2016年07月19日

「魔法少女?なりあがーるず」#3 生放送版

 というわけで3話まで観たんですが。深川芹亜は笑いについて少々勘違いしているんじゃないか、というのがここまで観て思った結論。



 ダテコー監督に「素人さんかな?」というのはいいんですよ。ダテコー監督の方が立場上ですからね。ただ、完全にツッコミ役を務め切れずに押されまくってしまっている古賀葵に「バカなのかな?この子」というのはただのいじめになってしまっている。そのあたり、さじ加減を完全に間違えているなと思いました。

 彼女をツッコミとして育てたいのであれば、ただ押しまくるだけではダメだということをそろそろ学んでほしい。初回には完全に埋没していた古賀葵がポンコツツッコミとして存在感が増したよ、やったね! というつもりでいるのかもしれませんが、会話はまったくかみ合っていない。あけこ姉さんみたいにとことん攻撃型気質の人をやりこめるのはアリだと思うんですが、委縮してしまっている自信喪失気味の新人声優をやりこめるのはかなり後味が悪いし、なんの生産性もない。そもそもどうやら彼女はかなり繊細なようなので、下手をしたら最終回までに潰れてしまう。

 こういうときに芹亜嬢は、あっちゃんがよくやるように、調子のって相手を攻めたてて自分が墓穴を掘るようなシチュエイションをわざわざ自分から作り出すことが大切になります。つまり相手に逆襲させるスキをわざわざ作るわけですね。気持ちよく視聴者を笑わせるというのはそれぐらい計算が要るわけで、かなり高度の戦略が必要になります。まだまだ芹亜嬢は「お笑い好きな自分」に酔ってしまっている。そこが鼻持ちならないことになってしまっているのです。

 コントの真似事をするのはいいんだけど、面白いことをできている自分に酔っているうちはダメだと思う。確かに才能はあるのは認める。今後期待の才能でしょう。でも共演者に気を配れないようではいい番組にならないですね。こういうときは、一番うまいっていない演者に合わせて全体の構成を組み立てると、逆に一番うまく行ったりするもんです。このままでは古賀嬢が心配。一時的にはスポットが当たってておいしい場面と思うかもしれないけど、不発になった笑いとかツッコミができていない状況を延々あげつらわれるのは、はっきり言ってしんどいと思う。そもそも他の2人と会話がまったくつながっていないし、徒労感を押し殺して演じているのがすけてみえるので痛々しい。

 古賀葵嬢って、ある意味、爆発力があるんだけど、ムラ気が多く安定性に欠ける。たぶんゆーきちのような天才肌の人なんだと思う。ただ、ゆーきちのように仲間や師匠に恵まれていないのが彼女の不運。どうか「西神社」を見て研究してほしい。あっちゃんが、どれだけゆーきちのフレ幅が大きい笑いからベストの対応を引き出し、繊細な彼女にいかにうまく演じさせているか分かると思うから。
posted by てんちょ at 01:50| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ダテコー監督 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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