2016年06月27日

「キズナイーバー」#12(完)

 なんか今期のオリジナル作品はあまり驚かせてくれませんね。何だこれは という感じの衝撃を見せつけて初めてのオリジナルかと思うんですが。これもまったくの予想された地点に着地。



 もっとシュールな話と思っていたんですが、あちこち演出が首尾一貫しておらず、破綻しすぎ。まあ「はいふり」という最低の作品が出てしまいましたから、これでもまだはるかにマシなんですが。「はいふりとはなんだったのか」とスタッフに問われても困るわ。そういう混乱状態のまま投げ出されたという点ではこれも同じ。まあ、投げっぱなしにならなかっただけまだマシかもしれませんが、そもそも「ゴモリン」てなんだったのよ、というのがまったく意味不明のまま。

 今までもいろいろと文句は言ってきたけど、それでもなんとか最終回まで観られたのは、リアル風に加工されつつもポップに加工された画面デザインが非常に洗練されていたから。ある程度ストーリーが凡庸でも画面のクオリティが高ければなんとか見られる。ただし、作画枚数が多いとかそういうオリンピック的な話ではなくて、止め絵でも鑑賞に耐えるクオリティか、ということですよ。

 「このすば」は真逆のように見えますが、それでもここぞというシーンではがんばってましたからね。そういうのはやはり大事なんだと思う。

 ただ、主人公とメインヒロインにあまり魅力がなかったのは決定的にまずかったですね。そもそもこの二人が惹かれあうことが一ミリも共感できず、報われない千鳥がただただかわいそうになってしまう。こういうのは、ラブコメとしては完全な失敗でしょう。いや青春ものでもいいけど。脇のキャラたちはなかなか魅力的だっただけに、とてももったいなかったと思いました。

 まあそれでも「感覚」に訴える作品を作ろう、という難しいテーマに挑んだ蛮勇はほめられていいし、次へ向けての反省点をきちんと生かしてくれればと思います。ともかくも、おつかれさまでした。
posted by てんちょ at 00:00| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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