2020年09月26日

「富豪刑事」#11(完)

 とりあえず、筒井康隆は怒っていいと思う(笑)



 「踊る大捜査線」だと思ったら「ルパン三世」だったというオチは、はっきり言って噴飯もの。ルパンはまだ「マスクをつければ誰にでもなれる」という世界観があらかじめ共有されているからいいけど、そういう前提なしにこういうことをされると、なんでもできてしまうので、事実上ミステリとして成り立たなくなってしまう。

 まあ、おばあさまはもともと怪しかったですしね。驚くほど大物声優が当てていたから、納得といえば納得。ただ、最近はキャストでストーリを読むのが流行ってきてしまったので、この展開はなんともいえない。
 
 この最終回の展開、誰にも共感できないし、わざわざCパート作って粋ぶってるけど、第一話に返るオチも含めて、かなりスベってる感がひどいです。そもそも原作の何を使いたかったんだか。

 あちこちに破綻が飛び出している八方破れの展開は、コロナ禍の影響をもろにかぶったというほかありません。まあ、コロナがなかったとしても、これだとあまり期待はできなかったかなあ。第二話までがあまりにも素晴らしかったので、実に残念でなりません。関係者は猛省していただきたい。
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2020年09月25日

「デカダンス」#12(完)

 いやーキレイに終わりましたね。お見事。最終回に特に驚きの展開は含まれていなかったけど、これはこれでいい締め方でした。



 一応、三石琴乃が出てきて「お前らがやってることは、全部私の計算のうちで、みんなシステムの一部なんだぞ」と訳知り顔に語るんですが、カブラギの答えは「そんなの知ったことか」というもの。それで正解。システムの手の内で踊っているようにも見えるけど、いつしかその想定の外側へはみだしていく。それがバグの効用であり、生きもののしたたかさ。

 デカダンスもシステムも壊れてしまうけど、サイボーグたちの世界と人間たちの世界は混ざり合い、まったく新しい環境に図太く育っていく。そのカオスだけどどこか楽しげな世界が、なんともすばらしい。モンハンが終わったらぶつ森になった、みたいな感じ。

 そして、最後の最後で、なかなか粋なハッピーエンドが仕掛けられていたのも、いい感じです。オリジナルで、これだけ気持ちよく観終えられたら、満足ですよ。BOX売れるかな、とちょっと心配になりますけど。

 唯一不満といえば不満なのは、パイプが特に伏線ではなかったことかなあ。あれじゃあ無駄死にだ。最後にナツメのストラップになってはいたけど。そのあたり、フォローする番外編があってもいいんじゃないかなと思ったりしましたが。

 ともかくも、楽しくあがいて生き抜く、明朗アクション、楽しませていただきました。お疲れ様!
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2020年09月23日

「炎炎ノ消防隊 弐ノ章」#12

 紅丸があっさり倒されたときにはビックリしましたけど、ブラフでございました。なんやもったいつけてーと思ったら、それはちゃんと後への伏線となってた。そのあたりは構成がうまいなあ、とちょっと感心したかな。



 実際、ジョーカーの過去が明かされて「ダークヒーロー」ぶりが示される展開はなかなかよかったです。ジョーカーを長年いたぶってきた暗殺部隊のボスを文字通りナマスにして始末する結末はなかなかよかったですし。こういう不快な小物の悪役キャラは、ワンエピソードでご退場いだくのが、ストレスがなくていいですね。最近、クズのキャラが叩いても叩いても死なないという展開が多すぎて。そういうのを好むひとってなんなんだ。

 ジョーカーがボスに苦戦しているようでいて、実は入念に罠を張っていたという展開はとてもいい。こういう感じで、アメコミ的なダーク展開をうまく取り込んでいるのはいいですよね。まんまヒーローものをパクるんではなくて、うまくアレンジしてこそ、日本製という気がしますよ。

 それにしても、紅丸はどういうつもりでついてきているんだろうなあ。今回もたぶん2クールなんで、次回は中盤の山かな。相変わらず手堅い。
 
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2020年09月22日

「NO GUNS LIFE」#23

 次回でおしまいです。でもなんか、十三が延々なんだかよくわからない演説をしているようにしか聞こえなかったなあ。



なんかカッコつけて、いかにもハードボイルド巨編の締めくくり感を出そうとしているんですが、残念ながら十三の哲学があまり実感をもって伝わってこない。いろいろはしょりすぎたんでしょうねえ。原作だとここがイイところなんでしょうけど、「うー、うん?」としかならなかった。

 つまりキャラたちがよくわからない理由で暴れて、よくわからない形でシメをつけられようとしている。これではどうにもこうにも、ですねえ。鉄郎もせっかく十三の内世界に潜ったのに、あまり役立っていない感じ。

 ところどころいいところはあったんですが、なんか今回もモヤモヤする形で終わってしまいそうですねえ……
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2020年09月21日

「天晴爛漫!」#11

あー意外と立て直してきたなあ。みんなでツダケンのところへ殴り込み。でも来週は最終回。やっぱり「おれたちのレースはこれからだ」ラストかな。



 一応車では行くんだけど、レース関係ないな。

 まあ、それなりにそれぞれの持ち味を生かしたアクションは面白いので、割と盛り上がるんですけど。いったんストーリーを壊すほどの意味は感じなかったですねえ。つまりツダケンがレースを破壊する意味も、小雨が瀕死になる意味もなかったかと。レースの片手間にできたよね、このエピソード。ツダケンをここまで陰気なキャラにする必要はなかったし。これだけ狂ったキャラだと、そもそも誰もついてこない気がしますよ。

 メッチャ強い相手を頑張って倒すというのは王道だけど、相手が別にクズである必要はないんですよ。その方がモチベがあがるかというと、そんなことはないわけで。狡猾である必要はあるけど、不快である必要はゼロ。というか、それでは倒し甲斐がない。

 うーん。これ、やっぱりレースの中盤の山のつもりで設定したのかな。でもこれでは、分割二期目が危うくなりますぞ。ディスクセールスがガタ落ちになるだろうし。さすがに打ち切りラストでは悲しすぎるので、続きも作ってほしいけど…… 

 
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2020年09月20日

「GREAT PRETENDER」#11

 今回から第三話ロンドン篇。ただし今回はプロローグとしてフランスでのエピソード。



 世話になった下宿の親子を助けるために、気取った画商をエダマメが引っ掛ける話。まあよくある人情エピソードなんですが、親子を助けるために二束三文の絵を売りつけるはずが、実は相手が一枚上手で、知られざる埋もれた傑作だったという二段オチでした。

 ここまではよくある話なんですが、実はこのうさんくさい画商はシンシアがかつてひどい目に遭わされてしまった相手で、酔った勢いで「リベンジだ!」と盛り上がっていざロンドンへ!という。

 いや、今までで一番盛り上がったんじゃないかな。嫌な奴かもしれんけど、ぜんぜん悪人にはほど遠くて、ただ単に私怨と意地でターゲットにしてしまうというのが面白い。いや、気取って正義の味方面してるよりも、個人的事情で突っ走る方がぜったい面白いと思いました。

 ここまで気取ってきたお色気お姉さん(でも連戦連敗)のシンシアのあまり知りたくもない過去が明かされることになりそうで。いやはや、これは盛り上がるんじゃないかな。

 ここはみっともなく意地汚く余裕なく相手を打ち負かすと見せかけて、コロリとしてやられるオチが見たいですねえ。楽しみです。ようやく、ここまで来たなあという感じ。いや時間かかりすぎだけど。やっぱ2クールでしたね。
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2020年09月19日

「富豪刑事」#10

 なんと次回で終わりだそうですよ。全11話。なんと半端な。ぜったいなんかあったなこれ。今日なんて、突然目がデカくなったり、信じられないような作画荒れがありましたし。



 そして、ヤケクソのようなひみつ兵器の応酬に敵の基地の大爆破ラスト。完全にフジテレビ路線な下品系刑事ドラマの焼き直しですね。そもそもなんにでも使える便利な未知の発明品という展開自体が古臭すぎる。「ジャイアントロボ」のシズマドライブじゃあるまいし。

 んで、こんだけ散々ひっぱって「父親は悪い人でした」で終わりかいと。まあ、次回にそれなりにフォローはするんでしょうが、そもそも話が壊れ切っているので、完全に手遅れ。ていうか、途中から、完全に「富豪」も「刑事」も関係なくなってましたよね。なんかいまさらに「ヒーロー」とか持ち出されても、それがどうしたという感じ。それで誰か「全米が泣いた」とかいうのか。

 なんかねー予想はつきますよ。最後に「金を悪いことに使いすぎた」と後悔した父が、これからはこの金を正義のために使ってくれと言い残して自殺Or逮捕、大助は正式に富豪刑事として活動することになり、原作第一話につながっていく…… とそんなあたりじゃないかな。

 そんなとってつけたようなことされてもねえ。本当にそうだったら、バカにせざるをえない。まあ、あと1話なら見守るしかないですが。
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2020年09月18日

「デカダンス」#11

やっぱ、今期のベストはこれですかね。なんとも不思議なひねり方がいい。



そして今回、はじめてナツメは生のサイボーグたちと出会います。感想は「かわいい」そうだろうねえ、まあ。

 等身の違うキャラ同士を同じ画面に極力入れないようにして、違和感を和らげる工夫をしていたわけですが…… この先どうなるんでしょうね

 実際、こういうカトゥーンキャラに「支配されてた」と言われても、笑うしかないわなあ。

 このあたりから、かなりジルのキャラがクローズアップされてきます。はたして、もういっちょどんでん返しがあるのか注目したいところですが。まあ別になくても十分面白いかなと思ってます。

 ただ、どうやって畳むんやろかとは思いますけど。

 組長がデカダンスと一体化して、特殊進化ガドルと対決するというクライマックスは、なかなか盛り上がりそう。やっぱ、カトゥーンとアニメキャラの融合というのは、新時代を感じさせますよね。それで実際なにが起きるのか、まあ注視したいところです。
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2020年09月16日

「A.I.C.O. Incarnation」#10

 オリジナルが犠牲になることを選び、コピーたる主人公に「あなたが生き延びて」と頼む。うん、知ってた。そうなるだろうなあと。



 いや、実際音楽はキレイだし、OPもEDもよくできているんですが。さほどストーリー構造では凝れなかったというところかなあ。物足りなさが残ります。医学ネタとしては健闘したほうだとは思うんですが、アニメではあまりなくても、ゲームとかハリウッド作品とかでは割とある展開ですよね。

 結局、オリジナルが出てくるのは、何が起きたかを当事者の目から語るためだけなんですよね。ある意味究極の手札ですから、ここで衝撃の事実が出てこなかったら、あとは風呂敷を畳むだけ。もうどのみちあと2話ですしね。

 まあ、がんばって最後に「おお」と言うようなビジョンを見せられれば、それなりに成功かとは思うんですが。他のオリジナル作品と違って、大失策は犯していないんですが、特に得点らしい得点をあげられないまま最終版まで来てしまった感じ。

 なんかちょっとさびしいですね。
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「NO GUNS LIFE」#22

 ああ、セブンも実は結末に向けてのダシにすぎなくて、十三が決意を新たにし、少年が一歩先へ進むことの方が大事なのですね。それはなんかわかる気がする。



 そういう意味でも、正しくハードボイルドなのですね。昔の自分は、美学を貫いているようでいて、実は何も考えていなかった、という反省がいまの十三の行動原理の原点であることが示されます。

 結局あっけなく殺されてしまう反乱ガンスレイブユニットたちの面々がもったいないですねえ。なかなか豪華な顔ぶれなのですが。そういうあたりの手厚いキャスティングも実にわかっている感じで大変すばらしい。

 実はハードボイルドの主人公の行動原理は「悔い」なわけで、普通は「昔の女」なんですが、色っぽさの欠片もない昔語りのあたり、実に十三らしいとは思います。そういう形で、顔の表情すら読み取れない奇矯なキャラクターに、実に人間臭いエピソードを積み重ねてここまでたどりついたのは、なかなか大したもんです。

 ただ気になるのは、結局なにひとつ解決していないということなんですよね。あと2話で大したことはできないだろうなあ。
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2020年09月14日

「GREAT PRETENDER」#10

 まあ、死屍累々たる今期作品の中では、マシなほう。2エピソード目のシンガポール篇が決着しましたが、ハリウッド篇よりはよかったんじゃないかな。



 なにより「正義」「正義」と連呼しなくなったのはよかったし、ターゲットの王子は小悪党だけど妙に愛嬌があるのも良かった。その一方でアビゲイルの悲惨な過去を延々と描きすぎず、きれいにサブエピソードとしてまとめたのもよかった。まあ、この程度で決着できるほどではないでしょうけどもね。死に急ぎはしなくなったかもしれないけど、生きる意味は見つけなきゃだし。

 肝心の詐欺エピソードとしては、相変わらず「粋」というにはほど遠く、やっぱり過去作の既視感がちらちらする。とはいえ、両にらみの結末など、チームに手堅さが出てきて、それを観客にも最後まで悟らせないのはいい。

 問題は、ここからさらにどう膨らませていくかなんだけど、どうやら2クール確定みたいなんで、そこは気長に付き合いますかね。やっぱりイマイチチャラい、どこかテレビドラマ的な軽さがつきまとうんですが、そこは作画の力でなんとかしていってほしい。

 しかしこれが今期でも上位に来てしまうって、やっぱヤバいわ……
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2020年09月13日

「天晴爛漫!」#11

 どうだ! 小雨は死んでないぞ! 驚いたかお前ら! というスタッフのドヤ顔がますます痛々しい。



 こんなわざとらしいシーンを予告に出した段階で、どっちの可能性もあるけど、どのみち最悪だ、という結論は出てるんですよ。もう見切られてますよ、あなたがた。

 つまり、物語を語る誠実さに欠ける。こういう路線にドヤ顔でハマるのは、あなた方が最初じゃない。いっぱいいるんですよ。CLAMPとかCLAMPとかCLAMPとか。

 まあ、それなりに立て直したな、とは思うけど、そもそもレースをぶっ壊す必要なんてある? 物語を進めるルールとか前提条件を壊しにかかるのは、ただのバカ者。そういう奴に限って「すごいアイデアを思い付いた!」とか考えてるんですよねえ。

 PAがこうしてコケるのは初めてじゃない。まあいっぱいありますよね。それでも懲りずにオリジナルを作ろうとするのはある意味立派といえばそうですが。

 あと2話でなにができるというんだろう。「俺たちのレースはこれからだぜ!」エンドだったらまさしく笑う。
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2020年09月12日

「富豪刑事」#9

 ああ、こりゃアカンわ。完全に死亡宣告。「天晴」といいこれといい、春スタート中断組の破綻がひどい。



犯人は親父で、しかも遠慮なく人を殺してまわるような悪党で……って、なんのひねりもない。無差別にスマホアプリをばらまいて、親父の行方を街の人たちに探させる作戦だけは、富豪刑事らしくて面白かったけど、本当、それだけ。

 本来、そういうカネの力を駆使して思いがけない形で事件を解決させるのが、富豪刑事の面白さですよね。痛快さのない「富豪刑事」なんて、あんま見たくない。

 そもそも山さんが命を張った理由が発信機をつけること? そんなん、決死の覚悟でやることじゃあないでしょ。前回死体を見せなかったから、よほどなんかあるのかと思いきや、そんなしょうもない理由とは。

 なんか今期はハズレですねえ。ここんとこ2期、当たりが続いていたから期待していたんだけど。
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2020年09月10日

「デカダンス」#10

 ここから一気呵成の展開、ではなく間つなぎの章でしたが。コントロールを離れたガドルが思わぬ方向に動き出す、という展開は、なかなかいいポイントかと思います。



 しかし、真実を知ったナツメは壊れるのではなくて、怒りの表情を見せる。この怒りの表現がなかなかいい。内に秘めたエネルギーを押し殺している感じ。

 その一方でゲーム警察はついに、デカダンス内でのナツメたちの居場所を突き止めます。絶体絶命! とここでEDだろうなあ、と思っていたら違いました。もうひと押しあって、さてどうなるか。

 あと2話かぁ。微妙ですね。それでどこまでできるか。ちょっと心配ですが、まあなんかしらまだ伏線はありそうなので、ビックリの結末を期待したいところです。
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2020年09月09日

「A.I.C.O. Incarnation」#9

 主人公はオリジナルではなく、消される方のコピーにすぎなかった! うん、そうだろうと思った(^^;



 実際、ストーリーは極めて単純で、ひたすら奥へ奥へ、あらかじめ定められたゴールへと闘いながら進んでいくだけ。そういう意味では、拍子抜けするほどにシンプルなストーリーでした。そして、主人公のオリジナルが起こしたパニックが、この大騒ぎの元凶であると明かされる。

 そして、ある意味意外な雄哉の正体が明かされるのですが…… こちらは確かにちょっとびっくりした。まあ、だから何だ感はありますけどね。こういう意外さは、主人公のキャラクターづけからしても意外でなおかつ納得できるものであることが望ましいのですが、ああ、そういうことね。じゃあ、あんだけ凛々しいのも落ち着き払ってるのも納得できるわという感じ。それじゃあ「意外」にはなんないですよね。

 今回のエピソードは「真実」。これが切り札なのだとしたら、確かに腰砕けだろうなあ。
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2020年09月08日

「炎炎ノ消防隊 弐ノ章」#10

 こっちは、びっくりするほど大仕掛けな世界の謎を明かしてきました。やっぱ、作品の作りとして好みなのはこっちですよね。



 しかし、予想以上に現代とかけ離れた世界なんだなあここは。どっちかというと、80年代の日本SF小説みたいなテイストがあって、そこが面白い。こういうのは、マンガとしてはありそうでなかった気がします。大災害後に新しい世界が構築されているんだけど、それは思った以上に小さな空間で、その外側には唖然とするような荒野が広がっているという…… でもそこに出て謎を解かないと、世界はいつまでも救われないという。そういうテイスト、結構好きですよ。

 最近はめっきり、自分の身の回りにしか関心を持たない主人公が増えましたけど、シンラはいまでは珍しいぐらいにストレートに「ヒーローになる」と世界を背負って見せようとするわけですから。

 ただ、普通にヒーローなんじゃなくて、見た目は悪役にしか見えない顔立ちだけど、すごくまっすぐな主人公というひねり方がいかにも今風だなあと思います。しかし逆に、こんなに明かして大丈夫か。あ、来週はマッドサイエンティストにしか見えないリヒト君が主役回か。これは期待かも。
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2020年09月07日

「NO GUNS LIFE」#21

やっぱり最後はセブンとの対決かぁ。あいかわらず、なんで闘わないといけないのかさっぱりですけど。



予告は最近すっかり1週遅れ。

 要するに、たぶん世界の背景と十三自身の秘密についてはさっぱりわからないまま、まあそれでも「少年の成長」というあたりでひとつの区切りになるのかな。

 ハードボイルドを謳いつつも、実は十三が何にこだわってそんなにやせがまんして頑張っているのかよくわからない。実際、さほど強いわけではないんですよね、この人。ある一定の畏敬は集めているようではありますが。それでも「なんか強そう」に見えるのか、次々厄介事に巻き込まれてしまうのが興味深いといえばそうなんですけど。

 さあそろそろクライマックスとなりました。風呂敷を畳むのは無理でしょうけど、いい感じのキマったシメを期待したいところです。
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2020年09月06日

「天晴爛漫!」#10

 カーレースアニメだと思ったら違うのだ、どうだ驚いたか。スタッフのドヤ顔が目に浮かぶようですが、みんなシラーとしてましたな。



 こういう「犯人は宇宙人」タイプのルール違反は、視聴者を怒らせるだけだからやめた方がいい、と何度やってもやめない奴がいるから困ったもんです。CLAMPとかCLAMPとかCLAMPとか。

 まあこの作品は、いつまでたってもレースが始まらないとか、いろいろ問題はありましたけど、基本的に「チキチキマシン猛レース」であったはずで、実際レースが始まった回以降は、それなりに面白かっただけに、このちゃぶ台がえしは「やっぱりわかっとらん」と絶叫したくなりましたよ。

 津田健さん演じるイキッた小物悪党がレースをぶっ壊して主人公の一人を殺し(!)、みんな茫然としておわり。いやレースはじめたんなら最後までやれよ。なんのためのレース? どうしてこういう、イキリ悪役が話を壊す話って、やりたがる奴多いんかなあ。みんな怒り出すだけだというのに。

 まあ、あと2話だし付き合いますけど、ちょっとこれも期待できなくなったなあ。これまたコロナのせい?
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2020年09月05日

「富豪刑事」#8

 なんかもう、完全に「踊る大捜査線」だ。なんかやだ。



 なんかSFを小馬鹿にしたような安っぽい未知の技術設定とか、ガックリですよ。これで神戸の父がクロ―ンだったとかいうしょーもないオチだったら怒るぞ。

 そもそもこれ、ミステリではぜんぜんないですよね。親の死の真相を知るために刑事になったとか、まじで安っぽい刑事ドラマみたい。そういう俗世的な価値観を超越しているから神戸大助は面白いのに。

 ちなみに先週から死亡フラグが立ちまくってた長さん、あっさり死んでますけど、なんかはてしなく無駄死にっぽい。まあ、死体が一切出てこなかったので、茶番の可能性もありますけど。

 うーん、ここまでくると、これ、コロナ騒ぎのせいで、慌ててデッチあげられたダミープロットなんじゃないかという気がしてきた。明らかに途中から雰囲気変わりすぎですからね。第2話で香港に行ったはずなのに、その時の話は出ずじまいで、ドラマCDでやりますとか、明らかにおかしいじゃないですか。

 コロナのせいで元の台本を映像化するお金がなくなってしまって安い企画に乗り換えたんでは…… だとしたら、マジで残念すぎる。
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2020年09月03日

「デカダンス」#9

 いやーいい最終回だった(違)



 まだ、なんと9話なんですよ。普通なら敵の本拠地大爆発の次回で締めくくりのエピソードとなるはずなんですが、DVDBOXの上巻が6話収録ということは、まだ3話もあるということですよね。つまりなんかまだひとひねりがあるわけで……

 うえだゆうじさんがやってる超ヘタレキャラのサルコジ、やっぱり最後に見せ場がありましたね。まあ、こういう形しかないのか、という感じのお約束感満載ではありますが、結果として潜入中のナツメたちも救うことになり、ガドル工場は壊滅。

 ただ、真相を知ったナツメの衝撃顔は、ジルの危惧した通りの展開になっておりまして…… これはやはり、みんな忘れているであろう、1話冒頭のナツメの父さんの発掘エピソードに鍵がありそうという気がしてきましたよ。あと、ジルの正体も結構重要。ただの便利キャラじゃああるまい。

 つまり、本来のこの外側の世界はどうなっているのか、ということですよね。やっぱ、こういう気になる展開があってこそのオリジナルアニメですよね。ただこのままだと「デカダンス」はただの設定倒れじゃないか、という指摘は鋭い。なんか最後に大活劇あるのかなあ。
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2020年09月01日

「炎炎ノ消防隊 弐ノ章」#8

 シンラが鬼を倒す方向性を見つけ、なんとか力を集めようとする場面。



 シンラといい「怖い顔のお姉さん」といい、絶対わざとやってますよね。まあそれはそれでガン張っているのでしょう。

 基本、あくまでなつかしい絵と共感する一瞬。それはそれで違う世界を乗り越えているんだろうとおもう。

 さて、こっから先どう攻めるだろ。そこも興味のうかがいどころ。ガンガン殴りまくってますけど、それでも倒せない。鬼ですからね。

 さて、この先どうんするか。ちょっと気になるところでもあります。

 そしてシンラと同じ「悪そうな顔をしたいいお姉さん」、たった1秒の加護でどうやって相手を倒すのか。こういうのが燃える展開ですよね、四実際のとこ
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2020年08月30日

「NO GUNS LIFE」#20

えー実際に主人公たちが言ってることがわかるかといえばほとんどわかりません(^^;



 あー予告自体が遅れてるのか。今頃前回の予告が出てる。まあ、ストーリーはあんま進んでませんからねえ。結局のところ、鉄郎が自分の力で過去を精算することを決めたので、十三もそれを助けることにした、というところかな。

 とにかく、ベリューレンもテロ組織も碌なもんじゃない状態で、何を信じて戦えばいいのか、かなり途方にくれる状態。それでもやれることをやるしかネエだろ、という、いかにもハードボイルドな理屈を押し立てる本作は、いかにも「らしく」て、いい感じかもですね。いや実際、いささかやりすぎで、なにをいっているんだかさっぱりですが。

 ちょっと面白いといえば面白いけど、なにをいっているのかわからない演説エピソードにまるまる三十分費やすって、なかなかの冒険でありますよ。うーんキレイに終わるかなあ。どうせセブンと闘うのがラストでしょうけど。
posted by てんちょ at 23:43| 大阪 ☁| Comment(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「天晴爛漫!」#9

 まさかの温泉回。ただし欧米仕様なので、着衣です。



 ちなみに、今回のOPで、みんな「そーかリチャードが黒幕か」と気づいたはず。まあ、線眼の無害そうなキャラはたいてい裏があるというお約束ですけどね(^^;

 ちなみに、今回のエピソードで、シャーレンってかなりぽっちゃり系なんだと気づいた次第。まあ、格闘家もある程度体重ないと相手を張り飛ばせませんけどね。日本人はどうしても、きゃしゃな少女がマッチョ男を投げ飛ばすとこを見たがりますが、これって柔道の影響なんだろうなあ。確かにそれだけ体重差を問題にしない柔道が、格闘技の世界でどれだけ規格外かということでもある。

 ちなみに天晴はハイブリッドエンジンの開発に没頭してた。その本格お披露目は次回となりそうですが、どういう形で、現実にはようやっと実現してるレベルの技術を150年前で再現するか、スチームパンクとしてのホラの見せ所となりそうです。いや、面白くなってきました。こうなつたらもう、2クールやんないかな。
posted by てんちょ at 00:54| 大阪 ☀| Comment(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月29日

「富豪刑事」#7

 殺されたのは大助の母で、犯人に仕立てられたのは父。そしてその裏にはグループの野望が? 黒幕はおばあ様?



 それにしても、いかにもチャラそうな未知の技術をめぐって、コインロッカーのキーの争奪戦とか、本当、安っぽいテレビドラマじみている。まあフジテレビ系にお似合いっていえばそうですが。

 ここからもうひとひねりあるかどうかかなあ。それでも過去篇はそれなりに面白かったんですが…… なんだあの最後の怪しげな装置は。

 VRとかウソくさいことさせるぐらいだったら、催眠術でもかけた方がまだましでしょう。

 ただ、気になるのは、展開がえらく早いこと。こういう風にキャラの過去とか背景に迫っていくエピソードは、普通クライマックスにくるものでしょう。まだ折り返し点だよ? それとも、このままダラダラとこのエピソード続けるの?

 うーん。今んところ、おばあさまが黒幕とは思えないですよね。そもそも自分の息子に罪をなすりつけて次々殺すなんて。しっかし、ちっとも謎解きにならないって、ミステリとしてまずくない? なんか期待してただけに、盛り上がらなさが切ない。
posted by てんちょ at 00:00| 大阪 ☀| Comment(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月28日

「デカダンス」#8

 隠ぺいされていたボディ奪還により、まさかの組長復活。まあ、ボディが失われると、話が進めにくくなるからねえ。ただ、この展開は少々言い訳じみていて、気になります。さらにびっくりするような展開の伏線だといいんですが。



 それにしても今回キーとなるジルの存在感の高さと、不気味なまでの有能さは、この先重要な役割を握りそう。確かにこんなところにいるには不自然すぎる・便利すぎる存在ですからね。それでいて飄々と「ただのバグですよ」と嘯くクールさが実にいいキャラとなっています。

 声を当てている村瀬迪与さん、聞いたことない人だなと思ったら、「リトルウィッチアカデミア」のスーシィでしたか。ああ、あの独特のヘチャッとした声質は、確かに得難いものがあるので、今後もあちこちで見ることがありそう。確かにキンキラ美少女声の対局なので、主役を張る機械は少ないでしょうが、ちょっと腹に一物あるキャラやらせたらぴったり。あ、「BNA」のなんでも屋のマリーもこの人か! 言われてみれば確かにその通り。

 さて、組長とナツメは、ガドル工場破壊へと向かいますが、それで話が終わるわけではなさそう。明らかに彼らを誘導している勢力がいて…… ことが成された瞬間に、驚くような展開が待っているはず。ちょっと楽しみになってきました。
posted by てんちょ at 11:34| 大阪 ☁| Comment(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする