2020年05月27日

「啄木鳥探偵處」#7

 今回は間繋ぎエピソードでしたが、ちゃんとミステリでした。まさか「二銭銅貨」をやるとは思いませんでしたけどねえ。なんと命知らずな。



 ちなみにクレジットでは「参考」となってましたけど、これ完全に「二銭銅貨」そのものですからね。ネタがシンプルすぎて映像向きではないこともあって、案外映像化されていないと思いますので、これだけ忠実にやってあの二段オチを巧妙に取り込んでいたのは、結構感心してしまいましたよ。確かに暗号はややこしすぎるので、かなりシンプルにして、平井太郎本人に「僕ならもっと凝ったものにするな」と言わせているあたりは、なかなかうまい。

 それで、ずーっと延々喧嘩していた啄木と金田一が仲直りするきっかけにするというのは、面白い使い方だと思いました。確かに啄木のタカリ屋ぶりと外道ぶりは、史実とはいえ現代ではかなり引きますので、こうやってかなりいがみ合わせないと、説得力が出ないということなのでしょうねえ。

 アニメでミステリをやるということの難しさを逆手に取った演出がなかなかよかったと思います。どうせやるならね、これぐらいやりませんと。お見事です。はじめてちゃんとほめた気がする。しかしこれ、原作エピソードでもできるかなあ。ちょっと気になる。
posted by てんちょ at 01:46| 大阪 ☔| Comment(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: