそう。それで、たぶんもうひとひねり、誰かが誰かを騙してて、それが全体を締めるオチとなるはず。いやーこれはすごいすごすぎる。

 ただ惜しむらくは、本当に壁が崩壊して物語が終わってしまいそうだということ。まあ、ポスト冷戦の世界で、チームが再活躍する展開も期待したいところではありますが。ともかくも、まずは最終回にむけて期待とともに待機。今の所ストーリー上では完全にこちらの予想を超えてきてるので、大丈夫じゃないでしょうか。最終回はちせ殿の活劇みたいですねえ再び。
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2017年09月17日

「メイド・イン・アビス」#11

 今週は音もすごかったけど、美術がすごい。ナナチのマリモかコケ玉のようなアジトとか裏の花畑とか、なんか「おお」とつぶやいてしまう迫力でした。



 なんか異形の生態系が、ナウシカの腐海を思わせて懐かしくも美しく感じましたよ。最近はありもののファンタジーが盛況だったので、こういう作りこまれた異世界ってちょっと少なくなってましたね。やはり、アニメならではの強みも発揮できるわけだし、もっと作られていい。

 しかしナレハテというのはそういうものでしたか…… 第六層の上昇負荷、精神ではなく物理的な人間性を喪失させるのか。こわすぎる。いつの間にか不定形の邪神みたいな姿になってまうとは。ひょっとして、ナナチの相棒のミーティって、リコのカーチャンの変わり果てた姿とか?

 残るはあと2回(3話)、本当に終わるんやろか。このペースだと、ナナチが仲間に加わるところで終わりかねえ。しかし後が気になって仕方ない。なんとか最後まで作品化してほしいものですが。原作はあとどれぐらい続くのかしら。
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2017年09月15日

「サクラクエスト」#24

 あーとうとう次回最終回か。国王はなんか達観してるので、たぶん残らなそう。



 ただ、なんとか合併を回避して、間野山の名を残す、町の人たちが自分たちで始めようという手ごたえを得る、というあたりで着地点ですかね。ちょっと地味だけど……

 なかなか盛り上がらないのはリアリズムでいいんだけど、物語としての起伏にも欠ける形になってしまったのはどうにも残念。そううまくはいかない、というのはわかるんだけど、それでも起伏はつけられたと思うのですよね。なんかドバッと一時的に客が来るけど潮が引くように人がいなくなる、とかいう事態は、日本中で実際に起こっていることなのだし。

 そういう失敗を繰り返す中で、だんだんコツをつかんでいくということなのだろうし、それがメリハリともなったはず。実際の地域起こしの大変さを肌身に感じすぎているがために、もっとリアルにもっとリアルにと寄せすぎた気はします。

 それでも実際に飽きずに見られたのは、メインの国王と臣下たちがかなり丁寧に作りこまれていたからでしょうね。ただ、作劇的なバランスはあまりよくなくて「?」と思う場面がしばしばありました。今回の祭りのシーンのあっさりぶりなんてまさにそうですよね。え、なんのためにここまで延々引っ張ったのよと。

 じいさんたちがドクのギブスつけて神輿かつぐとか、シュールすぎて、もうちょっと伏線張っておけば笑えたのに、ともったいなく感じましたよねえ。本当もったいない。
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2017年09月14日

「Re:CREATORS」#21

 次回最終回だそうですよ。なんか泣かせにかかってんなあと思いつつ、しらじらとしてしまったのは、延々とキャラ三人の一人語りが続いたから。そういうのは、演出が破綻した状態ということでしょう。



 つまりきちんと「動画」として画面構築ができず、ポエムじみた説明セリフでなんとか雰囲気だけでも盛り上げようという方向に逃げざるを得なかったのは、いろいろなものを積み残して沈没してしまったから。なんか卒業式のエール交換みたいだなあと思いながら観てました。そしてこれ、相当にダレてる、というか退屈ですよ。

 アルタイルの人格が完全に変わってしまってるし、謎の百合エンド、誰が泣くんだろうこの唐突な展開に。

 設定はものすごく面白かったし、いいアイデアだと思ったんですよ。でも、広げすぎた風呂敷をタイムオーバーで畳めなかった印象。やっぱりまみかの唐突な死と葬式イベントの開催あたりから、視聴者と制作陣の意識のズレを感じざるを得ませんでした。いや、そういうものを描く作品だったの? と。

 みんな言ってますけど、おちゃらけた総集編が一番面白かったというのは、はっきり言ってヤバい。というか、この方向性にたぶん解決策があったと思うのに、番外編扱いで振り捨ててしまったのは誠にもったいない限りでした。潤さん演ずる外道クリエイターはなかなかのインパクトでいいテコ入れになり得たと思うのに、結局最後はただ立ってただけでしたね。せっかく潤さん怪演ぷりを見せてくれたのに。

 最終回、どうするんだか。「撤収」ムードがひしひしと感じるクライマックス。これが失敗作のオーラかぁ。本当に残念でならない。 
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2017年09月11日

「プリンセス・プリンシパル」#10

 今回は暗い話だ云々言われてましたけど、こういう二重スパイの悲哀みたいな話は定番として当然あるべきものだし、友情と非情の間で揺れ動く気持ちが非常に見事に描かれていたと思います。



 あと、なんかギャグ要員というかマスコット扱いなベアトなんですが、暗くて殺伐としがちなエピソードを明るくする非常に重要な役割を担ってます。しかも、ただのお荷物じゃなくて案外重要な役割は担っているので見事なのですよね。

 この作品「このキャラの過去はどうなっているんだろう」という疑問に非情に絶妙なポイントでうまくエピソードを入れこんでいるのがすばらしい。しかも、まるまる過去話ではなくて、メインストーリーはあくまで現在。それでいて、ちゃんと話は進行しているのが実に有能。

 今回も委員長の過去エピソードなんてほんの一瞬で、描かれずじまいの断片的なショットから同期生三人の関係性について、視聴者に積極的に読み取らせようとする姿勢が実にすばらしいのですよね。

 黒蜥蜴星人と委員長のライバル関係に視聴者の注目を引きつけておいて実は……というズラし方が見事だった。ドロシーさんは人間的な味が非常に豊富で、だからこそ魅力いっぱいであり、それゆえ一番過酷な場面に立ち会う機会が増えてしまっているのでしょうね。不憫です。

 あ、それはそれとして、今回もちせ殿はギャグ要因としていい味出してましたね。獅子脅ししようとして、なぜか寺の鐘みたいなものを作ってしまうという。

 そして次回はついにプリンセスに暗殺指令が? これはオチが読めたともっぱらの評判ですが、このあたりはヒッカケくさいなあ。このエピソードは次回23話で終わってしまって、最終回は案外過去に戻るんじゃないかと予想。空いた部分は視聴者に想像させるというのもあるかもですが、続き物ではなく1話完結パターンだけに、なんかしらの形で続けていってほしいなあ。
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2017年09月10日

「メイド・イン・アビス」#10

 第四層巨人の杯。ひょっとして温泉回か? とか呑気なこと考えててすみません。直後に反省することになりました。いやはやすさまじくエグい回でした。



 まあそれだけ、シビアに描写された回ではあるのですけどね。このあたりから明朗冒険で済まない、本当に危険で恐ろしい世界なんだと。きっぱりと宣言するようなエピソードでした。リコの片腕がはれ上がり、両目から血がドクドク出るものすごい描写。なるほどこれが上昇負荷かと。実にすさまじい。

 もちろん今回もサウンド面の凝り方は尋常ではなかったのですが、今回は特に水音が見事でしたね。ブーツで水の中をかきわけて行く時のジャッポジャッポという感じの抵抗が大きいサウンドが実に見事だった。それがバトルシーンになるとあちらこちらでパシャッ・ピシャッとまあ見事なまでに丁寧に振り分けたサラウンドに圧倒されましたよ。あと、リコが吐血してむせるシーンとか結構エグいけどリアリティある手触りでした。

 そしてウサギ娘・ナナチ登場。ナレハテ、ということは、探窟家が変異した姿なんですかね。しかしここからどうやらレギュラー化して同行するらしい。でもあと3話しかないよ!どうやって締めるんだろう。
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2017年09月09日

「サクラクエスト」#23

 なんとこの段階で合併話が勃発。有名菓子店の進出にも、ちっともうれしそうな顔をせずなかなか首を縦に振らない商店街の保守性がなんともリアルすぎる。



 ひょっとすると本気で合併で町が消えてみんな離散という、苦い結末かもですねえ。それぐらい地域起こしは徒労感ばかりが先立つ大事であるわけですし。似たような話の「チアフルーツ」が完全に絵空事の方向に行ってしまっているので、こちらはリアル路線できちんと収めてほしいかも。

 今の所、ほんとうに地方在住経験のある人間からすれば「そうそう」とうなづきたくなるようなシンドい話ばかりで、それでも少ない実を目指して奮闘すること自体は案外楽しくて…… とその点では、国王チームの奮闘といまいち爆発しない不完全燃焼感は、まさしく今の地域が置かれた難題そのものであるわけですし。

 ささやかなハッピーエンドでも、苦いバッドエンドでも、ここまでしっかり描けているのならば、それはきちんと受け止められそう。結構よくできていると思うんですが、やはりこれだけ毎期大量のアニメが量産される現状では、この手の話はどうしても埋没しますよね。せめてラストに向けて精一杯応援していきたいものですが。
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2017年09月08日

「NEW GAME!!」#9

 なんか賛否両論になってる最新エピソードですけど、個人的には、なかなか感心させられました。いや、こういう空気があってこその社会人アニメでしょ。



 なんかねねっちに新キャラのツバメが「なんだコネ入社か」とイヤミを言うところだけが切り取って紹介されていたので、どんなギスギスかと身構えていたんですが、その前後関係も見ると「いや、これはねねっちが悪い」となりますわ。死にもの狂いで努力して憧れの業界への切符を掴んだ立場から見れば、ド素人が「プログラミングも面白いかな」とほぼ面白半分で入社を決めているのを見ると、自分の努力をバカにされたようで、そりゃあ腹立ちますよ。ねねっち曰く「んーそういうのもいいかなー」と軽いノリで、それでも自分と同じように扱われているのを見ると「このコネ野郎」と言いたくもなるでしょう。

 問題は、ねねっちにまったく悪意がなかったことで、こういう風に若くて経験不足だからこそやってしまう、空気を悪くする発言とかってありますよね。自分もいろいろ身に覚えがあるだけにツラい。
 とはいえ、職能業界であるゲーム会社がズブの素人をコネだけで取るわけがないのであって、ゼロから独学でゲームを自作してしまったねねっちはなかなか見どころがあるのも確か。ヘラヘラと軽いところを危惧しつつも、あえてうみこが推薦したのはそういうことなのでしょう。

 ツバメ・ほたるコンビは、「こんなとこすぐ駆け上がって独立してヒットメーカーになってやる」というぐらいの気概なのだろうし、それくらい気張って入社してきたからこそ、周囲に「ナメんな」とピリピリした空気を発信してしまっているのでしょうね。若い若い。すぐに鼻柱をヘシ折られることになるのだろうけど、そこからどうやって夢を再構築していくか。これって誰にとっても、すぐに結論は出ない永遠の課題なんだろうなあ。そのへんをどう描いてくれるか、ちょっと注目したいとこですね。
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2017年09月07日

「メイドインアビス」#9

 ブルーレイの調子が悪く、とうとう買い替える羽目になりましたよ。一番煽りを食らったのがこの作品で、ここまで視聴を引っ張ってしまいました。音声環境もまだ整わず、ヘッドホンで視聴。うーん惜しいなあ。オーディオ系が復活したらもう一回見るか。



 それでも大断層の「グオーッ」と常に重低音が吹き荒れているような音づくりはさすがにすごい。無尽槌をレグがクチナワに打ち込むシーンの「ガツッ」という感じの音も非常に良かった。

 今回アニメオリジナルエピソードで賛否両論だったそうだけど、原作者の削ったストーリーだそうで、特に見ていて不自然ではなかったですよ。アホだけど馬力のあるリコらしいエピソードだったんじゃないかと。レグが動かない状態なので背負って歩く中で何度も死ぬような目に遭い最後は幻覚まで見ながらも、最後は「レグに会いたい」という思いから復活を果たし、ここまで守ってくれたレグとの絆が深まる。いい話じゃないですか。私は大満足でしたよ。

 問題はむしろ、あと3話しかないことで。これ、このまま途中で終わったら、すごい消化不良な気がしてならないんですけど!(^^;
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2017年09月05日

「18if」#9

 シリーズが進むにしたがってどんどん話は壊れていくし作画はひどくなっていく。大丈夫かこれ。3桁売れるかどうかも心配になってきましたよ。



 今回なんて、完全にSMチックなアングラアニメに近い世界観。しかも内容は超キッチュでなぜか下ネタダジャレが氾濫しているという。これ、監督の趣味ですかねー ところで誰? これ。

 まあ、ちょっと引くわなあ。これでは。セールスをアップではなくダウンさせるという点でまさに最強のエピソード。これのせいでセールス3桁転落しても不思議じゃないわ。どんどん売る気がない、好き勝手やらせてもらうという作品が続いていくので視聴者としては困惑するばかり。

 ここまで各作品のクオリティが低いと、森元監督の最終回がいかにハイクオリティでも海外にも売れないでしょう。実験的でもいいし尖っていてもいいけど、作品としてのクオリティは下げられると困ってしまう。いまどきタイトルが「アイドルはトイレに行かない」はないだろうし。

 まあ、今期最大の駄作として愛でるべきなのかなあと、じわじわと思うようになってきました。
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2017年09月04日

「プリンセス・プリンシパル」#9

 素晴らしい! もちろん前回の重く悲しいストーリーも大変良かったんだけど、今回はちせメインのギャグ回。いやあ、プリンセスプリンシパルで、これだけ笑えるエピソードがあろうとはなあ。



 今まで学園生活はほとんど出てこなかったのですが、ここでまとめて見せてくれましたね。全寮制の英国スクール風の陰湿な腹の探り合いを、ジャパンのサムライガール・ちせがばったばったとなぎ倒していきます。いや、それスパイなのに目立ちすぎ!(^^;

 しかしアンジェは、学園生活では、わざとらしいズーズー弁で通してたのか。今回初めて知る事実。ドロシーは「どっこいしょ」とオバさんな行動をしてるし、姫様はいつも以上に黒いし、ベアトは… えーと全方位ツッこみで平常運転かな。

 とはいえ、今回の主役はやはりちせ。まずい英国のカサカサなモーニングトーストを口にしてうぇっとなってるところも、堀川公への定時連絡で金つば食ってご満悦なところも実にいい。まさにちせの魅力満載で、個人的ベストの5話に匹敵する満足感。5話は派手なアクションが炸裂するところがよいのだとばかり思っていましたが、ひょっとするとオレ、ちせが気に入ってたのかもですね(^^; 今回は決闘シーンで格好良い部分は見せつけてくれましたが、基本的にはほぼアクションなしでしたからね。

 それでも十分に面白い、というか、べつにアクションがなくても、バラエティ豊かなエピソードで毎回しっかり楽しませてくれる。そこがこの作品の魅力ですね。最後はオチもつけつつチームの結束も見せて、その裏ではしっかり任務も果たしていたぬかりなさも示す。本当、完璧じゃないですか。脚本も演出も。

 次回はまたぐんと最先端へ進んでエピソード22なのですが、とはいえこれ、あと3話で本当に終わるんだろうか。なんか2クールの予感がしてきた。それはそれでとてもうれしいんだけど。
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2017年09月03日

「ゲーマーズ!」#8

 ああ、なんかやっぱりギスギスした変な雰囲気に(^^;



 今回のポイントはなんといっても後半の人生ゲームですね。まあ一応今回は、ゲームやってるんだ、こいつら。めずらしいといえばめずらしい。ボードゲームですけどね。そして、マス目のメッセージが全員の気分を気まずくさせるいやがらせのようなものばかりというのが、笑ってしまった。

 プレイを進めるほどに一番くっついてはいけない相手同士が結婚相手となり、ヒロインはひたすら独り身で金を稼ぎまくって独走。でもぜんぜんうれしくないという。

 そしてこのゲームを通して腹の探り合いが進行し、なお一層事態がややこしくなっていくという。やれやれ。それにしてもこの作品、どんな終わり方するんでしょうねえ。まあどっかでぶった切るようにバッサリ終わっても、ぜんぜんかまわないんですけどね。
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2017年08月28日

「プリンセス・プリンシパル」#8

 いわゆるプリンセスとアンジェのエピソード0回。まさかここで持ってくるとは意外でした。結構最後の方になると思ってましたから。



 まあ、入れ替わりは既に視聴者にも了解の事実ではあるのですが、そこにさらにプラスアルファの情報が示され、全体のトーンが固められていく演出がなかなかにすばらしい。ああ、そういうことなのか、と軽くこちらの思い込みを裏切ってくれる伏線回収が見事。

 そして、今回の聞き役であるスリの少女、ぜったい最後に殺されるよな……と思っていたらそんなことはなかったです(^^; こういう裏切り方もある意味うれしい。ただ、今回の件でまたしてもガゼルに目をつけられる事態になってしまいましたから、どこかで対決しなきゃならんのでしょうなあ。

 今回の話、基本的には古典的な「王子と乞食」エピソードなのですけど、かなりシビアに貧富の差が描かれる契機となっているし、それが革命のエピソードと自然に結び付く展開になっていて、国家の分断から冷戦へという流れも実に無理がない。つまり「スパイものがやりたいから」という強引なストーリーではなく、かなり考え抜かれている跡が感じられるわけですよ。

 しかしこれ、8話まで来てこれということは、2クール分割かもしれんですね。それはそれで楽しみだけど。次回は一気に戻って11話。ちせ殿メイン回ですか。これはこれで面白そう。
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2017年08月26日

「ゲーマーズ!」#7

 なんかいい感じのラブコメ路線で締めましたけど、どうもこんな平穏は長く続かない感じ。



 前回まさかの告白OKで雨野君と天道さん付き合うことになってしまいましたけど、この作品、メインキャラクターがお互いのあり得ないほどの裏の裏まで読み合った結果、雪だるま式に人間関係が錯綜していくところが実に面白い。空気を読む行為の不毛さを語っているという点では、今の若者社会への風刺ですらありますね。

 ラブコメはネガ要素を徹底的に取り除いてひたすら読者にいい思いだけをしてもらおうと媚を売りまくった結果、果てしなく続く不毛な平野みたいな作品ばかりになってしまった。

 これに対して、主人公も他のキャラも、感情移入の対象であることを放棄すれば、とんでもなく面白くなる可能性があることを示したのがこの作品。恋に振り回される策士たちを外野から気軽に観ていればいいのであれば、こんな面白い見世物はない。

 そういう点では、今回後半の「なんかいい感じ」は「あれ?」という違和感すらあるのですが、どうやらこの二人ぜんぜん進展せず、気まずい関係のまま表向きは恋人であり続けるというややこしいことになるらしい。だとしたら、それはそれで次回が気になるところ。しかしマジで、ゲーム本当に関係ないわ(笑)
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2017年08月25日

「18if」#7

 今回のエピソード監督は千明孝一! 「東京BABYLON」や「ラスト・エグザイル」のベテランじゃないですか。



 それでこのゴリゴリCGアニメ画面!! 誰の趣味だ。どっかの美大生の卒業制作かと思った。むろん、そういう線を無理やりカバーしてパロディ的に見せる作戦なんだろうけど、いくらなんでもやりすぎ。「間違ってアニメミライ録画してしまった」と消去されるぞ(^^;

 しかもキャラがポルとポトのコンビとか、明らかに狙いすぎ。独裁的な二代目国王が某国の三代目をあまりにも露骨に彷彿させてしまうし。

 そして今回もかなり無理やりのアンハッピーエンド。魔女を不幸にしてもとにかく目覚めさせたらいいって、クエストとしては、ちょっと安易すぎない? こういう風にかなり乱暴な展開の連続になることは目に見えているわけで。

 いや本当、なにがしたいんだろうなあ……
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2017年08月24日

「プリンセス・プリンシパル」#7

 毒ガスジャックとの対決エピソード! とこれは燃えるアクション回!と思ったら違いましたね(^^;



 なんと毒ガスジャックを見つけるために潜入した洗濯工場を立て直す回。どんなプロジェクトXだ、この番組。とはいえ、前回がかなり悲惨なラストで辛かっただけに、こういうワイワイと牧歌的なエピソードもたまにはいいよね。そして、こういう呑気なコメディ回でも、ちゃんと事件は解決しているあたりがすばらしい。

 そして、ベアトが機械に強いところを発揮するし、ちせは労働歌を皆に教えるし、工場の少女とささやかな友情を結ぶし、誰もお荷物にならず、毎回チームがきちんと機能してフル稼働しているのがいいんですよね。

 この作品全体に言えることですけど、敵は決して間抜けではなくて、全体に狡猾。今回も、なかなか尻尾を出さないし、最後は工場に踏み込んできてアクションになるんだけど、ここもきちんと伏線が示されていて、敵の情報収集能力の高さがうまく表現されているというわけ。

 しかし今回、なぜ2話遡ったエピソードになるのか、ちょっと不思議だったのですが、中には鋭い人がいて、みゆきちさんの「7」こそが二重スパイで、今回の毒ガス騒動で呑気な対応をしているのに反感を持って、ドロシーをわざわざ父親と接触させ、ガゼルに目をつけさせたのではないかと……

 次回は一気に20話まで進んでしまいますし、このまま行くと、虫食いだらけのまま終わることになりそう。空いているところは自由にファンに考えてもらおうというのか、それとも二期を見越したものか。どちらにせよ、楽しめるものとはなりそうですね。この先の展開も楽しみです。
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2017年08月21日

「Re:CREATORS」#18

 なんだかんだいって楽しんでいると思うし、世評で辛口に叩かれているほどヒドい作品とも思わないのですが、ちょっと今回ばかりは「うーん」でしたね。



 なんだよ、結局出たとこ勝負かい、と。もうちょっと綿密な伏線を張ってるもんだと思っていたら、今回かなり雑な展開が露呈してしまいました。あとちょっとなのに大丈夫か。

 散々悪役っぷりを見せつけてきた真鍳が、延々と主人公と語りあった挙げ句(かなり尺の無駄だと思う)、妙に親切な手助けをしてくれてしまう。しかも、弥勒寺がハンガクを取られてたのは伏線でもなんでもなくただのうっかりで、しかも真鍳は特に何をするでもなく、ただ突っ返してきたという。じゃああの展開なんだったのか、と。

 もちろんそれなりに伏線は張られているのでしょうけど、結構出たとこの記述も多いこと、ちゃんと最後まで話を固めて脚本を作っていったわけではないことがわかりました。いやそれはあかんでしょ。2クールで終わることが最初から決められているテレビシリーズでそれは。昔のアニメみたいに好評だったからもう1クール足して、なんてオーダーはあるわけもありませんし。

 そして、アルタイルの手駒は一気に寝返り始めたのですが、相変わらず負けそうもない自信満々のアルタイル。まあ、最終回まで引っ張るんだろうし。いったんこのプロジェクトがこけることを予想していたんですが、どうもそれはなさそう。確かにここまで展開したものがチャラになったらクライマックスに向けて立て直すのは大変。とはいえ、このままダラダラと一進一退が続くのもなあ。

 さすがにラストはそれなりに練られていると信じたい……
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2017年08月20日

「メイド・イン・アビス」#7

 今回は、さほど注目に値する音づかいはなし。まあ、舞台が限定されてますからねえ。そもそも地表パートでは、ほとんど凝った音声演出というのはありませんでしたし。



 しかし今回は大原さやか独演会。実に度し難い(笑)不動卿オーゼンの圧倒的なオーラを感じる演技の連続でしたよ。すさまじい狂気を感じるのだけど、悪人とは断定しきれず、妙に親切な部分もあったりして、実に掴みづらい。そこがまあ、オーゼンの魅力であり、平板なキャラクター造形が当然とされる昨今では、なかなか傑出したアイデアと言えると思います。つまり、オーゼンの複雑さというのは、文学的な灰色のトーンではなくて、一瞬一瞬で黒に見えたり白に見えたりと変幻自在のキャラクターであることにつきます。つまり、記号キャラなんだけど、その記号は特定できない、という食えなさ加減が実に新しい。

 あと、今回はリコの出生の謎が思いがけない形で明かされていたのも注目ポイント。あと、アビスの深淵に触れると、人間は歳を取らなくなってしまうんだろうか。オーゼンは50年以上前から現在と変わらぬ姿であったという。まあ、これまでもいろんなキャラのセリフの端々から、この世界の寿命はわれわれよりずっと長いんじゃないか? という思いがあったのだけど。

 今回は動きが少なかったぶん、この先の展開の伏線となりそうなネタが盛大にバラまかれている予感。しかし、このペースで13話でそれなりにキリのいいところまで行けるんだろうか。まあ、ディスクはそれなりに売れそうではありますけど。2クール目も期待したいところですが、しかし原作もまだまだ完結してはいないのですよね。いまやなつかしい明朗冒険ものだけど、シビアな世界観もしっかり示すあたりがこの作品のいいところ。だからこそ作品に厚みが出るわけですから。
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2017年08月19日

「サクラクエスト」#20

 いやー甘うみてましたな(^^; さすがシビア展開で鳴らすPA。東京まで勝負に出かけた真希、開始3分てで終了かい。



 本当、おとぎ話をやる気はとことんないってことですか。「以上の方はお帰り下さい」という展開、リアルでやったら、殴られると思うぞ。

 とはいえ、これであきらめるのではなく、地域から演劇をやっていこうと腹をくくった真希の思い切りがなかなかにすばらしい。結構おざなりになるかなと思っていた、国王の思いつきから始まった「血まみれサンタ」演劇も、なかなかにいい感じのハートフル劇に仕上がっていたのはすばらしかったですね。

 結構みんな本当に挫折の連続で。でも最終的には祭りの演劇が突破口になるのかな。さて、みんな忘れてますけど、クエストはまだ途中ですから。まあ、太鼓の修理も思わぬところから救いの手がさしのべられるとか、少しずつ事態は動いている模様。

 しかし小道具の使い方は妙にリアルなんだなあ。廃校になった小学校に廃れた祭りにと。本当、国王が何を目指して自立していくかが最後のカギになるのかもしれないですね。
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2017年08月18日

「NEW GAME!!」#6

 本当、シビアなお仕事アニメになってきましたね。もちろん原作でもあるシーンのようですが、ここまでじっくりと描きこむことで、プロの厳しさ、シビアさがひしひしと感じ取れる展開となりました。



 こういう職人的盛り上げをやらせたら、藤原監督というのはすごい。なんか「未確認」の全盛期のすごさが戻ってきた気がしますよ。1シーズン目ではまだパッとしなかった気がしますが、原作ではややパンチに欠けた場面も、それはもうくっきりと描き出してみせるし。

 双葉の晴れ舞台、と浮かれていたら「お前は無名だからキービジュアルはダメだ」と釘を刺される展開。じっさいにもあるあるなんだろうけど、文句のつけようもない形で、青葉と八神の実力差を見せつけるあたりはすごかったです。確かに原作もまったく同じストーリーなんだけど、色とか細かいしぐさとかがうまく改良されていて、ベテランの手慣れた技と、経験不足の新人の絵はうまいけど演出に欠けた画面の差がくっりとわれわれ素人にもわかる仕掛けとなっていました。

 そうそう。青葉ちゃん、画面に奥行を作るのはよかったんだけど、主人公を一番奥に配したらいかんわよね。これに対して八神さんのやつは、一枚絵で「着ぐるみを着替えながら冒険するんですよ」というのが一発でわかる仕掛けで、なるほどうまいとうならざるを得ない。

 実際、それなりに双葉のアイデアが良く、かなりの大作となるだけの出資が集まったこともあって、スタッフには誰もが知るベテランを据えるしかなくなった、という展開も実に納得がいくわけで。私が新人の時とは違う、と八神は抗議するわけだけど、あれは誰も注目していなかった低予算作品だった、とは。ゲーム業界のシビアさがひしひしと伝わる。でもみんないい加減じゃなくてどうやったらベストの形で作品を送り出せるか考えてて。それでも結果として双葉は犠牲となってしまうという。

 さて、この先どうなるか。まだまだシビアな展開が待っていそうですね。ちょっと目が離せません。
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2017年08月17日

「18if」#6

 いや、学校でイジメられるオタク少女、なんてネタはみんなドン引きするからやめた方がいい。イジメネタは嫌われるからなあ。みんな自分のことを思い出して鬱になるので。

 

 それでいて、なんか70年代アニメのパロディみたいな展開、誰が喜ぶんだろう。今回のヒロインの子、ノリノリで昔のアニメのコスプレしてましたけど、わかんないんじゃないか。こういう雑な「宇宙空間で敵を一掃ビーム」とか、今は演出としてもかなり恥ずかしいので、あまり採用されないと思う。

 まあ、イケメンにやさしくされてコロッといってるあたりのチョロさは、いかにもな展開で大笑いしましたけど。確かにオタク女子の思考回路としてはこうなりますよねえ。イケメンが正義。まあ、最初に出てきた「少年陰陽師」みたいな展開は、いかにもらしくって良かったんですが、その後ほとんど伏線になっていないあたりがなんとも。

 というわけで今回もかなり雑です。ていうか、まあなんとか解決した後で「いや、それじゃ解決しとらんだろ」というED後のミもフタもない展開はなんだったんだろう。オチとしてもほとんど意味不明。
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2017年08月15日

「プリンセス・プリンシパル」#6

 今までとかなり毛色の違う、動きの少ない苦いエピソード。「NOIR」で言えば「地獄の季節」みたいな感じですかね。内容的には番外編、ただ、今後への伏線とはなって行きそう。特にガゼルのキャラがようやく前面に出きた感じ。



 こういう「スパイの辛さ」を感じる日常エピソードはどこかに入るとは思っていたんですが、その主役がドロシーで、こういう場面で組まれてくるとはちょっと意外でした。前回がやたら派手なアクションエピソードだっただけにね。しかしみんな父親には恵まれてないのね。

 それでいて、ほとんど出番のないはずの他メンバーも、意外な形で重要なエピソードがさりげに明かされるあたり、いかにもこのシリーズらしいと思います。

 ちせとアンジェの過去がかなり異常であるだけに、逆にドロシーの過去がこれだけ「普通の平民」であったのには驚かされます。まあ、だからこそ背伸びしてチームのリーダーとかお色気要因とか買って出ているんでしょうね。キャラの肉付けとしては重要なエピソードと言えます。ただ、この作品、全部で12話しかないわけで…… 虫食いエピソードの効果がこれで出てくるでしょうか。

 徐々にディスクセールスも上向いているようで、2クール目を目指すか、それともあえて視聴者の想像に委ねるか。そういう部分も含めて、注目となって行きそうですね。

 そして次回は、エピソード16。またちょっと遡ります。毒ガステロ犯との闘いということで、またもや大仕掛けとなりそう。「NOIR」で言えば、後半のギリシア悲劇めいた展開がかなり間延びしたので、もしもあれがシャッフルされていたら、大分印象が変わっていただろうなとは思うのですよね。そういう意味でも、クライマックス展開がいつ立ち現われるかも含めて、なかなか目を離せません。案外最終話は、エピソード0かエピソード3だったりして、なんて思ったりするんですが。
posted by てんちょ at 00:00| 大阪 ☁| Comment(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月14日

「メイド・イン・アビス」#6

 今回は、監視基地を舞台にして、ほとんど動かないエピソード。従って空間の膨らみを音で表現する演出の出番はほとんどないところですが…… しかしここに現れたのが異様極まる基地の長・オーゼン。必ずしも悪役とは言い切れないのですが、どこか異様で強烈な印象を与えるキャラクター。この声づくりがなんとも凝っておりました。



 これは演出的にもむずかしかったろうなあ。おっかないけどいい人、というガンコオヤジみたいなキャラでしたら既にいっぱいあり、定型化されてますが、ラスボスか怪物のようにしか見えないけど、親切な一面もあって、どう接すればいいか困惑するようなキャラクターという。

 ここに大御所・大原さやかを据えたのは大正解。あの「ツバサ・クロニクル」の次元の魔女・壱原侑子役ですね。最近では「シドニア」の仮面の艦長とかやってるので「ああいう感じか」とまさに納得。ただ、オーゼンは、ただカリスマで一物あるタイプというだけじゃなくて、本当に何考えてるかわからない怖さ、それもひょっとしたら人ですらないのではと思わせる強烈な異物感を出さなければならない。それを見事なまでの説得力で見せ切ってしまった大原さやかはさすが。

 音響演出的には、ブーンという感じの不穏なノイズ音とデロデロした不気味な音楽、あまりメロディらしくない単調なサウンドが巧妙に組み合わされて、これがなんとも不安をかきたてる旋律となっているわけ。冒険しない今回も、やはりサウンドで見せる演出は健在でした。さすがやなあ。

 とはいえ、男の娘でメイドな弟子・マルルクにはとても慕われていて、そのあたりの人間関係も説得力のあるものにしなければならない。この構図は実に巧妙でした。そういうやさしい一面も、大原オーゼンはちゃんと表現できているのですよね。本当にお見事でした。拍手。来週も出るわけで。いや楽しみだ。 
posted by てんちょ at 00:10| 大阪 ☀| Comment(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする