基本、この手のゲーム臭いラノベものは見ません。まあ、あまりに食わず嫌いしていると、「はめふら」みたいな大傑作を見逃すこともあるんだけど…… あれはまあめったにあることではないし、情報を地味に集めつつ、察するしかないですかねえ。
じゃあなんでこれを見たのかというと、西明日香が出てるから。第一話に。単に主人公の育ての親のお姉さん、というだけなんですけどね。相変わらず清楚な役ばっかりやってるなあ。どうしてこうなった。うまいことはうまいけど。
このPVでもしゃべってますねえ。
ちなみに、原作は非常にエログロスレスレのダーティな作品として知られているそうで、非常に身構えて見たんですが、最初から「これからむごたらしい世界の話ですよ。心してみるように」とちゃんと前振りしてくれるので、そこは感心しました。そういう誠実さ、結構大事です。ちゃぶ台をひっくり返して成り立つのは、それが作品の主軸である場合のみ。そしてちゃんと伏線が張ってあること。そういうルールはきちんとふまえてますね。まあ、あきれるほどダーティな要素が満載で「そりゃ売れるだろうね」と思うばかりですが。
まあ、第一話でだいたい先は見えたんで、この先は見ません。ちなみにあっちゃんが演じるアンナは、主人公の復讐行動のとばっちりを喰らって、自殺に追い込まれるそうですが、そこまでわざわざ付き合う必要はないかなあ。ちなみに本来の筋書きでは、平和に暮らせたはずで、ヒドい話というほかないんですが。
原作者も主人公が壊れてきているのは自覚しているようですが、手綱が効かなくなってきているんだろうなあ。遠からず空中分解するでしょうね原作自体が。というわけでここまで。
2021年01月15日
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