2016年10月29日

「フリップ・フラッパーズ」#1〜3

 前にもちょっと書きましたが、はっきり言ってキャラクターデザインは好みではありません。いくらなんでも目玉でかすぎ。第一次作画崩壊か、という感じですよ。



 ただ、キャラクターデザインを犠牲にしたのは、とことん動かすためだったのねというのが見えて来て、ちょっと面白くなった。まああとそれと、さすがに観続けるとそれなりに慣れるというか(^^;

 まあオリジナルでもあるし、それなりに見守ってみようかと。「ローリングガールズ」ぐらいにはなってくれるかなあ。セールス的にはキツそうですが。

 個人的にはなんとなく「ポールのミラクル大作戦」というむかしのアニメを思い出してしまいましたよ。主人公がさらわれたヒロインを探していろいろとシュールな世界を次々わたっていくという話。今から思い返してみれば、その世界の名前が「不思議な世界」という、ひねりがないにも程があるネーミングだったのにはもう少しなんとかならんかったんかと思いますが。まあ、昔のタツノコのネーミングセンスのヒドさは語り草でして、逆にそれが味があったぐらい。

 今回もかなりいい加減なシュール世界の感覚はちょっと似てる。ただ、それを積極的なイメージとして捧げているのはちょっといい感じかもしれません。ひとまずちょっと様子見てみますかね。
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2016年10月25日

「舟を編む」#1〜2

 なんかここんところ女子向けづいてるなあ、ノイタミナ。今回もチャラ男と真面目男子のカラミですか。まあ、前回ほど露骨ではないようですが。



 しかもベストセラー作品で実写映画は先に済まされているという、ほとんどネタ切れ感満点な企画はあまり気が進まなかったのですが、アニメならではの表現をうまく使って辞書づくりの世界の魅力を語る演出はなかなか良く、視聴を決めた次第。

 しかしこれ、原作は未読なのですが、インターネットが本格普及する前の時代の話なのね。まあ、だからこそ辞書づくりがドラマとなり得たのかもしれませんが。個人的には、いつの時代も辞書は必要と思うので、ネット時代の辞書づくりこそ気になるところではありますが。

 たぶん、小刻みにバージョンアップを続けていける現在と違って、どこかで「ここで出そう」というキレのいい節目を見つけるのが難しかったんだろうなあ昔は。項目別にこうやって原稿用紙に書いてフォルダ化していたのがほんの二十年ほど前のことなんだなあ。と感慨深い。

 主人公の内面を映像化することで、アニメらしい表現を見つけた監督はほめられていい。問題はこのトーンを最後まで保てるかどうか。結構難しいと思うけど、そこは応援していくつもり。どうか、がんばって。
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2016年10月24日

「バーナード嬢曰く。」#3

 えーと。みなさんあまりに「聞き取れん」「聞き取れん」言うので、本当かな? よし今日はボケ―っと聞き流してみるぞ。と挑戦。



 えーと、全セリフ普通に聞き取れたんだけど、オレがオカしいのか?(^^; まあ、あーあそこのあれ持ってきたんかーそうそう。とかツッコミながら観てるディープな原作ファンですけど何か。

 今回はSFと世界のムラカミです。おお、じゃあ「ディックが死んで30年」が出るのかそれとも「グレッグ・イーガンは本人もわかってない」が出るのか。どっちでもなく「SFって何」でした。あー最初はそんなもんですよね。でも、久々にアニメで再現されたシーン見てると「なんか神林の怒りがわかる」気になってきたから不思議なもんです。

 そう、「SFって何」って、まさに地雷なんですわ。私なんてそれでどんだけ友達なくしたか(苦笑)まあこの事象に関しては「自分はまだまだ浅いなあ」って思いますし、SFについて考えるのはとことんめんどくさい。でもそれをやってしまうのがSFファンなのね。そういう熱い部分も含めて、本当、神林っていいキャラだと思う。

 今回のもう一方、ムラカミに関しては「あー読んでないやー」ってとこで。でも、作者のスタンスはそっちに近いのがなんかうれしい。こうなってくるとド嬢の悩みがなんか普遍的に思えてくるから不思議。
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2016年10月21日

「うどんの国の金色毛鞠」#1

 関西最後の新番組ということになろうかと思います。うんでも待ってた甲斐ありましたよ。特にうどん県在住経験者の一人としては。



 たまーに瀬戸内芸術祭とかで再訪しても、びっくりするほど変わってないからなあ、あの県は。でも、いつ行ってもうまいうどんが格安に食えるのは本当にありがたい。今や東京でも大阪でもさぬきうどんは食えるようになりましたが、やはり香川で食べるものにはかなわないし、なによりあっちの方がはるかに安い。

 そんな香川が最近妙にアニメの舞台になっているのはうれしい限り。「結城友奈」とか、香川が大変なことになっていたけど、まあ愛ある香川表現があって、しかも名作だったら言うことなし。これ結城友奈ほどは売れないでしょうけど、個人的には満足ですよ。

 どこなんだろうこれ。屋島あたりなのかな。あのあたり、定番のうどん屋が多いんですよ。山田家とかよく行ったなあ。あそこは天ぷらの方がうまいんですが。

 でも、本当にうまいのは、この作品で舞台になっているような「製麺所」というやつ。本当は、街のうどん店やスーパーに麺を卸すためにただ作っている「工場」でしかなくて、店として意識して作られてはいないから、大抵がとんでもなく不便なところにある。田んぼの中のモルタルのバラックとかね。

 ところがこれがいつのころからか評判を呼んで、わざわざ食べに行く人が増えるようになってしまった。そんなわけで、仕方なく調理場を設けて、食べさせる店が増えてきたというわけ。当然完全セルフで、鍋から勝手に出汁すくってうどん入れて、ネギは裏の畑から抜いてきて刻めとかいう、面白い店もありますよ。

 主人公の店はどういうことになっていくのかなあ。なんか見ていて、深夜なのにうどんが喰いたくなって困りましたよ。

 あ、そうそう。この作品、アニメとは思えないほど本気で香川弁やってて驚いた。実際向こうに住んでいたころも、こんなにディープな香川弁そう聞いてないぞ。「なんができよん」という言い回しがある、とは聞いていたけど、くじらさんの口から聞くとなんか感慨深い。いいなあ。今後が楽しみです。
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2016年10月20日

「Occultic;Nine -オカルティック・ナイン-」#1〜2

 原作は人気ゲーム脚本家のラノベのようですが、実質オリジナル作品に近い感じでしょうか。バスター的な方向からオカルトに引っ張られる路線のようで。



 ちょっとあり得ない非現実的な胸の大きさに若干引きました(^^; とはいえ、ガチャガチャした群像劇としては、こういうのもアリな感じでしょうか。今の所なんとも評価のしようがないけど、とりあえず後から見返すことができるように消さずに残しておくか、という感じですね。

 まあ、途中で一気に失速したら消しますが。この手の話は、結構綱渡りなんで、難しい。と学会的な懐疑路線が一時期全盛を極めましたけど、それもなんだか元気がなくなって、オカルト全般がなんか過去の遺物と化してる気が。それでいて、ちょっと面白半分で開いてみるとバクッと食われるところがあって、まだまだオカルトは怖い要素を残しているなという気はします。

 この作品のちょっと面白いところは、オカルトが怖いのか、オカルトを信じている人が怖いのか、それとも懐疑論者もヤバいのか、と割とギリギリの線をうまく狙っているのが面白い。フィクションですから、反オカルトに必ずしも立たなくてもいいわけで。これがノンフィクションだと「とりあえず反オカルト」は保険でかけておかないと、立つ瀬がない現状ですからね。そのあたりは、と学会にもそれなりの功績はあったということでしょうか。まあ、彼らの問題はやめ所を見失ってしまったところにあるわけですが。

 「世紀末オカルト学園」はちょっとベタすぎてげんなりしたので、これぐらいいかがわしい方がかえって面白い気はします。とりあえずはまあ、応援の方向で。リスキーだけど、がんばれ。ってとこでしょうか。
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2016年10月16日

「バーナード嬢曰く。」#1〜2

 いやあすばらしい!! ちょっと不安もあったんですが、うっかりさやか=ド嬢、姉御なみかこし=神林のコンビが絶妙のハマり具合で大喝采。原作と違ってこちらは第1話から神林が登場し、ド嬢に百合アプローチ展開。ちょっとフライング気味だけど、これはこれでいいかなあ。ただ、これだと「笑顔のミカン」エピソードがそれほど感動的でなくなってしまうかも。たぶんこれが最終話になると思うんですが。



 第2話では、あやっぺの長谷川さんが大活躍。今回一番心配してたんですが、杞憂でしたね。マジでシャーロキアンしてます、あやっぺ。マジシャーロキアンのポールさんのご意見うかがいたいところ。しかし途中からさわこに百合愛するようになる神林はさておき、この作品で最初から秘めた恋を胸に抱いてるのは長谷川さんだけなのですよね。その理由がいかにも読書家的などうでもいいようなものであるところがまた笑えるのだけど。

 実は登場する大量の本がみんな虚構に変えられてしまうんじゃないかと心配してたんですが、いや結構そのまま出てますね。いいのか。まあ、SFファンとしては、ズラズラと神林が並べたてる大量のSF本を観ているだけで幸せな気分になれますが。「グレッグ・イーガンは実はみんな分からないまま読んでいる」という神林の名言は出るかなあ。そうそう、旅の往路で『エターナル・フレーム』読んでたんですよ。

エターナル・フレイム (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ) -
エターナル・フレイム (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ) -

 はっはっは、見事によくわかんなかったです(^^;
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2016年10月15日

TRICKSTER -江戸川乱歩「少年探偵団」より-#1〜2

 いや、視聴決定作品を中心に、と言った矢先に何なんですが、これはさすがにちょっと言っておきたくて。一応二話まで観ましたけど、これはアカン。これならまだ「乱歩奇譚」の方が3%ぐらい乱歩要素ありましたよ。これ、1ミリも乱歩要素なし。



 これ、要するにタダの女子向け美少年図鑑アニメでしかないでしょ。ただ、あまりにも中身がないのでそのままやったら沈没は必至。だからキャラ名を乱歩から拝借した、とそれだけ。ミステリ要素もとってつけたような感じですし。

 じゃあなんでわざわざ乱歩謳ったかというと、タダやからやろうねえ(^^; 版権が切れたから。でもどういう状況にあったとしても、原作に奉じるからには最低限の敬意だけは持ってほしい。これなら、無茶苦茶やっているようでいて原作への愛にあふれた「文豪ストレイドッグス」の方がよっぽどいい。

 こういう看板だけ借りる所業はすぐバレるので、本当にやめてほしい。
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2016年10月14日

更新止まってすみません

 すみません。連日更新ぐらいがウリのこのサイトを10日も止めてしまいまして申し訳ございませんです。

 いや実はちょっと旅に出てまして、旅先でも更新できるなーと思っていたら、実はあかんかったという原因でございました。ネット環境はどこでもOK、とはいえんなあ。というか、もはや世の中はスマホ仕様で、ツイッターで短文上げる人向けなのね。

 うちの家族はFBで連日実況してたので、なんか切なかった。こっちはSNS大嫌いがポリシーなもんですから。書くならブログでしっかりそれなりの分量書きたいわけで。

 何よりアニメ新番組更新時期にかかってしまってさあ大変。帰宅してみたら、HDがほとんど空になりかけてた。いやあ、必死こいて整理してから出かけたんやけどねえ。

 というわけで、さっきまで必死で観てました。まだだいぶん残ってますが、一応一週目はクリアしたので、今期の視聴作品を発表。

月 魔法少女育成計画(西明日香枠)

火 プリパラ(継続)
  うどんの国の金色毛鞠(未見・保留)

水 響け!ユーフォニアム2
  文豪ストレイドッグス(2期)
  魔法少女なんてもういいですから(5分・2期・西明日香枠)

木 フリップフラッパーズ(保留・デカすぎる眼はキモい)
  舟を編む(保留・未見)

金 ガーリッシュナンバー
  Lostorage incited WIXOSS(西明日香枠)
  バーナード嬢曰く。(5分)

土 3月のライオン
  オカルティックナイン

日 なし

 保留2本を入れても11本。プラス5分が2本。今のところ5分アニメ二本の方がはるかに面白いんだけど…まあ、これはアカンという感じのものはバサバサ落としていけたので。

 なんか今期は「ステラのまほう」とか「装神少女まとい」とか作画的に相当ヤバかった。キャラを外して画面外でしゃべらせるとか、1話からやることじゃないでしょ。「フリップフラッパーズ」も相当やばそうなのだけど、オリジナルなのでひとまず様子見。

 まあ、西明日香枠が三つもあるのはうれしい限り。更新には困らないことになりそうですね。ではでは、明日から視聴決定作品を中心にレビューして参ります。ちょっと駆け足になりますが、ご容赦を。
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2016年10月04日

「WWW.WORKING!!」#1

 なんともともとはこちらの方が原型なのだとか、というウェヴ版。キャラクターをすっかり入れ替えてややマイルドにしたのがヤングガンガン版。しかしアニメ版が大ヒットして第三弾まで作られたことで、とうとう元祖もアニメ化されることに。



 ええと、なんかイヤな感じだ!(^^;

 かなりド直球でブラックな展開でフォローもないので、まあそれも仕方ないかなという感じですか。そして、同じファミレスの別の支店の話だから似た感じになるのは仕方ないんですが、舞台がそっくり同じで役者だけが代わってる感じなので、既視感が否めない。しかもこちらの方が面白いかというとそうでもない。いろいろ文句言ってたけど、本家は面白かったんだなあと。カタナシ君と伊波さんのラブストーリーはどこかおかしくもほほ笑ましくてよかったし。

 今回はそういうラブリーな展開は皆無になりそうで、マジで人間関係がリアルにギスギスしているのでシャレになってない。

 それよりも何よりも、過去三作とカメラアングルとか演出がまったく同じというのはどうなんだろう。おかげで本来以上に再放送感が強調される結果になってしまった。もう少し「別の作品」感を強めるアレンジが施されていれば、違ったかもしれないのに。さすがにこれだと「もういいか」感が漂いますね。観るべき作品多いし。というわけで視聴断念。悪くはないんだけどねえ。びっくりするほど良くなる可能性もなさそう。
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2016年10月03日

「タイムボカン24」#1

 タツノコはもう過去の遺物しかないのか、と問いただしたくなる。なんなのこれ。元祖をリアルタイムで観た世代としては、ふつふつと怒りが湧くしかない完成度。



 「ヤッターマン」の二度にわたるアニメ化に続いて今度はタイムボカン。そしてどんどん脚本のつじつまが合わなくなり、ストーリーが劣化しているのはどういうことよ。これだとまだ最初のリメイク版ヤッターマンがマシに思えてきてしまう。

 今回なんてもう支離滅裂で、「クレオパトラは実は夫婦漫才師だった」という「真の歴史」を守る方が「正義」、妨害する方が悪、となってますけど、どうみてもこれ逆じゃない? クレオパトラが漫才師で女王ではないのだとしたら、シーザー、アントニーとローマ帝国はどうなるの? 歴史の一エピソードだけ改変しても、ただ単につじつまが合わなくなるだけだろ。これで「歴史に興味を持つきっかけに」って、頭おかしいとしか思えない。

 歴史改変がネタになってたのはゼンダマンだっけ? 当然元祖では歴史を改変しようとする方が悪でした。それならまだ納得できるけど、こちらは「子供向けだから、多少の矛盾とか細かいことはいいんだよ」的な雑さがにじみ出ている。キミら、子供をバカにしとるだろう。

 そもそも「むっちゃくちゃ面白い真の歴史」というけど、1ミリも面白くないから。これが面白いというのなら、脚本家と監督は、ちょっとやばいと思う。

 しかしこれを延々スポットとCMで宣伝し続けた「賭けてる」感は何なんだろう。何にそこまで自信があったのやら。当然、もう観ません。
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2016年10月02日

「91DAYS」#!12(完)

 結局腐女子向けエンドですか(^^;



 そもそも12日だと84DAYSにしかならんのだけど。かなりスケジュールは万策尽きて一回落としてましたよねーその段階で破綻だったというか。

 そもそもこういうタイトルにするのなら、実時間とストーリー上の時間の同期を厳密にさせるべきで、毎週、一週間の時間がきちんと経過し、ある特定の一日を一話の中で描くという形にしないと、タイトルの意味がない。もちろん、その場合、絶対に落とすことはできないわけで、こういうコンセプトを選んだ段階で、破綻の可能性は既に用意されていたというしかないですね。

 復讐は「される方」から描いた方が面白い、というのは「巌窟王」が示してくれたことですが、その点本作はどっちつかずでした。個人的にはむしろ、70年代マフィア映画をアニメの特性を生かして復活させる、というところを注目していたんですが、その点でも到底成功とはいえませんでした。第一話はその雰囲気をうまく出していましたが、それだけ。完全に出オチで、そこから特にどこへも行きませんでしたね。

 最後はうまく着地させられず、結局ありきたりのヌーヴェルバーグオチに。いや確かにわれらが真下社長の「ファントム」もヌーヴェルバーグオチでしたけど、あれは本当の最後の最後に逃避行の末に、ですからちゃんとどん詰まり感が出てましたし、「いきなり作品に強引幕を下ろすためだけにあらぬ方向から弾が飛んでくる」という約束事もきちんと守ってた。そのあたり、ヌーヴェルバーグの正嫡たる真下監督の本領だったと思います。

 しかしこっちはどうかなあ。苦しい。普通に定石通り海に行ってしまってるし。本来のヌーヴェルバーグだと、ここで追って来たOR待ち構えていた殺し屋に殺害されて全滅エンドになる。古典的な脚本文法から言えば不条理で破綻しているのですが、どこか青春の行き詰まりの閉塞感が出る、というのがここまで支持されてきた理由かと思います。あまりに簡単にマネできるので、自主映画・低予算映画の定番になってしまいましたが。

 制作陣もそれはわかっていたようで、だから殺し屋はすんでのところで間に合わず、ネロは「実はお前のことが好きだったから殺せなかった」と告白して復讐相手に殺される。それって、腐女子しか喜ばないんでは。しかも、ご覧のとおり投げっぱなしオチっぽくなってしまった。

 志は高かったので、本当にもったいない。アニメの可能性がいろいろ詰まっていただけに。とはいえ努力の跡は讃えたいと思います。でも売れないだろうなあ。
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2016年09月29日

「モブサイコ100」#12(完)

 いやあ、最後まで面白かった! 尻上がりに面白さが増幅していったという意味では、普通の作品とまったく逆。最初はどうしようかと思ってましたが、原作ファンの言うこと信じてよかったわー



 霊幻師匠が斬られるところで終わった前回は「ええ?」と思いましたけど、そういう風につなぐかーと唸ってしまいましたよ。実にプロットが無理なくうまく、なおかつ王道。唯一原作者の弱みである作画力をこれでもかというぐらいのアクションで補うアニメスタッフの心意気が見事。

 そしてまた今回も師匠がカッコ良いのですよねーなんか溜め息出てしまった。あくまで「大人代表」として、ガツンと論理で無理筋な超能力者たちを打倒す。もちろんモブの力は借りてるけど、モブがやってもこうはいかないでしょうからね。それでいて詐欺師、という落差が本当におかしい。

 そうやってスカッと終わらせておいて、最後はoneに原画描いてもらって非常にゆるい後日談を描いておわる余裕がまたいい。いいなあ、スタッフに愛されててうらやましい。この作品のいいところは、スタッフの愛情が空回りせず、しっかり生かされているというところでしょうね。今後にも期待が持てそう。ともかくもお疲れ様でした。次はワンパンマン2かぁー
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2016年09月28日

「バッテリー」#11(完)

 ええ、こんなとこで終わるの?



 どうやらあさのあつこの原作小説も同じところで終わるらしい。原作に忠実なんですね……って説明になってないやん(^^;

 いや少なくともケジメの練習試合ぐらい最後までやろうよ。結局これは野球アニメではなくて、そこに至るもろもろのホモっぽい男同士のさや当てを楽しむ話なんですかね。まあそういうほのめかしシーンの多いこと多いこと。腐女子はさぞや堪能したのでしょうが、こちらはそこまで思い入れがあるわけでもないので、望月監督の過剰サービスに「お、おう…」とついていくのが精いっぱい。

 野球漫画として冷静に考えると、思いっきり打ち切りっぽいラストですよね。「俺たちの戦いはこれからだ!」的な。まあそこに腐女子的な楽しみをガシガシと継ぎ足していったのがこの作品の大人気の秘密なんでしょうけど、ちょっとあからさまだったかなあ。こういうのはもっとしれっとやった方が効くと思うんですけど。今期は本当に女子向けアニメが多い、女子元年でしたけど、だからといって一気に多数派が入れ替わるというわけでもない。実際に多すぎてみんなフォローしきれない構図は男も女も一緒ですものね。

 マジでアニメ多すぎ、こんなにいらない。結果として共倒れになりそうでちょっと怖い。実際、最近放映されてるアニメってどれも、五年前なら大ヒット、なんですよねえ…
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2016年09月26日

「ももくり」#13(完)

 もともとネット配信されていて、既に完結しているものですが。まあこうやってテレビシリーズとして放映してくれたのはありがたい限りで、なかなか楽しく観終えることができました。



 告白から始まる交際ストーリー。もも君に想いを寄せる同級生なんてのもいますが、積極的に割って入ってきたりややこしい三角関係になることもなく、2人の交際はごく平穏に続いていきます。じゃあそんなものが面白いのか、というとこれが異様に面白い。というかかなり積極的にエロい。二人の仲はちっとも進展せず、最後の最後までキスすらしないにもかかわらず、です。

 栗原さんが重度のフェチでストーカー体質だという話は初回の時にしたと思いますが、これに対してもも君はひたすら悶々としている乙女な性格で、ちっとも嫉妬してくれない栗原さんにモヤモヤしてる。そして、だからと言って栗原さんにガツンと言うこともできず一人イジイジしているところがまた乙女。面白いのは、「どうして嫉妬してくれないのっ」ともも君にヒステリーおこされても、栗原さんはまったく動じず、「おおーそんなもも君また一段とかわいい〜」とむしろ萌えてしまう。

 要するにこれ、男女の性格がまったく逆で、栗原さんがフェチしほうだいの現況に満足し切って、まったく仲が進展しないというのが、おかしくもあり、またどこか不思議にエロチックだったりもするわけです。要するに、今までのテンプレートなラブストーリーからは大きく逸脱しているわけで、こういうのも面白いなあとつくづく感じました。そういう点では勉強になりましたよ。男女を逆転させるだけで、フェチが妙にサワヤカになってしまうのも面白い演出でしたし。

 普通は不自然に仲が進展しないと、「時間稼ぎ」とか思ってしまうものですが、この二人が並んで立っているだけでお腹いっぱいになるほどにエロい空気を作り出してしまう形に持ってきてみせたわけで、いやはやこれはすごい。最終回では二人で温泉まで行っておきながらさほど進展せず、それでいて足湯での2人の会話シーンがなんとも情感たっぷりにエロいのです。この二人はずっとこんな風に生涯をすごすのだろうなと思うと、これはこれでいいかと思えてくるのが楽しい。

 やはりなんといっても、ツッコミ役ののりかの存在が大きかったですよね。何度笑わされたことか。大空直美さん、ほとんど意識することがなかった声優さんですが、これから注目してみよう。

 まあ主役二人の問題の解決に徹する形になり、もも君を想う莉央ちゃんの心の行き場や、ちょっとずれてしまったベタベタ幼馴染カップル翔太・柚姫の行く末は投げっぱなしだったのがちょっと残念。あと、最終盤ではスケジュール的に厳しかったのか、オフボイスや顔だけ会話が増えてしまったのはもったいなかったです。

 とはいえ、十分に満足できる内容でした。おつかれさまでした。本当、安心して楽しめる作品でしたね。
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2016年09月25日

「この美術部には問題がある!」#12(完)

 えーと。うちのBDレコーダーは13話の予約をしていますが、何かの間違いかな(^^;



 なんかこれだけすっきりと最終回らしさが出た最終回はちょっと久しぶりかも。ふつう原作ものはなかなか着地点が見出せないですからねえ。いろいろあったけどやはり最後は宇佐美さんと内巻くんのラブストーリーで、結構二人のギリギリのさや当てが観ていてとても楽しい。

 というのは、ここまで来て宇佐美さんもとうとう「こいつ、わざと言ってる」ということに気付いてしまうからで。でもそれで終わらないのがこの作品の面白いところ。内巻君は実にわざとらしい二次元嫁賛美に織り交ぜて宇佐美さんへのアプローチを繰り出してくる。もちろん今までもそうなのだけど、なんだかかなりきわどいぐらいの状況になってくる。自分の好きなアニメキャラと被るので、姓ではなく名前で呼んでもいいか、というわざとらしいほどの憎らしい要求。

 今までの宇佐美さんならキレてとび蹴りぐらい食らわせているだろうけど、さすがにここまでされれば彼女にも分かる。だからこそ。このお返し。

 「ダメ。名前でなんて、簡単に呼ばせてあげないんだから」

 みんな書いてますが、この子ら中学生? いや無理があるでしょ。特にラストの駆け引きの応酬なんて、完全に大人の男女のやり取りだもの。そして素晴らしいのは、この高度な心理戦が、オフボイスなしに、映像だけで二人の本音が視聴者には分かるように作りこまれていること。こういうアニメならではの緻密な演出、あるようでなかった。

 本当に素晴らしかった。関西金曜日はこれと「ももくり」のせいで、妙にエロい(エロ描写は一切ないのに)日となってましたね。変な充実感。ともかくも、おつかれさまでした!!
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2016年09月24日

「NEW GAME!」#12(完)

 終わりました。振り返ってみると、打ち上げパーティで締めというのは若干「SHIROBAKO」感がないでもない。



 まあ逆に言うと実にキレイに終わったなという感じのするラストではありましたが。まあそれではもの足りないと監督も思ったか、最後にとんでもないCパート足してきました。いや、もうひと要素ってそういう意味とちゃうよ!(^^;

 原作の平板さをうまくカバーして、キャラクターを肉付けして、なかなか見応えのある群像劇になっていたのではないかと思います。ただ、それでも物足りなかったのはなんでなんだろう。確かにキャラクターはイキイキしていたし、ストーリーもずっとドラマチックになっていました。それでいてストーリーはほぼ原作通りなんですから大したもんです。

 それぞれが最高の仕事はしているけど、「未確認」みたいな化学反応は起きていない。ああいうのは、作り手の意図を超えているから奇跡なのかもしれませんね。もちろん「三者三葉」もよい作品ですけど、やっぱりいまいち弾けなかったのは同じ理由でしょうし。

 演出的には、もう少しリアル側に寄せてもよかったかな、という気がします。そうすることで、なんかふくらみが出てきたんじゃないかと。どうやらかなりヒットしそうなので、これは第2期があるかも。その点では、「次」での新たな挑戦、楽しみにしたいと思います。ともかくも、おつかれさまでした!
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2016年09月21日

「甘々と稲妻」#12(完)

 ああ……終わってしもた。



 原作と違って、小鳥ちゃんが犬塚先生へはっきりとした恋心を見せることはありませんでしたが、まあそれぐらい秘めた恋もあってもいいか。ていうか、これは第二シーズンがあるよという布石と信じたい。

 ただ、第二シーズンやるなら小鳥ちゃんのキャラデザはもう少しなんとかしてほしい。原作のあのなんともいいようのない色気をもう少し感じるものにしてほしいなあ。あれではただの吊り眼ですわ。

 キャラデザはつむぎちゃん以外はイマイチなんですが、食べ物の描写力は実に抜群。お好み焼きなんて本当に描くの難しいだろうに、よくぞここまでと驚いてしまう。犬塚先生の素人っぽい短冊切りとヤギちゃんのプロらしい見事な千切りの描き分けもすごい。そしてそれぞれにできあがったお好み焼きがそれはそれでうまそうだというのがまたすごいんですねえ。

 自宅でお好み焼き作る時は、マヨネーズで流れ模様作るなんてちょっとやったことがない。でも簡単だし、やると盛り上がりそう。そういう点では実用性も優れた作品でした。実際、レシピ代わりにも使えるというところが、またすごいのですよねこのアニメ。

 なんかすごいばっか言ってるな、オレ(^^; でも今期ピカイチの秀作でした。ぜひぜひ二期を。本当におつかれさまでした。
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2016年09月18日

「この美術部には問題がある!」#11

 このシリーズには珍しい、全編1エピソード、ほぼ全キャラクターが登場し、みんなそれなりに出番があるというまとめ的ストーリー。まあ最終回ひとつ前だからね。



 なんと伊万莉さんは美術部に入らないまま、なんとなく行動を共にしている。なりゆきキャラなんですかね。まあ、ちょっと噛ませにくいキャラになってきたなあとは思いますが。

 今回はみんなで空缶アートを作ろう! といかにも美術部っぽいネタになっているのがなんだか不思議。そういえばこういうオブジェ系の話はまったくなかったなあ。

 内巻くんもあまりボケずに素直に協力していた感じ。そんな中にあってコレットさんだけがいつも通りだったのには笑いましたが。「先生は貧乏なんですか?」という一刀両断ぶりにはやられた。もう延々天丼してくれるし。

 そんな中にあって、宇佐美さんと内巻くんはなんとなくいい雰囲気でしたね。最後手つないでなかったっけ。気のせいか。さて次回は最終回なわけですが、どうなるんだろうこの二人の着地。ちょっとでも宇佐美さんが報われるラストになるといいなあ。
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2016年09月16日

「NEW GAME!」#11

 こちらももう終わりなんですね。畳みに入ってる感のあるストーリーでした。



 全体として、チームを挙げてやってきたことがひとつの形になる感動、まあフィナーレらしいエピソードですよね。そして親しい友人ともしばしの別れとなるという。

 たぶん次回は次の仕事に向けて双葉が「がんばるぞい」とやって終わるんじゃないでしょうか。まあ、マンガより緻密に描かれているぶん、過酷な労働環境が浮き彫りになってしまっているんですが。アニメーターもゲームクリエイターも似たようなものなんだろうなあこの点では。

 こういう丁寧さは藤原監督のよいところで、物語に膨らみをもたらす効果を与えています。原作がいかにもメモ的な平板なものであるだけにね。ただ、どうしてかそこから先に広がることもなかった気がします。佳作ではあるものの傑作にはなりそこねたというか。

 たぶん藤原監督は職人肌の真面目な人で、ソツなく仕事はこなし、女の子をかわいく見せる技量は絶品。ただ、そこから何かとんでもないものが生まれるためには、偶然の要素がもうひとつふたついるということなのかもしれません。写実的な描写力の高さという点でもこの作品はずいぶんすぐれていたと思うのですけどねえ。

 一応あと一回は残しておりますが。どうにも「惜しい」気がぬぐえないものでありました。
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2016年09月14日

「甘々と稲妻」#11

 気付けば来週最終回! ウソだろ……



 今回はつむぎちゃんのお遊戯会と小鳥ちゃんの文化祭が競合するイベント回。しかしおとさんが「どっち出ればいいんだ」と悩むわけではないのね(^^;

 そして題材になるのはクレープ。そういや部活の出店でやったなあ。自分は作るだけでまったく食べませんでしたが。だからどういう味だったかしらんけど、流行っていたからうまいんだと思う(笑)

 この作品の罪なところは、あまり関心のない食べ物でも、実にうまそうに描くので食べたくなってしまうところ。クレープなんて難しいだろうになあ。あの虎ジマ模様に焦げ目がついた感じの表現の絶妙さといったら! 原作の描写力もすごくて、のめりこんだものでしたが、このアニメ版がまた絶品で……

 ああもう、なんでここでアニメが終わりなのか…本当に信じられない。この作品こそは夕方にじっくりやって、子供たちにも見せてやりたい。まあともかくも、どこで締めるか、注目ですね。
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2016年09月09日

「Planetarian-星の人」

 映画館、行ってきました。ガラガラだったけど。でもその数少ない観客がみんな泣いてた。私もかなりマジで泣いてしまった。



 まあ半分ぐらいが配信版の総集編でしかなくて、全体のストーリーとしても一種の枠物語でエピローグ的な意味でしかないんですけどね。でも、実際に配信版のストーリーを大画面で見て、屑屋が星の人になるまでの物語をたどっていくのは、本当に心が震えるようなものとして感じられました。少なくってもこの際いい。この作品を観ることができた人は、生涯忘れることのない作品になるでしょう。そういう一期一会の機会を作り得たことは、誇ってい良いと思う。

 星へのあこがれ、という点では、新海誠とかもそうなんですけど、とってつけたような「いいよね」感がうさんくさいと思って来た立場からすれば、やるならこれぐらいやってほしいと思う。星に尽きぬあこがれを抱くのはなぜなのか。なんとなくかっこいいから、ではなくて、そうせざるを得ない心が震える体験をしてしまったから。そのあたり、新海氏がどうもうさんくさいと思って観るのをやめてしまったのはそこで。今回絶賛されているけど、どうかなあ。予告は相変わらず実にうさんくさい。

 この「星の人」がすごいなと思うのは、いかに凄惨な人生を歩んできたかをものすごくさりげないところで出すところなのですね。かなり終盤になって「ああ、こういうことになっていたのか」と驚かされたり。だからこそ辛い生涯において「星」に懸命にしがみついて生きたのだろうし、最後の瞬間に流す涙に深い共感を覚えてしまうのだと思います。

 あんなに長いこと持ち歩いていたデータをとうとう読み込ませることができないまま終わるのもびっくりなのですが、だからこそ夢は継承されるのだろう、と思わせるラストでした。なんか地味に終わってしまいそうですけど、「傷」とか「君の名」よりはずっといいと思う。ぜひ見てほしい。おすすめです。
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2016年09月08日

「魔法少女?なりあがーるず」#10 地上波版

 うーん。あけこが冬の女王であることをほのめかして逃亡するという展開は外れましたね。まあ、来週最終回というわけやないからなあ。



 ただ、あけこがはっきり冬の女王と別人ということも示さず、なんとなく倒し切れなかった感の残るエンディングだったので、まあ最終回は相変わらず要注目ですが。これであっちゃんが冬の女王だったら笑う。まあそれはないと思うが。伏線的に言うとあけこ、あるいは水原さんだけど、水原さんはどうみても女王キャラでないからなあ。

 今回はあけこ姉のおかげでとれ高十分、やや重量オーバー気味でようやくおさめた感じでした。あけこ姉が出た時のまったく違う感じというのは、なんといっても、単発のエピソードとしてちゃんと完結していて破綻があまりないということにつきます。がーるずだけだと、これがまったくないのですよ。猛省してほしい。

 そして次回は「冬将軍」ということは、きょそや司令官が出るのか? 
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2016年09月07日

「バーナード嬢曰く。」アニメ化。

 いまさらですが、まさかまさかのアニメ化について。まあ5分アニメですが、それでもうれしい。というか、もしまかり間違って30分アニメになってたら1クールもたなかったと思う(笑)

バーナード嬢曰く。: 1 (REXコミックス) -
バーナード嬢曰く。: 1 (REXコミックス) -

 まだアニメ版のトレーラーは出てないようですが、どうやら作者のたっての希望で「似ても似つかない」ものになったらしい。確かに。原作はこれだけキャリアのある人とは信じられないほどオドオドと自信なさげな線でそこが魅力だったりするんですが、アニメ版は思い切って普通のキャラデザインになってました。

 まあ、原作者としては「あれが動くのか」と思うとイタタマレナイ気持ちだっただろうし、こうなるのも無理ないのですが、じゃあちょっとふつうに寄せた絵でどういう風にやるのか、ちょっと気になるところ。この作品、実在の本に対する書評がバンバン出てくるので、どこまでできるのか、そこも見どころですね。アニメになった場合、露出度は原作の比ではないので。

 「魁!クロマティ高校」がアニメになったとたんにクロマティに訴えられたの思い出すなあ。まあ、その後ノーリアクションだったのを見ると、クロマティの敗訴で終わったんでしょう。なんで原作が巻を重ねてるのになんも言わなかった、と言われたら返す言葉もないもんなあ。

 「KAGEROU」とか、かなり熱く語られているので、ちょっと注目。ぜひやってほしいなあ。著作権切れてる古典ばっかり取り上げてたら怒るよ。あとSFファンとしてはサンリオSF文庫の扱いとか。

 原作は2巻目でガラリとバーナード嬢と神林の百合っぽい世界が展開するので、ぜひそこまで行ってほしいものです。「笑顔の蜜柑」は絶対やってほしいから。ド嬢がキタエリで神林がみかこしって、かなりそのあたりを理解している人のキャスティングと思われ、うれしい限りです。キタエリさんって天然もできるんだっけ。あ、でもさやかも天然といえば天然か。

 そして、長谷川スミカがあやっぺという予想外のキャスティング!! どうすんのあやっぺ、スミカさんシャーロキアンなんだよ?? まあ、「屍者の帝国」読んで興奮して雨の中かけていくシーンとかあるからなあ。「ハーモニー」に出てるあやっぺを引用したという感じでしょうか。

 ともかくも、5分アニメとはいえ期待できそう。早くトレーラーが見たいものです。
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2016年09月06日

「バッテリー」#5〜8

 一応、観てます。望月監督やからね。そうでなかったらたぶん観てない。完全に腐な人たち向けですから、これ。最近なんか腐っぽい作品手掛けてるなあと思ったら、勝負かけてきたんですね、監督(^^;

 

 実際、望月節は健在で、色使いとか音響の凝り方はさすが。ただ、主人公が鞭打たれるシーンで気合の入った音声聞かされると、これなんのアニメだっけとか思ってしまいます。

 「おお振り」とかは、まだ腐女子が勝手に食いついた感があるんですが、こちらは最初からものすごく狙って作られてて、それで堂々のベストセラー。大したものです。なんたって、生意気な主人公が密室で先輩に鞭打たれて、相方に助けられ、一夜を共に過ごす。とか絶対やりすぎ(^^; あ、もちろん一夜をったって、意味深な方の展開はありません。さすがに。でも絶対「薄い本大歓迎」だわなあ、これ。

 そして強豪校のスター選手に惚れられて、バッテリーの間がぎくしゃくする、とか。いや、野球モノとして間違ってはいないんだけど、主人公を「姫さん」と呼ばわる相手校のニヒルな先輩とか、これまたえらく狙ってますわ。確かにバッテリーは「夫婦」だとよく言われますけど、それは言葉のあやであって、本当にここまでヤヲイで突っ走っていいのかと困惑させられる。

 まあ、丁寧に作られていて、さすが望月監督と唸るんですが、これがノイタミナで放映されているのもなんかよくわからない。しばらくセールス的に惨敗が続いたから、今回はヒットするといいですね。たぶん大丈夫とは思うけど。
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2016年09月02日

「傷物語2−熱血篇」

 なんか横で観てるあんちゃん2人のツッコミがいちいち適格で笑った。こういうツッコミつつ見る人減ったよなあ。



 過剰すぎるエログロはちょっと引きました。劇場版だから遠慮なくやらないと損だぜ!って、なんでもやりゃあいいってもんじゃない。別にこれやらなくても成立するよなという展開であざとすぎる展開が続出するのはちょっとなあ。

 内容については特に感想はナシ。まあシャフトのボトムアップ演出の総決算というべきもので、逆にこうなると、なんでここまで公開が遅れたんか不思議。合議の意見が多すぎて調整に時間がかかったとか。そのぶんいいものになっているかというと疑問。まあ、こうなるだろうな、という範囲内に収まってます。大きな驚きはなんもないですよね。

 ただ、こういう演出でアララギさんと羽川さんの出合いを描いてしまうと、なんでこの二人が付き合わないことになるのかまったく謎。いやキャラとしては、男から見て都合のよすぎる羽川さんはあまり好きじゃなくて、常に不機嫌で何考えているかわからなくて、それでいて人を引き付け続けずにいない戦場ケ原さんの圧倒的な存在感の方が断然好きですけどね。自分がどっち選ぶかと言われればそれはガハラさんでしょう、となりますけど、ここまで引っ張った重い背景を出してくるのであれば、物語としての伏線から考えれば、アララギさんが羽川さんを振った理由がさっぱりわからない。

 つまりストーリーとして考えた時に若干ちぐはぐ。なんかこの作品の作者は行き当たりばったりにストーリーを勢いで仕立てていって、矛盾が出たらその間のストーリーを埋める形にして解決をはかっていくというやり口らしい。ただ、それで問題が解決するのかと言われたら「うーん」なんだけど。「終物語」と言いつつ結局続編を書き続けるハメになっているのはそういうことでないんでしょうか。
posted by てんちょ at 00:00| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする