2008年04月23日

「図書館戦争」「二十面相の娘」

 最後の2本が関西でも登場し、これにて関西の4月スタートアニメも出揃った次第。一番期待していた2本が一番最後、ということでそれはそれは待ちわびていたんですが、うーん。なんとも微妙なできばえであることよ。

 「図書館戦争」は、割と評判いいですね。しかし、第1話を見る限りでは、あたしかさんが指摘しておられるとおり、どうみても「固い表紙のラノベ」という感じ。私は原作は未読なのですが、こんなお笑い種な設定は到底受け入れられない。本当に原作からこんな感じなのか?何の悪い冗談だ。

 最初話を聞いたときは、極端に検閲が進んだ世界で、個々の図書館がゲリラ軍を組織して国家の検閲軍と闘う話だとばかり思ってた。いやあ、それは燃えるなあ、と期待していたんですが、法律に守られた正規軍?アフガンのような混乱状態ならともかく、安定した法治国家でなんで矛盾した2つの法律が成立し得る?検閲軍が暴走して、対抗組織を作るというのなら、検閲軍はとっくに法的には解体されて地下に潜ってるだろうに。どっちも正規軍なんてそんな荒唐無稽な状態は到底容認できない。期待が大きかっただけに非常に落胆しております。

 「二十面相の娘」は、あたしかさんも指摘しておられるとおり、原作が異常に入手しづらい。小原慎司は実はデビュー作「ぼくはおとうと」のころから知っているのですが、「二十面相」は存在すら知らず、気付いた時には巻がかなり進んでいて驚いた(笑)。割とコロコロと作風を変える人で、「地味なホームドラマ」「アナーキーなギャグ(「菫画報」)」と来て「軽快なアクション」とまさかこんなところへ来るとは思ってもみなかった。先月まで「アフタヌーン」で連載していた「パノラマデリューション」が結構気に入っていて、こっちをアニメ化した方が面白かったんではないかと思ってみたり。最後は宇宙レベルにまで拡張する壮大なオカルトバトルアクション。実にかっこよいです。

 んで「二十面相の娘」。第1話を見た限りでは、アニメそのものよりは原作が気になりました。うーん。原作読みたい。これじゃあ、「孤独な少女の妄想が実現してしまいました」的話なのですが。本当にこんなんなの?ヒネクレまくった小原さんらしくない。小原さんの絵が動かしづらいことは認めますが、それにしても魅力にも個性にも乏しいキャラデザだし。もうちょっとなんとかならなかったものか。

 ヒロインが平野綾というのはあまりにもおもねりすぎと危惧していたのですが、これは逆にうれしい驚き。彼女がこれほどスキルの高い声優だったとは。恐れ入りました。ぜんぜんハルヒもらきすたも感じさせず、非常にオリジナルな声質を確立している。こういうのもできる人なんや。さすがダテにトップ声優やってないですね。

 逆に言うと魅力を感じたのは平野綾の声だけだったりするのですが(笑)まあ、こちらはもうしばらく様子を見てもいいかな。ただ、期待が高かっただけにちょい残念。うーん。それにしてもこの春はヒドいねえ。早くも期待は初夏の「テレパシー少女蘭」「ウルトラヴァイオレット」「無限の住人」に向かっていたりして…
posted by てんちょ at 23:46| 大阪 ?J| Comment(0) | TrackBack(1) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Tracked: 2008-04-27 23:46