2016年06月26日

「迷家」#12(完)

 あー……なんというか。微妙に破綻したまま、それでもなんとか無難に着地した感じ。ただ、冷静に考えると大量の思わせぶりな伏線が放置されているし、微妙にモヤッとした温度の低い結末でした。



 何度も言いましたけど、やっぱりキャラ数多すぎましたね。「暗殺教室」じゃないんだから。あっちはほぼ一年かけてじっくりやれましたけど、こちらはわずか12話。本当、何ができるというのか、という話でありまして。実際、最終盤でほぼ半数のキャラが寝たきりになってしまったのも要は動かし切れなかったということに尽きますよね。

 しかも魅力的な女探偵ナンコと超能力持ちのリオンという魅力的なコンビを登場させておきながら、2人のあずかり知らぬところで犯人が勝手に自白して話が解決してしまうという投げやりな展開はどうにももったいない。このコンビでうまく話を転がしたら、京極堂なみのオカルトミステリの傑作になったかもしれないのに。結局納鳴村になんでこんな現象があって、ナナキとは何であるのか、結局ウヤムヤに。もちろんそういう展開のホラーもアリなのですが、実に意味ありげに伏線がばらまかれていたので、「なんだったんだあれは」ということになってしまう。最初の方で出てきたクマみたいな爪痕はなんだったのやら。

 まあ結局イドの怪物+惑星ソラリスという感じの無難なオチに。でもこれだったら、売れっ子の水島監督が出張ってわざわざ作る価値があったかどうか。いくらでもそのへんにありますよね。ただキャラ数が異様に多かったというだけ。

 たとえば、納鳴村という超常現象が前提化している空間の中で、あり得ないような事件が頻発したとしたらどうか。誰にも身に覚えのない死体が次々と出現し、それがナナキなのか現実世界に存在する人間なのかもわからない…… リオンからSOSを受けたナンコは再び納鳴の土を踏む。名探偵ナンコが冷徹な頭脳を駆使して導き出した答えとは……

 なんて話なら面白そうだなあ(^^; スピンオフ作る気満々見たいなんで、ぜひともこういうのを。
posted by てんちょ at 00:00| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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