うーん。ストーリーは面白いんだけどなあ。「それが声優!」の時のようなうまい膨らませ方が感じられず、ただ安いだけに思えてしまうなあ。この監督さん自体はたいへん評価してるんですが。
まあ、主演二人の好演は大変よいと思うので、なんとか立て直していってほしいところですが。今回は能天気メイドのシャーロットがなかなかよかったと思いますよ。躊躇なくナサ君を押し倒そうとするところとか。
もうちょい話が進むと、かなりエロい場面が出てくるので、そのあたりをどう描くかが見せ場かなあ。どうせなら、そういうところをねっちり描いてほしい気もする。
実際問題として、この作品は主人公ふたりがきっちり描けていれば成功という気もするので、そういう意味では間違っていない。ただ、池畠か監督はさらにプラスアルファができる人だと思う。そのあたり、見せてほしいなあ。