今回は緑メインですが、レッドにおいしいところ持って行かれるオチなしに終わりましたね。終わったあと「あれ?」と言っている自分がいたりして(^^;
まあ、今回最大の衝撃は、提供画であった緑の「男の娘スカート」図でありまして、ど、どこで出るんだっと身構えていたらいきなり出オチだったというさすが森脇演出(^^;
今まで緑メインは秀作が少ないんですが、今回は結構中の人の平野綾の屈折ぶりとリンクしてきて、面白くなった気が。ガーネットといい緑といい、いろいろ叩かれる人ですが、平野綾はやっぱり達者だと思う。
まあ、清純な女子高生だったころを懐かしんで嘆く人の気持ちも分からないでもないんですが、「ハルヒになろう」と思い定めて身も心も役になりきった役者魂は評価されていい。その結果としてのビッチ女だとしても、これはあっぱれな声優ぶりと言うべきではないでしょうか。実際、声優としてのスキルの高さはマジで感動しますから。スキャンダルで場外でも楽しませてくれようというのはむしろ見上げたエンターテイナーぶりというべきだと思う。
そのあたりの屈折ぶりを見事に役に織り込んだのがガーネットと緑で、このダブルキャストを思いついたスタッフは天晴れというべきでしょう。どうみても男の娘だけど脳が筋肉馬鹿の兄に勝ちたいといつも悶々としているという設定。やりますね。その地を這うような怨念ぶりを全身であらわしてくれた今回、確かにレッド以外のキャラが総出で応援したくなるのも無理はないし、こちらもつい手に汗握ってしまう。まあ、そうはいっても、最後の最後にはオチがあると思いこんでしまうのが哀しい性ですが。がんばれ緑!がんばれ平野綾!
2012年12月09日
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