2016年06月02日

「神様メール」

 久々に映画の日に休みがもらえましたので、なんか面白そうな映画はないかなーと行ってきました。



 タイトルだけ聞くとものすごくダメなチャラい日本映画みたいなんですが、なんとこれがベルギーの映画! ベルギーの映画なんてそもそも見たこともないですよ。アニメならラウル・セルヴェが有名ですが。

「夜の蝶」ラウル・セルヴェ作品集 [DVD] -
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 今回の作品は、なんと神様が現代のブリュッセルに住んでるけど、ものすごいダメ親父で娘が反乱を起こすという奇想天外なストーリー。いいのかキリスト教圏で。マジメな人が見たら怒りそうなストーリーですが、むしろ現代文学とかナンセンス好きの人にはぜひ勧めたい作品。実に軽妙で、ケラケラ笑っているうちにスカッと終わってしまう。

 とことんダメな暴力親父に女たちが反乱するというストーリーが現代風です。これが一家庭のお話ならただの教条的フェミニズムなのですが、ことが神様の話なので、全編奇跡の連続。神様はパソコンオタでシムシティみたいな感覚で天地創造をして気晴らしに天変地異や災厄をまき散らす。

 それに対して娘(10歳)は、下界に降りて使徒を6人見つけ、彼らに「新・新約聖書」を書かせて神の権限を上書きしてしまおうという大胆な作戦に出ます。そして娘が一人使徒を見つけるたびに、ダビンチの「最後の晩餐」に一人ずつ描き足されていくという展開がまたおかしい。しかも新しい使徒たちは殺し屋とか性倒錯者とか変な人ばかりで…… まあともかく見てほしい。おかしなものが好きな人なら絶対に退屈はしないはず。往年の仏大女優カトリーヌ・ドヌーブが爆笑の珍妙な役どころで出るのも注目。

 オチもなかなかイカしてるのですが、ただまあ、とりあえずウズベキスタンに謝れと(^^;
posted by てんちょ at 00:05| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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