まずはその前にちょっとだけ13話について。13話はワイド版の画角を生かした構図があまりなかったので、この一箇所だけですね。事実上。この場面、地上波ではタカミチは画面外にいたわけですが。エヴァに「出てこい」と言われて初めて画面内に入ってくる。結構演劇的な演出です。
ワイド版では最初から画面内にいました。まあ、普通ですね。ここは、実は結構スタンダード版の演出が好きだったりしましたが。
さてと。というあたりで14話に行きましょうか。実は今回は誤ってスタンダード版を視聴後に削除してしまったので画像はワイド版のみ。申し訳ない。まあ、今回は、サブタイトル担当は葉伽瀬なわけですが。実は私、葉伽瀬が結構好きなんですよ。割と自分で何か書いてもマッドサイエンティストって気軽に登場させてしまう性質なので(どんな性質だ)楽しみにしていたわけで。
んで、生徒の集団の中で、葉伽瀬だけがくるっと振り返って
そのままサブタイトルカットに入るという構成は秀逸。カット横に当該キャラがいる、というのも初めてのことだし。
ただ、思ったほど活躍しませんでしたねえ、葉伽瀬。そのあたりはちょっとがっかり。このシーンは爆笑しましたけどね。脚に何を付けてるんだ、あんたわ(笑)
あとはこのシーンぐらいかな。のどかの話を聞かずに何をしているんでしょうか。
上のシーンでもお分かりの通り、実は今回の隠れた主役はザジ。画面のあちこちで細かい芸を見せてくれます。さてさて、みなさん、全部分かったかな?マジックショーを一人でやられても(笑)
七味を使ってモーラの芸ですね。モーラって知ってる?分かる人少ないだろうなあ。毛虫みたいな人形を這い回らせる芸なんですが。70年代末に流行りました。上手い人は、てぐす糸がなくてもできたそうです。
こっそり右端で石積みの芸なぞも。無理だろ、これは(^^;
後は、今回ならではのモブシーンを中心に見ていきましょうか。端から端まで生徒の顔が並んでいるので、結構さりげなく隅っこで遊んでます。
ちづ姉、一大事に何でうれしそうなんだ(笑)
一同の到着と同時に、ぐんぐんと上昇していく城。みんな驚く場面ですが、よく見てみると、それぞれに表情が違う。中には事態を面白がっている人もいるのがなんとも(笑)
真名なんてさりげなく「60点」と採点してます。城の上昇を採点するなよ(笑)
一応、今回の目玉は城から落下しながらの「全員との仮契約」なんですよね。委員長の平泳ぎ姿から見て分かるとおり、「カリオストロの城」の引用であるわけですが。
「どうだ!」という感じの新房監督の得意満面の笑みが見えてきそうな画面ですが。静止画で細かく分析してみるといろいろとアラも多い。表情とかは結構ぞんざいですね。
それに、ここに労力を割きすぎて、丸人形画面が出てきてしまうのはいかがなものか。ナベシンじゃないんだから。少なくとも新房監督にはやってほしくない。あなたはそれが許されないタイプの演出家ですから。自分で分かっているとは思いますけど。
そして無事学園に戻ってみると学園は廃墟に…って、ちょっと「もういいよ」という感じかなあ。そろそろ平和な日常の無意味な展開がなつかしい。こういう画面でもよく見ると、さりげなく七味がチアリーダーのポンポンと化しているのには笑いますが。
そしてやっぱり登場の「バカレンジャー」。「バカレンジャー番外編・バカピンク」主役なのに顔を出してもらえないあたりには笑いましたが。
映画公式HPのwww.bakapink.coop.jp.って、このスタッフのことだからきっと用意しているんだろう、と思って打ち込んでみたら「存在しません」って、えー。楽しみにしてたのに(笑)
あれってエヴァのポジトロンライフルですよねぇ。
なんか妙な銃だなあとは思ってたんですがそうかぁーエヴァのか。エヴァンジェリンが銃を持っていたとは(違う)