2017年03月29日

「ACCA 13区監察課」#12(完)

 予定通りクーデターが決行されてめでたし、ということはないだろうなあ、というのは予想できたんですが、じゃあどういう形で着地するかわからなかったので、ちょっと気になっていた最終回でした。



 あーこういう風に着地するのか、なるほどと納得。非常にきれいな結末だったと思います。こういう策謀術数的なパワーゲームドラマというのは、どうしても現実の戯画となって送り手の思想が詮索されてしまうので、ここまで徹底的に虚構的な世界を作り上げたのはある意味斬新で面白かった。なんせ、王国の外側の世界が一切出てこない、完全に閉じた世界ですものね。

 ただ、その結果として最後まで何を目指した作品なのかが見えにくく、結局あまり話題にならず埋没してしまったのはいかにも残念でした。終わってみればすっきり分かるんですが、途中の落ち着かなさも半端ないのが悩ましいところだったといえます。

 今期、観ていて一番モヤモヤしたのが本作品。ある意味で、これほど野心的な企画もなかったといえましょう。とにかくまあ見てみろ、というほかないのだけど、キャラデザインはやや写実方向に振ったオノ・ナツメ調だし、テンプレート的な意味で感情移入しやすいキャラクターが出てくるわけでもない。

 ただ、終わってボード上を見渡してみると、みんな個性的で魅力的なキャラクターだったなあ、とは思うのですけど。ちょっと興味を持ったらぜひ見てほしいですね。ちょっとした拾いものではありました。

 

 
posted by てんちょ at 23:59| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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