2016年05月22日

「少年メイド」#6

 とうとう登場しました有頂天BOYS。本当、これ女性向けだな徹底して(^^;



 それでも男でも結構楽しんで見られるところがこの作品の優れたところ。美少年がウジャウジャ出ればいい、ではなくて、ちゃんとしっかりしたドラマとキャラづくりがされていれば、男でも楽しく観られるってことですよね。有頂天BOYSって、実にベタに女性向けの美少年アイドルグループですが、この作品に登場してもそれほど違和感がない。

 普段はぐだぐだの円もデザイナーとしてはプロらしさをピシっと発揮するあたりもいい感じでしたし。こういう記号的でないキャラの掘り下げは、見続ける楽しさを増してくれます。それに有頂天BOYSの影に隠れるような形でちょっと気付きにくかったですが、千尋と祖母の出会いを描いた回でもありましたね。千尋は気付いていませんでしたが。祖母のそっと見守る温かい目線がいい感じでした。さて祖母の存在に気付くのはいつのことになるか。

 この作品、基本悪人がいなくて、千尋が周囲に振り回されて悪戦苦闘しながらも着実に成長していく姿がとても微笑ましい。円もメチャクチャなようでいてそれなりに筋は通していて、バランスが悪くても自分らしさを守ろうとする態度が「今どきの大人」って感じでしょうか。子供のころは大人ってみんな完璧なはずだと思いたくて、でもみんなそんな立派な人はいなくて、どうしても大人に失望してしまう。でも、そこから大人の不完全さを認めることで、人と人としての対等な付き合いへと向かっていくんだと思う。そういうところがちゃんと描かれているこの作品、なかなか侮れない。
posted by てんちょ at 00:00| 大阪 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/438127254

この記事へのトラックバック