2016年06月16日

「キズナイーバー」#8〜10

 うーん。悪くはないんだけど、どこか演出がおかしいなあ。



 このちぐはぐさというのは、「シャーロット」とよく似てまして、着地点をあまり考えないままに思いつく要素をボコボコと放り込んでいくと、非常にバランスが悪く意味がとりづらい変なストーリーができてしまう。その一瞬一瞬は面白くても、ストーリーの行動の動機とか、肝心要のものが抜け落ちてしまう。

 今回のでいえば、キズナシステムの開発者たちがものすごく悪そうな、たくらんでそうな顔つきで登場するのだけど、実はそれほど邪悪なこと考えてるわけじゃなかった。その最たるものが山田&漆原コンビと市長ですよね。一見誠実そうに見えるけど、実は研究第一で少年少女のことはあまり考慮してなかった、というのならなかなかオソロしい感じになるのだけど、どうみても悪いマッドサイエンティスト気取ってますよね。この人たち。

 でも、昔失敗した実験の埋め合わせをしたいと思っているだけなのだとしたら、なんであんなワルそうな顔するかね?? そういう演出のちぐはぐさがダメダメな方向に作品を弛緩させてしまうわけで。

 ふたを開いてみたら結構マジメな精神治療プログラムのはずが、逆手に出てしまった、という話ですよね。半端にギャグっぽくやろうとしたからどっちつかずになったという気がする。こういうのってやっぱ、統一感が大事だと思う。今期はそのあたりが壊れてる作品がどうにも多すぎる。特にオリジナル作品。確かに当たればでかいかもしれないけど、失敗が多すぎるでしょ! まあここまで来たら最後まで観ますけどね(^^;
posted by てんちょ at 00:00| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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