2021年01月16日

「ゆるキャン△ SEASON2」#2

 アニメ版では、最後に春が出てくるんですけど、どうやらもとにもどって原作通り、一年目の冬の話らしい。



 それにしても、例によって緻密なロケハンと、再現度の高い描写力が生きてます。初日の出のシーンを三カ所を切り替えながら見せる演出が実にすばらしい。ダイヤモンド富士に間に合えと車を飛ばすシーンのカーチェイスばりの作画も見事でしたし。

 実際、この作品のキモは声優でもキャラでもなくて、美術なんですよね。そこに力を入れてるからこそすべてが生きる。最初のススキのリアルさにも驚いたけど、もっと驚くのは、これだけ描きこんでいて、キャラ絵が浮かないこと。そのあたりの溶け込ませ方が見事というほかありません。

 だから考えるに、もっと原作寄りの線の多いキャラデザもあり得たんだろうけど、それだともたないと監督は考えたんでしょうね。実際、これはモノクロだからこそ機能するのだろうし、原作の背景はかなり思い切ってラフに仕上げられています。

 これを、もっとアクリル画レベルまで描きこんだのがアニメ版なわけで、原作のままのキャラを乗せると、うるさすぎて画面が見られなくなってしまう。ここまで観てなんかようやく悟った気分です。

 まあそれでもCMでは原作のままのキャラが動くんで、ちょっとさみしくなりますけどね。
posted by てんちょ at 18:14| 大阪 ☁| Comment(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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