2018年07月12日

「プラネット・ウィズ」#1

 ロボットアニメにもともと何の期待も持ってないし、こういうあか抜けないキャラデザ好きではないし、期待値はほぼゼロ。じゃあなんで見たのかというと、ただオリジナルだったから、とそれだけ。まあたぶん1話でさようならだよなあ、と思いながら死んだ魚のような目で見始めたわけですが(笑)




 魚がびっくりして生き返ったわ(^^;

 本当、なんやねんこれと唖然とするようなストーリー展開。「どやわけわからんやろ」と作り手のドヤ顔だけが目立つ最近の空回り判じ物脚本とは違って、ちゃんと「先が知りたい」ようにうまく引きつける形で謎がちりばめられている。

 本当は当たり前のことなんですが、それができない作品が最近やけに多かったなあと思います。確かにキャラデザもダサいロボットも90年代ぐらいのあか抜けなさなんですが、ストーリーのずらし加減が実に絶妙。

 まず冒頭。なんか物騒で意味ありげな夢を見て目覚めたら、メイドさんが馬乗りになって起こしてくれる、って完全にベタな世界なんで、あーやっぱりかーと停止ボタンに手をかけたところで、茶の間によくわからない巨大猫がいて、平然と主人公と一緒に飯食ってる!お前はドラえもんか!

 そのまま何事もなかったように登校する主人公ですが、街はなんか我々の世界と微妙に違っている感じ。そこへ巨大な飛行物体が街へ近づいてくる、というのはこれまたお約束で「ああ」となりかけたんですが、この飛行物体が敵意があるのかどうかすらわからない意味不明の外見の上に、ちっとも攻撃してこない。むしろ人類の側が攻撃するわ、ゴレンジャーみたいな特撮ヒーロー団体が立ち向かっていくわで、人類の方がむしろ悪役みたいと思っていたら、主人公は猫とメイドさんから「飛行体ではなく特撮ヒーローと闘え」とよくわからない指令を出されてしまう。

 ここまで善悪がニュートラルにかきまぜられて、なおかつ混乱せず視聴者の関心を引きつけられるってある意味すごい。どこかの時点でコるかもしれませんけど、今の所ツカミは上々というところ。ロボットアニメ嫌いをここまで喜ばせたら大したもんです。もちろん視聴決定です。しかしまさか、これほどアニメオリジナルに当たり前の大原則を誰も守らずコケ続ける時代が来ようとは…… みんな何を考えているんだ。
posted by てんちょ at 00:13| 大阪 ☁| Comment(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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