2015年08月23日

「がっこうぐらし」#7

 なんだかんだ言ってみてしまってる。でも保存はしてないです。一度で十分かなあ。そういう意味では若干パターン化しつつあるように見える昨今。



 あとからいろいろと見返したくなる伏線があるのかもしれんけど。この作品のキモは要するに「信頼できない語り手」としてのゆきという主人公を据えたことに尽きます。いわゆる一人称のサスペンス小説では「主人公がうそつき」だったり「心が歪んで」いたりする、「信頼できない語り手」ものというべき作品があります。もちろんその出発点は、超古典作品である例のアレ(ネタバレなので言えない)なのですが。

 「信頼できない語り手」ものでは、主人公のウソによって矛盾だらけになってしまった作品世界を、読者自身が判定して真実を突き止めていかなければならない。まさにこの「がっこうぐらし」の世界ですね。この作品の作者の手柄は、ゾンビものと「信頼できない語り手」をつないだ、というその一点に絞られます。いや、この組み合わせはちょっと思いつかなかったわ(^^;

 だからまあ、出オチのあともそれなりに観ることができているのは、主人公がついているウソが一種類ではなくて、かなり膨大な齟齬がじわじわと現れてきているから。最終的にもう一段大ネタをかまさないと、着地は難しいでしょうけどねえ。まあ最後まで楽しんで見られそうで、そこはありがたい。
posted by てんちょ at 01:24| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/424633866

この記事へのトラックバック