2012年11月14日

「魔法少女まどか☆マギカ」The different story

 本日は同時発売だったハノカゲ著のアナザーストーリーをば。

魔法少女まどか☆マギカ ~The different story~ (上) (まんがタイムKR...

魔法少女まどか☆マギカ ~The different story~ (上) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ) [コミック] / 原案:Magica Quartet, 漫画:ハノカゲ (著); 芳文社 (刊)

魔法少女まどか☆マギカ ~The different story~ (中) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ) [コミック] / 原案:Magica Quartet, 漫画:ハノカゲ (著); 芳文社 (刊)

魔法少女まどか☆マギカ ~The different story~ (下) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ) [コミック] / 原案:Magica Quartet, 漫画:ハノカゲ (著); 芳文社 (刊)

 ご覧のとおり上中下三巻の大作です。ハノカゲといえば本編コミカライズ版の大ヒットが記憶に新しいところですが、私は未読。本編とおなじストーリーをマンガで追いかけるのは趣味ではないので。

 しかしこうしてまとめて読むと実に力のある作家ですね。画力もダントツにすばらしい。他2本のスピンオフは読みましたが、画力がいまいち…いや、ペンタッチが個性的なのはぜんぜんかまわないのですが、デッサン力がいまいち甘くて体のパーツがくるってるのが残念。

 今回はストーリーもハノカゲ自身によるオリジナルエピソードで、「もし巴マミが最後まで脱落しなかったら」というもうひとつのまどかストーリー。コマ割りのテンポもよくキャラの描き分けもすばらしい。本編では若干登場場面が少ない目のマミと杏子に重点を置いて「どの選択肢を選んでも結局破滅に至ってしまう」この物語のもうひとつの姿が示されます。ifとは言っても「おりこ」のようにラストの一発ネタに寄りかかるわけではなくて、これ単体で十分成立した物語となっているといえます。

 すみずみまで工夫が凝らされていて、全編ほとんど存在感がないまどかもラストで非常にインパクトのある行動をとってみせます。「いや、その選択肢は思い浮かばなかった!」

 きちんと本編の約束事にしたがって各キャラの設定をうまく膨らませていて、まさしく納得のシリーズ。ごく短期間で一気に刊行されましたが、それも道理。確かに一気に読ませることで衝撃が深まる作品ですよね。ハノカゲの今後の活躍が楽しみです。この人、本当に大成していくんじゃないだろうか。
posted by てんちょ at 02:06| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 魔法少女まどか☆マギカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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