2007年07月18日

ツバサTOKYO REVELATIONS

 本当は取り上げるのは不本意なんですが、まあ、一連の騒動の結末として、ご報告だけ。アメリカのBillさんたちが「TUBASAVはないのか」としきりに気にしておられるようですし(^^;

 「ツバサ・クロニクル」の完結篇はありませんが、その代わりに原作の東京篇だけを取り出してアニメ化することになりました。

 真下の手によるテレビアニメ版では割愛された完結篇「東京篇」ですが、原作コミック「ツバサ」(講談社)の最後の3巻、21〜23巻の初回限定版にのみ添付されるオマケDVDとして制作されることが決定しました。なんかマーケットが広いのか狭いのかさっぱり分からない売り方ですが。21巻は11月21日発売予定。
 詳しくはこちらをどうぞ。

http://www.shonenmagazine.com/tsubasa_tokyo/

 制作はプロダクションIG、脚本は大川のオバさん本人。上記の公式サイトのイラストを見ていただいて分かるとおり、テレビ版とはまったく異なるキャラクターデザイン。別物です。真下もビィートレインもまったくタッチしておりません。

 本サイトとしては

見る価値は一切ない

と申し上げておきます。

 プロダクションIGは押井守の一連の作品も制作しているハイレベルな技術者集団…のはずですが。劇場版の「ツバサ・クロニクル」がかなり間の抜けたできばえだったことは記憶に新しいところです。
 石川社長も「これでうちの高いスキルをさらにPRできる」という意味のことしか言っていないし。大川オバさんは「やっと東京篇をアニメ化できる」と行間から真下への怨念がにじみでるようなコメントだし。まったくの同床異夢。大丈夫か、この企画。

 少なくとも、大川オバさん本人が脚本を手がけるということは、よほど真下版が気に入らなかったと見えます。まあ、あれだけ散々にイヤミたっぷりな内容を描かれて、気づかなかったら、その方がどうかしているとはいえますが。「NHKのコードのせいで打ち切られた」と原因を押し付けられたNHKもいい面の皮です。

 まあ、どんな形であれ結末が見たいという方はどうぞ。相当に病んだものだと思いますがね。
posted by てんちょ at 15:26| 🌁| Comment(11) | TrackBack(0) | ツバサ・クロニクル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ツバサクロニクルは観てませんでしたが、映画館で「クローバー」の途中で帰った身としては、観る価値なしと言う理由が分からなくもありません。クランプはホントさくらだけだと思う。最近は青い鳥文庫の挿し絵とかやってますよ。とうとうクランプも話書くのを諦めましたか。
Posted by トゥデイ at 2007年07月19日 09:53
真下版の「ツバサ・クロニクル」は面白いですよ。誰が見ても面白い、というものではないですが、原作のダメな点をことさらに強調しわざわざ添削して改良する、かなりイヤミな演出に拍手喝采。
しかしCLAMPの最近のコマ割りって、根本的にマンガが分かってないでしょう。大事なシーンがやけに小さかったり、ネームがゴチャゴチャ書きこまれていて読みづらかったり。聖りいざ脱退後、本当に「マンガ」を描ける人がいなくなってしまったんだなあと。
Posted by てんちょ at 2007年07月20日 14:46
そういや、くじアンの出来栄えがなかなか冴えていた水島努も、ホリックは酷かったな〜。あの無内容な話を映像にするのは酷でしょうが、そう考えると真下は相当巧みにやっているでしょう。(最後らへんはヤッツケでしたが)見所は結構ありました。演出次第で雲泥の差がでるものです。途中までは映像に緊張感がありました。

コミック半巻以上一度に終えられたときがあるってどうなんだって思いましたね。まあ奴らは話伸ばしたって日銭が稼げりゃいいんです。ただ、知識も碌々ないのに説教臭かったりするのはよしてほしい。
水島版ホリックはそこらを全然対処できてません。奴らの息が掛かっているはずだからしょうがないとは思ってますが。
個人的に奴らにはくじアンでの木尾の脚本くらいは見習って欲しいです。勝手にすればって感じですけど。
Posted by トコヤミ at 2007年07月21日 02:49
大川はただ、コピー小狼の眼球くり抜きのためにアニメ化したかっただけだと思いますよ。その時点で、CLAMPは変わってると思う。
Posted by at 2007年07月23日 17:31
>名なしさん
 そもそも「おまえ、片目が見えねえだろ」とアケスケに作品中で言い放つセンスのなさには何の期待も持てないと思うんですよ。なんかこのおばちゃんは、暗い表現とか重い表現とかの意味をはき違えてるんじゃないか。
 真下が片目をキラッと反射させるだけですべてを表現した見事さとあまりにも対照的ですよね。
Posted by てんちょ at 2007年07月27日 15:49
>トコヤミさん
 おっと、忘れてました。失礼。
 水島さんって、「おお振り」とか「くじアン」とかすごく職人的に手堅く作ってますけど、「ドクロちゃん」とか壊れるときは本当にどうにもならないですよね。まあ、おっしゃるとおり、ああいう非常に有害な内容をアニメ化するのは不毛なものがありますから。いや、何が有害だって、「よいオカルトと悪いオカルトがある」と言い出す段階でもうダメでしょう。「たかがフィクション」と言うなかれ。どうみてもあれはオバちゃんたちの地声にしか聞こえん。
Posted by てんちょ at 2007年07月27日 15:56
間違っていると思われる記述があったので。

>原作コミック「ツバサ」(小学館)
小学館では無く講談社です

>真下もビィートレインもまったくタッチしておりません。
EDクレジットにビィートレインの名前が確認できるのでノータッチでは無いと思います(^_^;)



Posted by 通りすがり at 2008年11月10日 22:31
微妙に関係ないですが、水島監督の話が出ていたので追加。


以下、水島監督のブログより一部引用。


ツバサとのリンクをはずした理由

その4
「気がつけばツバサの真下監督のパシリにされている」という状況がこわかった。


という記事に思わず吹いてしまいました(笑)
http://blog.goo.ne.jp/mizshima1941/c/90996ab284d3c7491cbcbf6b558494a9
Posted by 通りすがり at 2008年11月10日 22:45
通りすがりさん。
古い記事にご丁寧にありがとうございます。
とりあえず出版社名の方は訂正させていただきました。申し訳ない。

水島監督の「パシリ」発言は実に的を得ていて笑えますね。なるほど。確かにニコニコしながら真綿で首を絞める人みたいだからなあ(^^;
 「あの人がニコニコ笑っていると恐ろしくて早く仕事をあげなきゃという気になる」と演出家の方から聞いたことがありますよ(笑)
Posted by てんちょ at 2008年11月14日 01:36
出版社名については、その内どなたか突っ込みを入れられるだろうなー
と思っていたら一年以上そのままだったのでつい書き込みを(^_^;)
訂正有り難う御座いました。

>「あの人がニコニコ笑っていると恐ろしくて早く仕事をあげなきゃという気になる」と演出家の方から聞いたことがありますよ(笑)

そうなんですかー。
確かにインタビューを拝見した感じだとそう言う雰囲気が漂ってたような気もします(笑)

あ、ではではお邪魔しましたm(_ _)m


Posted by 通りすがり at 2008年11月15日 01:49
たびたびどうもです。いろいろ間違いもあると思いますので、また指摘していただければ。

さきの演出家の人のお話では、怒鳴りつける監督さんの方が怖くないそうです。どれぐらい怒っているか分かるから。ニコニコしながら「うわーきっと腹ん中煮えくり返ってるんだよー」という場合…ひええ、それは怖いっ!(^^;

彼はしばらく演出家職を休んでいたそうですが、「エル・カザド」の時に「また一緒にやろう」と言われて悩んでました。その後、参加したのかなあ?
Posted by てんちょ at 2008年11月17日 23:09
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