2020年08月22日

「富豪刑事」#6

 なんとまさか話が続くとは思わなかったなあ。



 警察の上の方がバカでしょうがない、とか、もう完全に「踊る大走査線」ですよね。いやそういうネタやりだしたら無限に話作れるでしょうけど、そういうのは警察ミステリとは言わないし、もちろん筒井康隆でもない。むろんやりたい話を通すために強引に看板だけ借りた「乱歩地獄」ほどさもしい根性だとののしる気はないですが、これはこれで「ノイタミナでやるべき話?」と困惑してしまう。

 密室殺人とかそういうのが出て来てほしいわけですよ、こちらとしては。今回は一応神谷さん演じるチョーさんがメインということで、その点は見ごたえありましたけど。やっぱこういういろいろ背負ったキャラをやらせるとうまいですよね。でも、頑張ってジイさん声出してますけど、神谷さん声が若々しすぎる。神谷さんを出したかった気持ちはすごくよくわかりますけど。

 どうやら、チョーさんが関わった過去の事件は、神戸家の少女殺人と絡むらしいのですが…… どうせ原作と違う道を行くのであれば、厄介なヤマを巨額のカネでガシガシ解決していくホラ話めいた路線の方が痛快で面白い気がする。ちょっと迷走してますね。今んところ。家出話とかは意外に面白かったけど。

 まあ、こういう話が続いてる時は、まずは様子見るしかないので。うまく乗り切ってほしいなあ。
posted by てんちょ at 00:00| 大阪 ☔| Comment(6) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おひさです。

なんか思うんですがね、「厄介なヤマを金の力でガシガシ解決する」という作品を作るには、監督と脚本双方が、遅くとも60年代末までに生まれてないと無理なんじゃないかと思います。金でガシガシするためには、頭脳形成期を日本の経済的ポテンシャルを信じられる高度成長期かバブルまでに完全に終えてないとダメでしょう。

あの「バブル崩壊」を頭脳形成期のただ中に迎えてしまった連中は、もう「金の力」など信頼できない。「日本が持っていたカネなど、どれだけ貧弱で虚しい砂上の楼閣だったか」を骨身にしみて感じるどころではなく、それ以前の「前提」として、精神の根幹に直接的に叩き込まれているわけですから。無邪気にカネを使う話ができるわけがありません。

この「富豪刑事」に、つくづくそう感じるんですが、うがちすぎかなあ。
Posted by ポール・ブリッツ at 2020年08月24日 19:48
どうもレス遅くなりまして。
なるほど、その指摘なかなか面白いですね。でもそうなると、なんでこの企画通ったんだろうという気がしますけど。しかも腐女子向けにかなり特化した形で。
今でも「財閥の御曹司」というのは、マンガで便利に使われる記号であり続けていますよね。たいていは鼻持ちならないライバルキャラですけど。
「財閥は戦後すべて解体されたはずでは?」
と、超正論カマしていた「映像研には手を出すな!」を思い出してしまいますよね。
「カードキャプターさくら」の知世ちゃんを思い出しても、お金持ちキャラはアシスタントキャラまでが限界なのかなあと思ったり
Posted by てんちょ at 2020年09月02日 10:15
ごめんちょっとイライラしすぎてていいすぎたみたいです(^^;A

イライラの原因となったゲーム関係の雑誌のコンテストは、みごと落選でした(笑)。

そのときに投稿したゲーム作品は、くやしいのでブログにUPしました。ものすごくヒマだったら読んでね。

http://crfragment.blog81.fc2.com/blogーentryー3655.html

飛ぶときは半角化をお願いします。
Posted by ポール・ブリッツ at 2020年09月03日 02:47
財閥系キャラが普通に登場できるのは、

「彼らが絶対にカネでガシガシ解決『しないから』」ですね。

昨今の作品での財閥系キャラは、必ず「解決とは別な目的のために」カネを使うのです。

おっしゃる通り、カードキャプターさくらの大道寺知世がその好例です。知世はカネを使うとしても、決して解決のためには使いません。解決するのは常にさくらで、知世はカネではアシストすらせず、有り余るカネはひたすらさくらちゃんの雄姿を録画するためにのみ使用するのです。


いかんなあ、また抑鬱症が発症してきたようである……。
Posted by ポール・ブリッツ at 2020年09月03日 02:58
カネをうなるほど持っていても、自分たちの独善と趣味にだけ消費して、主人公たちの抱える現在の喫緊の問題解決に対してはビタ一文使わない「財閥系キャラ」とは、

「アメリカ合衆国」のメタファーなのだ、

と考えたらとても腑に落ちた。

そのくらい抑鬱的になってます(笑)
Posted by ポール・ブリッツ at 2020年09月03日 12:57
ドンマイ。大変だとは思いますが、応援してます。大事なのは、ポールさんならではの味=独自性で、それをどう料理したら、一番うまくて誰でも楽しめるかってことじゃないかと。
Posted by てんちょ at 2020年09月14日 00:37
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