2016年05月12日

「コンクリート・レボルティオ」#18

 いよいよ公害とセイタカアワダチソウ、1970年代に話が進んできました。これはやっぱりクライマックスは沖縄返還かな。



 絶対的な正義が力を失った後に、家族の喜ぶ顔を見たいからヒーローになる、という「人間マン」が登場するのがなんとも「らしい」なあ。ただ、ラストにとってつけたように第二話で登場した昆虫人が出てくるのもよくわからないし、セイタカアワダチソウの花粉を連れて行くというのもよくわからない。會川さんの脚本がどうも肌に合わないと思うのはこういうところでして、なんか最終的に理屈がちゃんと立ってない気がするのですよね。

 そもそもよく考えたらセイタカアワダチソウが繁殖するのは外来種の増殖ではあるけど、公害ではなかろう。無理やり公害を入れたかったけど、今時工場排水が土管からドボドボ出て来て、とかでは若い子たちが「は?」だろうからこうしたんだと思うけど、それはもっと違うと思う。こういう所のセンスがなんかズレてるなあと思うんですよね。この會川さんの珍妙なセンスが、最終的に「コンレボ」から普遍性を奪っているような気がする。

 むしろこういう場合は、セイタカアワダチソウは消えたけど、パパは花粉入りのカプセルを飲んで変身するようになりました…いまもヒーローを続けています、というオチの方が、その後のアレルギーや花粉症の時代にまで話がつながって批評性のあるオチになったと思う。本当にもったいない…
posted by てんちょ at 00:10| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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