2007年05月13日

スパイダーライダーズ新しい太陽第5話

 じゅにスラさんの予測が当たりつつありますねえ。なんと、最後に登場した、OPでチラチラ姿を見せている老人は、勇者ブレイドのその後の姿であるらしい。なるほど、そう来たか。

 なんかすっかり弱ったアクーネがハンター君になびいて、あっさりインセクターを離脱しそうな気配。それは結構やめてほしい展開なので、どうなるかとハラハラしながら見ていたら、洗脳されているのではなく、あくまで自分の意思でインセクターに残っていることを明かすアクーネ。ようやくこれでハンター君もインセクターの窮状を知って、さてどうするか、と思いきや、そこで唐突に妙な「楽園」に飲み込まれるスパイダーライダーズ+アクーネの一行。なんかうそくさいリゾートみたいな世界なんですが、これはこれでいいんですよね。ブレイドがハンター君たちをおしとどめるために享楽的な妄想の世界に押し込んだわけだから。

 「楽園のおねーさん(と、EDで書かれてる・笑)」に無意味な闘いの連鎖より、ここで穏やかに楽しんでいるほうがいいんじゃないの、と説得されるハンター君でしたが、オラクル神の精神攻撃(笑)で思いとどまるのでした。まあ、オラクル神はただの娯楽遂行プログラムだからね。たぶん。プレイヤーに途中でリタイヤされると困るだろう。「難しいことはわからないけど、困っている人を捨ててはおけない」というハンターの理屈は、分からないではないですけど、これってある意味で、イラク戦争を強行したときのアメリカの理屈ですよねえ。強者の論理は差し引いて考えないと。

 とはいえ、ハンター君の論理=このアニメの製作者たちの意見というわけではないのが、この作品の面白いところ。おそらく、ブレイドは人間とインセクターを戦わせている大義のうそ臭さに気づいている。というわけで、こういう行動を取ったということなのでしょう。

 さてさて。そもそもの発端の当事者であるブレイドの参入によって、今まで人間の側が勝手に築いてきた「神話」がいかに脱構築されていくかが、ひとつの見所となりそうです。これは面白いことになってきた。

 まあ、王子&イグナス、スパークル&グラスホップがあんまり活躍しなかったのは残念ですが、そのあたりは次回に期待かな。
posted by てんちょ at 22:15| 🌁| Comment(2) | TrackBack(1) | スパイダーライダーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
スパークル姫が、すぐに王子たちに合流しなかったのは、必然性から考えておかしいと思う。
「物語の都合上」といったらそれまでなのだが、そこいらへんはもっとうまく処理してほしかったなあ。
Posted by ポール・ブリッツ at 2007年05月14日 17:50
うん、まあ確かに。前回の構図から見ると、一緒に飛ばされて、甲板の大穴もなぜか修復されてしまった、という描写でしたから。たぶん、この先もスパークルたちを別行動させたい理由があるのでしょうが、珍しい演出上のミス。この先、フォローのセリフが出てくるかもしれません。
Posted by てんちょ at 2007年05月15日 14:57
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第5話「楽園」
Excerpt: #通算 第31話 前回、大技同士がぶつかってどっかに飛ばされてしまったハンター、コロナ、マグマ(とそのスパイダーたち)。 無事にどこかの砂浜に流れ着いたようです。 目を覚ましたハー君が、その時の事..
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