2013年11月10日

「劇場版魔法少女まどか☆マギカ 叛逆の物語」2周目

 今日からフィルム配布〜というわけで二回目行ってきましたよ。フィルムははっきり言って微妙でしたなあ(^^;ひどい人になると全部黒味とかコーヒーカップのアップとかいうことも多いようで、博打ですねこれはかなり。私の場合、スキャン画像アップしようと思ったけど、黒すぎて無理。虫眼鏡でよーく確認すると、実はオクタヴィアとほむほむ使い魔の対決シーンだったりしたんですが、小さすぎてよくわからん。さやかちゃんも点みたいに映っているような…

 ただ、みなさん「2回以上ぜひ観るべきだ」と言ってるので、私も半信半疑で行ってきました。



 なるほど、モヤモヤした気分がかなりスッキリしました。よくよくみれば必ずしもデッドエンドとも言い切れないし、決して唐突なうっちゃりでもないのです。最初からかなり広範囲にわたって伏線はばらまかれていて、この結末以外にはあり得ないことがわかります。

 なにより逃避的でないし、非常に知的で、この先の展開についてファンの意見を聞きながら慎重に作っていこうという誠実な対応が感じられます。

 確かに旧シリーズのように安定した終わり方ではなく、非常に不安定。たぶんあっという間に瓦解することがわかっている世界ですが、実は不幸になった人はいない。あ、あえて言うと一人は違うのか。

 もちろん「例の連中」は実にひどい目にあった…ように見えるのだけど、実はなんの説明もされていない。何が起きたのかは実はわからない。

 そう、この作品、いろいろとファンが解釈できるように、膨大な映像記号が解釈されないままに放置されています。そもそも、ED後の謎めいたラストシーンをどう解釈すればいいのか。既にあちこちで解釈は始まっているし、実際何度も見返していくと、いろいろなことが分かる仕組みになっているのは非常に興味深い。

 何度も同じ感動を味わいたくて観るリピーターとはかなり意味合いが異なりますねこの映画の場合は。実のところ、二度目の印象は同じ映画とは思えないぐらい異なり、驚かされました。こんなことというのもあるのかと衝撃を受けています。

 たぶん製作サイドとしても繰り返し観ることを推奨しているのでしょう。OP前の諸注意映像が、「化物語」になっていて、どうやらこの先も毎週週代わりになっていくようです。今週は八九寺真宵でした。この週代わり諸注意は単独の作品としても楽しめるものになっていて、ディスク発売時にはぜひ全点収録していただきたいところですが、まあ、この諸注意をコレクションしていくだけでも楽しい。三度目を観るかどうかは今回の感想を自分の中である程度転がしてから考えてみようと思います。

 毎日何回も見る人もいるようですが、私はある程度空けてリピートした方がいいという考え方。実際、ある程度前回から時間を置いて冷静に見られるようになったことで、今回の印象がガラリと変わったのではないかなと思います。

 前回の感想でひとつ撤回。叛逆世界ネタの同人は難しそう、ということは必ずしもないような気がします。むしろ、製作サイドも同人の出具合を見てある程度次の内容を決めていくのではないかなと思いました。

 これは、いわゆる内輪受けではなくて、一種のオープンソースとして「まどか」が考えられていることになるんではないでしょうか。「クトゥルー」みたいな感じで。そういう意味でも、かなり唯一無二の作品になった気がします。あーこの冬コミ不参加は早まったかも(^^;
posted by てんちょ at 02:56| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 魔法少女まどか☆マギカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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