2020年09月25日

「デカダンス」#12(完)

 いやーキレイに終わりましたね。お見事。最終回に特に驚きの展開は含まれていなかったけど、これはこれでいい締め方でした。



 一応、三石琴乃が出てきて「お前らがやってることは、全部私の計算のうちで、みんなシステムの一部なんだぞ」と訳知り顔に語るんですが、カブラギの答えは「そんなの知ったことか」というもの。それで正解。システムの手の内で踊っているようにも見えるけど、いつしかその想定の外側へはみだしていく。それがバグの効用であり、生きもののしたたかさ。

 デカダンスもシステムも壊れてしまうけど、サイボーグたちの世界と人間たちの世界は混ざり合い、まったく新しい環境に図太く育っていく。そのカオスだけどどこか楽しげな世界が、なんともすばらしい。モンハンが終わったらぶつ森になった、みたいな感じ。

 そして、最後の最後で、なかなか粋なハッピーエンドが仕掛けられていたのも、いい感じです。オリジナルで、これだけ気持ちよく観終えられたら、満足ですよ。BOX売れるかな、とちょっと心配になりますけど。

 唯一不満といえば不満なのは、パイプが特に伏線ではなかったことかなあ。あれじゃあ無駄死にだ。最後にナツメのストラップになってはいたけど。そのあたり、フォローする番外編があってもいいんじゃないかなと思ったりしましたが。

 ともかくも、楽しくあがいて生き抜く、明朗アクション、楽しませていただきました。お疲れ様!
posted by てんちょ at 02:27| 大阪 ☔| Comment(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする