2019年05月18日

「さらざんまい」#6

 なんと、中盤でほぼ世界設定が明かされてしまうとは、過去の幾原作品では考えられなかったことですね。しかし「あーそういうことかー」となんかスッキリしてしまったぞ。



 主人公たちがほぼ全編カッパというのも異例だし。やっぱりカッパとカワウソの闘いだったかー……ってなんでカッパとカワウソ?

 とまあ、ネタが明かされてもなんか得体のしれないあたりが幾原節なのですよね。今回もめでたく終わったように見せつつ、え、皿はどうなったの? と気になるフリが残っていたりしますし。そしてカワウソ警官二人組は負けたようにみせかけて、実は主人公たちをけしかけていた謎カッパのケッピを探していたという。

 「愛に用はない、必要なのは欲望」という彼らの狙いはなんなのか。そしてやたら繰り返される「欲望を手放すな」というのはなんのことなのか。愛より欲望、というのは一般的にアンモラルとされている価値観なので、それをあえて強調するのは、なにがしかの意図があるはず。

 それにしても、そういう風にして視聴者の心をモヤモヤさせるのが実にうまいですねえ。なんか感心してしまう。まあこんな言語化しにくい演出方法を貫いているのも幾原さんだからこそですよね。こういう超個性的な演出家、新房監督の後はほとんど出てきませんねえ。
posted by てんちょ at 23:44| 大阪 ☁| Comment(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: