2017年03月20日

ダテコー監督を擁護する

 石ダテコー太郎監督がとうとうツイッターをやめてしまいました。なんかここ数日の展開は辛くて見ていられなかったので、ほとんど観ていません。

 まあ、こういう負けず嫌いな反論は、実に彼らしいのだけど、上げ足を取って喜んでいる連中にいちいちかまってやらなくてもいいのに、と思ってました。なんというか、「けものフレンズ」が大ヒットして、「なりあがーるず」が失敗に終わった現状では、必要以上にあげつらわれてしまいますよね。

 ただ、「けものフレンズ」がここまでヒットした理由はさっぱりわからないし、そもそもたつき監督も困惑している状況。あまりよい出来とは言えないと自分でも思っていたものを持ち上げられてもあまりうれしくはならないですよね。けなそうと思えばいくらでも可能なのに、気持ちよくエールを送ったダテコー監督は立派だったと思う。自分で分析している通り、30分番組を無理してでも作った方が、注目度が違う、というあたりはその通りだと思うし。

 「なりあがーるず」は、自分が責任者として送り出して、商業的にも内容的にも大失敗した初めての作品となってしまったにもかかわらず、経営者であったために失敗を認めることができない立場に追い込まれてしまった。他人に社長の座を譲ったのはそういう理由なのでしょうね。

 ダテコー監督は独創性と最先端の技術力という点では誰にも負けてないし、声優のお笑いスキルを育てるという点ではまさにトップクラス。あっちゃんを第一人者にしてくれたことに関しては今でも深く感謝しています。ただ、もともとお笑いにうるさいタイプの声優とはうまくやっていけなかった、というのは誤算でしょう。右も左もわからないキャラを一から育てる方が向いていたということですね。

 今一番大事なのはヒットで成果を出すこと。こだわりはわかるんですが、そろそろ植木さんのラブコールにこたえて、洲崎西コンビで何か撮った方がいいんじゃないかと。間違いなく面白いものになると思うから。
posted by てんちょ at 23:09| 大阪 | Comment(10) | TrackBack(0) | ダテコー監督 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
監督がああいう立場になってしまったのは、「作品の優劣」とか「芸術家としての才能」とかではなく、

すべての分野にまたがり「自分たちは搾取されていると思っている層」に、「搾取されてこそ商業としてのアニメは成立するので、搾取は当然だ」といっているとしか思えない失言をしたこと、

によると思っているので、まあああいう展開になっても仕方ないわな、とは思います。

空想的社会主義者としては、「搾取する意味がないほど潤沢なパン」が社会にあれば監督の言葉はたしかに正しいし成立する、と考えざるを得ないので、まあ仕方ないわな、とは思います(汗)
Posted by ポール・ブリッツ at 2017年03月21日 00:38
うん、まあそうなんですが(^^;

たぶんなんだかんだ言って、ダテコー監督は優秀な人材に恵まれてるんですよ。そのことを感謝するのはいいことなんだけど、なにもツイッターで言わなくてもよかった、ということなんだろうなあ。
Posted by てんちょ at 2017年03月21日 23:08
というわけで「けものフレンズ」最終話を見た。

ポイントを押さえている子供向けアニメとして普通に面白いストーリーだった。

オープンエンドで「容易に続編が作れるアニメ」だったけど、続編が作れたとしても好んで見る気になるかは微妙。要するに「水戸黄門漫遊記」であり「わくわく動物ランド」だからなあ。

アドリブとハプニングを活かすことが好きなダテコー監督が撮ったとしても面白くなる題材だったかは、これまた微妙というところだろうなあ。

アドリブはあったとしても、基本的に脚本段階ですでに12話という枠内できっちり伏線を張ってきっちりそれらをすべて回収する、というスタンダードな子供向け作品であり、前衛的な部分はほぼゼロという作品なので、てんちょさんが無理して見る必要もないと思います。
Posted by ポール・ブリッツ at 2017年03月29日 02:40
ブログサイトでストーリーだけはざっとさらっていたのですよね。まあ「ふーん、それで?」という感じの話。別に人類滅亡後の話とかそういう壮大な展開ではありませんでしたね。なにがそこまで受けたのか本当に不明。ていうか、視聴率が1%超えたって騒いでますけど、てさプルは2%超えてるし。
まあ、幼児番組好きの人だとそれなりに響くところはあるかもなのだけど、深夜に放映している段階でもはや敗戦処理レベルですよね。スタッフが素直に喜べないのも無理はない。むしろこれを機会にNHK教育で放映するよとか言われる方が、彼らはうれしいでしょうに。
Posted by てんちょ at 2017年04月01日 00:19
声優さん頼みの作風を「お笑いスキルを育てる」等と言われても・・・
まぁゴミアニメ愛好家からすればダテコーさんがトップクラスに見えるのは無理からぬことですね
Posted by プッ at 2017年04月01日 11:58
まあ三十年後にどっちが残っているかといえば徹底的にスタンダードなつくりの「けものフレンズ」のほうだと思いますし、受けた理由もその徹底した「毒のなさ」と「伏線をきっちり回収するオーソドックスで緻密な脚本」とに、アニメを見てリラックスしたい層が反応したということでいいような気がします。裏を返せば、あのアニメの話の中で、人類滅亡とかキャラクターの葛藤とか、そういったストレスを与えることは「起こってはいけない」のであります。そんな中で12話分のシリーズ構成と脚本をやった田辺茂範氏の脚本は文句がつけようがないほど完璧で、この番組は田辺氏の勝利といっても過言ではないでしょうね。

なんでも先にキャラクターデザインありきで、アニメとゲームと漫画の企画がそれぞれ別々に同時進行していたらしく、先に出来上がったゲームと漫画があそこまでコケた状況下で、完成したアニメと円盤を売らねばならん、となったら深夜一時半もやむなしだったでしょう。それ以前に、よくあの時間に突っ込める空きを見つけられたな、と思います。

まあそういうことなので、「毒」と「極端な脚本と演出」と「前衛的方法」が好きなてんちょさんが見ても面白くはないでしょうね。プリキュアと同様に凡庸にしか見えないでしょう。

まあ人間によってゴミアニメやクソアニメはいろいろと定義が違いますから、それはそれでいいんじゃないかと思います。
Posted by ポール・ブリッツ at 2017年04月01日 22:28
「毒もストレスもない」はずなのですが作中ではそこが滅び行く世界だという事が絶えず暗示されているのですよね。EDの映像は最も顕著な例ですが、遺棄されたパークという設定を存分に活かして人間の遺物遺構がそこかしこに出てきます。

それを「毒もストレスもない」物語で包み込む事によって上手くギャップを作り出します。物語が進み謎が開示されていくに連れて不穏要素が顔を出し始めますが、ここでギャップがどんどん効いてきます。「起こってはいけない」はずの出来事が起きた、あるいは起きることを予感させるのです。不穏要素が最高潮に達した11話では背景に爆撃機や砲弾の残骸まで出てきますが、ここからは登場人物に何の影響も及ぼさないオブジェクトに視聴者が勝手に怖がるという象徴的な図式が見出だせます。

ネットの盛り上がりはこれにまんまと嵌った感じがしますね。脚本は既に書かれている通り王道としては文句のつけようもない出来なので、このギャップを活かして物語が最大限に引き立ちました。
Posted by pest at 2017年04月09日 07:01
亀ですいません
独自性は似たような事やり過ぎで枯れ、技術なんて端っから無くたつきに丸投げ
そしてその恵まれた優秀な人材を自ら捨てたのが今のダテコー
絵コンテは描けず字コンテだけ、そしてその字コンテも途中からまともじゃなくなったし

擁護してくれるファンがいるのにインタビューで所々小物感を見せつけてくれる・・・
言ってる事といいキンコン西野と同じ穴の貉
てか見てないと言ってたのに見とるやんけ、Twitter垢消したと思ったら公式垢使って名乗りを上げるし・・・これだけ擁護してくれたのに台無しじゃん!

gdgd好きなんだけどなぁ・・・
Posted by at 2017年05月02日 18:52
>皆様
 いろいろ言いたいことはおありでしょうが、このあいだの「あすかりんS」の華麗な復活を見て、ダテコーさんはまだまだ大丈夫だと思いました。
 なんか「なんでけものフレンズはヒットしたんでしょうか」と、いじめとしか思えないインタビューをわざわざ受けて、結構誠実に答えてるところには感心しましたし。
 「てさプル」騒動でどちらの主張に理があるかといえば、やはりダテコーさんの側だと思う。
 なんだかんだ言っててさ部の4人はダテコーさんについていっているし。この4人がいれば、必ず次に面白いものはできると思う。
Posted by てんちょ at 2017年05月02日 23:46
つまり4人に頼らなければ面白いものは作れないということですね。
Posted by プッ at 2017年05月03日 15:25
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