2020年10月03日

「GREAT PRETENDER」#13

 このロンドン篇でようやく調子が上がってきました。面白い!



 しかし大半の様子見組は離れてしまってるだろうなあ。どれぐらい見られているのだか。シンシアのかつての恋人で、天才贋作家だったはずのメイヤーは、たった4枚手掛けただけで足を洗い、ひっそりと暮らしているのでした。天才贋作師どころか、根っからの善人なんですね。それでいて画家としての評価は渇望しているあたり、実に人間臭くていい。

 実際、コールマンが自身の名声を利用して贋作を流通させようとした、というのは、過去にもよくある事案なのでした。特にこの場合、まさに権威社会イギリスならではのところもあって、それは近年のコロナ騒ぎでも如実に表れてますよね。たいてい、捨てられた絵描きが暴露して明るみに出てます。だから、バレるに決まってるんだけど、もっと巧妙な形で仕返しができるのであれば、その方が痛快に決まっているわけで。

 かつてはまっすぐ女優を目指していたはずのシンシアが、詐欺の世界にどっぷりとはまりこみ、金持ちに成り上がっていた、というのは、元恋人としては複雑なところでしょうねえ。そういう二人がかつての苦い記憶に決着をつけるために、コールマンを担いで復讐を果たす、というのは、コン・ゲームものとしていい設定です。一話目・二話目の、大仰すぎる悪役よりは、ストーリー的にも納得しやすいですし。

 むしろ、コールマン自体を担ぐのは難しくないとしても、その後に二人が元のさやに納まれるはずもないのも確か。そのあたり、どうやって粋な形で決着するかが見どころかなーとか思ってます。次回も期待です。
posted by てんちょ at 00:00| 大阪 ☀| Comment(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする