2020年03月31日

「ソマリと森の神様」#12(完)

 いやあ、意外です。なんだかんだで完結するっぽい雰囲気でしたから。



 ただ、よく調べてみるとこれ、まだ原作も完結してない。まあ、この先そんなに長く続けられない感じだから、完結させてしまうかと思いましたけどねえ。半端に尺を残してしまって困るというのは「少女終末旅行」と似てる。あと2巻だけ残されても2期はできないもんなあ。ただ、あっちはもともとすごく完結感の強い4巻で閉めているので、そんなに欲求不満はないのですよ。あれだけ盛り上げられたら、もうここで終わりでいいやってなるし。原作のラストははっきりいってデッドエンドですからね。

 こっちは、そこまで大いに盛り上がる中締めではありませんでした。確かにゴーレムが本当に危機一髪になり、別れを決意するという点ではひとまずの区切りなのだけど。ゴーレム君が選んだのは現状維持……ってなんも変わってませんやん。先行きの不安だけ増してて。

 あれだけ泣きまくってた海外勢が「うーん」となってしまったのはそういうことか。

 喰われそうになったのにソマリがローザおばさんを助けるシーンは感動的だったし、そのあたりもう少し掘り下げてもよかったのに。もったいない。ローザおばさんは本当に出色の好キャラで、最終回に出てくるにふさわしい存在だったので、なんか彼女の中の人間に対する思いが変わったところを書ければそれなりに節目となったんじゃないだろうか。

 最終回まで目を見張る色鮮やかな美術は健在で、美麗さという点では今期出色だっただけに、本当に残念。まあでも、今期のバラエティ豊かな傾向を象徴する一本だったし、おつかれさまといいたいです。

 今期ぐらい充実したシーズンは近年なかったです。週に8本で、ほぼ駄作がない、というのは自分の選択眼をほめてやりたいレベル。春スタートも願わくば、充実していますように。
posted by てんちょ at 01:13| 大阪 ☔| Comment(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする