2018年11月28日

「メルクストーリア」#6〜7

 いや、いい話ですやん! 想像力とお話を巡るぎこちない父と娘の愛情の物語。



 主人公たちはあくまで脇に引いて狂言回し的な役割にとどまっていますけど、フィクションがもたらす力について、久々に力のこもった心意気を見たなという感じ。ラノベ時代になって、タルい粥飯が増えましたからねえ。過酷な現実を打ち破る強靭な物語、という決意、そのための夢の中だけで有効な冒険と勇者の物語。こういう風に、キツい現実を意識しつつも、その現実と向き合うための力としての物語って、こういうのが常道ではなかったかな。こういうメタ的な仕掛けがあってこそ号泣できる気がする。

 メルクストーリア、なかなか侮れない完成度になってきましたね。あくまで他に見るものがないから渋々見てる感じだったんだけど、これなら悩んだり腐ったりすることもない。凡庸なドラクエ型ではなくて、多様な世界を積み重ねていく形なのもいい。

 まあ、だからってどうこう言うこともないけど…… たまたま見続けてきてよかった。たぶん、結構な作品が、観続ければ結構いいものなんだろうなあと思いつつ、そうもいかないのが辛いところではありますね。だから15分の「ひもてはうす」みんな観ればいいのに。
posted by てんちょ at 01:47| 大阪 ☁| Comment(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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