2012年11月06日

「月世界旅行」カラー版

 SF映画の始祖にして、特撮映画のオリジン。わが敬愛するグラン・メリエスの代表作。



 実は手彩色のカラー版があったのです。しかしそのフィルムは経年劣化でボロボロ。はたしてどうするべきか…というわけで、むしろ同時上映のメイキングの方が面白かった。

 パリパリのボロボロなフィルムをひとコマずつスキャナーで取り込んで画像を保存したコレクター、そのデジタル画像を元に丹念にレストア作業をしていった数カ国にまたがる大型修復プロジェクトの様子。と、このあたりの流れはわれらが伊藤大輔監督の「一殺多生剣」を彷彿とさせて大いに興味深いものがありました。

 たぶん、「一殺多生剣」もこういう風にすればここまできれいになる、という点ではいろいろと参考になりました。将来が楽しみです。

 そして最後に流されたカラー版「月世界旅行」、確かにフィルムの美麗さは驚くほどですが…今回新たに付けられたAirのサウンドトラックは自己主張が激しすぎて閉口。シンプルなピアノ伴奏だけでよかったと思う、これは。
posted by てんちょ at 02:24| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | サイレント映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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