なんだかんだ言って見てますね。まあ、ボードゲームの啓発という点では良いんじゃないかと。ただ、女子のボードゲームファンってどれほどいるんだろうか。
割とストーリーはマニアックな方向に進み、ボードゲーム作家になることの難しさとか、創作の苦悩といったところが描かれていきます。まあ、実際にそういう子がいるかどうかはさておき、本場ドイツからやってきた少女と知り合うことで、かなり本格的なステージに入り込んでいくところは、なかなか面白い。
「だるまさんが転んだ」を、きちんとしたルールを持つゲームにアレンジしてみようという改作ワークショップは、アニメとかコミックの領域を超えて、非常に興味深いところがありましたよ。ものを新しく作るというのはどういうことなのか、クリエイター志望の人にはぜひ見てほしいところですね。
そう、オリジナリティとか斬新さとか以前に、受け手の心をどれだけ掴んで引っ張れるかというのは、結構大事なのだけど、おざなりになりがちなので。そういう点では、若干ぼんやりしてる展開だけど、結構興味を持って見られる部分もある。そこが面白いところですよね。今回見ている作品の中では、ほぼ唯一の学園ものでもあるし、ちょっと注視したいところかも。
2019年11月30日
この記事へのコメント
コメントを書く