2016年04月16日

「ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?」#1〜2

 うーんこれは(−−;



 SF作家の野尻さんが「現実逃避にすぎる」と批判するラノベのダメな構造を代表する作品というのは、「このすば」じゃなくて、こういうのを言うんじゃないですかね。
オンラインゲームのパーティメンバーでオフ会をやってみたら

偶然同じ学校の生徒だった
偶然自分以外の全員がかわいい女の子だった
偶然自分を好きになってくれてネット内で結婚した女の子は偶然胸が大きくて従順な美少女だった

 まさしく「人生なめんな」でしょう、これは。どんな確率よ。見ていて非常にイラッとしてしまった。当然一話斬りする予定だったのですが、熊本地震の影響で目当ての作品がことごとく放映中止になってしまい、仕方なく流し見ながら第二話に付き合うハメに。

 あーなるほど。こういうことがやりたかったのね。実際、オンラインゲームで出会った少女と付き合おうとすると、こういう風にヤンデレてることが多いんだそうで。すごいな、現実と虚構の区別がつかんのか(^^;

 でも、なら残り二人のメンバーは男でもよかったんでは。この構造だとヤンデレ少女をキープしつつハーレムを築こうとしているようにしか見えない。結局願望充足なんじゃないかと。「このすば」が良かったのは、他のメンバーがまったく自分の意のままにならず常にあさっての方向に話が転がっていくところ。そんな人生の縮図的な不条理感を、ギャグとして描くセンスが大いに評価できました。物語を書くってそういうことですよね。毒や苦みを楽しませてこそエンタメ。流動食を安易に食わせてると胃がなくなってまうから。本当、洒落にならん。
posted by てんちょ at 00:11| 大阪 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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