先週書きそびれましたので追記。今週まで観て「まあひとまず視聴するか」と決定。これにて今期のラインナップが固まりました。いやーそれにしても今期はびっくりするほど少なくなってしまったなあ。ただでさえコロナで時間をもてあましがちなのに。たまっているDVDでも消化すべきかな。
主人公は、いかにも最近のジャンプっぽい有能クール系無表情キャラ。まあ、それが田舎の旧家で厄介者の捨て子として飼われているという冒頭は、いかにもなんですが、そこはさらりと済ませて、舞台は都会へ移動。ジャンプお得意の異能力バトルものなんでしょうけど、ケモノ属性であるあたりがイマドキですかねえ。
ただ、特になんも考えてないから無表情なんではなくて、いろいろと辛い現実を押し殺しているうちに表情を出せなくなってしまった感はちゃんと出ている気がするので、今後の展開次第かなと。まあ、動かしやすくていい主人公じゃないかと思います。
探偵事務所の仲間たちも、過剰に作りこまれた感がなくて、ほどよく配置されているようなのはいい感じです。一見いかにもイマドキの「男の娘」に見える晶は、あざとくなりそうなところなんですが、ちゃんと男子っぽさも残しているところがいい。一瞬、女性声優かと思ってしまった。すごいな、村瀬さん。
初見でやたらかみついてくる識も、さみしがりやな内面が透けて見えて、なかなかいいです。さすが花江夏樹。あ、もちろん飄々とした局長役の諏訪部さんもお見事。ある意味キャスティングの妙を楽しむ作品かも。今後が楽しみです。
2021年01月20日
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