2006年04月10日

絶対少年第18話(2周目)「衝撃が飛躍の一歩を生み出すこと」

 「ぶんちゃん」崩壊の衝撃エピソード。こうしてもう一度2周目に注意を払って見てみると、「ぶんちゃん崩壊」はアクシデントだったのではなくて、いつか必ず起きたことだったことが分かります。

 1周目にはほとんど予測していなかった事態だったので、それはもう呆然としてしまったものだけど、今回は筋立ては分かっているので、落ち着いて演出を追っていくことができました。

 どっしる&しっしんとぷんちゃんが対面した時、異常音を発し、闘って死んだように見えたものでしたが、今回じっくり観察してみると、「闘った」というのは明らかに間違いで、どちらかというと、強い磁石に釘が引きつけられるような、より物理現象的要素が強いように感じられました。

 やはり「三つ組データ交換での生殖活動」という推理は間違っていなかったんではないかと思います。このエピソードの冒頭で希紗の作っている魚オブジェの背びれにバックアップデータを残すシーンも、どこか「サケの産卵」めいたものに見えますし。

 結局、ぶんちゃんは、希紗の思い入れとまったく違う独自の論理で動いていることが分かります。希紗の思い入れはまったく自分勝手なものであり、ぶんちゃんはそんなことは知ったことではない。いつかどこかの時点で、破綻は訪れる。

 でも、本当に相手を理解するためには、「分かったつもり」を突き崩されて、その衝撃を乗り越える必要があると思うんですよ。相手のことを分かっているはずがそれは自分の勝手な思いこみだった。見事なまでのコミニュケーション失敗。それはそれは大変なショックだけど、それをなぜなのかと考え、何が本当の姿なのかを考え始めたとき、おおきな一歩が踏み出されるのだと思う。希紗はそれはそれはしんどい目に遭いましたけど、それだけの価値はあったということなのでしょうね。

 次回以降はそのキーとなる「科学的思考」をちょっと考えてみたいと思います。
posted by てんちょ at 23:26| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 絶対少年 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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