折り返し点が近づいてきましたね。このあたりから徐々にシリアス度が増していくのか。
いやあ、それにしてもシリアス演出の見事さは本当にこのころから安定してますね。特にこの回は、脚本がかなり破綻しているのですが、それでも場面場面の演出は大変に凝っているので、思わず見入ってしまう。権藤警部がシリアスな切れ者オヤジに突然変わってもまったく不自然に思えないのが真下演出のマジックというところでしょうか。
ネクライムの卑劣っぷりにブーイングしている人たちもいましたけど、いやそれは勘違いしているだろう(^^;だって悪の秘密結社だし、悪としての筋を通すのが美学でありましょう。
作画はかなりめちゃめちゃで、いろいろと不自然だったりおかしかったり。それでもかなり限られた悪条件の中でどうすれば見る人を楽しませられるのか、考え抜くのが真下演出の美学なのでしょうね。それは今でも変わらない。
2012年12月11日
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