2018年09月24日

「少女☆歌劇レヴュースタァライト」#11

 次回で最終回だというのに、さっぱり盛り上がらないのはどういうことなんだろう。演劇少女の情熱を根こそぎにして優勝者に集めるのがキリンの目的だったわけですけど。なんでキリンなのか、なんでこんなことをやっているのかはわからないまま。たぶん次回もウヤムヤで終わりそうな予感。



 結局のところ、ほとんどのキャラがあまり魅力の感じられない顔ぶれであったのは、なんとも残念な限りです。特に誰も応援したくなるほど思い入れが感じられなかったものなあ。

 幾原監督は、何が起きているのか、この世界がなんなのかさっぱりわからないままなのだけど、なんとなく説明はされて「ほうそういうことなのか」とわからないなりに納得させられてしまう。このねじふせ加減がある意味すごい。ただ、新作を発表するたびにディスクセールスが落ちているので、もうちょっと幅広く支持されそうなマイナーチェンジ版ができないかと思うたんやろうなあ。

 で、どうだったのかといえば、ただ単に幾原エキスが薄まっただけ。魅力も薄くなってしまった。なにより主人公に魅力がないというのは相当にヤバいですねえ。本当、マジで問いたい。「アタシ再生産」ってなんだったのよと。

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2018年09月21日

「天狼 SIRIUS THE JAEGER」#11

 いよいよ大詰め。本当なら箱の謎をもっと細かくほのめかしながら引っ張ってほしいところなんだけど、シンプルにアクションで引っ張っていくのがアニメオリジナルならではなんでしょうね。



 まあ、ちょっと物足りないかなあ。アクションは本当に見事なんだけど。それだけでは空疎に過ぎる。だから、作品としては、最終回でなんとか驚かしてほしいところ。シリウスの箱がなんなのか、というのは大きな仕掛けとなるはずなので。

 普通に永遠の生命とか願望を叶える装置とかだったらガッカリするぞ。

 どうやら教授が箱の片割れを持っていて、両方がないと機能しない。それでエフグラフは箱の開放に失敗して暴走する、というところまで読めたかな。それはこの手の作品のクライマックスとしては極めてありきたりなので、そこにプラスアルファがないと、どうにも評価しにくい。

 涼子にはすごく期待してたんですよ。周囲の抗争劇にまったく注意を払わず、ひたすら恋の成就だけを目指して突っ走るという。このキャラは大変新しかったから。それでいて結構強いのも良かったから、今回はさぞ大活躍してくれるんだろうと思っていたら…状況を傍観してたという。うーん。まあ、最後にユーリに自分の日本刀を渡して

「涼子って呼んでくれた…」

 と顔を赤らめていたあたり、本当ブレないなあとそこは面白かった。さて、定番通りの展開ながらも次回で完結。さてどうなりますか。
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2018年09月20日

「プラネット・ウィズ」#11

 そして舞台は5年後へ。ここからはむしろ、エピローグというべき部分かもしれませんね。



 みんな結構きっちり年を取っていて、ただ違和感はあまりない。むしろそれなりに成長したなあと感慨が感じられるようになっているのが実にいい。こういう部分でも胸熱展開なのですよね。

 そして、本編では敵味方に分かれた両陣営が一致団結して、最大の脅威に立ち向かうという。これがまたジーンとくる展開じゃありませんか。あと、キグルミ族総出演がなんかいい。どこか異質で宇宙人らしい連中なんだけど、努力すればコンタクトは可能というあたりの持って生き方が大変よくできている。それで先生と閣下は大して変わってなくて、そこはまたいいのですよ。

 主人公がなんでずっと肉を食べられないんだろうと思っていたんだけど、つまりあれは銀子の星の理念を受け入れるという話だったわけですか。もっと不穏な話なのかと思っていたのでびっくり。まあそれはそれで、銀子との和解のシーンがなかなか泣けるものになっていましたよね。

 実のところ、龍との対決は、予定調和で、これまでのような先がみえない驚き感はあまりないのですけど。ただ、ここまで来たら王道のシメで行こうという心意気は悪くないんじゃないかと。今回はあまりアクションがありませんでしたけど、そんなにあっさり片付くとも思えないので、来週、最終回は、これぞオーラスというべき大活劇を見せてほしいなあ。

 ロボットアニメは好きではないんで、ここまで夢中にさせられたのは本当に驚き。やっぱりSF魂あればこそですかね。個人的にはこれが今季ベストになりそう。最後の着地もうまくキメてほしい。期待してます。
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2018年09月18日

「邪神ちゃんドロップキック」#11(終)

 ちょっと短めの完。別にあともう一話あってもよかったのに。



ちょっといい奴っぽい邪神ちゃんが出てくるあたり、なんとなく最終回らしいのですが、これがラストエピソードではなくて最初に置かれ、あとは花見とかいたずら邪神ちゃんとか、いつもの軽いネタが続いて台無しになるあたりがかえってらしいなあと。

 どうせなら、最後の最後に盛大にヒドい目に遭うのもよかったのに。最後に風船に乗った邪神ちゃんが宇宙まで出てしまってENDって、いやそういう破綻オチみたいな作品もときどきあるけど、これはそういう作品ではなかった気が。そういう意味では、オチはやや消化不良かなあ。

 ただ、今回は邪神ちゃんが熱唱する「神保町哀歌」がとんでもない傑作だったので、すべてを許す気になってしまった。

 「♪いつかあなたといった本屋、いつしかコンビニになっていた〜」



 という奇怪な、でもなんか「あるある」な、妙にノリのいい哀調あふれるメロディは傑作。秋葉原を舞台にするアニメは多いけれど、神保町を舞台にする作品ってそういえば意外となかったなあと。ものすごいリキの入ったコブシがおかしいし、筆安一幸渾身の歌詞がすばらしい。

 というわけで、なんだかんだいって楽しめる作品でした。次々と期待作が脱落していくなかで、今期では楽しめた方の作品かと思います。まあ、2期ができるほどディスクが売れるとはとても思えないんですが。時々スペシャル版とかで復活してくれると楽しいなあ。視聴者をノーストレスで楽しませるとは、そのへんの三文ラノベみたいに主人公の前に立ちはだかる障害をことごとく潰していくことではなく、エロやグロを過剰に供給することでもなく、キャラクター同士のかみ合わせに不協和音を起こさず、作品世界のあるべき姿をきちんと描き出すこと。当たり前といえばそうなんですけど、それができていない作品、案外多いんですよ。

 楽しませていただきました。感謝してます。本当におつかれさま!
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2018年09月17日

「少女☆歌劇レヴュースタァライト」#10

あーやっぱりこうなったかーって、天を仰いでしまいましたよ。



 ただ、2人マッチで勝ったあとに、ひかりがわざと負けるのかと思いきや、不意打ちで華恋を突き落すとは思いませんでしたわ。みなさん予想している通り、ひかりがキリンに何を願うかでもうひとやまあるってことなんやろうなあ。

 でもループはもうやってしまっているので、なんか違う方向で見せてほしいけど。いまんところ、わかりやすいウテナという以上のものではないですね。百合好きのみなさんは喜んでるみたいだけど、それだけではなあ。

 第一話のときの得体の知れなさはその後維持できてないのがなんとも残念です。結局、「アタシ再生産」ってなんなのよということにそれなりの回答が出ないと終われない気がする。

 もちろんループだから再生産という安易なオチはナシで。

 幾原監督がすごいのは、まったくわけがわからないままに、設定にはそれなりに説明がつけられてしまうこと。しかも、説明が終わってもまったく意味がわからないまま。あまりにもすごすぎる。そして最後は謎の感動。こういうの、他の誰かが教わってもできるものではないってことなんやろうねえ。だって、「ユリ熊嵐」なんて、劇中で百合百合連呼されるんだけど、そもそもここで言われる百合がわれわれの認識している百合と同じかどうかもわからないというすさまじく不安に満ちた展開なんだから。むしろ本人監督の「さらざんまい」を待った方がいい気がしてきた。どのみちあと2話だから最後まで見ますけどね。
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2018年09月16日

「終物語 おうぎダーク上」

 妙なことに、いつもなぜかタイトルロールが影が薄いのは、物語シリーズの特徴。今回も扇メインのはずなのに、臥煙お姉さんが延々しゃべりまくるケッタイな構成。まあいつものことですが。



 なんとなくわかったようなわからないような説明でまるめこまれるのもいつものことですが。従って、しばらくたつと「どんな話だっけ」と記憶からスコンと抜け落ちてしまう事態が発生するわけですが。

 とはいえ、どこか飄々として味があるキャラなのに、最大の敵対者ともなる忍野扇。女たらしのアララギさんが退治するのをためらうのも無理がないといえばそうなのですけど。

 にしても、お姉さんが延々しゃべる単調な展開を、ここまでなんとか見られるものにするとは、さすが新房監督というしかない。八九寺がひたすら公園の遊具で遊ぶシーンでなんとかつなぐとか、やりますね。

 まあ、とはいえファンとしてはやはり扇ちゃんが見たいので、本編は次回以降になるのかな。それにしても、見事にストーリー忘れてるわ。
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2018年09月14日

「天狼Sirius the Jaeger」#10

 一応アクションもあるんですけどね。そのへんはオマケで、ユーリの過去と一族の秘密が交錯す重要エピソード。とうとうここまで来ましたね



 まあ今回唯一の不満は、涼子おぜうさまが出なかったことかなあ。もはや涼子が主人公だというのが、スタッフ側には伝わっていないようで。

 制作サイド的にはあくまでユーリが主人公で、父との再会から、自らの生きる道を見出していくという。なんか青春ものですねえ。それで、おぜうさまとのロマンスはあったりするのだろうか。いずれにしても取ってつけたようなものになりそうだけど。まあお嬢様的にはそれでもセーフなんやろか。

 一応、フランケン舞台との雪上戦とかあるので、一応アクションノルマはこなしてる。それにしても、報われないなあ。ご愁傷様。実際、今回のアクションは一番印象に残らないもので、今回はアクションゼロ回だったけとか思ってましたもん。

 それにしても、ユーリのアクションを受けて、教授もバンパイア側もこぞって南樺太へという展開が面白いなあ。いよいよ盛り上がってまいりました。最後は派手に行ってほしいもんです。
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2018年09月13日

「プラネット・ウィズ」#10

 毎回のようにクライマックスの乱れうち、それでいて、ダレもせず、高いテンションを保ち続け、さらなる高みへと向かう。本当に素晴らしい作品だと思うのに、大して見られていないのが本当に惜しい。



 まあそれでも、SFファンとしては熱くならざるを得ません。だって今回のサブタイトルが「カレルレンとラシャヴエラク」ですよ?オーバーロード! 幼年期の終わり! 思えばこのときのクラークはすごかったなあ。高校のころに図書館で読んで、SFにハマったきっかけになった作品のひとつ。ありきたりではありますが。

 その後『宇宙のランデブー』読んで「それがなにか?」と困惑して、オールドウェーブと決別していくことになるわけだけど。なんかでかいものすごいものを描くという、SFの高揚感をバシッと見せつけてくれる感動、今頃になってこんなにも鮮やかな形で再現してくるなんて。なんかズルいわ(^^;

 それにしても不思議です。そもそもロボットアニメ生理的にきらいだし、熱い展開=体育会系=暑苦しいという感じで、「グレンラガン」とか、3話で観るの止めたし。それがこの作品ではなぜか好感をもって受け止めてしまう。キメの展開で結構グッときてしまう。なんか作り手の手の上で転がされてるようでなんかシャクだわ(^^; でもこれだけ面白い! と感じられるのは、SFマインドがあるからなんだろうなあ。それもカビの生えたスペオペとかではなくて、割と現代SFのマインドも考慮に入れた展開だからなのかもしれない。

 しかしそうなると、あと2話でどう締めるのか。いきなり5年後に話が飛ぶし。まあ何にしても追いかけてきて本当によかった。惜しむらくは、SF大賞候補としては来年にまわってしまうことでしょうねえ。もったいない。
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2018年09月12日

「邪神ちゃんドロップキック」#10

 え、どうしたの思ってしまうほどの、ぺこら不幸回。たとえぺこらでも、こういう風に一方的に理不尽にやりこめられることはなかったんだけどなあ。そこがよかったのにこの作品。



 しかもぺこらがせっかく貯めた全財産を、転んだ拍子に募金サギの募金箱に投げこんでしまう、とか特にまったく面白くないんだけど。いや原作にあるのかもしれんけど、つまらなそうな作品は容赦なくスルーするのがこの作品のいいところだったのに。ゆりねがサギ師たちをボコるぐらいの改変はあってもよかった気がする。

 まあ、それでも、最後の改変はちょっと良かったかな。ガードマンとして後輩を守ってボコられるシーンは、原作はガチ凶器だったのにピコピコハンマーになってて、にもかかわらず重傷を負って病院にかつぎこまれたという。ギャグマンガなのにガチで血まみれになってたらシャレになんないので、こういう「本当は違うけどマイルドな形で見せる」という演出もあってもいいのかなと思います。

 あ、そういや今回は邪神ちゃんは特にひどい目には遭いませんでしたね。個人的には、遭ってくれた方が面白いんだけど。まあ次回最終回らしいんで、いろいろ派手にキメそうな予感。ちょっと楽しみ。
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2018年09月10日

「少女☆歌劇レヴュースタァライト」#9

バナナ、挫折回。うーんなんというか。



 あれだけ衝撃を与えたバナナ回があっさり撤回。いまさらここまでベタな形で「現実に帰れ」と言われてしまうとなんだかなあですよ。

 それよりもなによりも、バナナ役の声優さん、これだけの長ゼリフを言うと、茫然とするほどの下手ぶりを露呈してしまっている。いや、難しい芝居ということは認めるけれど、これはアカンでしょ。一番シリアスな緊迫感が求められる場面で、ここまでの棒って。

 まあ、全体にみんなあまりうまくはないけど、これはちょっとなあ。ステージ版の俳優にそのままやらせるというのは一見誠実に見えますが、なんか空回りしてしまったなあという印象。どうにも残念です。

 そしてえーと。ひょっとして全10話で最終回??
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2018年09月09日

「終物語 ひたぎランデブー・下」

 なんというかその、ガハラさんの愛嬌が感じられて、なかなかよい回ではなかったかと思います。特にこうやって本来の形に分割されてみればなおさら。OPEDがカットされてひとつながりにされてしまっていると、随分印象変わるなあ。



 無表情ですまして非道なことをしれっというのも、彼氏への甘えであり、そうやってギリギリの線で煽ってくるのもガハラさんらしいなあと思います。一見彼氏を尻に敷いているようでいて、メチャクチャ依存している、しかもすごく無表情に言うのであまり重さを感じない、という「プロだな」感の出た発言には、いろいろと圧倒されたものですよ。

 でもまあ、こういうリアルな女性が描ける人は信頼できるというか。西尾維新って、ものすごく空虚なキャラとかも平気で書く人なので、そのあたり頭の中どうなってるんだろうとは思いますけど。

 ただ、この回は前半でしれっと次回の前振り、それで本シリーズの最強キャラ・忍野扇が出てくるわけでありまして。バトルはしないけど最強感満点のこのキャラ、これはこれでやっぱ好きなんですよね。ガハラさんとはまったく違いますけど。筒先がブラブラした甘えんぼ袖というあざとい姿をしながらラスボス感あふれるふてぶてしさを見せてくれるという。言動は別に普通なのに、どこかしぐさが悪役っぽい、という演出もおもしろいところ。

 そしていよいよ次回から扇エビソードですね。おそらく初披露のOP・EDも期待したいところです。
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2018年09月08日

「天狼 Sirius the Jaeger」#9

いやもう、なんというか、涼子お嬢様の根性と悪運に乾杯! という感じでしょうか。もう涼子が主人公でいいよこれ。



 世界の命運を賭けて主人公たちが奔走している脇で、ひたすら自分の恋のために突っ走る恋愛バカお嬢様・涼子。しかも、それであさっての方向へ走ることなく、ちゃんと脱落せずについてきているのが立派というかなんというか。

 ふつう、こういうキャラは主人公陣営の足引っ張り要員として便利に使い倒されるものなんですが、涼子は普通に強いのでそれはナシ。ただ動機だけがおかしい強い系キャラという。こういうのは本当にあるようでなかった。ある意味、ストーリー的にはあまり新鮮味のないこの作品において、一番斬新なのがこの人かもしれない。だって世界が滅びるかもしれない時に、家も義務も放り出して恋に走る! しかも肝心の思い人は自分のことを恋愛対象と思っていないどころか、そもそも恋愛に関心がない!

 本当にもったいないですよ。涼子を中心に組み立てていれば、この作品、観た事もない斬新な作品に仕上がっただろうに。いや売れるかどうかは知らんけどね(^^; 

 ただ、ネットで涼子が大人気なのはわかる気がする。ここまで一直線のバカキャラは女性では珍しい。でも動機が恋とあってはあるかもねとある程度説得力が出てしまうのが面白いところです。今回も思わぬ形でユーリと急接近して「あっ、はっ、何しゃべればいいのっ、ユーリさん無反応!」とパニクってるお嬢様が痛々しくも微笑ましいというかなんというか。

 まあ、ユーリの場合は、恋愛よりも自分のことに必死すぎるだけで、別に他に思い人がいるわけではないので、案外ちゃっかり掴まえそうな気もしないでもないんだけど…… 涼子のことを見ているだけで、クライマックスに退屈はしなさそう。まあ、がんばってほしいです。

 というわけで、いよいよ対決モードの高まる次回へ。
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2018年09月06日

「プラネット・ウィズ」#9

 たいてい、こういう熱いアニメは「暑苦しい」としか感じない方なんだけど、これは本当に「おお! 熱い」と共感できる展開にちゃんとなってました。なかなかできることじゃない。ジャンプじみた空疎な体育会系バカじゃなくて、充分に痛みと苦悩を受け止めた上での決意が描かれていたからでしょうね。しかも「エヴァ」のように、ためにする苦悩でもない。そりゃあ、こんな立場に置かれたら誰だって辛い。そういう、ちゃんと共感できるものになっていて、なおかつ前向きな心意気を忘れない。そこがこのアニメの良さなんですよね。

 

 しかも完全な悪役はおらず、みんなそれぞれの立場が、納得のできるものであるという。今回は、いったん封印派が勝利してしまうけど、楽園の民によって主人公だけが守られ、最後の最後で逆転が起きる。でもそれも主人公補正なズルではなくて、主人公の呼びかけに呼応した人々が目覚めるという、よく考えられたものになっていました。こういう「ちゃんとしてる」感は、今時のいい加減なラノベとは一線を画しているのですよね。

 今回のラストなんて、主人公が「出てこい! 封印派の親玉!」とか少年アクションのお約束めいた臭いセリフを吐くんだけど、これがたまらなくジーンとくる熱い展開になっているという。そこは少年マンガの王道を行くようでいて、きちんと大人の苦みも踏まえたものになっている。だって、閣下は結構先生のことが好きで、復活してくれて、実はうれしくてしょうがないわけなんだから。

 さて、だとしたらどう決着がつくのがあるべき姿なのか。普通に考えれば「月の裏の龍を倒して終わり」なんだろうけど、そんな取ってつけたようなものではないんだろうなあ。逆に言うと、封印派と穏健派の対立関係が解消される道を探ることが、求められるべきなんだろうし。ただ、そんな地味な外交交渉ではなくて、熱いアクションでどう決着つけるのか。ちょっとクライマックスが楽しみです。
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2018年09月05日

「邪神ちゃんドロップキック」#9

 回を重ねると、ゆりねの只者じゃなさが際立ってくるという。ヒマつぶして悪魔を召喚してしまう傑物はやはり違いますなあ。それで、キャラとしてそれなりに説得力があるあたりがなんかすごい。



 で、今回はとても珍しいことにミノスのメインエピソードなんてものもあったりするのですが、あまりに単純なキャラすぎて広げようがないのか、始まったとたんに終わってしまうという。まあ小見川千明にしっくり来るキャラだなあとは思いますが。下手だヘタだと言われつつも、こうしてそれなりに合ったキャラを獲得し続ける彼女ってある意味ですごいのかもしれない。

 この作品が非常に安定しているのは、割と各キャラの力関係が変わらないので、モヤモヤせずに気楽に観られるということでしょうね。どうしても作り手と受け手の思惑はズレがちなので、ここまで気持ちよく見られる作品はなかなかないわけですが。ゆりねが常に最強で、でも傲慢にはならず、一番マトモな常識人で、でも被虐趣味を持つアナーキーなところがあって、しかしそれが発動されるのは、クズキャラである邪神ちゃんに対してだけという。ぺこらにヒドいことしてたら、これほどの人気は出なかったろうなあ。

 私知りませんでしたけど、この原作者さん割とマニアックな18禁の人なんだそうで。ただ、読者を引かせるぐらいのすさまじい作品を描いてきた人だからこそ、読者の期待を裏切らない職人技なこういう作品も書けるのかもしれませんね。

 今期は本当にヒットが望めそうな作品が少ないですが、個々の事例を観るとなかなかの秀作もあったりするのですよね。なんとかペイラインは超えてくれるといいなあ、とても楽しめているだけに。
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2018年09月03日

「少女☆歌劇レヴュースタァライト」#8

 予想通り、今回はひかりのエピソード。これで99期生メインキャストの物語は一巡したことになるのかな。まあ、もはや主人公が誰だったか忘れてしまう勢いの展開ではありましたが。これ群像劇だったのか。



 なんか展開的には、まさかのループ展開が噛ませとなり、再び予定調和の方向に回帰したようにも見えますが。どうなるかな。ちょっと残念といえば残念なんですけど。これじゃあ、ウテナのリメイクに近くなってしまう。

 まあそれでもキリンがオーディションを行っている理由は、ようやくちょっとだけ明かされた感じでしょうか。そこは少し面白かったかな。ただ、なんでキリンなのか、だれが背後にいるのかまで明かされることになるのかは不明。ウテナがあそこまで意味不明なインパクトで押し切った後だけに、この程度のことでなんとかなるのかと一抹の不安がよぎります。

 ただ一人のベテラン声優であるみもりんが当てられている理由は、まあ今回のエピソードで少しわかったかな。

 ちょっとパターン化してしまっているのが問題といえば問題なんですけど、少しでも意外な方向に振ってくれるとうれしいかなあ。あと3分の1。でも、もうちょっと気になってたまらないような展開だとよかったんだけどなあ。
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2018年09月02日

終物語「ひたぎランデブー」上

 なんだかんだいってガハラさんが大好きなので、こういうエピソードは、見るだけでニヤニヤしてしまうのでした。



 このOP映像は、比較的量産型美少女めいてますけど。ガハラさんの魅力的なところは、男子に都合の良い女子ではないってところに尽きます。だから「アララギくん、デートをしなさい」とか、いきなり高飛車に言い始めてしまうガハラさんのマイペースぶりをみていると、それだけでなんだかうれしくなってしまうのですよ。いや、なにがって、やっぱり世の中のリアルな女の子ってこうでしょう、という感じの高飛車でワガママで不条理で無茶苦茶なのだけど、そこが妙に魅力的でもあるという。

 今回見ていて思ったのは、アララギさん、ガハラさんの不条理な発言に振り回されているようでいて、しっかりツッコミを入れて会話を成立させているのは結構立派。結構男女関係で大事なのは会話を成立させる能力だと思うので(マジ)。だからこそ、あり得ない乙女キャラな羽川さんではなく、ガハラさんを選んだんだろうなあ、アララギくん。

 結構羽川さんとガハラさんの間では微妙な距離感と休戦協定が保たれてますけど、かなりあやうい。だからこそ本命彼女としては揺さぶりたくもなるわけで。「羽川さんみたいなヘアスタイルの方がアララギくんは喜ぶんじゃないかと思ったのよ」と、かなりドキッとする挑発的なことを言ってのける。それに対するアララギさんの返しは「重すぎるよ!」だもんなあ。彼女に対しても容赦なくツッコミは入れつつ、信頼関係は失わない、そんなさじ加減が、アララギさんのツッコミ上手な技芸を感じるし、ガハラさんはそこにホレたんだろうなあと思います。

 まあ、われわれ素人がとてもたどり着ける境地ではないですけどね。
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2018年09月01日

「天狼 Sirius the Jaeger」#8

 いやあ早いですねえ。もう8話。前回で一行は離散したかに思わせておいて、結局は南樺太に集結しそうな予感。



 それにしてもやっぱり笑ってしまうのは、相変わらず後先考えずにユーリの後を追っかける涼子お嬢。ああ、やっぱりというか、つくづくみんなの期待を裏切らないキャラだ。なんかこうなってくると、一番愛すべきキャラは涼子という気がしてくるのですから不思議なもんです。まあ実際、男に都合のいい女子キャラが多い中にあって、恋したら一直線、あらゆる障害を乗り越えて突き進む、しかも主人公のお荷物とはならず結構強い。こういうキャラはありそうでなかった。しかし涼子さん、ユーリの行先はロンドンじゃないぞー そういうどこかトンチンカンなところもまた憎めないいいキャラであります。まあ、なんとなく騒動に巻き込まれて、そのまま樺太に行ってしまいそうな雰囲気ですけどね。

 あと、予想外だったのが、涼子パパまで娘を追っかけるという展開。いや、やっぱり親子だわあんたら(^^; 

 まあなんだかんだいってあと3分の1なので、エフグラフとの眷属との対決がさっそく始まりましたね。今度は白樺の林の中でのアクション。なんか「ダーカーザンブラック」の第二部みたくなってきた。あれは三部が見たかったなあ……

 もうこうなると、「匣」がなんなのかでストーリーのシメが生きるかどうか決まってきそうですね。毎回盛りだくさんのアクションは問題ないので、それをきちんと束ねて閉じる外枠が用意できるかどうか。まあ、信じるしか(^^;
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2018年08月30日

「プラネット・ウィズ」#8

 なんかどんどん話が進んでいくのに、観ていてまったく混乱せず、むしろ次はどうなると手に汗握ってしまうのは本当にすごい。見事な出来栄えというべきですね。



 今回なんて温泉回でお色気要素もあったりするのに、それがさもしいウケ狙いという感じになっておらず、ごく自然に作品の中に納まっている。紅華があまりにも堂々としているから、製作サイドに卑屈な印象を抱かずに済むというか。こういう細かい演出のツメが、全体としてちぐはぐさや絵空事的なつまらなさを除去することに成功しているんでしょうね。

 そして、今回もふんだんにアクションはあるけど、主人公は戦わず、紅華と虎居さんという意外な組み合わせでバトルが展開するという。のぞさん委員長が、なかなか好感度をあげる行動をしてくれるし、基本的にこの作品、露骨な悪役はいないのですよね。あえていうなら一番の「善」を標榜している龍とたかしが実際には悪だという。

 それでもお互いの理想と現実の突き詰め方を巡って争いにならざるを得ないところが大いに納得させられるし面白い。実際、最近のロボットアニメが苦戦していたのは、敵役の設定に苦労していたからですよね。隣の某国とかは論外として、宇宙人とか怪獣とか、いずれにしてもウソっぽくなりがちなわけで。

 今回の紅華のエピソードとか見ていると、封印派につくだけの理由は十分にあって、それは人間の弱い部分をみてしまった結果として
イヤでも納得させられる。ただ、それで陰々滅滅となりがちなのが最近の作品傾向だったわけで、これだけさわやかな爽快感ある感触を保ち続けているのは、まさに監督と原作者の手柄。マンガ家にネームを切らせてそれをもとにオリジナル作品を作る、というのは、案外ありそうでなかったアイデア勝ちなのかもしれません。既に発表されている作品だと、そこに従うかどうかでもめる結果になるわけですが、今回の場合は、作家にもチームに入ってもらっていますから、事情に合わせて修正していける強みがある。これ、今後のオリジナルアニメの方法論として、案外使えるかもしれません。

 そして物語は、月の裏側で眠る龍との対決へ…… ますます目が離せません。
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2018年08月29日

「少女☆歌劇レヴュースタァライト」#7

なんか妙な空気が漂っていたバナナ篇。あーそういうことかと納得させる中盤の大きな山場でした。



 まさか本当にこの妙な世界の黒幕だったとはねえ。ただ、それで全部説明できるようになったかといえばそういうこともないので、まだ背後関係はありそう。どういうことになっていくか、ここからがむしろ佳境ですね。そもそもキリンはバナナと関係ないわけだし。

 「まどか」以降、散々さまざまなバリエーションが繰り出されてきて、もうループはいいやというぐらい食傷気味になっていたんですが、まだこんなやり口で驚かせることができるんやなあと感心してしまいましたよ。

 こうなると、主人公がすっかり影が薄くなってしまって、群像劇みたいになってきましたが。ただ、最初の頃の「すごく変」な感覚がすっかり薄らいでしまって、ちょっとイレギュラーなアイドルアニメみたいになってるのはちょっと物足りない感じです。「アタシ再生産」のインパクトがなかなかすごかったので、そのあたりもう一度立て直してほしいものなのですけど。
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2018年08月28日

「天狼 Sirius the Jaeger」#7

どうもごぶさたすみません。ちょっと久々に広島アニメフェス行ってました。まあ、コンペは相変わらずダメだなあと思うけれど、久里洋二とプリート・パルンの回顧展があるとあっては、行かないわけにはいかない。まあ、ルポは別のところで書く予定があるので、ここではたまってるアニメの消化をば。



今回で日本支部のボスが倒されて、チームからユーリが離脱。こちらも第一部完ということになりそうですね。次回から舞台は樺太ということになるのかな。

 それでお嬢様はどうなるか? これで樺太まで追っかけてきたら面白すぎる。ちょっと最近主流のダウナー系主人公とは一線を画したテンションの高さがある意味貴重だし面白い。

 ただ、ある程度構図が明かされてみると、結局はよくある吸血鬼ハンターものになってしまうのかなとちょっと物足りない気分。最初のころはもう少し大きな世界が見えると思ったんだけどなあ。1930年代に舞台が置かれてる意味もあまりはっきりしないし。そういう意味では、アクションはそれなりに走っているけど、ストーリーは空疎だった「CANAN」に近い感じになってしまっているんだろうか。

 もうちょっと、驚くような仕掛けが見られると思っていたんだけど。まあ、まだ中盤なので、様子は見ますけど、少しゆるんだなという感じではあるところです。
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2018年08月23日

「プラネット・ウィズ」#7

これ、普通のアニメだと14話目あたりの話ですよね。いやはや展開が早い早い。でも、だからこそ、食い入るように見てしまうわけだけど。



 今回、ようやく主人公と先生たちの過去が明かされたわけですが。割とハードな正義と悪、理想と現実の乖離の話が、非常にこなれたエンタメとしてうまく描かれてるなあと関心してしまう。それで、現実の国際政治の機械的なあてはめとかになっていないので、観ていてイヤな気分にならないのもいい。ある意味、時間が経っても古びずに見られるんじゃないかな。

 着ぐるみ族とか、龍とか、サイキックとか、アナクロなアイデアとはっちゃけたセンスが非常にうまく絡み合って、見た事もない奇妙なテイストの世界ができていますね。しかも最近のラノベ系のようにミクロのエリアで自閉しがちなのとは違って、かなり壮大な世界とマクロな世界観がきちんと描かれている。

 ああ、だから「穏健派」と「封印派」という妙な対立軸になっているのか、というのは今回観て納得。そういう感じで、観るごとに世界がグワッと広がっていくような演出って、最近少なくなってましたけど、やっぱいいですよね。
posted by てんちょ at 01:12| 大阪 ☀| Comment(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月21日

「邪神ちゃんドロップキック」#7

例によって、お約束な展開でどう弾けるか、ということがすべて計算に入った展開、案外重要かもしれん。



 この作品が一定の評価を受けるに至ったのは、モラルハザードなことをしでかしたキャラは直後にすさまじい代償を受けるということで。これって意外に大事なことかもしれんなあと思ったり。今回も、薄幸のぺこらを虐げようとしたぽぽろんをギッタギッタにして、輪を喰って堕天ざめとか、けっこう視聴者のストレスをうまく解消してくれてるでないのと思ったり。


 邪神ちゃんはクズなんですが、それ以上にクズなポポロンが出てくると、邪神ちゃんがストレス解消役に昇格するとか、結構考えられてるなと思ったり。というのは、ただ引き伸ばししか考えずにザコが不条理に強大な存在感を示すブラッククローバーがあるからこそなんですが。

 これからの作品は、視聴者のストレスをいかにうまく転がすかというところにあるのかもしれませんねー

 棘めっちゃ刺さってるというところには嗤ってしまった(^^;
posted by てんちょ at 23:43| 大阪 ☀| Comment(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「カウボーイビバップ」#20(再)

 あれから20年かぁーしみじみ。

COWBOY BEBOP Blu-ray BOX (通常版)
COWBOY BEBOP Blu-ray BOX (通常版)

 たまたま番組表をみていたら、一番好きな「道化師の鎮魂歌」の再放送やってる! というわけで見てみましたよ。放映元は、当時初放送でブツ切り放送してたKBSだというのも感慨深い。いまやこの程度の作品でどうこう言うことはありえないわけですからねえ。もっとエグい作品は山ほどあるというか、エグすぎるのはそれはそれでどうかと。

 んで、アナログ期の20年も前の作品、さすがに古びて見えるんじゃないかと思っていたんですが、ぜんぜんそんなことなかったですね。というか、今の作品よりもはるかに尖ってるし、面白い。まあ、当時も散々に叩かれた挙げ句の二度目の放映で大爆発的ヒットとなったわけですけど。

 なかでもこのエピソードは、殺し屋とスパイクの一騎打ちというシンプルなエビソードで、最後は廃墟のテーマパークでの対決という構図が実にすばらしい。東風はまさに最凶のキャラクターで、存在感も圧倒的。とても倒せそうにない相手をいかにして倒すか、というのも、なかなかよく練られていて、しかも今見返してみると、さほど説明しすぎずにキレイに雰囲気を盛り上げてます。

 冷静に考えれば、なんで東風の服は弾を跳ね返すのか、なんで空を飛べるのか、なんでスパイクのメールを突き止めたのか、まったくわからないのだけど、なんとなく雰囲気で納得させてしまう。こういう力技の演出って、今だと「ザル」とか叩く若い子がいるんやろうねえ。でも、なんでも説明すればいいってもんじゃないというのはあらためて感じましたよ。

 これで納得させるのは、まったく得体の知れない東風のキャラクターあればこそで、当時はあまり声優に興味がなかったので気にも留めてなかったんですけど、これ銀河万丈さんだったんですね。道理で凄みがあったわけだ。こうして振り返ってみると、ビバップのゲストキャラのキャストの豪華なことといったら…… また最初から見たくなってしまったなあ。

 やっぱ、すごいものは時間を超えていくんやなと実感。でもこれ、続編を拒否したのはよかったのかどうなのか。ルパンがいまだにこれだけ面白いものができているのを考えると。ちょっともったいなかった気もしますね。そうしたらマングローブの倒産もなかったろうし。
posted by てんちょ at 00:36| 大阪 ☁| Comment(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月20日

「少女☆歌劇レヴュースタァライト」#6

 なんか話が進むごとにオーディション場面とキリンの影が薄くなっている気が…… キャスト陣、みんな当然のように状況を受け入れすぎやろ。



 はんなり京都コンビの予定調和なさやあてがあってキャスト陣のサブエピソードもほぼ一巡。あ、バナナはんがまだ残ってたか。次回がそのエピソードなんやね。まあ、今回はいかにもお約束な依存関係にある女子コンビの突き合いで、わかりきった話ではありますが、まあ退屈はしない程度に面白かったかな。そういう意味では手堅くできてました。

 それにしてもいけず京女お嬢の香子を演じる伊藤綾沙って、マジで京都出身なんですか。それでこのイントネーションか、という気がしないでもないんですが、まあ、京都弁は、うまくやらないと相当に芝居臭くなってしまうので、ネイティブならなんとかなるという問題でもないのかも。実際、ここまでこてこての京都弁を使う人は、そんなに見かけませんし。

 まあ、キャスト語りである程度の話は作れるけど、それはそれ、これはこれ。本編を忘れてしまったら意味がないわけで。だからこれ、キャラ紹介が一巡したところからが勝負所なんでしょうね。次回、ちょっと期待しつつ注視したいと思います。ちょっといまんところフツー方向に振りすぎで、しかもそれがあまり評価されておらず、視聴者の反響もイマイチという。やっぱ、好き勝手に美学で突っ走った方がよかったんと違うかなあと思う昨今です。
posted by てんちょ at 01:42| 大阪 ☁| Comment(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月19日

「終物語 まよいヘル」上

 というわけで、なんと終物語の後編が再放送、となり、思わず見てしまっています。SP版のときも見ているはずなんですが、ほとんど印象に残っていない。こちとらあまり熱心な視聴者ではありませんから、各エピソードの前後関係がいまいちよくつかめていませんで。



 「暦物語」のラストで、アララギさんが斬り殺されて八九寺と再会したところで終わったわけですが、今回のエピソードで、非常にしっくりとそのまま話が続いていくので、思わず見てしまいましたよ。ある意味ではうまい展開。これ、初登場時にスマホで見て、そのあと「終物語SP」を見てという熱心なファンだと、だいぶん印象が違うのでしょうけど。

 個人的には、個々のエピソードは一応完結させて、お互いのストーリーはゆるやかに繋ぐという形でまとめてもらわないと、こういう時にいまいちよくわからず、話が頭から抜けてしまう。別にそれほど意味のあることをしゃべっているわけではないことは、よく了解しているつもりなんですが、それでもそれなりに筋立てはあるわけで。変にこれがまた意味ありげだから困る。

 まあ、八九寺のことは割と好きなんで、こういう展開は悪くないなとは思いますけど。おそらく、貝木が殺害されて終わるはずの「恋物語」も、その後ガハラさんと焼肉食べるエピソードがあるから、間になんかあるんだろうなあ。

 それにしても、化物語シリーズのヒロインたちは、異様に何度もヘアスタイルを変えますね。何の趣味だろう。その一方で、八九寺だけでずっとツインテールのまま。まあ、幽霊だから当たり前ですけどね(^^;
posted by てんちょ at 00:25| 大阪 ☁| Comment(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする