2011年12月05日

松本人志のコントMHK#01〜02

 いまや知る人も少なくなりましたが、私はもともとダウンタウンの熱心なファンでした。ネットの初期には結構熱く語ってたよなあ。90年代から2000年代初期にかけて。



 すっかり離れてしまいましたが。松ちゃんのことはすごく尊敬していますが、久々にコントを見てみると、なんでこの十年松ちゃんから離れてしまったのか判る気がしました。たしかにこんなに笑いに対して真面目な人はいない。笑い=ふざけることと思い込んでいる愚かな東京芸人とかにはよくイライラさせられるので、笑いをひたすら考え抜く松ちゃんは偉いと思う。

 でもね、最近の映画作品など特にそうなんですけど。考えに考え抜いた笑いは面白いのかというと、実は残念ながら面白くない。松ちゃんの真摯さは尊敬しているだけにこの事態は非常に不本意なんだけど、笑いは最終的に理屈ではないんだと思う。笑いは正しいか正しくないかではなくて、結局笑えるか笑えないかという直感的・生理的問題に帰結してしまうわけだから。

 だからどんなに考え磨きぬいた世界だとしても、笑えなければそれは成立しないということなのですよ。今回のラインナップを見ていると、松ちゃんはスタッフと長く激しい議論を重ねて「これぞ」というものをひきだしているんだけど、それは斬新なのかというと妙なぐらいベタ。たぶんあまりに議論を重ねすぎて「白目で怒鳴るディレクター」や「真犯人はゴリラ」というベタな展開がひとまわして逆に斬新に感じるのかもしれない。

 実際、こちらはまったく笑えないのに、スタジオからは異様なぐらい笑い声が聞こえてくる。つまり、松ちゃんと一緒にミーティングに参加してその課程を全部知っているものにとっては爆笑の話なんでしょうね。われわれはその課程を全部飛ばしているので「なんのこっちゃ」なんだけど。

 実際、第一回の視聴率はおそろしく低かったらしい。そうだろうなあ。

 さすがに今回は前回よりマシでした。でも、どこかズレてる感は相変わらずでした。少しミーティングの時間を減らした方がいいんじゃないだろうか。長く議論すればそのぶんいいものができるというわけではないと思う。案外、一番最初のアイデアが一番いいかもしれないわけでね。

 それと、松ちゃんは笑い以外の趣味を持った方がいい。もちろん映画は見ているようだけど、実は映画をぜんぜん見ていなくて、笑いを考えるための素材としてしか見ていないから。今回の「シール男」だって、本人は「すごいアイデア」と思っているかもしれないけど、「なんだ『百年の孤独』か」ですからね。北野武が映画監督として成功したのは、本当に映画が好きでお笑いではなく映画を目指したから。映画ではなくお笑いを目指した瞬間に、それは映画ではなくなってしまう。松ちゃんの映画の問題って、たぶんそこにある。
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2011年10月29日

冬コミ通りました

 というわけでまたまた通ってしまいました。ありがたいことです。まあ、冬は割と通りやすいんですよね。また日帰りになるとは思うけど…よろしくお願いします。

土曜日 東地区“P”ブロック−29b

 で皆様のおいでをお待ちしています。できることならば冬コミは「へうげもの」最後までやりたいんですけどねー間に合うかどうか割と時間との勝負です。まあ、最終盤になれば着地点も見えてくるとは思いますが。あと「輪るピングドラム本」も作りたいんだけど、こちらはマジで最終回までたどり着かないと見えてこないものがありそうなので悩ましいところ。放映スケジュール次第かな。場合によっては両方とも「MP」の中に入れてしまいます。

 ではでは、今期もよろしく、お願いいたします。
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2011年10月25日

韓国旅行の妙な土産

 今期の新アニメ評に入る前に、忘れていたことをひとつ。

 先月末に韓国旅行に行ってきたわけですが。そこで妙なものを見つけましたのでお見せしましょう。

SH360024.JPG

 「いちご牛乳」と書かれています。何ともまあかわいらしい。日本と韓国の文化的な近さをしみじみ感じますねえ。あ、中身は普通のいちご牛乳でした。日本で飲むものとほとんど違いないです。

 問題はこの妙なパッケージ。いや、こういうの向こうでもあるんだなあ。いや、日本でもさすがにびっしりコママンガで埋め尽くされたものってのはないか。
 ちょっと訳してみましょうか。

 「ワラ!いちご牛乳 作業篇」

SH360021.JPG

店員「お客様、何をお探しですか?」
客「彼女かな〜」
店員「…」
客「冗談だよ、冗談だって〜」

 あはは。なかなかいい感じですねー日本風のコミックが本当に好きなんだなあ、この人。ただ、日本のコミックの文法からすると、店員と客の吹き出しの配置は逆だろうし(日本語訳では修正しています)ひとコマ目で客の顔が隠れて見えないのも問題。ただ、強い愛は間違いなく感じるので、応援していきたいですね。ここから何か新しいものが出てくるかもしれない。

 帰国してからネットで調べてみたら、この人韓国では結構な人気なんですね。単行本も出ているしアニメまであるらしい。

http://blog.naver.com/zardco

 ただ、この絵をそのまま動かすと大きな黒目がガイコツみたいになって少々気持ち悪い(−−;



 まあ、これは作っている人たちもわかっているはずなんで、少しずつ試行錯誤しながら独自性を発揮していってもらうしかない。これは「ワンダフルデイズ」を見た時にも感じたことだけど、やはりオリジナリティは一朝一夕には生まれない。しかし、日本でも欧米でもないもの、韓国でなければできない何かは少しずつ芽として育っている気はします。それを見つけるためにも、今後もウォッチングは続けていくつもり。

 韓国のコミック・SFカルチャーには近いけど違う何かを感じるので。そろそろアニメでも「これは」というものが出てきてもいい気がするし。
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2011年09月27日

本日から2泊3日でソウル

 すみません更新がとどこおっております。番組改変期なんだけどねえ。まあ、それはまた改めて。「BLOOD−CHABAN」とかスゴいことになってる作品もあるし(−−;

 実は義母とうちの家族を連れて明日から2泊3日でソウル旅行ってことでバタバタしております。いえ、家族サービスですよ、家族サービス!!本当に大変だ(笑)


 まあそれでも二日目の夜には、SF大会で会えなかった韓国のSF友達二人と久々に再会してくる予定。そのあたりはまた帰国後にね。

 韓国SF仕入れる旅も、いっぺん行きたいんですけどねーまあその下見も兼ねまして。よく考えたら国内旅行するよりよっぽど安いんだし、もっと行くべきですよね。あ、もっとハングル上達してからだけど。

 ではでは、3日後にまた。

 
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2011年08月15日

夏コミ帰ってきました

>みなさま

 お世話になりました〜
 おかげさまで「MP」はかなり久々の完売を果たしました。うん、やはりこれぐらいがうちの適正部数ですね。また「MADLAX」みたいな「論じ尽くしたい謎だらけ」の作品も見てみたいんですけどね。

 「まどか★マギカ論」は、まあ順調に出たんですが、少し調子乗って刷りすぎて少し余りました。まあそれほど持ち帰るのに困るほどではありませんけどね。あまりにキレイに謎が解かれすぎたので、評論にそれほど需要があるというタイプじゃなかったかもしれない。「わけわかんない」部分はまったくないですし

 お手伝いいただいた上原先生、トゥディさん、訪問していただいたhalogenさん、ポールさんありがとうございました。破雲泥さん、留守に来ていただきすみません。

 あえて言うなら、突然にお隣のサークルが午後1時から超大手なみのゲリラ販売をはじめ、ブロックが人垣で覆われてそれ以降の客足がばったりとだえたのが心残りでしょうか。男性向けサークルの弱小ブースの皆様の悲哀をちょっと共有しました。

 ところで今回はコミケをあげてまどまぎ本の大商いで、企業ブースのアニプレックスは始発でも絶望だったとか、視界に入るあらゆる領域にまどまぎ本があるとかで、極めてお財布によろしくない状況でした。もっとじっくり見てまわりたかったのは山々だけど、一度出撃したら絶対に帰れない。上原先生のご好意で開会前にお買い物に出していただいたのでイチかバチかで今回最大の呼び物「まどか屋さん」に並ぶという大博打にチャレンジしてみました。これほどの大手は普通あきらめて並ばないんですが、今回ばかりは記念碑的出版になるのは確実だったので、どうしてもほしかった。まあ、並んで手に入れてこそ同時代性を共有できる部分もあるしね。

 しかし、まさかあの炎天下、90分も並ぶ羽目になるとは思わなんだ。まあそれだけの価値はあったとは思いますが、けっきょく帰るまで三時間もかかってしまいました。本当、ごめんなさい。そもそも移動におそろしく時間がかかる。それほど買ってるわけでもないのに。つなさんのところとか、かなりあちこち涙を飲んであきらめました。私に限らずみんな一度出撃すると帰れない。本当、おつかれさまでした。コミケ史上最多の60万人ペースとか。おそるべしまどマギ。
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2011年08月13日

コミケ出動準備完了

 すいません、更新がとどこおっております。

 まあ、アニメの方もお盆休みで、へうげものもピングドラムもないので、ちょっと中休みかなあ。

 それでバタバタしたコミケなんですが。

 なんとか全部印刷・製本も終了し、あとは出発を待つばかりです。

 まどかまどかで盛り上がってるコミケに最終日しか参加できないのは本当、残念なんですが。

 コミケをあげてエキサイトする大ネタという点では、「ハルヒ」以来じゃないだろうか、実際のところ。まあ、全部出てまどかスペースをチェックしていると破産するのは必至なので、最終日のみ、でまだいいのかな。でも、みなさんなんか「面白いのあった」場合は教えてください(^^;

 ではでは、コミケ会場で…と言いたいところですが、明日も仕事(T▽T
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2011年08月08日

夏コミの表紙ができました

 夏コミで販売する2新刊の表紙が届きました。毎度のことですが、破雲泥さん、ありがとうございます。今回は忙しくてご自身のサークル参加を断念されたというのに、感謝感謝です。当日はこれを目印に探してみてください。

 8月14日(日)東O36b「MP」


「MP#15」特集・へうげもの、輪るピングドラム
表紙カラーB5/20P/300円

MP15表紙s.jpg

「魔法少女まどか★マギカ評論本」
表紙モノクロB5/20P/200円

まどかマギカs.jpg

 見ての通り、どちらも実にすばらしい出来栄え!「MP」の方は真下名物、天地逆構図で「へうげもの」、「まどか」の方はほとんど宗教画のような様相。すごい。いつもお世話になります。
 版下も完成したので、ギリギリになって混む前にコピーを済ませてしまいませんと。

 内容的にもなかなか充実していますのでお薦めです。ではでは、会場でお会いしましょう。
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2011年08月01日

夏コミ版下できました

 今年は割と早めに着手しましたので、おおむね完成。いつもながら、ここまで来るとホッとします。今回の新刊は2冊です。

8月14日(日)東O36b「MP」


「MP#15」特集・へうげもの、輪るピングドラム
表紙カラーB5/20P/300円

「魔法少女まどか★マギカ評論本」
表紙モノクロB5/24P/200円

 一応、「まどか論」の方は別名義なんで「MP」内では委託扱い。「まどか」本の方がページ数が多いのになんで安いのかというと、表紙をモノクロにしたから。いや、それぐらい表紙にはお金がかかってるんですよ、カラーにするとなると。最近はハードカバーに近い紙質だしね。

 「まどか論」本は相方が約束の3倍もの分量を書いてきたので、このページ数は想定外。さっくりと軽い批評の私に対して相方は本格的な大論文で、私がかすむんですけど(^^;

 まあ、読み応えは保証できますので、ぜひぜひお手にとっていただけましたら。破雲泥さんの表紙が届いたらまた告知しますね。HPも早く書き変えなくては(まだやってないのか)。
posted by てんちょ at 22:51| 大阪 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月08日

ひさびさに夏コミ受かりました

 たぶん3年ぶりです。今年もダメだと思い込んでいたので、実は正直驚いた(^^;

8月14日(日)東O36b「MP」

 しかも東館ですよ!感激のあまり友人とまどか評論本の合同誌でも出そうかと言ってるんですが…友人はまだまどか未見なので(笑)間に合うかどうか不明。

 ポールさんから頼まれてる「わびたん」はうちの家族次第。また機嫌のいい時をみて頼んでみるけど…

 まあ少なくとも「MP」はちゃんと出します。皆様よろしくお願いしますです。今回も日帰りになってしまうかもなあ…
posted by てんちょ at 01:58| 大阪 ☁| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月01日

1日は映画の日なので

 珍しく1日にお休みもらえましたので行ってきます。というわけで、本日深夜の更新はお休み。そろそろ寝ます。昼間に余力があったら感想アップするかも。

 たぶん、日付変わって明日以降になると思うけど…
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2011年05月29日

蒼樹うめ版「まどか★マギカ」同人誌買い損ねた

 というわけで昨晩は更新できず。いま、書いてます。

 まああまりに必死こいて同人誌買うのもみっともないんですが、あまりに初売り時に騒ぎになったものだから…

 まあ、実際ご本人の描いたまどかはなかなかかわいさと色気が共存していていい感じだし、本人の同人誌ならば見てみたいなあとは思うんですが…

 通販の開始が昨晩午前3時から。パソコン前に待機して万全の備えで挑みましたが、まあ午前3時になったとたんにパソコンの重くなるのなんのって。かろうじてショッピングカートには入れたものの、途中何度もシステムダウン。再読み込みを繰り返して決済の直前まで持って行きましたが、そこから先に行けず2時間半後に非情の「売り切れ」宣告。

 もともとそんなにほしいほしいと思っていたわけでもないですが、ここまでてこずらされてなおかつ買えないと、なんだかすごくほしくなってくるのが悲しい(^^;

 まあこんなに瞬殺ならば3刷もあるとは思いますけど…誰か買えた人いたら見せてほしい。
posted by てんちょ at 23:46| 大阪 ☔| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月19日

今期視聴断念したアニメ

 関西は全体に新番組の登場が遅く、まだ5本も未放映のものがありますが。あ、いま現在放映中のものもあるのか。まあいいや。

 ともかくも、今のところ切れない作品だらけで頭抱えてます(^^;このままでは火曜日とか恐ろしいことになりそうで。

 そんな中から頭を絞って視聴断念を決めたのは以下の作品(既に視聴断念宣言しているものを除く)

「そふてにっ」
 まあ、悪くはないんですが、だいたい先が読めるので。少なくともキャラの一人の頭が突然飛んだりはしない(当たり前だ)

「変ゼミ」
 実は原作も少しだけ読んでました。そう悪くないと思っていたんですが、原作のシンプルな線で限られたコマ数で表現されると気にならない部分が、動画化されて情報量が増えるととたんに気持ち悪くなるというのは何たる皮肉。特に耳の中でハエ飼う場面なんて特に。夢にうなされて視聴断念。

「30歳の保健体育」
 まあ、ここまで行くと伝説。実写パートが1話で打ち切られるとか恐ろしいことになってましたけど、アニメ版もほとんど放送事故レベル。喜んで切らせていただきます(^^;

 わあ、まだ19本中5本しか切れてないのか。このままだと別に悪くはないけど驚きもない「Aチャンネル」を切るしかなくなる…この先あまり面白くありませんように(オイ)
posted by てんちょ at 03:21| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月02日

今年のエイプリルフールネタはまどか満載

 非常に仕事が忙しかったので、ほとんど見られなかったのが実に残念。しかし、「自粛」とかいいつつも今年もたくさんエイプリルフールやってたんですねえ。こちらにとっても重い(笑)まとめサイトが。

http://gigazine.net/news/20110401_april_fool_matome/

 まあ、見ていただければわかりますが、とにかく「まどか★マギカ」ネタの多いことといったら。
 これなんか、一瞬本気にしましたよ。実際の発売はまだ一ヶ月近く先です(^^;

http://blog.livedoor.jp/geek/archives/51243890.html

 そして何を血迷ったか、騒動の元のニトロプロスとシャフトが組んで「魔法少女★そにこマギカ」なるパロディアニメまで登場。なんと一日だけの公開で、いま現在は見られません。これにかかったすさまじい労力を考えると、とてもシャレでは済まない気がするんですけど(^^:

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2011年03月28日

トゥディさんのブログをリンクしました

 おくれぱせながら、本サイトの常連であられるトゥディさんのブログを新たにリンクさせていただきました。トゥディさん、すっかり遅くなりすみません

http://takamurashirou.blog133.fc2.com/

 私もトゥディさんも自分で映像撮る人ですが、トゥディさんはフラッシュ系、私は実験映画スタイルのドキュメンタリーとまったく違うスタイル。こうして作品を見てみるとずいぶん毛色がちがうなあと妙に感心します。面白い。

 何にしても若い人が映像を作ってくれるのはうれしいし、ぜひこれからも積極的な活躍を期待します。ポールさん、あたしかさん、そしてトゥディさん、柚枝さんと、みなさん本当にバラエティ豊かな才能をお持ちだなあ。私もがんばらねば。
posted by てんちょ at 02:43| 大阪 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月15日

福山けいこ「メルモちゃん」

 さすがに連日地震のことばかり書いていると辛くなってきました。被害は深刻だしまだまだ問題は山積み。でもそのことだけ考えていると押しつぶされそう。しかも、被災地から遠く離れた私にできることはごく限られてるし。

 どうしよう?

 ひとまずブログを平時の態勢に少しずつ戻していくことにします。ただし、なるべく最初からトンがらずに、ゆっくりとおだやかに。

 そんなわけで本日は出たばかりのこの本をご紹介。

メルモちゃん 1 (リュウコミックス) [コミック] / 手塚 治虫, 福山 けいこ (著);...

メルモちゃん 1 (リュウコミックス) [コミック] / 手塚 治虫, 福山 けいこ (著); 徳間書店 (刊)

 この本はぜひ、震災で傷ついた皆さんにも読んでいただきたいです。なんとか支援物資と一緒に送れないかな。これは本当に傑作で、しかも読んでいてすごく元気になれるし心穏やかになる。

 手塚治虫の「ふしぎなメルモ」に敬意を払いつつも、福山けいこ一流のセンスでアレンジした最高のジャムセッション。登場人物はほぼすべて手塚治虫作品の登場人物たちで、それぞれが手塚治虫キャラのイメージを濃厚に残しつつも、実に福山けいこ的な下町人情喜劇の世界に落とし込まれているのがすばらしい。

 普通、そういうのってつまらないんじゃないの、と思いがちですが、それがそうなっていないのは、福山けいこのセンスと手塚治虫への愛あればこそなんだろうなあ。「リュウ」で第一作が発表された時は「これは!」と驚いたし、連載が決まった時は小躍りしたもの。まさしく文句のつけようもない傑作。

 メルモが住むのは下町のふとん屋さんで、近所に住むトビオはメルモにひそかに思いを寄せている。夢見がちな少年であるトビオは「ぼくがもしロボットだったら悪者だってやっつけちゃうのに」とか空想する。しかもトビオの父は怪しげな科学者で、兄はクールな私立探偵ロック(笑)。ワルぶってるけど実はすごくイイ奴、とかいう描き方も「うんわかってるよなあ」とすっかりうれしくなってしまいます。

 そしてそんなメルモが巻き込まれる事件にはいちいち手塚キャラが絡んできて、細かいところまで目が離せません。最初のエピソードは「やけっぱちとマリア」でふたつめが「どろろ」というのがなんとも渋い。しかしまさかこんなストーリーになるとはなあ。そこがまた実に福山けいこ的でうれしい。いやいやこれ以上は話せません。ぜひぜひ読んでみてください。損はしないはず。
posted by てんちょ at 03:30| 大阪 ☁| Comment(5) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月14日

犠牲者1万人?そして計画停電

 何か犠牲者が1万人を超えそうとか大変なことになってきました。ちょっと呆然。こんなにも大変なことになってしまうとは…

 阪神大震災の時は発生が早朝だったから「目覚めてみたら」という感じだったけど、今回は午後に起きたわけで、一瞬で世界が壊れてしまったという感じの衝撃が強いです。しかも、阪神よりもかなり遅れたペースでじわじわと被害の大きさが明らかになってきている。

 今から考えてみれば、阪神はまだ復興しやすい環境にあったのかもしれないと思います。都市圏で、大半の被災地が平地であったこと、線路・鉄道が多数走っており、生き残っている路線を使ってかなり被災地の近くまで早い段階から行けたこと。そのためたくさんのボランティアが早い時期から入っていくことができました。

 しかし、今回は呆然とするほど広範囲に被害地域が拡散し、しかも限られた道路はことごとく寸断されています。はっきり言って、現地に入る方法はほとんどない。

 しかも原発はメルトダウンし、計画停電まで実施される事態に。東京の人はかなり地震のダメージを受け続けるのですね。われわれも節電で協力したいけど、西日本は周波数が違うので100しか移せないとか。ああ、すごくもどかしい…とりあえず明日銀行開くから寄付に行ってきます。
posted by てんちょ at 02:35| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月13日

とりあえず、無事です

 今のところ、こちらは特に被害はありません。どちらかというと、関東の被害が甚大なようですね。阪神の時はこの逆だったわけですが、距離的にも情報的にも遠いもどかしさがつのります。今のところ東北の知り合いは皆無事なようです。

 むしろ茨城のポールさんが心配。連絡ください…

 それにしてもニュースを見ていたらひっきりなしに入ってくる膨大な余震の知らせには生きた心地がしません。一日も早く揺れが収まってくれることを祈ります。

 それにしても、原発事故はシャレにもなんないよなあ…
posted by てんちょ at 02:12| 大阪 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月12日

史上最大の地震

 こちらではさほど揺れず、実は街を歩いていて気付かなかったりしました。どうも後から考えてみると、電車に乗っている間だったっぽいんですが、何の支障もなく走行してました。

 テレビずっとつけてたんですが、最初は意外と大して被害ないかな…と思っていたら、夜遅くなってバタバタと被害の報告が。気仙沼の火災は結構ショックでしたね。まさか津波に乗って火元がやってくるなんて…

 阪神大震災をいろいろと思い出してしまったんですが、直下型の阪神と違って、今回怖かったのは津波だったのですね。津波がこんなにも強烈な爪あとを残したのは初めて見ました。

 なんか強烈な被害に言葉を失うのも、あのときを思い出しました。少しでも早く余震が収まり、復興に向かえることを祈ります。
posted by てんちょ at 01:46| 大阪 ☀| Comment(5) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月05日

フラクタルが村上隆を揶揄した模様

 なんか第一話であきれかえって切ったヤマカンの「フラクタル」ですが、どうも愉快なことになっているようですね。見ておけばよかったか。まあ、外野の方が面白い作品て、本編が面白いためしはないんですけど。そもそも、第一話でオマージュでもパロディでもなくバッタものを持ち込むセンスというのが私にはわからん。それ、何か新しいか?

フラクタル第1巻Blu-ray【数量限定生産版】「ねんどろいどぷち ネッサ」付 / 小林ゆう,...

フラクタル第1巻Blu-ray【数量限定生産版】「ねんどろいどぷち ネッサ」付 / 小林ゆう, 津田美波, 花澤香菜, 井口裕香, 浅沼晋太郎 (出演); 山本 寛 (監督)

 んで、「まどか」の影にすっかりかくれているので、「僕は覇権の対極を目指す」と言っているらしい。「まどか」みたいに冒険しすぎた結果みんなが引いてしまって「俺のやりたいことやったんだからいいだろ」と開き直るんならまだいいですけど、「フラクタル」そもそも誰も見てなくて無視されてるじゃないですか。内容も地味すぎて印象に残らないようだし。

 そしてあろうことか、ネット評論を楽屋落ち的に罵倒した上で、まったく唐突に村上隆そっくりの男を登場させて悪役的なふるまいをさせたらしい。いや、見てないので不正確な受け売りですよ。詳しくはこちら。

http://urisuretanosiiyo.blog28.fc2.com/blog-entry-267.html

http://yaraon.blog109.fc2.com/blog-entry-1018.html

 それにしても、なにかこの人は創作行為というものを根本的に勘違いしているとしか思えない。古くからの村上隆ウォッチャーとしても、こんな扱いはあまりにも悲しすぎる。いったい誰に見せたくてこんなことをしたんだろう?
posted by てんちょ at 03:46| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月19日

ペンディング作品がどうなったかというと

 実は悩み中…の名のもとにまだ見てます。結局週に9本は結構しんどい。日時も偏ってますしねえ。でも半分まで来てしまったし、このままさすがに見るかねえ。

「お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからね!」

 まさしく怪作。ギャグアニメとしてはなんとも中途半端で、絵のヘタクソさばかりが目だってしまう。これは作画監督の失敗でしょう。みんな目の下に隈があるようにしか見えないし、肩先が汚れているように見えるし、みんな異様にやせて見えるし。残念ながら低予算快作の系譜を継ぐことはできなかったようです

「GOSICK」

 まあ作画がきれいなんで見てますが、このミステリとしてのダメさ加減はなんとかしてほしい。

「夢喰いメリー」

 ペンディング作品の中ではまだ一番楽しく見ることができているほうなんですが、特に盛り上がることもなくて…うーん。

「こどものじかん」

 割と堅実に作っているとは思うけど、なんか居心地が悪い。
posted by てんちょ at 03:43| 大阪 ☀| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月05日

デイドリームネイション

 先月に引き続きKashmir強化月間第二弾。それにしてもこの人はすごいなあ。

デイドリームネイション(3)

デイドリームネイション(3)

 超シュールな他の2作品に比べて、田舎の高校のマンガ研のまったりな日常を描いたほのぼのコメディ色が強い本シリーズですが。それでも臭いフェチの陸上部員とかセクハラ担当(でもすごい美人)の先輩とか、怪しげな人がどんどん登場し、いつの間にか異空間になってしまうのが、このひとのすごいところ。

 おそらくこの作品の舞台、静岡の田舎町のはずなんですけどねえ。なかなか具体的な証拠が出てこないのがもどかしい。そして今回は、ほぼ全編を使って、夏休みのレポート書きのために寂れた喫茶店の再建に乗り出すマン研一同。そこにピントの外れた神様たちが介入し、ますますよくわからないことになっていくのですが、ナオコサンのようにとことん物語を破壊する方向へは行かないのが本シリーズの持ち味でしょうか。

 それでも、これだけ変なキャラクターたちが大挙して出てくると、どんどん妙なことになっていってしまうわけで…正直言って、過去二冊よりも数段面白くなってる。コメディだというのに巻を追うごとにテンションが上がっていくだなんて、この人ぐらいじゃないか。なんともすさまじい
posted by てんちょ at 03:06| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月03日

昨日はパーティでした

 参加各位、おつかれさまでした。あいかわらず激烈に忙しくて、ほとんど食べられないまま終わってしまったのが無念。まあ滅多にない機会、会いたい人もしゃべりたい人も多いのですが、それは皆同じこと。いやいや難しい。

 まあ、これが皆様のよき今後につながることを期待しつつ…
posted by てんちょ at 02:08| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月01日

あけましておめでとうございます

 冬コミから帰ってまいりました。柚枝さんが飛び入りで助けてくださって、本当に助かりました。おかげで快適に販売・購入ができました。またお願いすることもあるかもしれませんが、その時はどうぞよろしく。お姉さまも楽しい方ですね。水嶋ヒロ談義とか面白かったですし。あ、マニアックなお祝い、ありがとうございました。

 まあ、冬コミの実績はイマイチでしたが、真下作品じゃなかったからねえ。ちょっと買う側も戸惑ったかも。申し訳ない。しかし春からいよいよ「へうげもの」!

 蜂列車とMPを今年もよろしくお願いいたします。
posted by てんちょ at 04:12| 大阪 ☁| Comment(9) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月30日

コミケ出撃準備完了

 おかげさまで、新刊の準備は無事完了。前号もちょこっと持っていきますよ。

 まあ部数はかな〜りすくないので、ぜひほしいという奇特な方はお早めに。撤収も早いです。午後2時すぎ、どうがんばっても2時半。なんせ一人しかいないからなあ。

 とはいえ今年は年末最終日しか参加しない超緊縮日程のおかげでスケジュールは楽々、本日年賀状も書いて大掃除も済ませて、おせちの担当のきんとんとごまめまで作ってしまいました。

 ではでは、大晦日の会場にてお会いしましょう!

 

 
posted by てんちょ at 01:20| 大阪 ☁| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月28日

冬コミ情報

 どうも。いよいよ近づいてきましたね。なんか先月、今月は本当にさっぱり更新できずに終わってしまいましたが、来年以降はまたちゃんと毎日更新を目指したい。

 さて。今回は冬コミは最終日31日のみの日帰り参加です。せわしないなあ。でもまあ、ちゃんと新刊出ます。今日・明日の休みで製本してしまいますので。

 今回は12月31日(金)東P48a「MP」

 今回も破雲泥さんがド派手な表紙を仕上げてくれました。いつもながらすごいなあ。今回は「マルドゥック・スクランブル」ですが、依頼した後に「へうげもの」情報が飛び込んできましたので、若干の路線変更。

マルドゥック.JPG

 第一特集「心霊探偵八雲」+「へうげもの」

 第二特集「マルドゥックスクランブル」

 恒例チャット対談

 という構成となっております。全体としてはアニメ演出論というべきいつものスタイル。お好きな方には楽しんでいただけると思います。
 「閃光のナイトレイド」はちょっと収容しきれず。ちょっと予定していたよりも満州国がらみの資料を読みきれなかったせいもあるのですが。DVD収録オリジナル3話も含めて、また改めて別の機会に論じてみたい作品ではありますが。

 今回はうちのメンバーが一人も参加できず、助っ人も見込めなかったため、たった一人。よって実売時間はすごく少なくなります。ご容赦を。今からでも「手伝いに行ってやるよ」という奇特な方がおられたら申し出てくださいまし。

 一応の販売休止時間(予定)

10:30〜11:00

12:30〜13:00

 予定では14:00で販売は終了させていただきます。よって、部数はかなり絞り込んでいきますので、ぜひほしいという方は、早めに、上記の時間帯は避けておいでください。前号も少しだけ持って行きます。

posted by てんちょ at 02:59| 大阪 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする