2021年02月11日

「怪物事変」#5

 いやあ今週も怖い怖い。事務所の奥に引きこもっていた吸血鬼のミハイ、味方と思ったら敵っぽさ全開。



 夏羽を下僕にしようとするわ、隠神を閉じ込めて子供たちを使いつぶそうとするわ…… アナーキーすぎて誠に笑えない。明らかに有害な人ですよね。多少は役に立つかもしれんけど、敵にまわすと厄介なので手元で管理してる感じ。

 この世界はなかなか世知辛くて、心を許せる味方がかなり少ない。しかも、へそまがりとかふてくされてるとかではなくて、本気で攻撃かけてくるので、かなり怖いですね。死ぬかもしれんレベルで。

 それから言うと、紺は、割と気性が激しいけどおバカなので憎めない。しかし、夏羽に「一緒に公園に相住もう」って、ホームレス志願かしら。

 そして、この話まだ続くのかーまあ、夏羽がまだ動いてないので、いざ動いたらAパートでおしまいになってしまう気がする。
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2021年02月10日

「異世界ピクニック」#6

 まあ、軍隊は無能だったということで、まあまあよしとするかな。



 ちょっと二人が手慣れた手つきで銃を使いすぎですけどね。一発では当たらず、「もうちょっと下」とか、ちょっとずつ合わせていく感覚は大変によい感じ。

 あと、電車の前に飛び出して、一瞬ぎゅっとつかむことで、出口を見出すとか、目と手の共同作戦がなかなかうまく生きてます。本当、このあたり原作でみてもぜんぜん印象に残らなかったところなので、アニメ版で観られて大変にうれしい。というかこの原作なんなんだろう。どうして売れたのかさっぱりわからん。

 アニメ版の原作としては、とってもよい素材だったとは思うんですけどね。ビジュアル的に見せると、ここまで盛り上がるとは思わなかったなあ。本当はSFファンとしては、活字としてもちゃんと盛り上がるものが読みたいと思うんですけどね。
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2021年02月09日

「怪病師ラムネ」#5

 話としてはありがちかなあ。少なくとも、2話分割でやるほどの話かしら。



 割と冒頭で話の展開は割れてしまいましたよ。うん、そういうことあるよね、という感じで。もうひとひねりなんかほしかった感がありますねねえ。

 それにしても、誘拐した子をああやって返すなんて、某事件ぽいこと。あまりに古すぎて、みんな知らないのかもですが、我々の世代には相当にトラウマですよ。

 ここまでくると、ラムネの一時代前感って、わざとなんじゃないかって思えてきてしまいますよね。しかし、さほど大ネタでもないのに、わさせわざ前後編って、なんか仕掛けがあるのかねえ。ちょっと次回を注視せざるを得ませんか。
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2021年02月07日

「約束のネバーランド SEASON2」#5

 あれから半年。裏をかいて、鬼の集落の外れの神殿で暮らすハウスの子供たち。全編びっくりするほど輝度の低い画像で、投射で観るには少々辛かったです。



 ただ、今回はなかなかの重要回で、いろいろなことがわかりました。なぜ、鬼は人を食べるのか。それは、食べないと体が退化してしまうから。うまいから、じゃなかったのかーどちらかというと薬膳だったんですね。結果として、どんどん馬みたいとかケモノみたいに身体が変形していってしまうので、いろんな形の鬼がいるというわけですね。

 そして、今回のキーキャラクターである鬼のコンビは、退化しつつある妹たちを助けたくて、エマたちを襲うんですが…… あっけなく殺されて終わり。ある意味、やられ役にも彼らなりの世界があることを示す、この作品の誠実さを示す回となりました。そういう意味でも、第二期の方かが、断然面白い。だってこれ、この段階ではどういう結末になるのか、まったく読めないですものね。

 そして、いよいよ追い詰められてしまったエマたち……と思いきや、そこに現れたのは。やっぱり生きてたか、アンタ。
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2021年02月06日

「ゆるキャン△ Season2」#5

 ここまでほとんど出番のなかった野クル部の面々がメインのキャンプ行。この連中の方が「水曜どうでしょう」っぽいなあ、と思っていたら、藤村Dと嬉野先生が出てきたからビックリですよ。



 特に藤村Dの登場場面は「わかさぎ釣り対決」の回そのものでONちゃんまで登場するこだわりっぶり。そーか。クリスマスキャンプでこれを見てたかぁ。どんなクリスマス回だ。

 食って騒いで温泉でうなって、千明・あおい・恵那のトリオは、騒々しくて、大泉・ミスター・藤村って感じ。原作ではそこまでドタバタではなかったはずなんですが、そこはやはり映像のマジック。新京極監督のスキルもあって、実に盛り上がっているのがうれしいところ。原作に最大限の敬意を払いつつ、より効果的に盛り上げるためのツボを心得た感じが大変にうれしい。

 どうでしょうD陣は次回も出るらしい。嬉野先生は、ぜんぜん素人っぽくなくて、一瞬気づかなかった。すばらしい。

 
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2021年02月04日

「怪物事変」#4

 なんかあまりにも夏羽が万能すぎて、主人公として影が薄くなってきた。たしかにストーリーはサクサク進むんですけどね。



 なんと今回は、1エピソードで2事件解決。有能すぎるだろ! まあ、陰神は、わかってて便利に使いまわしているっぽいですが。そして紺は、前半で夏羽の首をもらうという空約束をあっさり信じて、化かされて帰るアホの子ぶりを発揮。めずらしいぞ今時。なんとなく、仲間になるっぽくはありますが、だいじょうぶかなこいつ。まあその屈折ぶりが面白くはありますが。

 そして後半は、なんで事務所にいるのかよくわからない男の娘・晶にスポットが。別に実は強いけど隠してるとかではなくて、本当に怖いのもグロいのも苦手だったのね。それでも、がんばる姿はなかなかにいじらしくて、これはキャラとして人気が出そうだなあ。

 つまり前半も後半も、別のキャラを見せるための引き立て役として夏羽が便利につかわれている印象。まあ悪くはないですけどねえ。強ければ強いほど、印象が薄くなるというのも、ある意味ちょっと新しくはある(^^;
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2021年02月03日

「裏世界ピクニック」#5

この原作者、ミリタリー趣味があるみたいで、『神々の歩法』みたいな怪獣ものの場合はまだいいんですが、こういう作品で軍隊がぞろぞろ出てきたら萎えますよねえ。



 だって「ゾーン」というのは、「軍隊を送ったら全滅してしまう」場所ですよ。そこにあえて一般人が踏み込むからゾクゾクするわけで。真正面からの武力は通じない超常性があるからこそのゾーンですよね。軍隊がキャンプなんぞ張ってんじゃないっ!(−−;

 そういや鳥子だって軍人の娘だし。なんかこういう設定やだ。最後は銃撃ちゃなんとかなるだろうというような、アメリカ人的な頭の悪い理屈はゲンナリですよ。トランプとかQアノンとか共和党とか全米ライフル協会とかじゃないんだから。

 逆に飲み屋から歩いているうちに、気づけば裏世界で、死体をぶら下げたスノーウォーカーみたいなやつがフラフラと襲ってくるという展開は、なかなかよかったんですけどねえ。このへんは、原作ではどうにもならない、アニメ版ならではの魅力。こういうのがもっと見たいのに。
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2021年02月01日

「怪病医ラムネ」#4

 今回はなかなか変わり種。依頼人が「どうして主人公じゃないの」と不思議になるほどのイケメンで賢い子で、キャラも立ってる。



 と思ったら、実際、ラムネがほぼ何もしなくても、事件は解決してしまった。ちょっと解決が腐女子っぽい気がしないでもないですが。

 つまり、作者もラムネのキャラが弱いことは分かってるんですね。まあ自分のPNに「阿呆」とかつけるって相当な変わり者という気はしますが。確かに注意は引けるけど、今後どうするんだ。

 まあ、ラムネはどっちかというと、狂言回し的なキャラクターなんでしょうね。それを自覚してあえてタイトルロールに据えたのが、この作品の腹の座ったところなんだと思う。毎回、クセが強いようでいて、なかなかキレイに着地させるのは結構見事かと思います。

 実際、ラムネはどっちかというと三枚目で、ふつうなら主人公に茶々を入れるお笑い回復術師枠。つまりこれは、そこをあえて主人公にしてしまったら、ということなんやろうなあ。ともかくも今後の展開次第。そういう点でも要注目です。結構浮上してきたなあ。
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2021年01月31日

「約束のネバーランド SEASON2」#3

 なんと、せっかく手に入れた拠点を、早々に襲撃されてしまう一行。どうやら第二部は、なかなか舞台が定まらないようで。



 でも、こういう変転の激しい作品の方が好きだなあ。追手はたちまち、よくわからない巨大鬼に食われてしまいますし。ものすごい不利な状況にもかかわらず、「誰一人欠けることなく」という条件はまだ守り続けている。こうなったらこのまま最後まで突っ走ってほしいところですね。

 そして一方、ママの方は、最上級の大量脱走を許したということで、虜囚の状態に。まあそりゃそうだ。おとがめなしとはいかんわな。ただ、そこは鬼たちも計算高く、ママに「解放」を報酬に追手となることを命じます。もちろんママは受けるわけで……そこも今後の注目ポイントとなりそう。

 それにしてもノーマンは、ただ喰われたんだろうか。彼ほどの天才が易々と運命を受け入れるはずもなく… きっと思いがけない再会があると予想。しかも敵味方に分かれての。

 ひとつ気になっているのが、すべての鬼が眼を隠しているということですよね。いったいなぜなのか、結構ここに大きな伏線があるような気がする。
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2021年01月28日

「怪物事変」#3

 さっそく仲間が増える第三回なのですが…… そんな和やかなものじゃなくて、結構ビビりました。



 狐の化身たる飯生は警視庁の警視ということになっていますが、実態は寄生して権力を乱用しているに等しい存在。ほとんど限りなく悪役に近いのですが、一応は味方というふれこみで登場。そうしたらいきなり主人公の首をカッ切るからビビりましたよ。
 わあ、そこまでするかと。そして飯生を妄信する狐少女・紺が、ガンガンに攻撃してくるという。どこが味方だ。

 それでも主人公は沈着冷静で、生首状態から形勢を逆転。敗北し捨てられた紺は、探偵事務所に拾われることになるという。容姿としては、一番需要がありそうなキャラ(笑)ですが、いやあ、最初にこんなヤバい姿見せて大丈夫か。

 探偵事務所のボスたる陰神は、最初から飯生にダメージを与えるつもりで、主人公を爆弾代わりに投げ込んだ模様。こっちもヤバすぎるよこの上司。いやはやなんて世界だ。ところが主人公たる夏羽がまったく焦りも怖がりもせず平然としてるので、かなりヒドい話であるはずなのに、なんとなくめでたしで終わってしまう。いや、みんなダマされてるよ! まあ、でもいいか。思ったよりアクの強い話ですが、これはこれで追いかける価値がありそう。ひとまずしばらく様子を見てみますかね。
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2021年01月27日

「裏世界ピクニック」#4

 「裏社会ピクニック」に空目してしまう昨今。だんだんファーストコンタクト感が増してきたのがうれしいところ。



 そうそう、本来はこういうストーリーなんだっけ。恐怖でコンタクトをかけてくる異世界の知的存在、という設定が実に面白いんだけど、表層的にはひたすら百合しまくる。まあだからこそ売れるんだろうけどなんだかなあ。

 こうやってビジュアルになった姿を見ると「こっちの方が面白いと自信をもって言える」というのは、SFファンとして喜ぶべきことなのか悲しむべきことなのか。原作を読んでいるのに、あまり好きではなくて、モヤモヤしていた気分をすっ飛ばしてくれるのが実に痛快。

 そう「路傍のピクニック」も本来はファーストコンタクトSFなんですよね。それが実にいい。
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2021年01月26日

「呪術廻戦」#15

というわけで、こちらは唯一シーズンまたいで継続。まあ、結構面白いのでいいかなと視聴継続中。わざわざストーリーを中断してキャラ大戦やるのはジャンプのお約束。相変わらずかという感じですが。



 監督さんが韓国人だから見てる部分はありますけどねー こういうスタイリッシュだけど濃い、という感覚は、淡白な日本人にはなかなかできませんよね。本当、わざわざ抜擢した価値あったと思う。

 この手の格闘戦ものは、スポーツっぽい方向に流れがちですが、キャラの面白さで見せるあたりが、この作品ならではの魅力ですかね。パンダ先輩とか、本当になかなかいいキャラだ。

 京都校の連中の屈折した食えないキャラぶりは、なかなか味がありますし。まあ、東京校もかなりどうかと思うが。

 ただ、あんまりここに時間かけずにサクサクすすめてほしいなあ。
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2021年01月25日

「怪病医ラムネ」#3

 実のところ、主人公のラムネがあまりにもアクが強い脇キャラっぽい感じで、主役が務まるのかとちょっと不安。普通はこういうおちゃらけキャラは、完全に脇ですよね。むしろ弟子のクロ君の方がよほど主人公っぽい。



 まあ、実際、さっそく未熟さを露呈している第三回なんですが。そういう部分も含めて、ラムネの成長を見せていく話なのかな。

 今回は幼女の姿をした怪具屋のばあちゃんを植田佳奈が好演。最近はずいぶん出番が減ってしまいましたけど、こういう腹に一物あるキャラクターをやらせると、本当にハマりますよね。まさに彼女のためにアテ書きしたようなキャラ。

 しかも、余裕しゃくしゃくに見せておいて、実はわざと一度失敗してみせるとか、ヒネリの入った策士ぶりがすばらしい。

 クセのあるキャラの出し方が実に心得ていて、なかなかあなどれないなあと思った次第。いや、だんだん楽しみになってまいりました。
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2021年01月24日

「約束のネバーランド SEASON2」#3

 世評的には第一部の方が高いようですが、やっぱりこっちの方が面白い。まあ、脱獄ものって、ある程度展開は限られますしね。



 この世界が遠未来でも異星でもなく、現代の地球を舞台にしている、というのは実に意表をついていて面白い。じゃあどういうことなのかというと、主人公たちが信じ込まされていた地球の歴史(我々の現実)こそが作られた虚構であったということ。鬼と人間は昔からいて、争い続けていた。この異様な生態系こそが本来の地球の姿であり、我々の世界はただの嘘であるという。

 いやーこういう覆し方があるかとなかなか痛快でしたよ。そして、鬼もまた、様々な葛藤とともに生きており、種が不安定化してしまっているという。そうかそういう方向に行くのか。

 そして、相変わらずパズル的な頭脳ゲームは健在。さて拠点を得て、これからどう攻めるか。なかなか興味深い展開です。まさか1期にはここまで引き込まれると思わなかったなあ。
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2021年01月22日

「ゆるキャン△ SEASON2 」#3

 いやーウナギが喰いたくなってしまいましたわー 惨いなこのアニメ。



 目下の状況では、もう何年もウナギなんて食ってませんけど、これはマジで喰いたくなる…… このアニメ、もともと食事シーンが大変うまそうなんですが、特にこのウナギ屋場面、さばくシーンから実に気合が入っていてすごかった。

 あと、ゆりかもめで埋まる鉄道駅とか、本当にあるんでしょうね。これは絵になるなあ。ちょっと行ってみたくなる。そういう旅情をそそるのもこのアニメのいいところ。あと、元旦の海の大鳥居に日が沈む場面とか。

 まあ、目下の情勢では、当面旅なんて無理ですけどね…… 

 ところで原作最新刊でも活躍している、なでこの幼馴染・綾乃が初登場。なんとも妙に怪しい雰囲気背負った子やなあと思ってたら。声もちょっと変わった感じ。声優誰?と思ってたらなんと黒沢ともよですか。ちょっと意外。
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2021年01月20日

「怪物事変」#1〜2

 先週書きそびれましたので追記。今週まで観て「まあひとまず視聴するか」と決定。これにて今期のラインナップが固まりました。いやーそれにしても今期はびっくりするほど少なくなってしまったなあ。ただでさえコロナで時間をもてあましがちなのに。たまっているDVDでも消化すべきかな。



 主人公は、いかにも最近のジャンプっぽい有能クール系無表情キャラ。まあ、それが田舎の旧家で厄介者の捨て子として飼われているという冒頭は、いかにもなんですが、そこはさらりと済ませて、舞台は都会へ移動。ジャンプお得意の異能力バトルものなんでしょうけど、ケモノ属性であるあたりがイマドキですかねえ。

 ただ、特になんも考えてないから無表情なんではなくて、いろいろと辛い現実を押し殺しているうちに表情を出せなくなってしまった感はちゃんと出ている気がするので、今後の展開次第かなと。まあ、動かしやすくていい主人公じゃないかと思います。

 探偵事務所の仲間たちも、過剰に作りこまれた感がなくて、ほどよく配置されているようなのはいい感じです。一見いかにもイマドキの「男の娘」に見える晶は、あざとくなりそうなところなんですが、ちゃんと男子っぽさも残しているところがいい。一瞬、女性声優かと思ってしまった。すごいな、村瀬さん。

 初見でやたらかみついてくる識も、さみしがりやな内面が透けて見えて、なかなかいいです。さすが花江夏樹。あ、もちろん飄々とした局長役の諏訪部さんもお見事。ある意味キャスティングの妙を楽しむ作品かも。今後が楽しみです。
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2021年01月19日

「裏世界ピクニック」#3

 今回、石に紐をつけて投げる、という「ストーカー」そのものの場面が出てきます。本当は、リボンの先にナットをつける方が絵面的にカッコイイんですけどね。出てきたのは大変うれしかった。



 結局、引っ張られる危険性があるということで、使われなかったのは残念。まあ、あまりにも「ストーカー」に似てしまうのも問題といえば問題か。これぐらいのオマージュにとどめておくのが妥当ですかね。

 実際、タルコフスキー版「ストーカー」では、特に何も起きないままピリピリした雰囲気で、廃墟の中を渡っていく(そこがいい)んですが、ストルガツキーの原作では、結構百鬼夜行的な怪現象がゴロゴロ起きてますし、こういう派手な展開もアリといえばアリ。

 このアニメ版では、タルコフスキー版でも一歩選択を誤っていれば惨事が起きていた、というあたりがにおわされるのがいいですよね。両者に敬意を払っているのがいい。

 まあ、巨頭村は、CGの安っぽさもあって、突然B級アクションになってしまったのが残念なところですが。そのあたりの匙加減はなかかな難しいところかと思いますので、今後の健闘に期待というところでしょうか。
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2021年01月16日

「ゆるキャン△ SEASON2」#2

 アニメ版では、最後に春が出てくるんですけど、どうやらもとにもどって原作通り、一年目の冬の話らしい。



 それにしても、例によって緻密なロケハンと、再現度の高い描写力が生きてます。初日の出のシーンを三カ所を切り替えながら見せる演出が実にすばらしい。ダイヤモンド富士に間に合えと車を飛ばすシーンのカーチェイスばりの作画も見事でしたし。

 実際、この作品のキモは声優でもキャラでもなくて、美術なんですよね。そこに力を入れてるからこそすべてが生きる。最初のススキのリアルさにも驚いたけど、もっと驚くのは、これだけ描きこんでいて、キャラ絵が浮かないこと。そのあたりの溶け込ませ方が見事というほかありません。

 だから考えるに、もっと原作寄りの線の多いキャラデザもあり得たんだろうけど、それだともたないと監督は考えたんでしょうね。実際、これはモノクロだからこそ機能するのだろうし、原作の背景はかなり思い切ってラフに仕上げられています。

 これを、もっとアクリル画レベルまで描きこんだのがアニメ版なわけで、原作のままのキャラを乗せると、うるさすぎて画面が見られなくなってしまう。ここまで観てなんかようやく悟った気分です。

 まあそれでもCMでは原作のままのキャラが動くんで、ちょっとさみしくなりますけどね。
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2021年01月14日

「ワンダーエッグ・プライオリティ」#1

 今期一番期待してて、その期待が見事に砕け散った第一話。誰が視聴するかこんな話。



 あのポストバブルの象徴みたいな「高校教師」の脚本家と聞いてイヤな予感はしてたんですよ。作画は確かにすばらしくて、謎めいた演出もいい。そりゃ期待したくもなるでしょ。設定に関しては一切伏せられてたし。

 で、見てみたら。ただのイジメと不登校の話かと。もったいをつけてるけど、すごくありきたりに、内世界を旅して立ち直るだけ。その内世界はそれなりに丁寧に描かれはいるけど、第一話を見た段階で「ああ、そういう散々やられた話をまたやるんだ」とすぐにわかってしまった。そういう底の浅い話を今更やられても、どんな顔をすればいいのかわからない。

 友人の自殺・そこにショックを受けての不登校。屈折した内世界。卵の殻を割って外の世界に出るというメタファーもあまりにもありきたり。わざわざアニメの世界に来て、なにをカビの生えたような話をしてるんだか。

 はっきりいってうんざりです。速攻切らせていただきます。
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2021年01月13日

「裏世界ピクニック」#2

 相方が昔の相棒の話ばっかりするから、微妙にムカつく、とかそういう話。うーん2話はこれでよかったのかな。確か原作もそうだったからこれでいいんだろうけど、近年「男が書く百合もの」の搾取色に、どんどん評価が下がっているので、あんまり愉快じゃないですね。



 でもまあ、相棒が幻惑に囚われてる! とか思ったら、囚われているのは自分だった、とか、ちゃんと伏線としては生かせているからよかったというべきですかね。原作では「ふーん」と思うだけでしたけど、映像で見ると、結構鮮やかに決まっていて、知っている話なのに(というかあらかたこのへんは忘れてた)コロリと騙されましたよ。

 やはりこれ、映像化がうまくて、映像の勝利なんでしょうねこの作品は。近年の小説作品の中では、珍しく映像向きなんだと思う。原作だと描写があまりうまくなくてイライラしていた部分がスッと分かるし。

 そこはやはり、タルコフスキー版「ストーカー」に準拠することを決めた監督の潔さをほめるべきなんでしょうね。ネジをピッと投げるシーンとかマジでそれでしたもん。

 というわけで、今期はひとまずこれを追いかけることになるのかなあ。ちょっと予想外に不作なシーズンみたいで不安ですが。
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2021年01月12日

「怪病医ラムネ」#1

 こりゃまた古臭い絵柄だなあ。90年代ぐらいかな。主人公はいかにもマガジン、という感じのアクの強いガサツキャラだし。助手が霧氷女系というのもそれっぽい。



 オカルト+ブラックジャックじゃなくて、かなり古臭いゴーストバスター系の何とか師系の作品ですね。というわけで、ほとんど期待せず、念のためぐらいの感じで観てみたんですが……  このクサさを逆にうまく味わいに変えている風で、結構感心してしまった。死んだ魚のような薄倖子役が一話の依頼人、元凶が強欲なステージママというのも、実に古臭くて、でもそれも承知の上で、そのクサさをどう面白く見せるかを結構工夫してる感じ。空回りしてないのは立派です。

 急須とかコンタクトとか、小道具にも凝っていて、それが先の展開の巧みな伏線になっているのも良い感じです。まあ「これは毎週見ないと」とまでは思いませんでしたけど、ひとまず様子見してもいいかなぐらいのところ。こういうゆるい支持系の作品が毎週一本はあってもいいですよね。

 今期はあまり熱狂的に支持したくなる作品がないのだけど、まあまあ手堅い作品がそれなりにある感じですかねえ。今のところびっくりした、というのはないのですけど。
posted by てんちょ at 01:21| 大阪 ☁| Comment(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年01月11日

「Levius -レビウス-」#1

 近未来世界でのアウトローなボクシング。えーと、これ、少し前にあった「明日のジョー」のSF版となんか違うのかな。



 オールCG作画もだいぶん整ってはきましたけど、こういうアクションがもろに出る作品は一番ボロが出やすい気がしますよ。空気人形の上に絵柄を張り付けただけ、という印象がまだまだ残ります。

 一応雰囲気でスチームパンクを気取ってますが、その場合タンクはどこに? 適当に蒸気出しておけばスチームバンクで流行りものっぽくなるでしょ、というのはいささか安易すぎる気がしますが。

 あと、殴り合いのアクションの割には、動きをカメラが追い切れてなくて、主人公の動きのどこがどうすごいのかさっぱり。

 そのくせ、セコンド役の叔父さんがやっぱり片目とか、そういうところだけ妙にこだわってるのが、かえって何がやりたいのか見えなくなってる。そもそもボクシングをやりたいなら、ジョーから離れる努力をすべきだったのでは。

 うーん。これは視聴断念です。
posted by てんちょ at 00:33| 大阪 ☁| Comment(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年01月10日

「天地創造デザイン部」#1

OP見た瞬間、切りたくなった…… ああ、これ「はたらく細胞」の進化論版だわ。



 実際問題として、見れば見るほど、天地創造なんてなかったことを感じさせる天地創造パロディなお仕事コメディ。いろいろと屈折しすぎてる。こんなの誰が喜んでみるんでしょうね。イカれた創造論者? でもこの作者が創造説を信じてないことは明白で…

 実際、種の分化は、意図がないからこそ、こういう風になるわけであって、そこにあえて意図をもちこむと、ものすごくバカバカしい展開になるわけで…… もはやどう表現していいんだか。

 ちょっと残念でしたねえ。学校の部活ネタだと勝手に考えてたので、たとえ話的なネタというこの展開はちょっとがっかり。デザイン的にもいまいちだし、創造説のナンセンスさをバカにする意味ではそれなりにアリかもだけど、いちいち毎週見るほどではないというか。

 というわけで視聴断念。つまらん……
posted by てんちょ at 02:37| 大阪 ☁| Comment(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年01月09日

「約束のネバーランドSeason2」#1

 脱獄篇の第一部だけが面白いともっぱらの評判でしたので、もういいやと思ってたんですけどねえ。コロナ騒ぎで製作が遅れたぶん、見るべき作品が超少ない冬シーズンに来たことで視聴することに。



 第一話を見た印象から言うと「こっちの方が面白いんじゃないか?」という感じでした。いや実際、かなり外側は異様な世界で、ちょっといろいろと身を乗り出してしまった。実にありきたりな「サバイバルゲーム」ものよりは、こっちの方が興味深い。

 おそらくは、人間が鬼と食物としての人の二種類に分化してしまった遠未来の話なんですけど、どうも鬼も単純な捕食者ではないようだし、いろいろな階層がある模様。そして鬼にも反体制派があるらしい。

 これはちょっと観たくなりますよね。というわけで視聴決定。なんか悔しいけど。まあいいや。
posted by てんちょ at 00:00| 大阪 ☁| Comment(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年01月08日

「ゆるキャン△SEASON2」#1

 今期2本目はこれ。唯一、すでに視聴が確定しています。いや、原作から入った派というか、「ゆるキャン」以前からあfろを知っている派としては、ここまで彼が大ヒットを飛ばしてしまうのは、なんか複雑なんですが。



 最初のシーンでリンちゃんが妙にロリっぽいキャラデザで出て来た時には「はや作画崩壊?」と焦りましたけど、なんのことはない、まるまるオリジナルの幼少期ストーリーでした。こういう丁寧な話作りはいいですよねえ。なんと今回、ほとんどオリジナルエピソードかあ。豪華な第一話だ。

 まあ、途中のCM篇を見てると、線が緻密な原作に対して、アニメ版はかなりスカッてるんですけどね。まあそのゆるさも含めて、らしいといえばらしいんですが。

 声優陣の快調ぶりに、大塚オヤジのナイスなナレーション。変らぬ安定ぶりはやっぱり落ち着きますよね。

 しかしこのアニメ版から「水曜どうでしょう」を知って、結構マメに見るようになってしまったというのはなんか今更のところがあって感慨深いなあ。
posted by てんちょ at 02:22| 大阪 ☁| Comment(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする