2017年05月26日

「リトルウィッチ・アカデミア」#20

 なるほど、こういう風に締めるか。ダイアナなら当主も学生も兼任で、というアッコの無茶苦茶路線を押し通すのかと思いきや、さすがにそこまでは無理でしたね。



 ただ、もうあと4話しかないわけだから、残り2つの言の葉の探索とクロワの陰謀の打破をなんとかしなければならない。とはいえ、アッコはいまだに空すら飛べないわけで…… どういう形で畳むんだろうと気になるところ。まあ、ここで5つめをなんとか確保できたのが結構大きいんだろうな。

 そして、今回の踏ん張りでダイアナも今後は積極的にアッコの味方になってくれそう。でもOPの映像見る限りでは、最終的にアッコとダイアナが対決する形になるかもなんですよね。ちょっとどうなるのか気になるところ。それにしても、スタート時には、クセの強いキャラクターデザインに違和感を感じていたものでしたが、ちゃんとストーリーが面白ければ、そういうことはあまり気にならなくなってしまうものなのですね。

 これでディスクセールスが良ければなあ…… ていうかこういう作品こそ、日曜日の朝とか土曜日の夕方に見たいものですよねえ。
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2017年05月25日

「アリスと蔵六」#7

 なんか日常回の方がもっぱら評判がいいですね。個人的にはアクション回も結構好きなんですが。



 確かに日常回のしっとりとした味わいは、アニメ版ならではの味かもしれない。今回の横浜おでかけストーリーはなかなかによかった。原作ではこんなシーンあったっけ、というぐらいのものですからね。

 原作でもキーワードになっていた「モシャモシャする」というのがどういうことなのか、視聴者が直観的に感じ取れるような仕組みになっていたのがいいですよね。原作だと「イラッとする」とか「鬱な感じ」とかかと思ったんですが、むしろ複数の感情がせめぎ合って心の中でケンカする感じですね。だからこそうまく言葉にならないという。

 久しぶりに双子に会って、ハイになってさなえちゃんにしゃべりまくるんだけど、夜一人で寝ていて「あれ?」と涙がボロボロ出てきてしまう。あーなんかわかるせつない感情。こういうきめ細かな表現に独自の味わいを見出したのがこの作品のアニメ版ならではの成果というところでしょうか。
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2017年05月23日

「Re;CREATORS」#7

 もう断然切るつもりだったんだけど、面白くて切れなくなりつつあります。困ったなあ。関西土曜日。



 いかにもな楽屋落ち作品と見せかけつつ、メタフィクション要素を前面に押し出しつつあるのがとてもいい。ここであえて架空の作品を持ってきたのが生きてくるわけですよね。なんと全22話だそうで、これでやっと3分の1なわけだから、まだまだ新たな展開がありそう。

 話がのろいのろい、会話だけと文句を言っている人も多いですが慌ただしい1クールに毒されすぎ。本来オリジナルでなんかやろうとすれば、かなり入念にストーリーを作りこみ伏線を張る必要があるので、これぐらいやってしかるべきでしょう。

 確かに最初はFateのパクり感満点だったんですが、ここまで来ると違いも見えてきますし、虚構に侵食される現実というテーマがなかなか刺激的。なんかそろそろ、我々に強固な「思い込み」を与えてきた何かを覆しにくるころあいじゃないかなと思います。

 うんそれにしても、オリジナルが出来がいいのはうれしい限り。ヒットしてくれるならさらにうれしいんだけどなあ。
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2017年05月22日

「エロマンガ先生」#7

 うーん。今回はちょっと悪い意味でのダメなラノベになってたかなあ。ムラマサ先輩、実際には後輩やん。ていうか、一方的に無意味に好き好きしすぎ。そういうのは普通、ストーカーという。たとえ顔が多少いいとしても。



 こういう風に不自然に美少女に何もしなくても一斉に言い寄られるのは、ちょっと話が壊れているからラノベの様式美だとしてもやめてほしい。ここまで評価してきたのは、どこかでそういう「都合のよさ」を巧妙に回避していたからでしてね。エルフは一応ライバル関係のワンクッションあったし、マサムネ君の頑張りみていてついつい惹かれてしまったというのは、なんとなく理解できる。
 そもそも本人がド変人で、冷静に考えれば絶対に恋人にしたくないタイプというのがいいんですよ。主人公がおっかけまわされることがギャグとして成立しているから。紗霧が動きが少ないので、主人公がツッコミを入れるボケ担当要員としてもかなり有能なキャラです。

 これに対してムラマサ先輩はまだ何も起きてない状態でライバルのフリをしたストーカーだということを速攻でバラしてくるというスタイル。スピード感あるかもしれんけど、逆に読者が付いていけないんやけど。だからたぶん、理解が追いついた頃には「いや、そんな都合のいいキャラおらんやろ」と判断することになってしまっている。

 まあ、部屋に閉じこもっていた紗霧が「あんたなんかにあげない!」と言いながら飛び出てくるシーンはなかなか感動的にしつらえられていたので、ムラマサはサブ恋人要員というよりは斬られ役なのかなと思いながら観てました。

 エルフはある程度顔立ちが整っていることもギャグとして成り立っていて(あの顔でこの性格という)、結構うまいなと感心していたし、めぐみんの「イヤなリア充」と見せかけて結構世話好きでいい奴、という展開の仕方も良かった。それだけにムラマサの雑な展開はもったいないですねえ。

 まあ、これでほぼメインキャラは出そろって、後はどういう風に転がしていくか、なんですが。それにしてもラノベ作家の若年齢化が目立つとはいえ、ここまでの未成年率はちょっと高すぎるんでない?(^^;
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2017年05月21日

「サクラクエスト」#7

 なんかもっとご都合主義的な結末を予想していたんですが、この作品は結構苦みが強い。そこがいいといえばいいんですけどね。



 おでん探偵は万策尽きかけたところで、最後の見せ場に出演するんじゃないかと思っていたんですが、なんと後輩をフォローするためのスタント役を買って出る。もちろん役者の世界に戻るためのステップとなるはずもなく… ただ、本人はあせらずじっくり芝居と向き合う方向で考えていくことに決めた模様。

 そしてしおりは、監督の気まぐれで思い出の家を燃やされずに済むことに… とかいうことはなかったです。しっかり燃えてました。ただ、思い出のおばあちゃんの名前を由乃のはからいでエンドクレジットに載せてもらえることに。よく考えたら、これだけぼろぼろになっていたら、そもそもあと数年で自然倒壊といったところでしたでしょうし、フィルムに残せたのはよかったんじゃないかな。なんかわけわからん映画みたいなんだけど(^^; 和歌山の有田市とか「地獄甲子園」のロケ協力した時はこういう「わけわからん」気分だったんだろうなあ。まあ、あっちは原作付きなんで覚悟決める余地がありましたが。

 どっちも結局のところ、かなりシビアな結末で、ちょっとだけ希望がある、という感じですね。むろん2クールなので、かなりまだひとやまもふたやまもあるという感じなのでしょうが。やっぱり1クールに慣れて慌ただしいモードで身構えてしまっているのはよくないですね。2クールがまた増えていくきっかけになるといいんだけど。
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2017年05月20日

「ひなこのーと」#6

 ここまであからさまなのも今時珍しい水着回ですね。ただ、延々と水着選ぶシーンを描かれてもなあ。デパートに付き合わされてるような気分になったぞ(^^; こういう雑な演出が、この作品の難点。



 今回はだからゆーきちはお休みかなあと思ってたんですが、後半でちょっと顔を見せてくれたのはうれしかった。本当、ゆーきちが出てくるだけで大女優の謎の気品が漂うあたりがなんとも面白い。ゆーきちの出るシーンだけは笑い場面はなくて、黒柳先生、ひたすらクールでシリアスな芝居なんですが、周囲が落差で自然に笑えるという。ゆーきちはもうちょい笑い取りたいと思うので、若干物足りないかもなんですが、そこは声優、がんばってくれてます。

 本当不思議ですよ。全体にかなり雑な演出で大味な印象なのに、黒柳先生が出るところだけ変にクールな演出になってて気合が入っているのですよね。まあ、周囲の格を落とすことで、黒柳先生パートだけハイグレードな印象を出そうとしているのかもしれないんですが、だとしたら少々やりすぎ。黒柳先生は重要キャラかもしれませんけど主役じゃないんですから。

 とはいえ、われらゆーきちファンとしては毎回こうして新たなゆーきちの芝居がみられるのは大変うれしいことですよ。これ、ゆーきちが「未確認」でちょっと披露してたお姉さまキャラの発展形だと思うんですが、まさか9歳の少女を演ずるために使うとは思わなかっただろうなあ。どういう感じで音響監督さんと役づくりをしていったか、ちょっと聞いてみたいもんです。
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2017年05月19日

「月がきれい」#6

 この春アニメは実にオリジナルが強いですね。観ている11本中なんと5本がオリジナル。最近オリジナルの惨敗が続いていただけに、この快調ぶりは大変にうれしい。

 

 しかし三角関係かハーレムか、というぐらいに歪なラブコメが全盛の中にあって、一対一のしかも同い年の少年少女の淡い恋模様をこれだけさわやかに描いてしまうというのはなかなかです。

 結構イジイジとすれ違いを引っ張るのかと思いきや、案外あっさり付き合うことを決めて、でもなんとなく「どうしていいかわからない」という展開がかえって新鮮ですねえ。

 しかしここに来て「わたし、彼のこと好きになっちゃったかも」と親友から告白される展開に。ああ、昔そういう少女マンガよくあったなあ。友情と恋愛の板挟み。友情も大事、という気持ちはわかるんですが、お姉ちゃんが「いやいや、速攻で絶交でしょ!」と叫ぶ指摘の方が説得力ありありですね。友情のために彼氏あきらめる、なんて聞いたことないもんなあ。「あきらめるために告白する」って友人も、まあ気持ちはわからんではないけど、こじれるだけだから。第一、された方はどういう反応すればいいのよ(^^;

 そして少年の方は、出版社から一本釣りの連絡が。今時純文学志す真面目な少年を脅してラノベに引っ張り込もうとは悪い編集者やなあ。どうせ食えないなら純文学の方がよくないか。作家人口少ないし、若年世代でやってたら注目受けるし。
 本人はがっかりしてたけど、こういう黒い引き抜きがあるってことは脈ありって思っていい。逆に「才能ある」のね。ただ、純文学で即デビューできるかというと、やっぱいろいろ足りないんだろうなあ。「惜しい」から「いける」までどうやって持って行くか、結構悩むことも多いだろうけど、ガンバレと言いたくなりますよ。こういう文学少年、今でも結構いるんだろうから。
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2017年05月18日

「正解するカド」#6

 ワムって作り方が分かっても成功率0.01%なのか(^^; まあそれでもフリーエネルギーで温暖化どうすんの問題は放置されたままですが。



 品輪博士だけが作れる理由は、「知能は高いが精神構造は子供のままだから」って、釘宮さんキャラ、スベってるギャグじゃなくて伏線だったのか(^^; それはそれで新鮮だけど、なんか釘宮さんが気の毒だ。

 とはいえひとまずワムは捨て置かれ、今回のエビソードはカドの大お引越し計画が持ち上がるというエピソード。いやこれはスケールがでかくてよかった。こういう使い方だとCG表現が生きますよね。本当にギャグみたいにころがしながら狭山湖を目指すという展開には笑ったけど、大真面目に測量しながらゴロゴロと転がしていくと、妙に壮大な雰囲気が出てきてジーンとしてしまいました。謎の感動。

 まあこういうのこそは「SFは絵だ」というやつなんでしょうねえ。ランドスケープ的な景観の中を異次元立方体が転がっていく超現実的展開はSFならではの景色ですもん。河川敷で小学生が見上げてるとか、電車の中からサラリーマンがスマホで撮ってるとか、そういう印象的な絵作りがすばらしかったです。

 ある意味前半の山場としていい着地点だったんじゃないでしょうか。しかしこれで次回は総集編かあ……ちょっとさみしい。
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2017年05月17日

「リトルウィッチ・アカデミア」#19

 いろんなキャラ回を積み重ねてきて、いよいよ大本命ダイアナ回。ある意味で裏の主人公ですからね。



 この作品が面白いのは、あくまでライバルキャラが斬られ役ではなくて、作品世界的には一貫してライバルの方が光の当たる所にいるのですよね。ところがアッコの方が思いもかけないようなところから着々と経験値を積んでいき、気が付けば脅威となり得る存在感を獲得している。

 とはいえ、成績的にはまったく勝負にもならず、一般生徒からは自分の地位が脅かされていることは気付かれもしていない。しかし才能があるからこそ、アッコの直情的な異才に気付いてしまう。もちろん、それが自分には努力しても獲得できないものだということも。

 そこが軽蔑とも憎悪とも敬意ともつかない、微妙な距離感になっているということなのでしょうね。2クール続けてきた甲斐は確かにあって、そうしたアッコとダイアナの微妙な距離感はすごくよく感じるようになりました。非常にいいなと思うのは、この関係性が一方通行なのではなくて、アッコもまたダイアナに敬意と対抗心を感じていること。そして今回、ダイアナがルーナ・ノヴァを辞めると聞いて、後先考えずに引き止めに行ってしまうあたりが、いかにもアッコだなあと思います。特に勝算もないというのに。そして、アッコの直情的な行動は、予想もつかないような結果を産むけれど、なんだか変に予想外な形で事態が解決してしまう。

 とはいえそこは大詰め、ダイアナが抱えている「家柄」と「後継」という問題は突っ走ってなんとかなるようなものではなく、ひとまず以下次回と持越し。現段階ではどうやってこの難題をアッコが解決するのか、星は増えるのか。さっぱりわかりませんが、まあ次回はびっくりするようなことになるのだろうから、心して待ちましょうかね。
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2017年05月16日

「アトム・ザ・ビギニング」#4〜5

 うーん…… 土曜日はできれば一本止めたいのですが、どれもなかなか面白くて困っている状態。ただこれはどうかなあ。今のところ積極的に離脱するほどひどいわけでもないけど、どこか首をひねる要素があちこちにあるのも確か。



 そしてその原因は、本広克行と藤咲淳一というダメ脚本の役満のようなコンビの影がちらついているせい。佐藤竜雄の演出は手堅いので今の所なんとか見るに耐えないほどひどくはなっていませんが、あちこちで時限爆弾がカチコチ言ってる状態。

 たとえば、4話で散々あちこちに翻弄されるメモリーカードですが。こういう展開だと普通は主人公コンビの手元に偶然転がりこんで、思いがけない情報を得るヒントになったりしますよね。でもうどん屋台の店先に気付かれないまま放置されていて、落としたテロリストの片割れが回収してた。いや、じゃあ、ここにあった意味って何? 散々引っ張った展開が無意味だったって、素人の脚本じゃないんだから。

 しかもその片割れテロリストは5話でそのメモリカードのプログラムを使ってテロを実行してしまうわけで、メモリーカードが手元にあったことをまったく知らないまま巻き込まれる天馬&御茶ノ水コンビはいい面の皮、というか伏線がまったくかみ合っておらずお互いのサブエピソードが完全に無意味化している。

 藤咲淳一という人は、こういう初歩的な素人じみたミスをガンガン犯す人でして、なぜいまだにこんなに仕事に恵まれているのか理解に苦しむ。手がけた作品すべて意味不明な駄作と言っていいです。なぜかヒットしているのもありますが、意味がよくわかりません。

 そして今回一番雑というか、ひどい扱いを受けたのが堤茂斗子でしょうね。引っ越し依頼をしておきながら、ただ放置されて深夜まで待ちぼうけを食らった……って、そんないい加減な脚本あるか。ふつうならその待ってる間に何かを起こすのが鉄則でしょうに。師匠の押井守に罵倒されまくったというのも分かる。本当、なんでこんな人が脚本書いてるんだろう。

 もうしばらく様子見ますが、折り返し点過ぎてもあかんかったら止めるかもですね。
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2017年05月15日

「エロマンガ先生」#6

 めぐみんメイン回。この作品は女性キャラが「なんかウザそうだなあ」と思わせておいて、いい所を見せて好感度を上げる「落として上げる」作戦が結構うまいです。今回のめぐみんもそんな感じ。



 しかしそれにしてもこの展開のバカバカしさはインパクトあったなあ。「キモオタ小説」と言われた本屋に大量のラノベを買わされためぐみんでしたが、バカ正直に読んであっさりハマっているという。「全部パターン同じでないか」とか「文章スカスカや」とか「下半分真っ白」とか思わなかったんだろうか(^^;

 まあそのあたりはかわいいもんでしたが、紗霧のリクエストで目隠し両手拘束の末にようやく自室に招き入れることを許されるという展開のヤバさに笑いましたよ。うえっへっへっと二ヤつきながら素早くデッサンを進めるエロマンガ先生。藤田茜なかなか好演。師匠のあっちゃんも喜んでいることだろう。そのうちあっちゃんのエロマンガ先生モノマネとか見られそうな予感。

 一歩間違ったらドン引きになりそうな展開をカラッとバカバカしい笑いとして見せてくれるのはなかなか大したものです。まあ、原作はざっくりとしたアウトラインでしかないようなので、それを笑える絵面に仕立てたアニメスタッフが偉いということなのでしょうけどね。
 ポケットにパンツ入れたまま「脱がせてごめんなさい」とめぐみんに土下座する紗霧の絵面が面白すぎる。

 そして後半は山田エルフメインで、主人公の新刊の刊行を前倒しさせようとして、ムラマサ女史に遭遇してしまうエピソード。自分がツンデレキャラだとセリフ言った瞬間に気付くエルフが新しすぎる。普通、ツンデレキャラは無自覚だから面白いわけであって、まさか自覚させる展開が来るとは。

 そして主人公に無意味な対抗心を燃やすベストセラー作家ムラマサ。いや、ベストセラー作家が新人コンペにエントリーしたらあかんやろ(^^;
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2017年05月14日

「ひなこのーと」#6

 というわけであっさり文化祭エピソード終了。ひなこはいかにも大ポカをやりそうでハラハラしていたんですが、思いがけず熱演で大成功。ていうか、いくら私学の女子校で人気女優を顧問に抱えているほど芝居に力を入れているところだからといって、この大ステージはやりすぎ。ほとんど商業劇団レベルやで(^^;



 とはいえ、ゆーきちの眼に狂いはなかったというのはホッとするところではありまして。今回はさすがに結構ゆーきちの出番が多くてうれしい限り。ほとんど全キャラがボケまくる展開にあって、黒柳先生はほぼ唯一のシリアスキャラでして、クールすぎるところが逆に笑いどころかも、という極めて難しい役なんですが、ゆーきちも期待に応えて大熱演してくれていまして、大変にうれしいところです。冷静に考えれば9歳の子役なのに大女優、という絶対にあり得ないような役を声で作り出さなければならないわけで、役作りのむずかしさはひなこどころじゃなかったでしょう。

 ようやく芝居を終え「あーやれやれ」となっているひなこを「やはり私の眼に狂いはなかった」とクールにねぎらい、芸能界デビューを誘う玄人っぷり。いやどんなスーパー大人なんだか。カリスマなゆーきちというのがこんなにもハマるとは意外だし、音響監督さんの大英断には賛辞を送りたいですね。そりゃあゆーきちもびっくりしたことでしょう。メインの女子高生の誰かをやるつもりでオーディション受けたんだろうし。

 そして忘れ去られてしまっていた「劇団ひととせ」ここからスタートするのか。そこに顧問として黒柳先生が入ってくると。なるほど。ただひととせは貧乏アパートの小劇団だから、学校の演劇部みたいにお金はかけられないしどうするの? まあそこも含めて次回からの展開になるんでしょう。新章楽しみです。
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2017年05月13日

「サクラクエスト」#6

 今度は間野山が映画のロケ地に! これは詐欺に違いない!というのは「いろは」でしたが(^^;



 今回はちゃんとやるみたい。普通にスタッフも来て着々と撮り始めます。ただ、人情ものだったはずなのにゾンビの話になってるし…… いくら台本は変わるのが常識ったって変わりすぎやろ(^^;

 三池崇でもここまで即興で変えないと思うぞ。あと、普通は監督の気まぐれとかじゃなくて、現場の環境に合わせてコスト削減のために台本を変えるというのが多いですよね。三池さんの場合は。いまどきこんな風に「インスピレーション来ましたー」とか言う監督おるんかね。

 まあ最近は、地域振興を口実にカネを集めてパーッともっともらしい地味な人情劇撮って、2週間ぐらい申し訳程度に全国数館だけで上映して後は知らん、という感じのご当地映画多いですからねえ。たぶん映画が存在したこと自体、ロケ地の人しかしらない映画ってたぶんいっぱいある。そういう意味では、今回の映画ロケもなーんの反応もナシで終わる、というオチかと思ったんですが。しおりの浮かない顔が気がかり。え、次回へ引っ張るの?
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2017年05月12日

「有頂天家族2」#5

 弁天と二代目の直接対決! ということでなかなかに盛り上がったエピソードでした。



 旧シリーズでは最強の名をほしいままにした弁天でしたが、まさかこんなにもあっさりと転がされるとは意外でしたよ。でも二代目は弁天と結構キャラが被るカリスマ系ですから、この二人が対決、となるとこれはなんか起きるな!と身構えずにはいられない。

 旧シリーズでも恒例だった五山送り火エピソードだけに、ちょっと繰り返し色が強まるかなと心配していたんですが、どうしてどうして。

 今回は意外にも赤玉先生が大活躍。矢一郎と玉蘭の煮え切らぬ縁を煽って進展させるし、二代目にはなかなかの風格を見せつつ応対するし、二代目にあっけなく敗れた弁天には、プライドを傷つけないように慰めつつ奮起を促す。第一シーズンであの情けないアル中天狗だった赤玉先生がここまでいい所を見せるということ自体がうれしい誤算でしたね。

 しかし、およそ負けそうもない人が負けてしまったら、どのように再起を目指せばいいのやら。逆にいうと弁天様、ここからが見せ場とも言えます。ちょっと注目。これだけここまで存在感を見せまくっていた弁天をあっさり打ち負かす存在感と強大さを見せつけるのは結構難しいと思うのだけど、間島淳司さん、やっぱりベテランの味ですね。「これはゾンビ」の相川歩とかやってた頃思い出しますが。あれも少なくとも一作目は、コミカルなフリして結構決めるところは決めるなかなかカッコいいキャラだった印象があります。二期目は知らん(^^;
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2017年05月11日

「正解するカド」#5

 おいおい、これは日本の暴走だろうよ…… 国連安保理でなくても激怒するわ(^^;



 私のようなストルガツキー主義者にしてみれば「異質すぎる存在は観なかったことにして破壊」が正解だと思いますよ。『蟻塚の中のかぶと虫』でマクシム・カンメラーも言ってた。

蟻塚の中のかぶと虫 (1982年) (海外SFノヴェルズ) -
蟻塚の中のかぶと虫 (1982年) (海外SFノヴェルズ) -

 まあ野崎氏がストルガツキーを知らないはずはないので、承知の上で突き進むんだろうけど、実際にはカードを何枚持っているかの勝負になるから、実際にこうしたことが起きた場合は、もう一枚カードを切るはず。ワムを作れますよ〜というのはまさに予想外の驚愕の展開で、ドラマとしては大いに盛り上がる場面とは思うんだけど、実際にこういう外交交渉やったら炎上するから(^^;



 しかし結構中盤まで来ても、ザシュニナの目的がさっばりわからないのが気がかりですね。おそらくはワムをくまなく張り巡らせることで何かをしようとしているんだけど。そのあたりは、後半のポイントとなることでしょう。ワムを使うことで、異方に向けて人類社会の何かが流れ出ていくのだと予想。ただ、それがなんなのか最後までわかんなかったら、気持ち悪くていいなあ(^^;
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2017年05月10日

「リトルウィッチ・アカデミア」#18

 ひさびさにトリガーらしい悪ノリに満ちた怪作を見ましたよ。ロボットアニメって本来好きじゃないんですけど、これは結構拍手喝采だったなあ。



 アホらしいことこの上ない展開を大真面目に積み上げる情熱、これぞトリガー。もともとほとんどしゃべらずひたすらメカマニア少女だったコンスタンツェは結構好きなキャラでした。なんかスチームパンクなノリがいいではありませんか。

 今回はスチームバンクも超えてどこかバカっぽい痛快ロボットアニメの世界まで行ってしまいましたが。だがそれがいい。ロボットアニメのあざとさをわざわざ強調してみせることで独特のおかしみを出してみせるあたりが魅力なんだろうなあ。

 しかし本人が迷惑がっているのに「絶対に手伝う!」というアッコのハタ迷惑な情熱がいい方向に転がるというのがまたこの作品ならでは。確かに体力と根性だけは誰にも負けてない。しかし今回星は見つかると思ったんだけど…クロア先生の陰謀もいよいよ動き始めました。目が離せません。これはいよいよ。
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2017年05月06日

「ひなこのーと」#5

 まあ、前回から見ればゆーきちはちょっと引いたエピソードでしたね。演劇ネタで先生の役回りはここぞという所で「おそろしい子!」という担当だから、どうしても露出度が減ってしまうのですけど。



 とはいえ、毎回こうやってちゃんと出てくれるのはうれしいし、今までとかなり違うゆーきちが見られるのも大変にうれしい。

 真面目に演劇練習する回でしたが、全体に画面が相変わらずなんか雑なのが気になります。変にエロ味のきつい画面だけ力が入っているのは何だか違うと思うし。そもそもひんぱんに入るデフォルメ画面が全体のテンポを壊している気がするのですけど。

 統一感が取れておらず、ちぐはぐなのは演出が失敗しているということだと思うのですね、やはり。延々と練習し続けるのもなんか見ていて飽きますし。もうすこしなんとかならなかったのか。

 幸い、次回でもう文化祭の本番のようですし、ひなこの演技がお披露目となるわけですよね。当然ルリ子の出番も増えるはずなので期待したいところ。

 公式サイトにゆーきちのコメントがアップされてましたけど、やっぱりプレッシャー感じてんのか。「非常にさじ加減が難しい」と言うのも分かる気がしますけど、ゆーきちの努力はすごくよく出ていると実感するので、これからもぜひぜひ頑張ってほしいところ。子供なのにものすごく大人、という逆ギャップを感じさせる演技なかなか見事だと思います。
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2017年05月05日

「サクラクエスト」#5

 この妙に真面目な作品がいとおしい昨今です。ある意味この生真面目ぶりがいかにもPAらしい。



 煮詰まっていたメンバーがようやく地域起こしへ向けて活路を見出す第5話。ああ、なるほど、一発逆転的な奇手ではなくて、ごく生真面目な「小さな一歩」から始めると。でも、それなりに説得力のあるあたりがさすがです。なるほど、これなら非現実的な夢物語ではなく、それでいてそれなりに将来への「夢」も感じられ、リアルな第一歩ではないかと。

 ネットではこれが散々に「つまらん」と叩かれてるんですけど、そうかなあ。ここまで引っ張ったということは、かなりリアルな地域起こしの方策を探っていくんだと思う。そのあたりPAの自叙伝になるのだろうし。地域起こしの脚を引っ張るイヤな地方人の田舎モノっぷりも散々見てきたからこそ、それでもあえて地域に生きるモチベーションについて、少女たちに夢を託す何かが描かれるはず。

 このあたり、都市住民ほど「夢物語でいいから景気よくバーッとやってくれ」とか思うんだろうなあ。でも、田舎に生きるPAとしてはそれはできないことだと思う。だからこそ逆に積み上げられた、本当に実用にも使えそうなリアルな地域再生計画が描かれそうな予感もあり、目が離せないのです。

 奇手で活路が見出せるのなら苦労はないわけで、だからこそわざわざ2クールかけて、本気の再生策を描くのでしょうね。実際、余った欄間を駅の待合所にハメるのであれば、何人か要所を押さえて根回しすれば済みますし、全国紙の地方版とローカルニュースぐらいなら取り上げてくれる。そのあたりの、妙にリアルな背丈が実に面白いんですよね。この先も目が離せません。
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2017年05月04日

「正解するカド」#4

 ストーリーは面白いが画面はツラい。悩ましいな、この作品。



 ソラリスのようにまったくコンタクト不可能というわけではないけど、どこか「本当に意志が疎通しているのか」と不安になるようなやりとりが交わされる展開。懐かしくも面白いです。以前は数字やら記号やらで素朴にやりとりするアメリカSF調のファーストコンタクトものもありましたけど、「ソラリス」以降はめっきり封印された印象でしたから。どちらかというと「ストーカー」タイプの「宇宙人が来て適当に荒していったので反応に困っている」ストーリーが多かったですよね。ここのところ。

 そこをあえて古い「政府と異界人の直接交渉」を描いてみせた野崎まどはなかなか勇敢といえます。ヤハクイ・ザシュニナの異質さは、ちゃんと「ソラリス後」を踏まえつつ、「がんばれば交渉できるかも」と期待させるタイプですよね。いきなり無限の電力とか持ち込んで、そりゃあ国連騒ぐよね、という展開もちゃんとフラットな立場から描いているのがよいことです。

 ただ、ザシュニナは「この地域は分け与える余裕がある人たちが多く住む」から日本を選んだと言っているわけで、何かを分け与えてもらおうという意図は感じられます。たぶん等価交換といった地球人的価値観は持っていないはずなので、ではなぜあんなにリスキーな電源を大量に持ち込んで「広めたい」と熱心に言っているのか。普通に考えればこの電源にはとんでもないリスクがあって、それを多くの人に使ってもらうことがザシュニナの利益になる、というオチなんだろうけど、そんな50年代SFか悪魔の契約かというような陳腐な展開はちょっと取りにくい。

 主人公がザシュニナ側の仲介者に立つという珍しい設定が本作品ならではのアイデアといえましょう。さてこの先どうなるか。ストーリーは大丈夫そうですが、画面がもう少し良くなるといいなあ。
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2017年05月03日

「ちゃらんぽ島の冒険」「げんばのじょう-玄蕃之丞-」

 あにめたまご、続く2作品、子供向けがなかなかの秀作でした。こういう商品即販とも原作とも結びついていない作品は苦戦しがちですが、こういうのが本来のアニメの形であり、大切に次代へ伝えてほしい。



 「ちゃらんぽ島」は、悪役も結構のんびりしてて、主人公もイマイチ力が足りてないけど、最後は気迫でなんとかするという、子供向けアニメの王道ですね。マッドサイエンティストのアカン博士がなかなかキャラが立っていていい。ぽんちょ市長は少々影が薄いのですけどね。主人公のコメトラは、元気だけが取り柄のまさに王道キャラかと。まあ、シリーズ化はしんどいかもだけど、日本アニメはこういう作品を作るスキルをなんとか守り伝えてほしいものです。

 「げんばのじょう-玄蕃之丞-」は長野の民話をアレンジした地域振興系の作品。これもアニメの定番のひとつですよね。江戸時代でも現代でもなく、明治期に舞台を据えたのはなかなかのアイデア。おかげでパターン化せずに済みました。大仕掛けのマジシャン的なキツネなんてのが本当に伝説になってるんですね。これは結構アニメとして面白い題材かも。ちょっと今後の展開も期待したいところですね。

 今年のあにめたまごは、結構粒がそろったかも。あと1作残ってますが。「ずんだ」がちょっと浮いてるなあ。公費使うならやはり子供向けか実験がいい。
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2017年05月02日

「アリスと蔵六」#5

 えーとこんな話だっけ? と原作組の私は困惑してます(^^;



 でもまあ、アニメですからねえ。アクションシーンとかは大分と印象が変わると思う。特にCGを生かしたアクションが炸裂する今回は、なんといってもアニメの強みが発揮されてます。一条先輩、こんなに強烈なキャラだっけと驚きましたよ。原作ではなんといっても紗名と蔵六の主人公二人が一番存在感があるんですが、今回のアニメ版ではやや蔵六のキャラが薄まってる。まあ、説教パワーは相変わらずで、そこは大塚さんの名調子なんだけど、動きが派手なぶん、能力者たちのキャラがアニメでは高まってます。

 まさか5話で第一部消化してしまうとはなあ。結構最近のところまで進めてしまうのかもしれんと思ったり。もともと今井哲也の個性的なキャラクターデザインは、あまりアニメ向きとは思えなくて、実際みんな同じ顔に見えてしまう結果になったりしてて「うーん」という感じだったんですが、今回の派手なアクションを見てようやく「これはアニメ化する価値があった」と思いました。

 声優陣の演技が味わい深いこと、童話調の美術が興味深いことは言うまでもないんですが、やや面白味に欠けるキャラクターデザインがなんだかなあでした。とはいえ、5話までくるとスタッフもこのゴリゴリ個性のキャラクターに少しずつ慣れて独自の味が出てきました。

 だからこそ、ようやくアクションが生きた感じですよね。第一話のアクションは実に微妙だったからなあ。まあ、より日常に寄った第二部の方が面白みが出てくる気がするので、今後は期待大ですかね。早苗ちゃんがなかなかいい味出してます。あと山田と(^^;
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2017年05月01日

「エロマンガ先生」#3〜4

 いやあ、なかなか見せますね。藤田茜の演技もいい。たぶん、ラブコメのラブをあまり気にせず、コメディ方向に思い切り振ったのが良かったんだと思います。



 3話の山田エルフの全裸ピアノも、エロいというよりはバカバカしい場面としてカラッと楽しめたのは、その前のエピソードで最大限にバカなキャラクターを思い切り見せていたからで「全裸ピアノは趣味」と開き直られるとこれはもう笑うしかないですわな。

 そして今回の妹がiパッドで縦に殴ってくる天丼シーンも、山田エルフ邸でのドタバタを横目でチラチラ見ている妹、という伏線があったからこそ生きるわけで

「兄さんのバカ!変態!ラノベ主人公!」

 という自虐ネタとしか言いようがない罵倒もギャグとして機能するわけですよね。しかもそれで殴られるのが、ミスターラノベ主人公の松岡君だというのがまたメタ的に笑える。

 山田エルフが主人公を好きになってしまうというのは、ラノベ的にはご都合主義以外の何物でもないのですが、主人公の純粋さはある意味で説得力がある。まあそれ以上に、この男が周囲の女性キャラから一斉に追っかけまわされたらさぞ面白かろうという女難コメディ的な視点で開き直って作られているのがいい感じ。松岡キャラが一種の様式美として意識的に使われている気すらします。

 ここが、ただの妄想でしかない大抵のラノベとの差異なのでしょうね。まあこちらも慣れてきたので、どうでもいい作品はゼロ話斬りできるようになったのはありがたいことですが。
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2017年04月30日

「サクラクエスト」#4

 これ、かなりリアリズムな地域起こしドラマになりそうですね。「SHIROBAKO」がアニメづくりの現場をわかりやすく紹介するものではあるけど、展開はまったくのファンタジーであったのと対照的と言えるかもしれません。

 

 かつて田舎居住者だった人間からすると、なんかもう、いろいろと「そうそう」とうなづいてしまううまくいかなさの連続なのがなんともすばらしい。どちらかというと「花咲くいろは」を思い起こさせる展開で、やっぱりPAWORKSの社長も、社屋を富山に構えるにあたっては、本当にいろいろと苛立たしい思いも嫌な思いもしたんだろうなあと思いましたよ。

 都会から田舎に移った人間は、変な期待をしてしまうので、田舎の側の人間とのすれ違いが大変なことになってしまう。結果として失望して去っていく例も数知れずあるわけですが…… そこをあえて訳ありの若き女子たちの力でなんとかしようというわけだからまさしく「クエスト」といえます。

 特に今回の伝統工芸をPRする企画なんてまさしくそうで…… みんなよかれと思ってやることがうまくかみ合わない。こういう話はすっ飛ばすとばかり思っていたので、ちょっと驚きといえば驚きです。逆に言うと、PAもこういう話を地元に気兼ねせずに作れるところまで地域に溶け込んだんだな、とある意味で感慨深い。つまり、ここからどう逆転をかけていくかは、PAの自叙伝なのだともいえます。

 そこがはっきりしているからこそ、これだけうまくいかなくてもどんよりした感じにならず、どこかからりとした気持ちよさがあるのでしょうね。なんかついつい見入ってしまう。今春のアニメはどれもバラエティに富んでいて、観ていて飽きないのがいいところです。やっぱ、どう描くか、って大事ですよね。
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2017年04月29日

「ひなこのーと」#4

 ついにゆーきちが本格登場ですよ!歓喜



 もうちょっと主人公たちとリンクしないところでチラチラ出てくるのかと思いきや、今回でいきなりバッチリ出ててビビりましたね。だって主人公たちと邂逅したら演劇部再開で劇団ひととせがスタートできない。

 でもどうやらルリ子先生は思うところがあるらしく、このままの体制でしばらく行くことを希望。ちょっと読めなくなってきました。なにしろ小学4年生で学校教師という荒唐無稽な設定ですから、もっとギャグキャラっぽい扱いかとばかり思っていたら、なんと今までのゆーきちからは見違えるほどの大人っぽくカリスマ抜群のキャラクター! なるほど、これなら小学生でも学校の先生できるわ演劇部顧問だわ、天才子役だわという感じ。天才は天才でも美空ひばり系の大人びたキャラなんですね。

 んで、このギャグ度が高くゆるい作品世界の中にあって、かなりシリアスなイメージを保っているんですから驚いてしまいます。ゆーきちすごいな、なかなか難しいキャラだと思うんだけど。まあ、演劇部を放置してわざわざ留学の旅に出てしまったのもより高い指導力を目指してのことだったし、とことんマジメで情熱的な理想家の先生みたいです。これをゆーきちのヘリウムボイスで演じる、ということになると、普通はどう考えても笑うところなんだけど、そうはなってないのが実に面白いしすごい。

 ゆーきちこれはまた一段と腕を上げたなあ。そしてゆーきちにしかできないキャラクター。これは注目せざるを得ない。ていうか、この作品全体にはかなり演出が雑で、見どころはルリ子先生ぐらいしかないのですけどね。もうちょっとがんばってほしい。
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2017年04月27日

「正解するカド」#2〜3

 デジタルの作画はあいかわらずぎこちない。ただ、ファーストコンタクトの設定はかなりつくり込まれているようで、なかなかSFファンには本格的でうれしい展開でした。



 CG部分が相手の異質さを強調する方法としてうまく使われている感じ。四次元から手を伸ばして離れたペットボトルを手に取る描写とか、かなり燃えるものがありましたねえ。そうそう、こういう感じ!という感動が。これで人間の側は手描きだったら完璧だったんだけどなあ。「フレームアーム・ガールズ」の演出スタイルは、こういう作品でやってこそ生きると思うんだけど。

 だんだん演出も慣れてきて、第一話のようなぶざまな画面はさすがに減りましたが、それでもアップになった時のみっともなさはどうにも切ない。異質さの表現との対局としての日常感という点ではもうちょっと頑張ってほしいですね。

 ただ、確かにちょっと珍しい、すごく本格SFらしいファーストコンタクトものになりましたので、さいごまで見届けようと思います。腰砕けにならなきゃいいんですが(^^;
posted by てんちょ at 23:57| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする