2020年03月27日

「虚構推理」#11

 本当、鋼鉄七瀬篇が終わったらひとまず幕になってしまいそう。でもこれだけから何を評価しろというんだ。正直、途方に暮れてます。作画は本当にいいのになあ。難しい。特に今期は面白い作品が目白押しだったんで、どっちかというとこれ評価が低い部類になってしまう。まあ、なんだかんだいって毎週楽しく見てますし、「理系が恋」みたいに数週遅れて視聴をため込むこともない。そういう意味ではちゃんと終えている。



 これ、マジで前期にあったらベスト級の評価だったんだけどもねえ、難しいもんです。アイデアは悪くない。ただ、会話だけが延々と続くミステリの映像向きでない部分が露骨に出てしまっている。今期は、もっとムチャクチャで映像の強みを出しまくった超個性作のミステリアニメ「イド・インヴェィデッド」なんて強敵がありましたし。

 ミステリがもともとアニメと相性が悪いことは以前から言っている通り。どうしてもアクションで単調さを和らげる必要があって、本筋の謎解きに徹すると単調になりやすいし、実写ミステリのように「さりげなく画面の中に伏線のネタを入れておく」ということがやりにくいんですよねアニメの場合は。画面の情報量の少なさがネックになってしまいます。

 んで、今回の場合は、九郎先輩と鋼鉄七瀬のドツキ合いが延々描かれるのだけど、これだけ引っ張ると「これ……いるか?」となるわけですよ。ネットで存在感を弱らせておいてから殴りにいってもいいわけでしょう。有利な時間軸を引っ張るためには、必ずしも七瀬のそばにいなくともよい、というのは敵方の紗季がその場にいないことからも明らか。

 たしかにおひいさまの考え出した「虚構推理」四の矢はなかなか巧妙で、紗季をうまく罠に追い詰めるものになっていると思うのだけど、死者を鞭打つという点で、根本的な解決になっていなくない? そういう後味の悪さがちょっと残念だったかなあ。そのあたり来週、フォローがハイメのかもしれませんけど。
posted by てんちょ at 00:00| 大阪 | Comment(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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