2006年04月21日

.hack//Roots第3話「join」

 やはりタビーもまた何らかのたくらみをもってこのゲームに参加していることは確かな模様。策士ぶりを誇示するオーヴァンに臆することなく、むしろ冷めた目でツッコミを入れる手練れぶりは、どうみても「初心者」ではありません。前回のコメント欄でも書きましたが、キャラクターはLV1でも、中身はベテランで、素知らぬふりで「黄昏の旅団」を内偵しているのではないかと思われます。

 声は豊口めぐみさんは、前回の「SIGN」シリーズでは「ミミル」を演じています。もしタビー=ミミルならば、納得できる部分が結構あるんですよ。

 特にハセヲの背中から「よっ」と声をかけてどんとどやしつけるしぐさは、ミミルによく似てる。ミミルは「よっ」と声をあげて片手をあげるだけで、さすがに司をドツくことはなかったとは思いますが(^^;それにしても「私、バリバリの初心者でぇーす」とハセヲにノリノリな自己紹介をする
タビーの世慣れた立ち居は、本当に初心者のハセオと対照的。やはりタビーは本人が言っている通りの者ではないということを強く印象づけます。

 ところで、前回は志乃に操られっぱなしだったオーヴァン、今回はかなり自主的に動いて「オレだって業師」ぶりを誇示します。それにしても、ハセヲを追い込むために、BBSにニセ情報をバラまくとは相当に属どいですね(^^;今回はさすがに志乃も引いてます(笑)

 対立陣営TaNの俵屋とハセヲも接触。志乃も動き、ともに自陣営にハセヲを引き入れようとする、という展開でようやく構図が見えてきました。ただし、どちらもなぜハセヲが必要なのかわからないので、むしろ展開は難解になりつつあります。わけがわからないのはただ一人ハセヲと、視聴者。

 うーむ、真下らしい前衛な展開だなあ。おもしろくなってきました。ナイスです。真下信者としては大いにエールを送りたいところ。

 わけがわからないなりにオーヴァンの懐に飛び込んで食らいつこうとするハセヲ。果たして状況を動かすことができるでしょうか。次回に注目。

 ところで、オーヴァンのデマによって「幻のNPC」ということにされてしまったハセヲ君。本人も視聴者も、当然それはデマで自分は凡庸な初心者プレイヤーだと思っているわけですが…それって本当に確実なことなんだろうか。ひょっとして「凡庸な初心者プレイヤーと思っているのはハセヲ揃だけで、実は「そう思いこんでいるただのNPCプログラム」にすぎないとしたら?

 だとするとオーヴァンたちが確保しようと躍起になっているのも得心がいく。前回の「SIGN」であんな仕掛けがあったわけだから、何があったとしても今更驚くわけにはいきませんよね。
posted by てんちょ at 18:54| 🌁| Comment(4) | TrackBack(36) | .hack//Roots | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月14日

.hack//Roots第2話

 前回にも申し上げたとおり、ほとんど悪人しか登場しない今回のシリーズですが。一番腹黒いのは志乃ではないのかと思う昨今。とにかく何考えているのかさっぱり分かりませんが、絶対何かたくらんでるよなあ。この女。チームリーダーはオーヴァンですが、明らかに「黄昏の旅団」を影で操っているのは志乃。カリスマ性はオーヴァンの方がありますが、志乃が巧妙にそれを利用している印象がありますね。

 今回、第2話は志乃のカットで始まり志乃のカットで終わることもあって、志乃の印象がことさらに強い。ハセオ君を篭絡しようとするわけですが、手前の目的を一切明かさないまま勧誘したって、警戒されるだけです。そのあたり、自らの力を過信したか。まあ、ゲームですから。本編中でも言っている通り容貌はすべてCGだし当てにならない。でも、押してもダメだと思ったら、すぐに撤退し、別の策を試みるあたり、かなり冷徹な策士ぶりが透けて見えます。オーヴァンのカリスマ性にハセオが興味を抱いていることも早々に見抜き、すぐに利用しにかかる。オーヴァンは志乃のことを有能な副官ぐらいに思っているんでしょうが、志乃は完全にオーヴァンを手の平で躍らせているつもりなんでしょうな。

 主人公・ハセオはカイトのようなモテモテ好青年ではありませんが、これまで露出しているゲーム版のデモ映像から推測できるほどの悪党でもなさそう。せいぜい凡庸なチンピラレベルですよね。イキがってるけど実はまったくの小者。

 ところが、これまでこのゲームをやってもいなかったこのチンピラ青年を巡って、2勢力が激しい争奪戦を繰り広げる。ハセオには自分のどこにそれだけの価値があるのか分からない。主人公以外の全キャラがカードを伏せているのは実に厄介ですが、それでも前作ほど難解に感じられないのは、とりあえずハセオの視点で作品を見ていけばいいからなのでしょう。前回は何しろ主人公が正体不明でしたからね。しかし、これだけ大量の人物が自らの意図を伏せているとなると、シリーズ終了までに全員のねらいが判明するということは考えにくい。たぶん、ハセオが徐々に事実関係を掘り起こしていくことなるのでしょうが、それらはお互いに矛盾していて、何が真実なのか、あいまいなまま終わってしまうような気がする。

 とりあえず「キー・オブ・ザ・トワイライト」とは何か。前回のシリーズを見た方ならば既に了解しておられるはずのある事実がありますが、それとは関係があるのか。そのあたりも、かなりあいまいに展開していくんではないでしょうか。たぶん、視聴者の解釈次第でいかようにでも変化しうる形で提示される、そんな気がする。

 こういう「あいまいさ」駆使な展開になると、もう真下節全開になるわけで。今から楽しみだ(^^;
posted by てんちょ at 23:16| 🌁| Comment(4) | TrackBack(38) | .hack//Roots | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月08日

.hack//Roots第1話

 前項でも書きましたけど、デジタル対応のワイド液晶モニターを購入しました。ハイビジョンなんて縁のない世界だと思っていたけど、気が付いてみたら、結構買える値段になってました。

 で、地上波デジタルで「.hack」の記念すべき第1回目を見たわけですが。

うわーすげーきれい。透過光の美しさはビートレならではですな。それをハイビジョンで見るわけですからあなた、もう呆然ですよ。…ストーリー見てなかった(^^;

 というわけで仕切り直し。もう一回チェック。

 ここしばらく前衛路線から遠ざかっていた真下監督ですが、これはかなり本格的に前衛テイスト。「分かりやすすぎる」と不満を持たれている方も多いようですが、まあ、それはいいじゃないかというのが私の意見。そこまでディープな世界は「MAD&LAX」まで待とうよ、という感じです。

 演出として満足できるものなら、子供向けでもマニア向けでもいい。で、今回は作品世界としてきっちり固めてきているので、これでOKかと思います。一見の人にとってはこれでも十分難解でしょうが。

 今回はゲームはゲームでも「パワーゲーム」の世界であるようですね。前回は楚良をのぞいてほとんどのキャラクターは暗い側面を抱えつつも本質的には善人。「ザ・ワールド」も基本的には明るく牧歌的な世界。だからこそそこに、開発者が隠し入れた不穏な要素が実に恐ろしいバグとなり得たわけですが。

 今回の舞台となるバージョン2は基本的に主人公も含め全員悪人。主人公だけは小悪人みたいですけどね(^^;前回は司という一人だけよく分からないキャラクターがいて、他のキャラクターが司を探っていくことで話が成立していましたが、今回はまったく逆。ハセオだけが明快で、あとは全員よく分からない。腹に一物ある人物ぞろいで、主人公の頭ごしに策謀術数が張り巡らされる。

 あらゆる意味で「SIGN」と対照的な構図。もちろん意図してのことでしょう。前回は第1話が一番わかりにくく、だんだん構図が見えて来ましたが、今回は1話が一番わかりやすくだんだん構図が見えなくなっていく、そんなところでしょうか。その意味で、この後どんどん真下テイストは強まっていくはず。期待大です!
posted by てんちょ at 00:27| 🌁| Comment(2) | TrackBack(23) | .hack//Roots | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月21日

「スパイダーライダーズ」&「.hack//Roots」情報

 いよいよ真下祭の瞬間が近づいてきました。こちらは引越し準備で大わらわですが、真下三作だけは見逃せないと思ってますよ。ええ。

 アニメ誌でもぼつぼつ情報が出はじめましたので、そのへんも整理して紹介しておきましょう。

まずは「.hack//Roots」。
気になる放映局は以下の通り。

テレビ東京 4月5日より 毎週水曜 深夜1時30分〜放送
テレビ大阪 4月5日より 毎週水曜 深夜2時5分〜放送
テレビ愛知 4月6日より 毎週木曜 深夜2時28分〜放送
テレビ北海道 4月11日より 毎週火曜 深夜2時〜放送
TVQ九州 4月11日より 毎週火曜 深夜2時23分〜放送
テレビせとうち 4月12日より 毎週水曜 深夜1時28分〜放送

名古屋は1日遅れとなるようですが、「スパイダーライダーズ」と同じ日だったら、絶対に混乱しそうなので、むしろ助かったという感じです(^^;

 そして真下の盟友・梶浦嬢が「ツパサ・クロニクル」専念ということで、音楽はどうなるのかみなさん気になっていたところだと思いますが、大方の予想通り、ALI.Projectでした。やっぱ、アリプロは梶浦さんに頼めないときの代打要員なのね(^^;ややゴシックに流れた調子になるとは思いますが、今回は作品世界もそんな感じのようだから、まあいいかな。

 こちらにかなり詳しいアフレコルポがアップされました。

http://plusd.itmedia.co.jp/games/articles/0603/16/news052.html

 個人的には真下番声優・豊口めぐみさんのタビーも気になるんですが、匂坂役の置鮎氏…「マイメロ」の柊のイメージが強烈なんですが、何を演じてくれるやら。楽しみです。

そして「スパイダーライダーズ」。以前こちらでキャラクターデザインを紹介したわけですが。

http://tenchyo.seesaa.net/article/13435216.html

 こちらの画像の主役の左側のハリネズミ頭が主役のハンター(くまいもとこ)、右はルメン(比嘉久美子)。ハンターが迷い込むアラクナ国の王子。なんか虚弱な美少年で人気出そう。OP画像に出てくる女の子はコロナ(千葉紗子)、ハンターのお姉さん的存在とか。え?年上なの?ルメンの妹スパークル(清水香里)というのもいて、わりとロリなのでこれまた人気が出そう。
 ちなみに各キャラはクモとペアを組んで闘うわけですが。ハンター×シャドウ(近藤隆)、ルメン×エボニー、スパークル×ポーシャ、コロナ×ビーナス(小林沙苗)

 小林さんがクモの役(^^;??
posted by てんちょ at 22:20| 大阪 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | .hack//Roots | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月08日

「.hack//Roots」

 本日は自由課題の日(笑)。最近たまってる映画ネタとか物理ネタでもやろうかなーと思ったりしていたんですが、それどころじゃなくなったので急きょ変更。

 ここでも以前書きました真下の新作「.hack//GU」は、「.hack//Roots」なるタイトルで、この4月からスタート!

http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20060206/hack.htm

 いや、油断してましたよ。「ツバサ・クロニクル」が4月スタートだから、まさかこちらも4月始まりってことはないだろうと。真下のワーカーホーリックぶりに対する認識が甘かったというほかない。そもそも、2本同時スタートなんて暴挙は、真下以外誰もできないことですからね。

 真下にしては珍しく何で半年も休んだか分かりましたよ。その間に、3本の企画を着々と準備してたのね。「マイネリーベWieder」もノータッチというわけじゃないだろうに、部下を育てて少しは休むのかと思いきや、さらに制作本数を増やすって…いくらなんでもちょっと心配です。このブログを読んでいるであろう、ビィートレ広報担当の方、
「そんなにお仕事しなくてもいいよ」
とマーガレットの口調で言ってあげてください。

 こうなると、「スパイダー・ライダース」は先に伸びそうだなあ。既に半分ぐらいできてるらしいんだけど。

 何か恐ろしいことになってきましたが、ひょっとして、2006年の真下作品はこの3本だけではなく、まださらに何本かあるってことでしょうか?「MAD&LAX」もついにお目見え?それはそれでうれしいけど。

 「Root」の音楽もまたまた梶浦嬢ということで、「ツバサ・クロニクル」と音楽がごちゃまぜにならないか心配です。「ツバサ・クロニクル」も初期は「MADLAX」ひきずってたからなあ。でもまあ、梶浦サウンドならば、真下前衛路線は盤石ということで、期待して待ちたいと思います。

 スタッフについてより詳しいデータはこちら。

http://www.gpara.com/news/06/02/news200602061122.htm

 OPは「FictionJunction YUUKA」の「Silly-Go-Round」、EDは「ALI PROJECT」の「亡國覚醒カタルシス」と、豪華すぎるほどに豪華な真下番クリエイターが集結。いいんだろうか、ここまでやってしまって。

 放映は2006年4月5(水)深夜1:30〜2:00で全26話、ということですが、放映テレビ局は不明。たぶんテレビ大阪とは思いますが。

ストーリー的には今回もゲーム版の前日譚が描かれることになります。ゲームは1枚減って全3部ということですけど、どうかなー。買うかどうかは微妙。真下はタッチしてないわけだし、前回でヘトヘトになってゲームそのものにかなり飽きてしまったところはあるので。前評判見ながら判断することになりそうです。
posted by てんちょ at 20:09| 大阪 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | .hack//Roots | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする