「マドラックス」第9話で唐突に登場する「カンナビノイドによる記憶封鎖」。真下演出にしては珍しく非常に理系的に細かいところまで説明されているのだけど、唐突に気になったので、調べてみました。
「カンナビノイドによる記憶封鎖」というのはフィクションではないのか?
結論から言うと、必ずしもそうではないけれど、確立された理論というわけでもないようです。何しろ、yahooとgooの両方検索して、「カンナビノイド,記憶封鎖」でまともにヒットしたのはたった1件。「るいネット」の中の投稿文は比較的まともに見えますが、ちょっと投稿をさかのぼると、人類進化とかヤバゲな理論がザクザク出てきます。そして親ページの「るいネット」は相当にヤバそう。毒電波ガンガン発信してて、おまえら何者だーとツッコミを入れたくなります(笑)。
おそらく、現在のところ固まっているのは、カンナビノイドが記憶に何らかの影響を及ぼしている、ということだけなんでしょうね。このいかがわしいHPの記述を信じるならぱ、金沢工科大の研究成果が発表されたのはほんの数年前。カンナビノイドと記憶封鎖を結びつけた仮説もおそらくは実際にあったものなのでしょうが…たぶん科学雑誌レベルでしか載ってないであろう、ホヤホヤの新説のはず。いったい誰がどこで拾ってきたネタなのか、すごく気になります(^^;
ちなみに、「カンナビノイド」だけだと麻薬系サイトがザラザラ登場し、「記憶封鎖」だけだと、ライトノベル系の小説サイトが大行進。なんでだ(笑)
2005年01月20日
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これが記憶封鎖なのか?(違う)