2017年01月28日

「ACCA13区監察課」#1〜3

 オノ・ナツメというのは本当に食えない作家だと思います(^^;



 「さらい屋五葉」を観た時にも思いましたけど「これ、なんの話?」というジャンルをつかませないナマコのようなつかみどころのなさにさらに磨きがかかった感じ。だからなんか気になるんだけど、どう評価していいやらさっぱりわからない。

 なんせ舞台となるのは時代も定かでない、鳥の形をした王国で「これは虚構ですよ」とことさらに強調してくるスタイル。そして監察課はスパイ行為とか諜報戦とか、そういう派手な役どころではなくて、平和の象徴として微妙なバランスの上に乗っている調整弁のような部署。しかも王国ではクーデターのうわさが飛び交い、後継者の王子は野心家すぎるアホボン。

 なにやら官僚たちは非常に分かりにくい腹の探り合いとパワーゲームを展開しているのですが、ACCAはその中で重要な位置を占めるらしいものの、当事者にとっては何も明かされずコマとして動かされるだけという大変ストレスのかかる状況。

 まあリアルさは感じますが、主人公オータス同様、視聴者もどうふるまっていいかわからず途方に暮れる感じ。今時珍しく主人公がタバコをスパスパ吸いまくっているのも奇妙です。時代錯誤にかっこよさをアピールしてるのではなくて、この世界ではタバコは非合法一歩手前まで規制されていて、タバコを吸う人間はよくて変わり者、時には人でなし扱いを受ける状況。それなのに主人公は「もらいたばこのジーン」という二つ名で呼ばれている。どういうこと? と頭を抱えるほかない。

 つまらなくはないし難しいわけでもないけど、どう評価していいかわからない居心地の悪さ。ある意味で貴重といえば貴重なのでしばらく見ていくことにしましょうか。まあ、今期はうんと本数が少ないわけですし。
posted by てんちょ at 01:17| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/446373468

この記事へのトラックバック