2017年04月26日

「アイドルタイム・プリパラ」#4

 あーなんかようやくわかってきましたよ。要するに設定をリセットして、増えすぎた旧シリーズのレギュラーキャラたちをゲストとして招く形式と。



 今回はみれい、次回はクマさんがゲストと。それで苦戦するらぁらの新店舗をみんなで盛り上げていこうという細腕繁盛記路線ですな、これは。やっぱ70年代やなあ、森脇監督は。

 しかし神アイドルになったら、システムに取り込まれて働かされるのかーアイドルか、これ(^^; ちょいブラック風味があるけど。

 まあ、続編のあり方としては大変面白い。新シリーズの相方の夢川ゆいが、明らかにトリップ系のヤバい人というのも森脇監督らしくていいなあ。相変わらず、狂気の表現はハンパないです。

 旧シリーズがえらく尻切れな終わり方をしたのには困惑したのですが、マイメロ様で、ラストを盛り上げすぎると再立ち上げに苦労するということを学んだんでしょうね。実際、リセット後も非常にうまくテンションを保っているし。プリパラのすばらしいところは、メインユーザーである女児の人気が安定していて、なおかつわれわれ大人層も楽しめているということ。プリキュアはよく知らんけどどうなんだろ。みんな大人は熱心ですけど、子供見てるんかな。
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2017年04月23日

今期の視聴断念作品

 今期はまとめて紹介してしまいましょう。もちろん、観たけど取り上げるまでもないと切った作品、PVで「これはいらん」と思った作品、いろいろあるわけですが。

 「フレームアームズ・ガール」


 いや、実はけっこう秀作だと思います。人間キャラが手描きでAIがCGというのは、なかなかのアイデアだといえますし。まあ、最終的に「プラモに興味はないので」というのが止めた原因ですね。プラモ好きの人には、なかなか楽しめるんだろうなとは思いましたけど。チュートリアルつきの展開もビギナー取り込みに配慮したいい演出でした。ただ、見続けても自分が興味を持てる要素が出てくる気はしなかったので。申し訳ない。

 「サクラダリセット」


 いや、こちらは結構楽しみにしてたんだけど。超能力者の町を舞台にした頭脳派の駆け引き、という印象だったのに。主人公たちの心理がまったくわからず、ただ小馬鹿にされている気がして、観ていてひたすらイライラしました。前期にもこんな印象の作品あったなあ。視聴者を小馬鹿にするの流行ってるんだろうか。そういう趣味はないので、ちっともうれしくないですが。

 「覆面系ノイズ」


 いや、このマスク少女、ただのヤバいストーカーでしょ。しかも男2人を同時に追いかけるって、何様なんだろうか。すさまじい執着心と、周囲をブチ壊す狂気、狂い系キャラも最近多いですねえ。しかもあまり自覚がない人が。バンドやってる人はみんないかれてる、ということ? とりあえずアーチストに謝れ(^^;

 「カブキブ!」


 「落語心中」のあとにこういうのを見せられると、アンチクライマックスですよね。作り手の薄さがたちどころに出てしまうので。要はイケメン牧場だとしかおもっとらんだろう!君ら。

 「つぐもも」


 あ「天地無用」だ。風呂のシーンだけ異様に生々しかったけど、あとは全般にえらく古めかしかったなあという印象。

 「ID−0」


 CGが結構雑で、音声とうまくかみ合ってません。本格宇宙SFを標榜しつつも、画面のクオリティが低くて、抽象図形が流れる画面を見ながらオーディオドラマを聞いている気分になりました。
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2017年04月22日

「ずんだホライずん」

 新人クリエイター育成プログラム、今期もやってます。



 毎回微妙な作品を真顔で見る羽目になるんですが、たまーに「リトルウィッチ・アカデミア」みたいな秀作がありますし、オリジナル企画のパイロット版としては貴重な枠でしょう。

 とはいえ、公費投入してこういうゆるい萌えアニメ作るのがいいのかと困惑してしまいますが。いや、どうせ作るならもう少し地味な文学作品とか実験作とかやるべきでは。そういう意味では、賛否は分かれるでしょうけど、「デスビリヤード」なんかはよかった。まさかのシリーズ化まで実現してしまいましたけど。

 これどちらかというと、同人マネーで自主制作した方が盛り上がるんじゃないですかね。コミケ会場でディスク限定発売したら、なんか盛り上がってみんな買ってしまう気がするし。

 あと、地方萌えキャラバトルというのは悪くないんだけど、こういうのって、地域差を誇張して強引に善悪に割り振るから面白いのであって、どこかピントが外れてると途端にガッカリしてしまう。そういう意味では、関西しのびが大江戸ちゃんこの納豆一味に参加してるっておかしいやろ。あと、納豆グループの総帥はやっぱり茨城だと思うし。そして納豆一味に北海道と沖縄が加入してるのはもっとわからない。続いて言うとこの二人が小豆派に鞍替えする意味も不明。そりゃあ北海道は小豆の産地だけど大豆も多いよ?沖縄はぜんざいあるけど、せっかくのネタ使ってないし。ここで寝返るのはやっぱ関西でしょ。「はっはっは、納豆は納豆でも甘納豆や!」とか言って。

 なんか全体に10分ぐらいのPVをダラダラ30分見せられた気分。さて、あと3本あるわけですが、どうかな。来週は結構真面目な子供向けっぽいが。
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2017年04月21日

今期の視聴リスト

 とりあえず、様子見はあるものの、だいたいの概要が決まりました。
月 有頂天家族2
火 アイドルタイム・プリパラ
  正解するカド
水 サクラクエスト
木 なし
金 ひなこのーと
土 アトム・ザ・ビギニング
  エロマンガ先生
  月がきれい
  Re;CREATORS(様子見)
日 リトルウィッチ・アカデミア
  アリスと蔵六

 とりあえず土曜日をなんとかせんと(^^; でも、渋々見てるのはないのですよね今期は。あえていうとれクリエイターズですが。来週あたりで撤退できないかしら。
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2017年04月19日

「Re;CREATORS」#1〜2

 さあ、困った。これ視聴予定じゃなかったんですよね。PVは明らかに「Fate」のパクリっぽい雰囲気だし、スタッフの顔ぶれといい、無駄に大仰な演出スタイルといい、「アルドノア・ゼロ」の再来を感じさせる地雷満載の予感。ところが……あれれなんだか面白い。



 いや、まさか楽屋落ちバトルですか。予想外にパロディ色の強い展開に意表を突かれました。少なくとも冒頭のツカミはなかなかにいい。ちょっとオタク層に媚びてますけど、媚びすぎていないのがいい。ただ、もうちょっと振り切った「どっち系」なのかわかるキャラクターにした方が楽しめる気がするんですけど、どうかな。

 そういう意味では、魔法少女モノをつれてきたのは正解。少々リアル説教は不評だったようですが。みんなプリキュア愛してるからなあ。

 すべてはここからですね。この手の話は風呂敷を広げるのはいいけど畳むのが大変困難なので、またスッ転びそうな気もするなあ。さすがに「視聴確定」とはいきませんわ。ひとまず様子見。また「アルドノア・ゼロ」の惨事が繰り返されそうな気も……
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2017年04月18日

「アトム・ザ・ビギニング」#1

 手塚治虫公式二次創作シリーズのアニメ化第二弾。まさかNHKがやるとはねえ。



 若き日の天馬博士と御茶ノ水博士を青春ロボコンアニメとして描こうというアイデアはなかなか悪くないし、天馬博士を壊れたイケメンとして描く巧妙さには関心してしまった。確かにこれならみんな観るよなあ。特に女子。二人が妙に仲がいいというのも女子が喜びそうだわ。

 でも、第一話を見た感じ、これ手塚アニメじゃないですよね。どうみてもゆうきまさみ作品だわ。パトレイバーのノリに近い。一応手塚キャラが続々と出てくるようではありますが、天馬博士のキャラが今風すぎて、どうみても別人。いや、同人誌としてはこういう解釈もアリでしょうが。

 それに、彼らが作ってるロボットが、どうみてもアトムとは似ても似つかない。だんだんそれっぽい感じになってくるんですかねえ。ただ、アトムのあの、独特の人情味はあんまり出てないです。キャラじゃなくて、作品の世界観でね。

 ただ、別物だと割り切れば、それはそれで面白い。というわけで、これも視聴決定。さあ、いよいよ土曜日が身動きとれなくなってきたんやけど、どないしよう(^^;
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2017年04月17日

「月がきれい」#1〜2

 オリジナルで、どうだろ、と思ってたんですが。近年のわざとらしいラブコメからみたらはるかにすばらしいですね。男向けも女向けも最近ではあまりにも現実離れした妄想的なストーリーになりすぎで、ほとんどポルノに近い。少年少女の淡い恋心というのを丁寧に描く作品というのはありそうでなかった。

 

 実際、男の子と女の子が「あ」という感じで目が合って、特に会話することもなければ、どっちかが猛アタックをかけまくるわけでもない。なんとなく「いいかもなー」と思うけどそれだけ。でも、だんだん自分の中で気になる比率が高くなっていって、少しずつ距離が縮まっていく。「先に惚れたら負け」とか、お互いにゲームを仕掛け合うわけでもない。そんなに百戦錬磨だったらこんなに初々しくはならないわけで。

 特に今回の2回目のストーリーが顕著で、2人ともまだ告白とかそんなことはかけらも考えてないのですよね。案外ヒントになるのがEDタイトル後のCパートで、主人公たち以外のクラスメートたちの「演じて恋愛ごっこしてみせる」姿がショートコントで紹介されてる。で、こういう風な形でなんとなく付き合うことになってしまうパターンというのはあるものですよね。逆にこの主人公二人みたいな、本人たちにもなんだかよくわからないけど、どうやら自分たちは恋に落ちてしまったみたいだ、という説明不可能な状態に実際に陥る人は極めて少ないことがよく分かります。

 だから、逆に陸上部のライバル君にはぜんぜん目がないことはよく分かります。「いい友達でしかない」というのはこういう子のこというんだろうなあ。もちろんスペックの高さという点では、もやしっ子文学少年の主人公なんてとてもかなわないわけで、でも恋はそういう打算じゃない。誰にも説明しようがない「何か」を相手に見出してしまったときの驚きというのは、「ステキ」とか「あこがれる」とかいうもんじゃない。むしろ何が起きているのかわからず茫然としてしまう感覚。こんなにも見事に描かれていることに驚くほかありません。もちろん視聴継続中。これからも楽しみです。
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2017年04月15日

「ひなこのーと」#2

 おお、ついにゆーきち登場です。



 ただし、大家さんの回想シーンとして。確かに演劇部顧問であるユリ子が帰ってきてしまったら、別個に劇団を立ち上げる必要はなくなってしまうわけで、どうするんだろうかと思っていたんですけど。ゆーきち、ひょっとしてこの先延々回想シーンだけで出てくるとか?

 まあ、さすがにどこかキリのいいところで帰って来るとは思うんですけど。しかしこの段階では、ごく普通の真面目でいい先生に見える。ゆーきちのヘリウムボイスも少し抑え気味で、小柄だけど生徒思いで腰も低く丁寧でめっちゃいい人って感じでない? 原作読んでないので「小学四年生の天才子役」という設定はどこで出てくるのか見当もつきません。

 まあ、幼女が先生やってるって、「ぱにぽに」とか先例はいくらでもあるわけで、特に不思議がる必要はないのかもしれませんけど。ただ、小4でその胸囲はなかろう(^^;

 そして、全6キャラのはずですが、まだ高野麻里佳嬢演じる中島ゆあは未登場。なんせ学校始まってないからなあ。主人公のカカシ体験がAパートの大半を費やして延々描かれる謎設定。ちょっとバランス悪くないか、この作品。

 まあ、たまたま関西金曜日はこれしかないし、ゆーきちは期待通りとてもよかったので引き続き視聴しますが、さてどうなりますか。
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2017年04月14日

「上坂すみれのヤバい〇〇」#1

 いや、これアニメカテゴリでいいのかな(^^;



 すみぺに関しては、みなさんほど詳しくはなくて、ダテコー監督の「てさプル」で濃いキャラクターぶりを知った次第。確かにロシア語ペラペラのインテリ声優で、いろんな方面に重度のオタクで、リア充とはほど遠い悲惨な学生生活を送ったコミュ障でもあり…と、それは人気出るわ(^^;

 そんなすみぺが初の冠番組を持つ、ということで、じゃあ見てみるかとチェックした次第。えーと。これ、盛大にスベってるんだけど誰のせいかな?

 明らかにすみペがやんなくてもいいでしょ、このMC。魅力がぜんぜん出てないよ。演出家が「俺が俺が」と前に出過ぎて、非常にウザい、東京の深夜によくあるタイプの「実験気取ってるけどスベってる」系の番組になってしまってます。すみぺが変なマメ知識を延々披露するという基本コンセプトは悪くないのに、あまり似合っていない微妙なコントとかさせたものだから、いろいろと台無しになっとる。

 いやあ、ダテコーさんがいかに声優の魅力を引き出すのがうまいか痛感しましたよ。「Qトランスフォーマー」の「苔のお姉さん」ネタとか、伝説になりましたもん。彼女にしかしゃべれない話を引き出せばそれだけで十分面白いのに、変なセットと変なメイクと変な演出のせいで、完全にすみぺの魅力が死んでしまってる。

 これは観る価値まったくないなあ。最大の問題は、すみぺがあっちゃんと違って天然だということなんですね。だから、意図して笑わせようとすると絶対に失敗する。誰かツッコミ役を据えて「好きなことを好きなだけしゃべってください」とだけ言えば十分に面白い人なのに。いや、本当にもったいない。
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2017年04月13日

「有頂天家族2」#1

 相変わらず安定してうまいですね。なんと地元京都KBSはゴールデンタイムの20時に放映ですよ。その一方でサンテレビの放映はナシ。どういうことやねん(^^;



 今回は天狗の赤玉先生とその息子「2代目」の確執の物語になるらしい。本当に久々の続編だというのに、実に安定してて、前回に見た時の「ああ、そういう感じ」という思いがまざまざとよみがえってきたのが実にすばらしい。そうだ、前回はすべてディスク保存してたんだったなあ。今期もやるか。今期は残しておきたいと思う作品が残念ながら皆無で。

 例によって京都のフィールド再現が京アニとはまた別の意味で秀逸なのがPAWORKSだなあと思う次第。あれはあそこ、これはあそことすぐ分かるように描かれているんだけど、どこか現実離れした異空間に仕上がっているのは、PAらしいと思います。超写実主義の京アニとはある意味で対極ですね。

 ただ、相変わらずキャラは立ってるし、作画はピシっと締まってるし、原作ののんびりとした味わいをうまく生かしつつも独自のカラーを見せてくれるのは相変わらず。なんといっても今回のメインキャラたる「二代目」の圧倒的なカリスマ性が素晴らしいですよね。さて、狸兄弟たちとどう絡んでいくことになるのか。

 久々にみる弁天様の存在感も大変なもので、ケロロのモアちゃんやってたころの大根ぶりは遠くなりにけり、ですね。声質はほとんど変わっていないというのに。
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2017年04月12日

「正解するカド」#1

 予告番組見た時の盛り上がりはハンパなくて「おお、SF好きならこれは観るしかない!」と意気上がりましたよ。SFマガジン全面支援だし、ファーストコンタクトものだし。



 …いや、何だこの空気人形みたいなCGは。しかもデザインがかなり微妙に狂ってて、観ていてイタい。下手な新人マンガ家の投稿作を見ているみたいな気分だわ。遠景の動きはかなり健闘してると思うんで、アップ部分は無理せず手描きで仕上げればよかったのに。

 ストーリーはほとんど「シン・ゴジラ」の完全な模倣ですね。本家ですら大キライな私はどうすれば。主役がエリート官僚というあたりもほとんど同じ。まあ、まだ常識的な作品で、官僚はごくいい奴に設定されておりますが。こんな善良な奴いるんだろうか。いや、だからって「シン・ゴジラ」みたいな下種はもっとイヤですけど。

 なんか釘宮嬢のベタなマッドサイエンティスト娘もなあ。白衣着た博士が出てくるよりはマシとはいえ。

 ただ、2キロ四方の立方体の存在感・異質さはなかなかよく出ていたので、今後の展開次第かなあ。人情派いいやつ官僚が、理解すら不可能に近い異星生命体とコンタクト取れるんだろうか。「腹を割って話し合えば分からない相手なんていない」とか言い出しそうでいやな予感。

 まあ、ひとまず見てみます。アカンかったら途中で切りますけど。ストーリー以前に作画が耐えられなくならないか、ちょっと心配。
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2017年04月11日

「リトルウィッチ・アカデミア」#14

 ここからいきなり新展開。OP・EDともにガラリと変わりました。ここで来たかぁ。



 シャリオ=アーシュラ先生が力を失った元凶であるらしい、クロワが登場。あれ、例の御曹司に似てないか。
 
 なんとハイテク現代魔法を武器に、あっという間にルーナ=ノヴァ学園をのっとってしまう。唐突な妖精たちのストライキには驚きましたけど、財政状況の悪化、エネルギーの枯渇、そして押し寄せる科学を一気に見せて、なおかつ染まりやすいアッコ、用意周到なクロワの策略まで一気に見せてしまうというわけだから、実に欲張りでうまい回でありました。

 いよいよアッコに真実の一端を明かそうとしていたアーシュラ先生は、帰宅してみたら愛弟子をかつてのライバルにかすめ取られていた、というわけですからね。ここからは急展開になりそう。まだアクトゥルスの言の葉は4つも残っているわけで、さあどういうことになりますやら。

 アッコがたぶんクロワに踊らされるのだろうけど、どこで真相に気付くのか、そこにダイアナはどう絡むのか、いよいよ役者が揃った印象。ますます目が離せないことになりそうです。
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2017年04月10日

「エロマンガ先生」#1

 いや、実のところ、観る気はほとんどなかったんです。あっちゃんがかわいがっている後輩の一人である藤田茜嬢、30分アニメで初めての主演てことで、ちょっと応援がてらに見てみるか、と思った次第。「魔法少女なんてもういいですから」の主演でしたからね、この人。
 有名な人みたいですが、この原作者の「俺妹」は、第1話しか観てません。藤田嬢主演でなかったら見てたかどうか。



 義理の妹とのあからさまなラブストーリーということで「なんだかなあ」とは思っていたんですが、実際に現物を見てみると、キワもの的なストーリーを非常にキレイにまとめていて、なんだか感心してしまいましたよ。ひきこもりの妹が、実はラノベ作家の兄の挿絵を担当していた! という、インド映画か! とツッコミを入れたくなるようなものすごい偶然の世界。

 ただ、この「偶然」はどうやら伏線くさいし、両親が事故死したせいで妹は引きこもり、兄はラノベ作家として必死に稼がなくてはならなくなった、という展開は無茶だけどフックのある設定だということは認めざるを得ない。やはりラノベ界でもベテランの書き手は、露骨なテンプレートを押し出すのではなく、荒唐無稽な設定を自然に受け入れられる環境づくりがうまいですよね。少なくとも「俺妹」よりは、ずっと自然。こういう風に、経験値をちゃんと積み重ねていってくれる書き手は嫌いじゃないです。

 なにより、キャラの作りこみがなかなかうまいのですよね。どちらかが都合の良すぎるキャラになっておらず、バランス良く自然に相互の引っ張り合いとせめぎ合いが無理のないパラメーターになっている。最近のラノベは、このパラメーターがぶっ壊れているものがあまりにも多いんですよ。おかげさまでPV見るだけでバサバサと0話斬りしていけたのは実にありがたいことでしたが。

 まあ、ひとまずこの作品に関しては様子を見ようかな、という感じ。出だしは上々、でもこの先もうまくいくとは限らないので。なにしろ関西の土曜日はラインナップがすさまじく、少し整理しないととても見続けられそうもなくて。昔は月曜日が大変なことになってましたが、最近はもっぱら週末がインフレですね。そのあたりもまたぼちぼち紹介していきたいと思います。
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2017年04月08日

「ひなこのーと」#1

 今期のゆーきち出演作品! でも第一話にはまだ未登場。まだか!



 全体には、ノートで作画を飛ばしたり、デフォルメ絵でごまかしたりと、ちょっと作画的にあやういところがあちこちに見られる作品でしたね。第一話なのに。ゆーきちが出るのじゃなかったら、切ってたかもしれません。

 「アイドル事変」はあまりにもひどい出来だったので、ゆーきちの出る場面だけチェックして消去してましたが。最近ゆーきちはヒット作に恵まれませんねえ。出る作品がみんな大コケ続きで。ゆーきちが悪いわけではないんだけど、いかにも残念。「バンドリ」のゲーム版にも出てるとか… いや、ダメ作品と相性良すぎでしょ。

 それだけに、今回はなんとかヒットしてほしいなあ。なんと今回のゆーきちは、演劇部の顧問で天才子役で、小学4年生らしい。いや、先生と違うんかい!(^^; なかなかおいしい役どころみたいなんで、早く登場場面を見たいものです。

 ゆーきちの声の需要は常にあるはずだと思うので。あっちゃんと師弟で共演てのも見て見たいなあ。ダテコー監督の新作とかどうだろうか。
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2017年04月07日

「サクラクエスト」#1

 今期PAWORKSのオリジナル作品。どんなもんかなと疑いつつ観たのですが、やはりこういうネタは本当にうまいですね。



 まあいえば「ろこどる」に先を越されてるところはあるんですが、地方で生きていくことの覚悟を語る重みという点では、PAに敵うスタジオはないわけで。産業が壊滅した富山の地で自分たちが新しい産業のけん引役になる、という覚悟は、相当な思いがなきゃできない。だって、富山の自治体側にしてみれば「アニメ?なんだそれ」でしょう。

 まあ、「グラスリップ」みたいに、意気込みがものすごくても超高速で空廻る場合もあるわけで、なんとも言えませんけど。「花咲くいろは」は確かに大成功でしたけど、その後は決して順調とはいえませんでした。まあまあ売れたのは「TARITARI」ぐらい。あと「有頂天家族」がそこそこ。「SHIROBAKO」はバカみたいに売れましたけど、東京が舞台だったのはなんとも残念でした。せっかくだから富山でやるわけにはいかなかったのか。

 そういう思いがあったからこその今回なのでしょうね。ド田舎の壊滅した観光スポットで、一発逆転を狙って「新国王」役として引っ張り出された就職浪人女子大生の受難が描かれていくことになる。受け入れ側の田舎のおっちゃんおばちゃんたちがゆるい・雑・無計画と三拍子そろったダメっぷりで、どう考えてもうまくなんか行くはずがないのだけど、どこか「ほっとけない」思いからついついのめりこんでしまう。PAの社長も富山に拠点を置くにあたっては、こういう思いがあったんだろうなあ。

 この手の話では「田舎にこんなに若者がいてたまるか」という不自然さが浮きあがることになりがちですが、この作品の場合は大マジでリアルなじいちゃんばあちゃんがずらりと並んだ限界集落まっしぐらぶり。ただ観光協会の事務の女の子だけが唯一若くて、さらにはいろいろな境遇の若者たちが集まってくることになるらしい。この苦し紛れのよせあつめチームがはたしてどこまでできるのか。

 第一話は「新国王」役の少女が受諾を決意するまでの話だったけど、冒頭の子供時代の思い出の話がすごくうまい形でオチに結びついているあたりが見事でした。これはかなり脚本も練り込まれているなと大いに関心した次第。もちろん視聴決定。この先も楽しみです。
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2017年04月06日

「アイドルタイム・プリパラ」#1

 何事もなかったかのようにリセットだよ!(^^;



 らぁらはさも当然のように新天地パパラ宿のアボガド学園に赴き、三度目の小学六年生を務める羽目に……

 名残も別れも引き継ぎもなく、新設定にリセットです。ちびっこたちは「そんなもんや」と達観してるのかしら。大きなお友達は困惑しまくってますが。ただ、森脇監督は強引にお約束で押し通したように見せかけて実はそれが伏線、とか何度もやってますからねえ。らぁらが留年した数だけ「小学六年生!」と三度連呼したところとか、指摘受けるまで気付きませんでしたよ。つまりこれ「みんなのツッコミはわかってるから」という森脇監督のサインなわけで。なんか驚きの展開がありそうな気がしたりして。

 3年近くかけて神アイドルまでたどり着いたのに、いきなり力が封印されてるし、相方の新主人公は「バンドリ」の躁ヒロインもかくやと思わせる、かなりイッてる系の脳内お花畑キャラ。なんかむしろ「ミルキィホームズ」思い出すなあ。

 周辺のキャラは案外旧シリーズの声優陣がそのまま引き継いでいたりもするので、果たしてパラ宿のメンバーたちは再登場するのかどうか。ただ、相変わらずストーリーを引っ張る王道のフックは健在なので、新シーズンもなかなか楽しめそう。まずは期待しています!
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2017年04月05日

「リトルウィッチ・アカデミア」#13

 あ、何事もなかったように2クール目に突入している。OP変更はなしか(^^;



 なるほど、生贄にされてバハロワを一年鎮めるぐらいなら、悩みを払って浄化してしまおうと。なんか魔女というより陰陽師になってるぞ、アッコ(^^;

 そういうアイデアを思いつくという点でも、なかなか悪くない素質を持っていると思うのだけど、残念ながら実力がついてきてないという。そういうアッコのダメな部分もかなりしっかり描いてしまっているのだけど、観る側にあまり鬱積がたまらないのは、各キャラに魅力があるからでしょうね。そもそもライバルであるダイアナは「もういっそ主役やれ」と言いたくなるほど高潔な優等生だし、校長以下教師陣も変人ではあるけど、基本的にはマジメで誠実。そしてもちろんクララとスーシーは、いい凸凹コンビだけど、アッコの不屈ぶりには敬意を払って、気のすむまで付き合ってくれる。

 ハリポタと決定的に異なるのは、主人公にはなんの特権もないどころかむしろハンデ背負いまくりで、それでも根性で突き進んでしまうところ。今回は、見る人が見たら一目置く、というレベルではなくて、全校生徒も来賓も、アッコたちの奮闘には思わず拍手を送らざるを得なかった。その点では大きな一歩となりましたね。でも、栄冠を獲得するのはやっぱりダイアナ。まあ、求められた役割果たしていないわけだから確かに受賞対象とはされにくいかも。ただ、ダイアナは初めて大きな敗北感を受けることになります。さて、これで優等生は今までのような鷹揚な態度でいられるかどうか。ちょっと物語が動き出す場面となりそうです。
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2017年04月03日

「アリスと蔵六」#1

 関西春アニメはこちらからスタート。渋いな。



 われらが「コミック リュウ」発アニメ化作品第二弾となったのがこちら。実にまさかの展開。「モンスター娘」が第一弾だったのは納得できたんですが(見なかったけど)、次はまず間違いなく「セントール」か「ヒトミ先生」の人外系路線をひた走ると思っていたので。これ、玄人受けする作品ではありますけど、アニメ化してヒットするかといえばとてもそうとは言えない。

 なにしろご覧のとおりゴリゴリの個性的な画風で、動画として動かすのはひと苦労のはず。だいぶん個性をそぎ落していますが、結果としてやや魅力が減じているのは実に残念。まあ、もと絵のままでは動かすのはほぼ不可能だからなあ。とにかく動かすだけでやっとで、ところどころヒョコヒョコした軽い絵になってしまっていたのが実に残念でした。中華料理屋で蔵六がビールを注ぐシーンとか。あれじゃ絵コンテを中割しただけでしょ。ほとんど奥行といえるものがない。

 そして、派手なアクションを駆使しているのはいいけど、結果として安いCGが浮き上がってしまっている。自動車が紙細工みたいに重さがなくなってるし、作画場面との整合性も低い。

 蔵六の大塚明夫は、ちょっと若すぎるなあ。あれじゃ五十代ぐらい。父・周夫だと実に渋いジジイをやってくれたろうになあ、と残念な気分。まあ、でもジジイ役でならした大御所のみなさんは、ほとんどが鬼籍に入られてしまっているので、結果として明夫氏ぐらいしかいないのか。特に、明るいご隠居さんじゃなくて、ムスッとした頑固オヤジでないといかんわけですから、銀河万丈、麦人あたりではちょっとトーンが変わってしまう。それぞれいい大御所ではありますが。

 特にこの作品では、日本語の通じないガキんちょたちをつるし上げて一喝しなきゃいけませんので、あえて蔵六を若くするのもひとつの手かもしれない。確かに大塚さんにアイアンクローかまされたら、大抵の悪ガキは泣き出してしまうでしょう(^^;

 子供たちの超能力バトルはありふれていますが、そこに頑固ジジイを放り込んで攪乱してみせたのが本作品の独自の味わい。若干作画面と製作費のクオリティには不安が残りますが、明夫クオリティでなんとか乗り切ってくれるんじゃないかというのが第一話をみたとりあえずの感想。ひとまず視聴は確定。期待してます!
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2017年04月02日

「小林さん家のメイドラゴン」#12

 なんかここまで癒し系アニメになるとは意外でしたわ。原作はもうちょいとブラックな感じなので。



 京アニがやると細部を詰めていく形になるので、こういう形で人情味が出てくるんですね。「日常」も「たまこまーけっと」もこういう感じですが。原作はそこまで日常重視ではありませんから。

 はてこんな感じだっけと思いつつも、結構楽しく観れてしまう。これって、小林さん役の田村睦心のカリスマ男前演技があればこそですよね。キルミーでソーニャちゃんやってたの、もう5年も前なんやなあ。あのころはここまでうまいとは思いませんでしたけど、その後男前キャラを磨きに磨いてここまで来た感じですよね。なんせ今や「体育会系ラジオ」とかやってるもんなあ。

 最終回一歩前の今回は各キャラの平和な日常を振り返りつつ、トール父の来襲を最終回に据えると。まあなんとかいい感じで着地できそうかな。楽しみ。
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2017年03月31日

「プリパラ」#140

 えっ…… これで終わり?



 たぶん今回は新シリーズのつなぎになるんだろうなあ、なんか女神の交代した世界で新たなピンチが起きて、らぁらが別世界に派遣されるとかなんとか…… と思っていたんですが。

 なんだこの場つなぎ的なストーリーは(^^;

 そして、特に完結感もないまま、みんななんとなくばらけていって、最後の最後でらぁらが校長に呼び出されて「あなたは新学期から転校」と命じられるという(苦笑)

 うーん。ここまでかなりがんばった展開で、森脇監督としても新境地だし、なにより大ヒットしたのは本当にうれしい限りだったのですが、こういう風にモヤッと終わったのはなんとも哀しいなあ。もうちょっと壮大にどどーんと完結を打ちだせる人だというのは、マイメロ様で感じていたんだけど。

 ただ、新シリーズと旧シリーズの因果関係がいまいちよくわからないので、今から叩いても仕方ない部分はありますよね。もちろんリセットはリセットなんだけど、旧シリーズのエピソードは終わっているとはとても言えない。たぶん、旧シリーズキャラはまた新シリーズでもボチボチ出てくることになるんだろうなあ。

 ひとまず来週からまた様子見かな。メインキャラのマネージャーとかキャストも明かされていないので、ゆーきちとか出てこないかしらとちょっと期待していたりして。
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2017年03月29日

「ACCA 13区監察課」#12(完)

 予定通りクーデターが決行されてめでたし、ということはないだろうなあ、というのは予想できたんですが、じゃあどういう形で着地するかわからなかったので、ちょっと気になっていた最終回でした。



 あーこういう風に着地するのか、なるほどと納得。非常にきれいな結末だったと思います。こういう策謀術数的なパワーゲームドラマというのは、どうしても現実の戯画となって送り手の思想が詮索されてしまうので、ここまで徹底的に虚構的な世界を作り上げたのはある意味斬新で面白かった。なんせ、王国の外側の世界が一切出てこない、完全に閉じた世界ですものね。

 ただ、その結果として最後まで何を目指した作品なのかが見えにくく、結局あまり話題にならず埋没してしまったのはいかにも残念でした。終わってみればすっきり分かるんですが、途中の落ち着かなさも半端ないのが悩ましいところだったといえます。

 今期、観ていて一番モヤモヤしたのが本作品。ある意味で、これほど野心的な企画もなかったといえましょう。とにかくまあ見てみろ、というほかないのだけど、キャラデザインはやや写実方向に振ったオノ・ナツメ調だし、テンプレート的な意味で感情移入しやすいキャラクターが出てくるわけでもない。

 ただ、終わってボード上を見渡してみると、みんな個性的で魅力的なキャラクターだったなあ、とは思うのですけど。ちょっと興味を持ったらぜひ見てほしいですね。ちょっとした拾いものではありました。

 

 
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2017年03月28日

「リトルウィッチ・アカデミア」#11

 なんか、なかなかアッコは劣等生から抜け出せないようです。なんか辛いなあ。いや、変身魔法の特訓場面を見てても、なんか変な味があることは確かなんです。問題はそれがうまくコントロールできていないこと。



 アッコも少しずつ仲間の輪の中で学ぶ道を探ってはいるんですが、なかなかみんなに認めてもらえる自分の武器が見つけられず、空回りしてしまう。とはいえ、これだけ精神が強いというのは、既に武器なんですけどね。魔法の鏡の力でダイアナにされることで、自分が疎んじていた優等生がどれだけ裏で頑張っていたかもわかって凹んでしまうというのは、なんかわかるだけに辛いですよね。

 まあ、それで「月光の魔女になってみせる!」と根拠なくタンカを切る後先考えない根性がまたアッコらしくていいんですけどね。

 ただ、なんかしら思いついたらしいのはよかった。というところで第二クールへ…という繋ぎのあるエンディングは読み切り型のこの作品ではちょっと珍しい。次回、ちょっと面白いものが見られるかもしれません。やっぱ2クールないとできないことって多いですよね。2クールでオリジナル、という流れをこの作品が少しでも引き寄せてくれたらいいんですが。やっぱ分割じゃなくて連続でないと、こういう作品は楽しめませんよね。
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2017年03月25日

「昭和元禄落語心中〜助六再び篇」#12(完)

 というわけでこれにて完結。いやーすごかったなあ。まさに万感のフィナーレでありました。個人的には前回で終わり、今回はエピローグぐらいのつもりで見てたんですが、どうしてどうして。



 十五年の時が過ぎ去り、信之助は菊比古の名を継いで二つ目に、そして助六は八雲を襲名することに。小夏はようやく念願叶って女性落語家デビューが決まり、まさにそれぞれが先代八雲の遺志をそれぞれの形で継いで、発展させていく、という形を見せたとこで終わるんですね。なるほど、伝統芸だけに、「受け継ぐ」ことの大切さを示して終わろうというわけですか。

 一時は存亡の危機に立ったこの世界の落語も、百名を超える噺家を抱えるまでに成長、ようやく現実世界に近いところまで追いついてきました。

 今回驚いてしまったのは、助六も小夏も、ちゃんと年齢を重ねた声になっているということ。もちろん青年時代から晩年まで一人で演じ切った石田さんが一番大変ではあったんですが、与太郎ももともとの軽さは残しつつも、それなりの年季と重みを手に入れた、ずっしりとした語り口と渋味を感じさせる芸風になっていたのには驚いた。そして、小夏姉さんの方は、威勢のいいのはそのままに、きっちりオバさんの声になっていたというのがまたすごい。

 一方、信之助は、小朝か志ん朝かというサラブレットぶりを発揮しつつも、ヤンキーみたいなしゃべくりが残ってしまっている、まだ未熟な若者ぶりがよく出ていたと思います。この後どういう風に成長していくか楽しみなところなんですが、ここで最終回なのが残念でならない。

 関さん、クライマックスで演じた「死神」は、まさに助六・八雲の合体技で、一瞬先代の姿を幻視してしまうのだけど、あえて陽気にワッと落とすことで、厄払いを果たす、というのもまた最終回らしくていい感じでありました。

 そして最後の最後で明かされた驚愕の真実。まあ、冒頭場面でなんとなく納得してしまってましたけど。この作品、なによりもストーリーがよくできていて、そこは雲田はるこさんの腕前の見事さなんですが、そこに命を吹き込んだ声優たちの名落語家ぶりが何よりもすばらしかった。マンガには声はないわけで。本当に「名人芸」を見せてしまうすさまじさ、声優という職業の凄みを見せたという点で伝説の作品になったと思います。本当にみなさん、おつかれさまでした。

 結構要望が出てますけど、ぜひとも声優陣のフル収録の落語CDがほしいですね。各人、若い頃と晩年の二席ずつ。変なドラマCDよりはよっぽどこっちがいいでしょ!

 ともかくも、本当にみごたえのある作品でした。今期のベストは「このすば」と「落語心中」かなあ。どっちも二期目なんだけど。
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2017年03月24日

「小林さん家のメイドラゴン」#11

 なんだかんだでこちらもあと1話ですかー ディスクセールスはどちらかというとあまり芳しくないのですが、まあそういうことを言いだすと今期のアニメはほとんどがそうだからねえ。



 ちょっと遅れて年末年始ネタなのですが。まあ、1クールで1年間をやろうとするとそうなりますわな。今回の年末年始にかこつけてひたすらこたつネタ、というのは結構いいなあと。まあ、実際にも春とはいえまだまだ寒くて、こたつも手放せない実情ではありますし。

 どんなに暖房機器が発達しても、こたつの快楽にかなうものはないですよね。実際。小林さん家はフローリングですが、やはりこたつを真に味わうためには畳がベストだと思うんですよと(^^;

 本当、原作は全部読んでいるはずなんですが、毎回「こんな話だっけ」と思いかえさずにはいられません。もちろんショートコメディ調の原作をうまく組み合わせて、ほのぼの癒し日常コメディに仕立て直してるわけですけどね。こういうのは京アニならではだなあ。

 そして今回もこたつで溶けてるカンナ、初もうでで着物姿のカンナがなんともかわいい。そして才川がまたいい感じに転がされてて。毎回同じこと言ってますが、それがいいんですよね。ここまでたどり着くのになんとも長い長い仕込みがかかったものではありますが。これ、2クールだったっけ(^^;
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2017年03月21日

「リトルウィッチ・アカデミア」#11

 そうか、アーシュラ先生がシャリオか。いや、みんな知ってたし(^^;



 というわけで、割とあっさり目に明かされてましたけど、でも今後に繋がるメインストーリーが整理された重要回でしたね。努力しないで最初からすべてを手に入れてる天才型主人公が多い中にあって、途方もない根性と努力でスキルを積み上げる努力を怠らないアッコはある意味すごい。まあ、それでだからこそ、たぶん天才肌のダイアナにはできないことが出来るんだろう、というのが、説得力をもって描かれる感じ。1クールの駆け足が当たり前の昨今にあって、一見無駄なサイドストーリーが主筋の伏線として後々生きてくる仕掛けがかなりじっくりと熟成されているようですね。やはりオリジナルは2クールほしいものです。

 今回、出番は少なかったけど、スーシィが「アッコが落ち込むなんて雪でも降るんじゃない」とか言ってたのは、ある意味励ましてるんだよなあ。スーシィなりに。ルームメイト2人とも徐々に信頼関係を築いてますものね。こういう厚みが出るのは、2クールあるからこそ。

 そして、こういう壮大なストーリーは気が付けば1話以来。1クール目で人間関係を固めて、2クール目から本格的に話が動き出す感じですかね。こういうのはある意味トリガーらしい泥臭さなんだけど、今時根性に美意識を感じられる展開を作り上げてしまったのは本当にすごいといえばすごい。 
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