2015年10月24日

「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」#2−3

 まあ一応、ミステリらしくはなってきましたね。日常なのか変格なのか、いまいちはっきりしませんが。



 ここまで見た感じでは、少し設定に無理がありすぎる気が。櫻子さんは別に骨好きのヘンタイ監察医でよかった気がするんですけど。設定に凝ればいいってもんじゃあないでしょ。ウソはウソなりのリアリティがないと。第二話ぐらいの「どこにでも転がっていそう」な日常の小事件レベルの話だと、なかなか魅せるものになるのだけど、三話ぐらい特異な話になると、ほとんどリアリティがなくなってしまう。いやいくらなんでもウソやろそれはという感じになってしまう。

 まあ、櫻子さんがじーっと見てた油絵が伏線になってるのは面白いけど、それだと崖ギリギリまで寄る必要がないので、転落死した意味がよくわからなくなってしまいますね。崖に生えているキノコをとろうとして転落というほうがまだ説得力がある。

 アニメでミステリをやるのは、実はとてもハードルが高いと思うのですよ。画面の中に全部伏線を盛り込まないといけないので、とんでもなく情報量が要求されてしまう。そういう意味では「氷菓」は素晴らしくよくできていたのだけど、細部にエキセントリックなまでにこだわる京アニの社風がよい方に転んだ例と言えるのでしょうね。なかなかあそこまでは通常のスタジオには要求できない。それだけにアニメでミステリは難しいと思うのだけど…さてどこまで行けるか。まあ観つづけるぐらいの価値はありますか。もうしばらく様子見ですね。
posted by てんちょ at 01:40| 大阪 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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