第二シーズンはずっとシリアス回が続いてましたけど、これは久々のギャグ回。まあ、そんなこっちゃないかと思ってましたけど、予想以上にギャグ度が強かった!
そうでした、この作品、結構アクの強いギャグもあるんですよね。ハードボイルドって要はカッコつけなので、ちょっとネジが狂うと一気にお笑いに転じることもあるわけで。それらしいモノローグから始まりつつも、ひとつひとつのエピソードが思い切りおバカな方向にズレていくという。ハードボイルドではなかったけど、トライガンもそんな感じの作品でしたなあ。なつかしい。
なんとなくそういう感じを思い起こさせるエピソードでありますけど。あと、今回のゲストキャラのおっさん、「紅い眼鏡」のプロテクトギアを思い出させる設定ではありました。いや、ぜんぜん似てないけど。また久々に「紅い眼鏡」観たくなったなあ。ある意味自分にとって原点のひとつ。
この作品の面白いところは、過去のいろいろな作品を思い出させるのだけど、イメージの出典とはかなり違う形で引用される展開になっているところ。メガアームド斎時貞なんて、江戸川乱歩の「黄金仮面」か特撮の「七色仮面」を思い起こさせるのだけど、それらとはかなり違うキャラクター設定になっているのが面白い。なんかあっさり暗殺されたことになってますけど、またよみがえってきそうな気もするなあ