2008年06月29日

テレパシー少女蘭第2話「蘭走る!」

 今回も、ブルーがみずみずしい第2話。淡彩の日常シーンと、強烈な原色のエスパーシーンの対比も鮮烈で、改めてこれが一瀬さんの作品であることが認識される次第。いや本当、一瀬さんの色で持ってるよなあ、このアニメ。特に今回は蘭がテレパシー能力に目覚めて制御できなくなるのがメインエピソードであるわけですが。みんなが考えているのが分かる、という映像的表現が一種「オーラ」めいたものとして描かれていたのは、実に一瀬さん的で面白いところです。ネガティヴな考えが必ずしも暗色系というわけでもないのね。

 とはいえ、ドラマ本編の楽しさもなかなかのもので、「電脳コイル」よりもむしろこっちでジュブナイルの魅力を再認識しましたよ。植田801ちゃんのノリノリの悪役っぷりもなかなかですね。OP見る限りでは、そのうち仲間になるっぽいですが。あ、でもOPはストーリーのヒントとは限らないのか…ってそれは真下だけ?いやまあそれはそうですが(^^;

 留衣が能力抑制系のエスパーだというのがバレバレだったり、ややストーリー的には底の浅いところもあるんですけど、不思議とワクワク感が消えない。それはもちろん一瀬さんの強烈な作家性を生かした演出の方針が生かされているということもあるんだけど。結構、定石を丹念にたどってみる、というのは、近年ではバカにされがちだけど、大事なことなんじゃないかって気がします。要するに「定石もできないほど劣化してる」ってことですからね。最近の若手演出家は。

 近年のように過当競争で作画が劣化してくると、たちどころにダメ演出が目立ってきますね。それが見るに耐える作品が片手に満たない理由なんだろうけど…そんな中でこの作品は本当に注目。いや、来週も楽しみだ。
posted by てんちょ at 23:59| 大阪 雨| Comment(2) | TrackBack(2) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
テレパシー少女蘭は演出・作画がお堅い感じがするのですよね。NHKはもう少し冒険してもいいような気がします。
Posted by Piichan at 2008年07月02日 15:42
 こんにちは。ようこそ。
 うーんどうでしょう。私は懐かしい感じがしてよかったのですが、それは私がオッサンだからでしょうか(−−;

 「電脳コイル」は見ていて吐き気が止まらなかったので、それよりははるかにいいです。少なくとも、この作品のもっとも見るべきポイントは一瀬さんの色だと思うので、個性的な色にご注目を。本当、この先びっくりするはずですから。
Posted by てんちょ at 2008年07月03日 20:45
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Tracked: 2008-06-30 10:28

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