2016年12月19日

「あすかりんのこぜにかせぎ」#7

 ちょっと遅れましたが、これは時間をとってじっくり見たかったもので。本日ようやく視聴。うん、やっぱりすばらしい。ただ、穴埋めあすかりんがちょっとパターン化しているのが残念。



 オープニング・コントがすっかり定番と化していて、これが見事な完成度。今回の「これが心霊現象です」も、絶妙だったなあ。これが本当にモンティパイソン的なのですよね。テレビ番組的なコントから自然にトークへとつなげるスキルも見事。確かに人によっては「??」でしかないだろうけど、何か壮絶に新しいことが試みられていることは分かると思う。

 まったくテレビ的ではなく、オンライン時代の新しい放映形態の笑いの到来を感じさせてくれます。半分演劇状態の演者2人が即興でぶつかり合うことで新たな化学変化が起きる瞬間を見せるという大胆不敵なスタイルがここにはあります。

 しかも今回は初めてあけこ姉さんが参入。この爆弾コンビにまったく気圧されずダウナー芸を貫くあたり、さすがというほかありません。それでいて、結構しっかり下ネタには乗っかっていたりもする。この計算高さがあけこ姉なんだなあ。

 「ゆるゆるうんちく」では、あけこ姉の雑学通ぶりを見込んで単独芸を依頼、すみぺの知識が熱暴走する天然とはまた違うのですね。ちゃんとお笑い巧者としての計算は働いていて、人類創世の時代にまでさかのぼって、どうやって除夜の鐘に着地させるのだろうかと思っていたら、「ジョー嫌の鐘」という地口オチとは。壮大な展開をダジャレひとつで落とす落差に思わず笑ってしまいましたよ。しかもまさか猿人の名前がジョーであることが伏線になっているとは夢にも思いませんでしたわ。

 そこからみると、「穴埋めあすかりん」は少々マンネリ気味。ダテコーさんもそこはわかっていて、今回は十大ニュースにしてましたけど、それでは定型性に乏しいから、穴が埋まってもあまり落差のおかしみがない。やっぱり「雨ニモマケズ」が一番正解だったんと違うかなあ。青空文庫から版権が切れている近代文学を引っ張ってくればいいんですよ。漱石の「猫」と「坊ちやん」はぜひやってほしい。

 そろそろ新コーナーがほしいところですよね。冒頭のコントが楽しいので、より本格的な小道具付きコントにもチャレンジしてほしい。ハガキ職人があっちゃんの信者にたくさんそろっているんですから、茶番を募集すればいいんですよ。この二人なら、「洲崎西」とはまた違う味を見せてくれるはず。
posted by てんちょ at 00:22| 大阪 | Comment(0) | TrackBack(0) | 西明日香 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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