2016年05月23日

「コンクリート・レボルティオ」#20

 ついに虚渕さん登場。ともかくも何がやりたいかはすごくはっきりしてるし、自身の哲学も思想もクリアに見せる。このあたりが會川氏のモヤモヤっぷりとの違いかなあ。



ベトナム帰還兵を守ろうとする話。こういうシンプルを貫く一方で、絶対的価値への疑念や権力およびモラルへの不信感をくっきりと見せるのがブッチーさん流だと思う。そういう意味では、ブッチーさんがメインライターやった方が絶対生きましたよねこの話。

 実際今回、古き神話の神々をアメリカが「旧支配者」として排除しようとする展開にはニヤリとした方も多いでしょう。あーここでクトゥルー出すんだと。これは筋金入りの電波レイシストであったラブクラフトに対する痛烈な批評ともなっていますしね。

 実際、今回の話はすごくシンプルなんですよ。複雑に各チームが動いているように見せて、ベトナム帰還兵をどう扱うかを巡って敵味方でイメージの取り合いをしているのだと理解すると大変わかりやすい。こういうスッキリとした、でもそれでいてしっかりとした批評性を残した展開こそが本シリーズが取るべきだった道なんじゃないでしょうか。

 ただ、どうやら本当にクライマックスは沖縄返還になりそうですね。現実の沖縄も冗談じゃなくひどいありさまになっている現在、どう決着させるかはかなり難しいけど、これだけは期待したいところ。本当頼みますよ!(−−;
posted by てんちょ at 02:18| 大阪 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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