2020年03月31日

「ソマリと森の神様」#12(完)

 いやあ、意外です。なんだかんだで完結するっぽい雰囲気でしたから。



 ただ、よく調べてみるとこれ、まだ原作も完結してない。まあ、この先そんなに長く続けられない感じだから、完結させてしまうかと思いましたけどねえ。半端に尺を残してしまって困るというのは「少女終末旅行」と似てる。あと2巻だけ残されても2期はできないもんなあ。ただ、あっちはもともとすごく完結感の強い4巻で閉めているので、そんなに欲求不満はないのですよ。あれだけ盛り上げられたら、もうここで終わりでいいやってなるし。原作のラストははっきりいってデッドエンドですからね。

 こっちは、そこまで大いに盛り上がる中締めではありませんでした。確かにゴーレムが本当に危機一髪になり、別れを決意するという点ではひとまずの区切りなのだけど。ゴーレム君が選んだのは現状維持……ってなんも変わってませんやん。先行きの不安だけ増してて。

 あれだけ泣きまくってた海外勢が「うーん」となってしまったのはそういうことか。

 喰われそうになったのにソマリがローザおばさんを助けるシーンは感動的だったし、そのあたりもう少し掘り下げてもよかったのに。もったいない。ローザおばさんは本当に出色の好キャラで、最終回に出てくるにふさわしい存在だったので、なんか彼女の中の人間に対する思いが変わったところを書ければそれなりに節目となったんじゃないだろうか。

 最終回まで目を見張る色鮮やかな美術は健在で、美麗さという点では今期出色だっただけに、本当に残念。まあでも、今期のバラエティ豊かな傾向を象徴する一本だったし、おつかれさまといいたいです。

 今期ぐらい充実したシーズンは近年なかったです。週に8本で、ほぼ駄作がない、というのは自分の選択眼をほめてやりたいレベル。春スタートも願わくば、充実していますように。
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2020年03月28日

「恋する小惑星」#12(完)

 まさに、「俺たちの冒険はこれからだ」エンドですねえ。当然予測されたことではあるけど。



 きららでは大変めずらしい真面目な青春ものを貫きました。そういうのもあっていい。この作品、顧問の先生がとても魅力的な教育者であったのも、いいところだったかな。

 もちろん、リアル青春で行く以上、そこで話が終わってしまう「小惑星発見」があっさり実現されても困るわけですが。なんかしらひねりはあってもよかったかなあと思ったりしてます。ちょっとレアな天文現象をたまたま体験してしまう、というのはよくあることだし。

 それでも「特になにもなし」というのが、この作品の生真面目さなのでしょう。そのあたり好感は持ってます。実際、今期見てた作品で「ハズした」と思いながら見続けたものはなくて、これもそういう意味では、楽しかったです。実のところ、あまりにも質が高すぎて、もっとも地味な作品はやや埋没してしまったなあというところなのですけど。

 それでも、この生真面目さは貴重であるし、評価したいと思います。おつかれさまでした。
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2020年03月27日

「虚構推理」#11

 本当、鋼鉄七瀬篇が終わったらひとまず幕になってしまいそう。でもこれだけから何を評価しろというんだ。正直、途方に暮れてます。作画は本当にいいのになあ。難しい。特に今期は面白い作品が目白押しだったんで、どっちかというとこれ評価が低い部類になってしまう。まあ、なんだかんだいって毎週楽しく見てますし、「理系が恋」みたいに数週遅れて視聴をため込むこともない。そういう意味ではちゃんと終えている。



 これ、マジで前期にあったらベスト級の評価だったんだけどもねえ、難しいもんです。アイデアは悪くない。ただ、会話だけが延々と続くミステリの映像向きでない部分が露骨に出てしまっている。今期は、もっとムチャクチャで映像の強みを出しまくった超個性作のミステリアニメ「イド・インヴェィデッド」なんて強敵がありましたし。

 ミステリがもともとアニメと相性が悪いことは以前から言っている通り。どうしてもアクションで単調さを和らげる必要があって、本筋の謎解きに徹すると単調になりやすいし、実写ミステリのように「さりげなく画面の中に伏線のネタを入れておく」ということがやりにくいんですよねアニメの場合は。画面の情報量の少なさがネックになってしまいます。

 んで、今回の場合は、九郎先輩と鋼鉄七瀬のドツキ合いが延々描かれるのだけど、これだけ引っ張ると「これ……いるか?」となるわけですよ。ネットで存在感を弱らせておいてから殴りにいってもいいわけでしょう。有利な時間軸を引っ張るためには、必ずしも七瀬のそばにいなくともよい、というのは敵方の紗季がその場にいないことからも明らか。

 たしかにおひいさまの考え出した「虚構推理」四の矢はなかなか巧妙で、紗季をうまく罠に追い詰めるものになっていると思うのだけど、死者を鞭打つという点で、根本的な解決になっていなくない? そういう後味の悪さがちょっと残念だったかなあ。そのあたり来週、フォローがハイメのかもしれませんけど。
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2020年03月26日

「ソマリと森の神様」#11

 ローザおばさん、なかなか策士ですな! ゴーレムだと大抵の策略軽々と乗り越えてくるので、かなり入念に罠を張ってきた。



 問題は、なんでたかが人間一人のためにここまでするのかということなんですが、かなり人間にヒドい目にあわされた模様。特にくわしくは言わなかったけど、たぶんあの親切な異形って、ローザの近しい人だったんだろうねえ。

 そもそも人間以外は「差別」の概念は持たず、人のものを盗んだり人を襲ったりという普遍的な悪事はあれど、形の異なる者をそれだけで理不尽に弾圧したりはしない。そういうことをするのは人間だけ。そこまで思い切った設定でしたか…… いや、人間の方が野蛮に近くて、異形の方が文明化されてるってことですかね。生物は普通、自分と異なる存在を排除しようとするわけですから。

 だとしたら、我々はより優れた異形に居場所を譲るしかないのか? なんかそういう話になってきてしまった。

 ただ、それをあまりにもいたいけな幼女に背負わすのか、というのは実に過酷な話。なんか次回、力業で完結してしまいそうですが、ソマリに安住の地はあるのか。そしてゴーレムはそれを見届けることができるのか。重いなあ。ともかくも、注視して待ちたいと思います。
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2020年03月25日

「へやキャン△」#12(完)

 今期は本当、充実していたので、ちょっと影に隠れがちだったのですが、5分アニメとは思えないぐらい実にしっかりと作ってあって、感動しました。



 これぐらいやれば、5分アニメでも満足感が得られるんだなあと。2期は来年1月ということでまるまる一年後になってしまいますが、このへやキャンで十分渇きは癒されたかなと。個人的には「mono」もアニメ化してほしい。実はこちらにもなでしこがチラッと出てる。

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しかし感心するのは、オタクたちのなでりん推し需要におもねることをせず、しまりんは最後まで合流しないまま、ということ。これはあくまで野クルの話だからなんですね。影が薄く感じてしまう野クルのふたりですが、なでことはちゃんと友情があったというところがきっちり描きこまれているのはいい展開だったなと思います。実際、楽しそうだわね、野クルの活動。

 そしてスタンプラリーで終わりではなく、最後は学校キャンプでシメというのもいいなあ。そしてこのまま自然と2クール目につないでいく展開。実にすばらしい。ところで原作、いつまで冬がつづくんだろう(^^; だから2クール目もわざわざ冬に始めるんだろうけどねえ。

 まあともかくもおつかれさまでした。5分でこの充実ぶり。うれしい誤算でした。
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2020年03月24日

「ID:INVADED 」#13(完)

 まさに堂々たる完結。すばらしいのひとことでした。個人的には、こういう壮大な結末ってどうも弱いな(^^;



 オリジナルって、どこかで腰砕けになりがちなんだけど、これはマジでデカい話に持ち込んできちんとSFしてました。見事です。あと、ジョン・ウォーカーと酒井戸・聖井戸コンビの対決が、ちゃんとした形でキマっているのもいい。本来ならもう捕まえられない自殺した犯人をどうやって捕まえるか、という離れ業で、なかなか大した結末を見せてくれましたよ。今までちょっとずつ見せてきた伏線を最後にバッと並べる大胆不敵な展開。そして、これでいてこその名探偵ぶり。さすがです。

 一方、百鬼室長は現実世界でボロボロになりながら(本当に骨砕けまくってボロボロに)、飛鳥井嬢を説得し井戸に戻す役回り。本当につらいし苦い。でも最後の瞬間に、酒井戸と一瞬の邂逅を見せた場面は、マジで泣けましたねえ。この小さな希望があれば、全面解決とはならなくとも、いつかきっとくる救いを待ちつつ、生きていける。彼女もまた、闘っているのですから。

 そして最後は井戸の崩壊かと思いきや、なんとそのまま酒井戸・聖井戸コンビが探偵として捜査続行エンド。むろんジョン・ウォーカーがいなくなっても、世界から犯罪は消えないわけで…… 怪しげな技術とはいえ犯罪捜査に強力な力を発揮する装置であることは変わりがないわけですから。この先、酒井戸は、数々の難事件を解きながら、カエルちゃんを助け出す方法も考えていくわけですね。かなりいばらの道。
 ですが、今や彼には頼れる相棒・聖井戸=本土町がいます。殺伐とした世界で明朗さを絶やさない本土町の快活さは、本作品の大きな力となりました。

 どうなんだろ? 続編はある? うーん、正直2期が出るほど売れるとも思えないけど…… スタッフ的には手ごたえはあったはずで、やりたい思いが強ければ、いつか再会もあるのでは? ひとまずコミック版は直接の続編になっているらしいんだけど……買ってみるかねえ

 ともかくもこれだけケッタイな作品をここまで人口に膾炙した形にまとめ得たスタッフには大感謝。これまた今期の大きな収穫となりました。本当におつかれさま!
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2020年03月23日

「映像研には手を出すな!」#12(完)

 「まだまだ改善すべきところばかりだ」って言いつつ、晴れやかな表情の浅草氏でシメ。本当、浅草氏が主人公としての存在感を見せる最終回でしたね。



 最後の最後で大ピンチ。そこで、思い切って結末を変えてしまう、という浅草氏の演出家魂にのけぞりました。本当、ここまで腹の座ったクリエイター魂の持ち主はそうそういるもんじゃない。感動しました。

 実際問題、本編中で流される「浅草UFO大戦」がいささかわかりづらいのは確かで、あれは演出のポイントをつまんだダイジェストとみた方がいいんでしょうね。本来はちゃんと声も入っていたんでしょうし。それよりか、作品を観た人たちがふと窓の外を見ると、街を突き破って塔がにょきにょき伸びていく姿が見えた、というシーンに震えました。そう、真に優れたアニメには確かにそういう力がある。

 映像研に対立していた人たちも、実はこっそり会場で見守っていた、という展開にはなんか泣けたなあ。あと、百目鬼氏がちゃんと四人目の部員になっていたのもよかった。本当、すごい活躍っぷりでした。二期ではメインのエピソードも観たいなあ。

 世間とうまくなじめないボンクラたちが、それぞれの得意技を使って何かを成し遂げていく、というのは青春映画の得意技だけど、それを自己満足とせず、きちんと世の中に受け入れられる商品としようという本気度が、これまでの作品と違っていたところなのですよね。まさしく遊びじゃない本気っぷり。さすがでした。

 まさに、今期の素晴らしい充実ぶりを代表する一本だったと思います。おつかれさまでした。スタッフにも声優にも、それぞれ大きなステップアップとなる一本だったと思います。これはもう、二期作るしかない。待ってます! 絶対に再会はあると信じてその日にまた!
posted by てんちょ at 01:39| 大阪 ☁| Comment(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月21日

「虚構推理」#10

 このままあと2話で終わってしまうんか。なんとも動きのない作品だ。パソコンに向かってずっと書き込みしてるだけで何話も使ってしまうわけで、なるほど「アニメ向きではない」と原作者が言っていたのも道理。



 まあそのロジックの闘いはそれなりに面白いのだけどね。もう少しスピード上げてもいい気がするが。

 おひいさまは、七瀬の霊肯定派に寄り添ってみせたり、別の犯人を持ち出してみせたり、次々とひるむことなく次の矢をつがえるわけで、その機敏さは知性派キャラとして大変に魅力的。

 アニメとしてそれなりにみせるものにしようと、再現映像やネット空間の可視化などいろいろな工夫をしているのは認めましょう。しかしそれでも、ここまで延々同じ構成が続くとさすがに飽きるなあ。なんかやり方はなかったものか。

 作画的には非常に丁寧でしっかりとおカネもかけているだけに、実にもったいない気がします。たぶん分割二シーズンだろうけど、うーんどうなるかなあ。あと2話ですから、鋼鉄七瀬を排除したら終わりですね。
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2020年03月20日

「へやキャン△」#11

 まさかオチがあると思いませんでしたわ(^^;



 まあ確かに、そういわれてみれば「こういうとこに普通、スタンプラリーあるか?」というようなところに平気で置かれてたもんなあ。河原とか。しかし手作りとはいえ、これだけ膨大な仕込みをやる二人はなかなかえらい。友情ですねえ。地元のことをあまり知らない友達を案内する方法としては、絶妙のアイデアだったかもしれん。

 こういうのが実際にあると、思わぬ発見につながるのでは。なんといっても、スタンプがすごくよくできていたので、大いに盛り上がった感がありますよね。イヌコ、美術のセンスあるやん。

 ストーリーも作画も、すごくしっかりしてて感心した。5分アニメだって手を抜かずにやれば、ここまで充実した内容になるんだなあ。ん?まだ最終回じゃない?来週なにやるのかな。正二期への布石だといいなあ。
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2020年03月19日

「ソマリと森の神様」#10

 基本は実にあたたかな世界なんだけど、人間にはかなり厳しい。そういう二面性を持つのがこの世界の深さなのでしょう。




 しかし短い中になかなか盛沢山で、ゴーレムとソマリの出会いのエピソードから、贈り物をしようと頑張るソマリ、そして世話好きなローザおばさんの役に柴田理恵が登場。声優としてはただの素人なのに、なんとも深みのある声にびっくりしましたよ。うまいな、マジで。

 そしてローザおばさん、いかにも気さくなおかみさん、と見せかけて実は腹黒い一面もある。そういうところもちゃんと演じ分けられているのですよね。すごいわ。まあ、つい忘れそうになりますけど、ここ悪徳の街だからねえ。

 ただ、ソマリが逃げ出した人飼いを襲撃したのは誰なのか、ソマリはどうして記憶を亡くしているのか、ゴーレムのことをどうしてお父さんと呼ぶのか、最終回に向けて謎は解けるのかな。

 次回はかなりこの作品としては珍しいぐらいの大ピンチになりそうですが……まあ、ゴーレムには誰も勝てないだろうからなあ。なんか過去を明かす話が出てくるんじゃないかと期待。あと、この世界にとっての人間とはなにかという部分も。

 ローザおばさんだって、異種族婚だし、悪徳の街でさえ差別はない。なのに人間だけがはじかれる理由は……もちろん人間の邪悪さにあるのだろうけど、それだけで説明しきれないものもあり、この先、ちょっとそのあたりが知りたいかもですね。
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2020年03月18日

「ID:INVADED」#12

 いよいよ次回で終わりかー 仇敵・ジョン・ウォーカーも判明し、内世界で探偵二人と対決の瞬間へ…… 盛り上がってきました。



 あおきえい作品って、最近は腰砕けばかりだったので、これぐらいゴリゴリの方がいい感じになるのかもと思いましたよ。いやまあ、ディスクセールはどうなんだか知りませんが。ここまで謎だらけだとさぞ検証しがいがありそうにも思われますが、案外流行ってませんねえ。というかストーリーについていくのがやっとという感じでしょうか。みなさん。それはそれでわかる気もする。

 しかし今から考えてみれば、なんでこんな突拍子もない世界が出来てしまったのか、なるほどと膝を打つ展開になりました。確かにこれは、超チート設定を考えだしたら裏をかかれたという話なんだけど、実はそのチート設定を作り上げさせることこそが真犯人の狙いであったという。あーそういう展開かーと思わず声をあげてしまった。

 そして今回のジョン・ウォーカーの内世界は実に珍妙で、でもだからこそ謎解きの緊迫感が増すという。まあ、本格ミステリファンにとってこの世界ってどうなんだろうと聞いてみたくもありますけどね。

 ともかくも最終回、注視したいと思います。SFミステリとしてはかなり歴史に残る怪作となった気もするので。いや、本当。大丈夫か…… まあ本堂町がかわいいのでアリ、という声にはなるほどとも思いますけど。
posted by てんちょ at 01:45| 大阪 ☀| Comment(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月17日

「映像研には手を出すな!」#11

 いよいよクライマックス、なかなか決まらなかった浅草氏のコンテが、街歩きの中から少しずつ出来上がっていく過程はなかなかの感動ものでした。この町ほどおかしな姿ではなくとも、散歩していて「こんなところ知らなかった!」とか「こんな風になっていたのか!」という発見の喜びから、ムクムクと想像力が沸き起こることってあるもんなあ。



 今回何より面白かったのは、浅草氏と金森氏の出会いのエピソード。人見知りすぎる浅草氏だけでなく、頭の回転が速すぎる金森氏もやっぱりクラスから浮いた存在なのでした。しかしこの二人が出会ったことで、運命の歯車ががっちりとかみ合います。いくら天才の金森氏といえど、一介のボンクラ中学生にすぎなかった浅草氏を売り出す方法は思いつきませんでした。つまり、金森氏は、浅草氏と駄弁りながら「どうやってこいつを世に出してやろう」とずっと考えていたわけですね。そこに水崎氏という思わぬコマが転がり込んでくることで、ようやく事態は一気に前へ進む。「これだ!私がやりたかったのはこれなのだ!」と一人で自室で叫んでそうだなあ(^^; でもそういいたくなる気持ちもわかる。いや、言ってないけど。

 今回は、生徒会や学校の横やりをものともせず、ぐいぐいと前へ突き進んでいく映像研。思わぬ風邪に倒れてしまう金森氏でありましたが、そんなことでへこたれるようなタマではありません。町おこし参加で評判を高め、学校に止められないよう着々と外堀を埋める。一見高校生離れしていますが、その原体験は幼少期の辛い挫折にあったことは、前回見た通りです。

 そしてダンスだ海底都市だ、町に隠された武器だと断片的な妄想ばかり積み上げていた浅草氏でしたが、それが一気につながる瞬間がやってきます。そして、なんか殺伐とした話に思われていたエピソードが、一気に平和と共存を訴える一大スペクタクルに転じるカタルシス。まさにこれぞ映像研の醍醐味です。もうワクワクが止まらない。

 さあ、これでいざ完成、と思いきや、音声が合わない! どうする映像研。次回は百目鬼氏の出番となりそうです。
posted by てんちょ at 00:23| 大阪 ☀| Comment(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月14日

「恋する小惑星」#10

 今回から新年度スタート。途中でこういう大胆なメンバー交代があるのも、この作品の面白いところですね。



 しかも新しい部員が結構キャラが強く、妙に当たる地質占いやったり、今までのメンバーの誰ともカブらない気象の世界に突き進む子が出たり。特に眉間にシワ寄せて気象の鬼とばかりに突き進むナナは、ちょっと異色のキャラ。きらら系ではあんまりないですよねこれ。ここはやはり、われらが遠藤先生の出番! と言いたいとこだけど、遠藤先生は割と傍からジーッと様子を見てて、最後の最後の瞬間まで、生徒の好きにさせてるんですよね。それで、頃合いを見計らって「自分のことも、もっと大事にしていいんだぞ」とボソッと言う。

 こういううまさが、遠藤先生の魅力ですよねえ。こういう大人になってみたいものですが。無理か。

 しかし二人が小惑星チャレンジに挑むものの、みらしか合格しない、というのは妙にリアルな展開です。冷静に考えれば、七人しか通らないんだから、一人通るだけで御の字なんだけど。地域バランスも考えて、普通は同一高校から二人は選んでもらえないよね?

 でも最後の最後であおが石垣空港に「来ちゃった……」と現れるという。いや、気持ちはわかるが、飛行機代どうしたんだ、高校生に出せる額じゃないぞ。まあともかくも次回星空チャレンジ回。クライマックスですなー
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2020年03月13日

「虚構推理」#9

 えーと。ひとまず13話で終わるのかな? でも序盤感ありありなので、たぶん分割2クールなのでしょう。こんなところで終わった日には「は?」だよ。

 

 おそらくこのエピソードは13話まで続くっぽい。しかし、キレは悪いなあ。ここで終わり? というモヤモヤ感が出まくりですもん。

 まあ、虚構の推理を次々とぶつけて強大な悪霊を払おうというセンスはなかなか悪くないのですけど。しかしこれ、原作者が映像向きじゃないと言ったのもさもありなんと思いますよ。そりゃあ、困るわこんなん。延々ネット上で弁論してるだけだから、どうやって映像にするかという話で、実際が虚構の映像だから、再現する意味あるか? となるし。

 しかしまだ1本目か。おひいさまは4つ目まで考えているらしい。それはわかったけど、こういうのはだます側ではなくだまされる側から描かないと面白くないんじゃないかという気がしてきたんだけど…… どうなんでしょうね。

 まあ、ここまで来たら最後まで観るしかない。まあ、ガンバレというしか。
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2020年03月12日

「ソマリと森の神様」#9

 なんと久しぶりに再会したのは薬草医のシズノ。やっぱりあんまりうまくないね……



 しかしゴーレム父さんの菓子づくりシーンは、妙に甘いものが食べたくなって困りましたわ。内容的には「ダンジョン飯」めいた架空レシピなんですけど。

 ソマリが歯が抜けそうだということでオタオタするあたりも実にリアルな子供らしくていいですね。アニメに登場する子供は普通、歯が抜けたりしない。そういうリアルな描写があるのも、この作品ならではかもですね。

 しかしシズノも実はソマリが人間だということに気付いてた。それでも、割と無害そうだと思えば詮索もしないしそっとしておいてくれる。本当、異形の世界って優しいですよねえ。人間さえいなければ完全なユートピア。もちろん悪人も犯罪もあるけれど、どうやら差別や偏見はないらしい。それだけでも人間の世界よりはずっとましで。まあ、ゴーレムたちが用心棒としてしばらく滞在してくれと懇願されるというのは、ある程度治安が悪いこうした街もあるからなんでしょうが。

 そして次回はソマリとゴーレムの出会いのエピソードになるらしい。いよいよクライマックスが近づいているようですが。本当、明るい結末がどうか迎えられますように。今期は「映像研」「マギアレコード」そしてこれと、本当に質の高い作品が多くて充実しておりました。最初はなんじゃこれと思っていた「ID:INVADED」もなかなかのものになったし。春アニメはどうなるかなあ。気になるところです。
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2020年03月11日

「へやキャン△」#10

 動画は一話遅れですが、今回観たのはその次。まさか秘密結社テーブルクロスをブレアウィッチばりに描いてくるとは……



 しかし富士山氷穴にスタンプラリーってあるんやろか。なかなかハードモードですな。しかしなんとここでしまりんと合流。スタンプも無事なでしこの元に戻りました。なんで本人のってわかったんやろと思ってたんですが、そうか、名前書いてたか。名前書くの大事!

 しばしば物をなくすダメな大人としては、見習いたいところですわ。名前と住所が書かれてたら、戻ってくるよね……

 そして残るスタンプはあと4つ。おそらくしまりんも合流し、クライマックスへ。盛り上がりそうやなあ。残りも楽しみ。しかしこれ、まったくといっていいほどに「へやキャン」やなかったな(^^;
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2020年03月10日

「IDO:INVADED」#11

あら、ジョン・ウォーカーがあっさり判明。まあ、消去法で行くとこの人しかいないわなあ。というわけであまり意外ではない。



しかしよく考えるともうあと2回で最終回。という意味では、このあたりで犯人の目星がつかないとまずいですよね。これは誰が犯人か、ではなくどうしてこんなことを、という動機部分がキモだと思うので、そのあたり今後も注視していきたいところですね。

 今回は本堂町が名推理をテキパキと進めてクライマックスにたどり着いてしまいます。それぞれの名探偵が役割分担を重ねてここまでたどり着いているわけですが。

 ちょっと今回は「視聴者おいてけぼり」かなあ久しぶりに。スケールのデカさというSF的なセンスの良さは大いに注目に値するところではありますが。ちょっとミステリ的にはいただけない。あと2回、キレイに畳んでほしいなあ。
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2020年03月09日

「映像研には手を出すな!」#10

 今期「ほほー」「ふーむ」と観ながら唸ってばかりの作品が二本ありまして、一本は「マギアレコード」そしてもう一本はもちろんこちら。そういう向きは多いんじゃないでしょうか他にも。



 今回観ていて本当に感心したのは「これだけ無茶したら学校サイドが黙ってないよね」というのをちゃんと取り込んできていること。そして彼らは決して理不尽なことは言ってない。学生のやってることなんだから儲けすぎて目立つと叩かれるぞと親切に警告してくれてるわけであって。これ、ある意味で製作委員会のスポンサーたちの意見代表と言ってもいいですよね。圧倒的な存在感を持つ生徒会書記・ソワンデの介入は、いかにも絶対的な権力を持つ生徒会の横暴っぽいのですが、実はそれほど強権は振りかざしていない。無茶すんなというだけで。ただ、天才プロデューサー金森氏のビジョンが学生の本分の枠内に収まりきらないだけなのですよね。

 金森氏は「はいはいわかりました」と折れるように見せかけておいて、運営主体を学外に移しただけ。あいかわらずしたたかです。

 そしてクリエイターたちには、カネはなんとかするから、仕事を進めろとテキパキ尻を叩く。本当、優秀だなあ。浅草氏のストーリーづくりが宮崎駿と近いものだというのは前から指摘されていることであって、脚本を作らずストーリーボードを関心の赴くままに描いてストーリーを組み立てていく。このやり方には長所と短所があって、場面ごとの絵のインパクトは高まるけど、ストーリーは散漫になりやすい。あと、原作付きの場合は使えない。宮崎駿が中年期まで干された理由もなんとなくわかってきます。山師とか銭ゲバとか言われながらも鈴木敏夫との出会いは大きかったんだなあと思わざるを得ません。実際、鈴木敏夫をもってしてもコントロールできたのはトトロまでで、あとは好き勝手やっても客が来るのでどんどん散漫になっていってしまった。「風立ちぬ」とか、もはやなんだかわからない。

 
 それを知ってか知らずか、金森氏は、ギリギリと浅草氏を追い詰めていく。いいですよ、いい。それぐらいやらないとクリエイターからはなんも出ませんから。そして、振れば振るほど、どうでもいい脇のネタばかりザラザラ出てくるのもありがちな話で。攻めてくるのは誰なのか、というのがとうとう出ずじまい。そのあたりがクライマックスになるのかな。横でニヤニヤ見てるソワンデにもなんか共感してしまった。

 ていうか、海外でこの作品を見てる人たちが、2050年の移民が当たり前になった日本を舞台にしていて、移民の子たちがたくさん出てくることがストーリーの筋となんの関係もないことに感動していることに、なんか心動かされてしまった。そういうやり方もあるかと。本当、こんな30年後が来るといいですよね。
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2020年03月06日

「虚構推理」#8

 九郎の初恋の人で従妹の六花が登場。ここまでガリガリのキャラはアニメでも珍しいかも。しかもこの病弱キャラが最大の敵方になりそうだというのだから面白い。



 まだ終わんないのかこのエピソードという苦情もわからないではないんですが、今回はミステリの本筋とは別に、おひいさまのギャグキャラっぷりを愛でて楽しめる回だったように思います。

 元カノの紗季を六花に紹介したときは、紗季が二人の関係を敏感に察知し、きまずさから中座してしまったわけですが、今カノのおひいさまを紹介したときは

「九郎、この娘はよくないと思う」
「同感です」
「え?」

という展開に笑ってしまいましたよ。なんという天丼。まさにいたたまれないコント。

 しかも今回はもうひとつ天丼がありまして、病院を追い出された六花が九郎の家に住むと言い出したときは、変な新妻コントみたいな九郎の妄想シーンが出てくるという。しかし六花は超顔色が悪いので、観ている視聴者はいまいちうれしくないというか(^^;

 これ、九郎にはうれしい場面のようですが。とはいえ好青年キャラなので、これではいけないと慌てた九郎はおひいさまに助力を頼みます。まあお嬢様ですから部屋ぐらい貸してくれそうですよね。でも、そこは計算高いおひいさま。代償として部屋の鍵をくれと言い出します。

 「無茶を言うな」

 と無表情ではねつける九郎に爆笑。いや、それで付き合っているといえるのか。彼女がカギをくれというののどこが無茶かっ、と怒るおひいさま、これは正しい。そこでもしカギを渡したら…… とまた九郎の妄想になるのですが、

 扉を開けるとまったく色気のない裸エプロンで「混浴!混浴!同衾!同衾!」と目を血走らせて迫ってくるおひいさまがいるという。

 男子中学生か(笑)そんな風に思われてる彼女って、いたたまれないことこの上ない。なんかおひいさまが気の毒になってきましたよ。これ、本当にラブコメとして成立するんやろか。

 とはいえ知恵の神としては実に頼れる存在たるおひいさま。次回、六花とまとめサイトを通しての対決となるわけですが、さてどういう展開になるやら。注目ですね。
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2020年03月05日

「ソマリと森の神様」#8

 なんとも美しい物語でありました。それと、すごく親切なのにちょっと見た目の変わった存在には偏見をむき出しにする人間の邪悪さもあますところなく描きだす。ほのぼのファンタジーではないのですよね、これ…… 図書館長がソマリたちに語る人間の物語は残酷で悲しい。



 魔女もまた、人間にとっては忌むべき存在にすぎない。見た目がそっくりだからと親し気にふるまっているうちはいいやつだけど、いったん敵認定を受けたら容赦なくなぶり殺しにされる。たまたま通りかかった双頭の龍だって、まったく敵意はないことを必死に語っていたのに、なんの疑問もなく殺されてしまった。

 いや、本当。こういう姿を見ていたら、人間に生き残る価値なんてあるのかと思ってしまいますよ。異形たちは、お互いの姿が違っていてもぜんぜん気にしておらず、雑婚も自由。まさにユートピアというべき寛容な世界を築いているわけで、そりゃあ、そこにいらぬ火種を持ち込む人間は皆殺しにしたくもなりますわ。

 でも、人間は気難しいけど、本当に分かり合えたら、友情も生まれる。それを大切に思っていたからこそ、館長はハライソの伝記を書いたのですよね。まあ、今も彼らが生き残っているかどうかは怪しいものですが……  ただ、誰とでも仲良くなれるソマリは希望の種であるわけで。この物語がどういう形で着地するかは、ちょっと注視したいところです。えっ、次回あの懐かしのコンビが再登場?
posted by てんちょ at 00:08| 大阪 ☁| Comment(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月04日

「へやキャン△」#9

 なんの脈絡もなく、唐突にぐび姉顧問が登場。ワインと日本酒呑んでただけ(^^; 



 しかし山梨のマグロ消費量が全国2位ってほんまやろか。結局野クルメンバーはお金なくて食べられませんでしたというオチなのでしたが。

 斉藤さんの駿足スタイリストぶりとか、原作からちょっとアレンジしている部分もありますが、今回はほぼご当地振興なオリジナルストーリー。まあ山梨県と静岡県にすれば、非常に使いやすいPR動画を手に入れた感じでしょうから、ありがたいところでしょうね。

 30分だとネットでは流せませんし、道の駅でエンドレスで流しても全編見てもらうのは大変ですが、3分なら気軽に使えそう。

 特に今回みたいに、四方向から見ると富士山の姿が変わるというのは「ああなるほど」という感じです。関西人にとって富士山は「ああ、あるらしいね」という程度のものですからねえ。毎日見てないと落ち着かんという人がいるらしいですが世の中には。

 こないだ東京に行ったときに新幹線から久々に見ましたが。あれ、2人掛け席にいないと、目の前で観れないんですよ。最近は外国人観光客向けサービスか「富士山出てるよ〜」とアナウンスがある。粋なんだか野暮なんだかよくわからない。
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2020年03月03日

「IDO:INVADED」#10

 いやあ、こっちも実はここが本当の世界というオチかと思いかけましたよ。なんというややこしさ。本堂町が「20分前に入った」というセリフにはまさに衝撃を受けました。



 本当に一筋縄では行かんですよね、この作品。それにしても、ただの道化かと思っていた富久田が実は全員をだましていたというとんでもない展開に。いや、どうなるねん。みなさんついてきてますか? 私もどうだか自信ないわ、ここまでくると。

 鳴瓢が、ここでやり直そうとして、いろいろなことを成し遂げるのは、ある意味泣ける。でもたぶん、これはぜんぜん意味のないことではなくて、たぶん妻子と再会する感動のラストもありえる。それぐらい現実はすさまじい勢いで浸食されてる。こうなると誰がジョン・ウォーカーなのかとか、どうとでも説明がついてしまうので、どこまで驚かしてくれるしかない。

 さてみなさん、ここから先はミステリではなくSFです。大技を見せていただこうじゃありませんか。面白くなってまいりました。
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2020年03月02日

「映像研には手を出すな!」#9

 いよいよクライマックスどうする、と思ったら、これなんとオリジナル展開らしい。しかもこれ原作者がこれからやろうとしていたことだという。なんというシンクロ。



さらにパワーアップを遂げて地域とタイアップした作品づくりへ。そういう風にドンドンとステップアップに成功しているのも、金森氏という気代の名プロデューサーがいるからこそ。資金源のひとつを生徒会に吸い上げられてもめげずに次々と新たな資金調達へと果敢に挑む。本当に、ここまでちゃんとプロデューサーの役割を描いたアニメはなかった。

 そしてこの回では、金森氏の幼女時代、親戚の酒屋が潰れる過程を目の当たりにして、いいものを作れば自然と売れるというのは幻想にすぎないことを学んだ経験が語られます。もともと天性の経営の才覚があっただけに、なすすべもなく自分の居場所がなくなる辛さは強烈な体験であったことでしょう。だからこそ、貪欲なまでに対費用効果を求める才女が出来上がったというわけなのですね。

 そして、だからこそ、友達がおらず気難しい浅草氏に付き合い続けたんでしょう。こいつはいつか世に出すべき才能の持ち主だ、私が絶対になんとかしてやると。なんという熱い友情! 泣けますよまったく。

 今回も気弱なタヌキ少女はマンマとノセられ、気が付けば壮大なご当地SFアニメ企画をデッチあげており、金森氏の指摘を受けて今更「そうか、わたしのやっていたことは演出だったのか!」と気づいているという(^^;

 いいなあ、これもまた青春だ。しかし芝浜の街は実はさびれた雪国の田舎町だったのか。てっきりギンギンの港町だとばかり。これが2050年のことだと考えると、そこにいたる歴史的蓄積にはかなりいろいろ怖いこと考えてしまうのだけど、だがだからこそ、映像研のソフトパワーで一発逆転もありえるということですよね。これはわくわくしてきた。ああもう、もう終盤だなんて。だが今期は本当に充実していてうれしい。

 最後まで刮目して見届けようじゃありませんか!
posted by てんちょ at 02:15| 大阪 ☔| Comment(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月29日

「恋する小惑星」#8

 まさかの急展開。しかしこれ、意外と王道のゆるふわ部活4コマとは違う展開ですねえ。



 イノ先輩は地学オリンピックにチャレンジするものの、Aパートで玉砕。わあ(^^; まあ、それでも少しは自信になったからよかったのかな。

 そして年末年始の恒例行事、クリスマス・初詣はさっと通り過ぎて、いきなりあおの転校問題が持ち上がる。ええ、まだ8話なのに?と思ったら、なんとみらと同居して転校を回避しようという超展開。いやいや。なんかえらい百合設定がいきなり浮上してきた気もしますが、みらとあおはあまり百合カップルぽくはないのですよね。それよりは百合マニアな萌の方がよほどそれっぽい。今回もどさくさにまぎれて駆け落ちコントとかやらかしてくれますし。

 でもよく考えたら、中学生じゃなくて高校二年生なのですから、編入試験を受けなきゃならん大変さを考えたら、普通は親が転勤しても子供はついて行かないよね? そういう点では「友人の家に下宿する」というのは、それほどおかしなことを言っているわけではない。

 とはいえ、さてどうなるか。まあ、同居コースになるんだろうけど、だからといって突然同棲ムードが高まるとも思えない。むしろ二人とも必死で星探しに没頭する青春モノな展開になりそう。

 ところで今回、ホワイトボードでの大喜利が繰り返されてなかなかツボだったんですが、みんな異様に絵がうますぎて笑った。
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2020年02月28日

「虚構推理」#7

 ここまで来て「ああ、そういうことか」と納得。「虚構」というのは、妖怪のことじゃなくて、推理の中身のことなのね。



 つまり実際にどういう仕掛けがあったのか、真実を探り当てるのが本来のミステリなわけですが、こちらは事態を収束させるために、一番合理的でもっともらしい事態を考え出す。だから「虚構推理」。なるほどなあ、これはひねくれてる。

 普通、ミステリで妖怪が出てくる話というと、京極堂のように、実際には実在しない妖怪が合理的説明の中で説明される、つまり「祓われる」わけですね。横溝正史なんかもそうで、怪異を理性でぶった斬るあたりに爽快感があるわけですが。なんとこの世界では妖怪の方が実在しており、妖怪や霊を鎮めるために偽りの推理を作らなきゃならない。なんという非合理。ある意味究極のアンチミステリと言えるかもしれない。

 いまどき妖怪ミステリかよ、とちょっと白けた気分だったんですが、これはちょっと面白くなってきた。今回の場合は、ネットの住人たちの願望や妄想で出来上がった「鋼人七瀬」の亡霊を倒すために、「亡霊が犯人」よりも面白く引き付けられる説明で、なおかつ冤罪となる人間を出さないようにしなければならない。これは難しい。

 しかしこれ、結構テンポはゆっくりですね。まだふたつめのエピソードだから……これは2クールかな。まあ、でもこの内容ならそれなりに楽しく見られそう。次回あたりの完結がひとつの目安になるのでしょうが…… まあ様子を見たいところです。

 なんといっても愛嬌があり、頭は切れるけどどこかマヌケで憎めないおひいさまがいい感じですね。無敵だけど死にまくる先輩は、おひいさまを邪険に扱いつつもなんだかんだいって尊重してる。うん、いいコンビかも。
posted by てんちょ at 00:39| 大阪 ☀| Comment(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする